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2026/10/09

ネットスーパーおすすめ12選|品揃えと配送スピードで選ぶ人気サービス徹底比較【2026年最新】

重い米や飲料を抱えてレジに並び、汗だくで家まで運ぶ。小さな子どもを連れての買い物で、カートの中身よりも子どものご機嫌に気を取られる。そんな買い物のしんどさを、スマホの操作だけで肩代わりしてくれるのがネットスーパーです。

ただ、いざ使おうとすると「配送料が高いのでは」「そもそも自分の家は配達エリアに入っているのか」「当日中に届くサービスはどれか」といった疑問が次々に出てきます。サービスによって配送料も最低注文金額も取扱点数もまったく違うため、なんとなく有名なところを選ぶと、毎回の送料でかえって割高になってしまうことも珍しくありません。

実際、食品のネット購入はもう特別なことではなくなっています。経済産業省の令和6年度 電子商取引に関する市場調査によると、物販系BtoC-ECのなかで「食品、飲料、酒類」は3兆1,163億円と最大の分野になりました。総務省統計局の家計消費状況調査でも、ネットショッピングを利用する世帯の割合は右肩上がりで伸びています。

この記事では、全国で使える大手から関東限定の即配サービスまで、ネットスーパー12社を品揃えと配送スピードの2軸で比較します。配送料・送料無料ライン・最低注文金額・最短到着時間といった、実際に使うときに効いてくる条件をすべて表にまとめたうえで、エリア外だったときの代替案や、2つ使い分けて送料負けを防ぐコツまで解説していきます。

ネットスーパーとは?食材宅配やネット通販との違いをわかりやすく整理

ネットスーパーとは、スーパーで売っている生鮮食品・惣菜・日用品をネットで注文し、当日または翌日に自宅まで届けてもらえるサービスのことです。会員登録して郵便番号を入れれば、その住所に配達できる店舗や倉庫が表示され、あとはネット通販と同じ感覚で買い物かごに入れていくだけで完結します。

似たサービスに「食材宅配」「ミールキット」「ネット通販の食品」などがありますが、届くものも使いどころも別物です。まずはこの章で違いを整理して、自分が探しているのが本当にネットスーパーなのかを確かめておきましょう。計画的に届く仕組みのほうが合いそうなら、食材宅配おすすめ12社ランキングもご覧ください。

店舗から届く店舗出荷型と、専用倉庫から届く倉庫型の違い

ネットスーパーは、商品をどこから出荷するかで店舗出荷型と倉庫型の2つに分かれます。この違いが、品揃え・配送エリア・届くスピードのすべてに影響します。

店舗出荷型は、近所の実店舗のスタッフが売り場から商品をピッキングして届ける方式です。イオンネットスーパー、ライフネットスーパー、西友ネットスーパー、ダイエー、マルエツ、東急ストアなどがこのタイプにあたります。店舗の在庫がそのまま品揃えの上限になるため、その日の特売やチラシ価格が反映されやすく、店で買うのと同じ感覚で選べるのが強みです。一方で、店舗ごとに配達できる範囲が半径数kmに限られるので、少し離れただけでエリア外になることがあります。

倉庫型は、ネット注文専用の大型物流センターから出荷する方式です。Green Beansと楽天マートが代表格で、Amazonフレッシュもこの系統に入ります。数万点規模の在庫を機械で管理するため欠品しにくく、まとめ買いに強いのが特徴。ただし拠点が限られるので、現状は首都圏中心の展開にとどまります。イオンネクストは千葉市の誉田CFCに続き、2026年秋に八王子CFC、2027年度には埼玉県南埼玉郡宮代町(久喜宮代CFC)に3棟目を開設する計画を進めており、倉庫型のエリアは今後さらに広がる見込みです。

そしてもう1つ、コンビニやダークストアから届ける即配型があります。7NOWやOniGOがこれにあたり、品数は絞られるかわりに最短20〜40分で届きます。「今日の夕飯に卵が足りない」といった買い忘れを埋める用途に向いています。

食材宅配やミールキットとは何が違うのか

食材宅配は、コープデリやヨシケイ、オイシックスのようにあらかじめ決められたサイクルで、カタログやアプリから選んだ商品が届くサービスです。多くは週1回・決まった曜日の配達で、注文の締め切りも数日前。そのかわり配達手数料が安く、独自開発品や産直野菜など、スーパーでは買えない商品に出会えます。野菜の品質や産地にこだわるなら、野菜宅配おすすめ12社比較で基準ごとに比べられます。

ミールキットは、カット済みの食材と調味料、レシピがセットになったもので、献立を考える手間と下ごしらえの時間をまとめて省けます。オイシックスの「Kit Oisix」やコープデリのミールキットが有名で、多くは包丁をほとんど使わずに20分程度で2品が完成する設計です。

対してネットスーパーは、「今日必要なものを、今日か明日に、自分で選んで買える」点が決定的に違います。締め切りに縛られず、思い立ったときに注文できるのが最大の価値です。逆に「毎週決まったものが自動で届く」便利さや、献立まで丸ごとお任せしたい人には食材宅配やミールキットのほうが合います。どちらか一方に絞る必要はなく、定番品は食材宅配、足りないものはネットスーパー、という組み合わせも現実的です。

ネット通販と違って生鮮食品や冷凍食品をまとめて買える

Amazonや楽天市場といった一般的なネット通販でも食品は買えますが、扱いの中心は常温の加工食品やまとめ買い向けのケース売りです。精肉100g単位、刺身1パック、カットキャベツ1袋といった日常の買い物そのものを再現できるのはネットスーパーだけです。

理由は温度帯にあります。ネットスーパーは冷蔵・冷凍・常温を1台の保冷車に積み分けて運ぶ仕組みを持っているため、アイスと牛乳と洗剤を1回の注文でまとめて受け取れます。通販だと冷凍品はクール便、常温品は別便になり、送料も別々にかかることが少なくありません。

さらに、賞味期限や鮮度の管理も店舗基準です。店舗出荷型なら売り場に並んでいるものと同じ商品が届き、倉庫型でも入荷から出荷までの時間が短く保たれています。毎日の食卓に載せるものを、まとめて、1回の送料で買える。これがネットスーパーを選ぶいちばんの理由になります。

ネットスーパーの選び方は品揃えと配送スピードの2軸で決まる

ネットスーパー選びで迷う人の多くは、比較する軸が定まっていません。結論から言うと、見るべきは「一度にどれだけ揃うか(品揃え)」と「どれだけ早く届くか(配送スピード)」の2軸です。そのうえで、配送料・最低注文金額・支払い方法という3つの現実的な条件を重ねると、候補は自然に1〜2社に絞られます。

ここでは、申し込む前に必ず確認しておきたい5つのポイントを順番に解説します。

最初に郵便番号で配達エリアに入っているかを確かめる

どれだけ条件が良いサービスでも、配達できなければ意味がありません。比較を始める前に、各社のトップページで郵便番号を入力してエリア判定をするのが最短ルートです。会員登録前に判定できるサービスがほとんどなので、5分もあれば候補を絞り込めます。

注意したいのは、同じ市区町村内でも丁目単位でエリアが分かれることです。とくに店舗出荷型は配達を担当する店舗からの距離でエリアが決まるため、隣の町は配達できても自宅は対象外というケースがあります。倉庫型のGreen Beansや楽天マートも、現時点では関東の一部に限られています。

全国区で使える可能性が高いのは、ほぼ全国の店舗を配送拠点にしているイオンネットスーパーと、全国のセブン‐イレブンから届く7NOWの2つ。地方在住であれば、まずこの2つを試してから、地域スーパーが独自に運営するサービスを探すのが効率的です。

取扱点数で選ぶ|生鮮から日用品まで一度に揃うか

取扱点数は、そのまま「1回の注文で買い物を完結できるか」を決めます。点数が少ないと、結局スーパーやドラッグストアに行くことになり、ネットスーパーを使う意味が薄れてしまいます。

目安として、3万点規模のGreen Beansなら生鮮・日用品・ベビー用品・医薬品まで一度に揃います。ライフネットスーパーは平均15,000点以上、西友ネットスーパーは最大18,000品目で、日常の食材と主要な日用品はほぼカバーできる水準です。一方、即配型の7NOWは約3,000アイテム、OniGOは約9,000品目と絞り込まれており、こちらは「買い足し」用と割り切ったほうが満足度が高くなります。

店舗出荷型を選ぶ場合は、担当店舗の規模も見ておきましょう。同じチェーンでも、大型店が担当するエリアと小型店が担当するエリアでは、ネットに表示される商品数が変わります。洗剤やトイレットペーパーのような重くてかさばる日用品を扱っているかは、実際の便利さに直結するので必ず確認してください。

配送スピードで選ぶ|最短20分台の即配か、当日便か、翌日便か

配送スピードは大きく3段階に分かれます。用途に合わないスピードを選ぶと、送料だけ高くついてしまうので注意が必要です。

いちばん速いのが即配型で、7NOWは最短20分、OniGOは優先配達オプションを付けて最短40分。買い忘れや、急な来客への対応に向きます。次が当日便で、Green Beans・楽天マート・Amazonフレッシュ・イオン・ライフ・西友などが対応します。朝や昼までに注文すれば、その日の夕方から夜に受け取れるのが一般的です。3つめが翌日以降の便で、締め切り時間を過ぎた注文や、配送枠が埋まっている場合はこちらになります。

見落としやすいのが時間帯指定の細かさです。Green Beansは6時から23時まで1時間単位で指定でき、楽天マートは2時間おき、Amazonフレッシュは2時間単位(1時間単位の指定は追加500円)。在宅時間が読みにくい人ほど、指定の刻みが細かいサービスを選んだほうが受け取りのストレスが減ります。

配送料と送料無料ライン、最低注文金額を見比べる

ネットスーパーで後悔するいちばんの原因が、この3つの見落としです。配送料は「1回いくらか」だけでなく、「いくら買えば下がるか・無料になるか」まで含めて比較してください。

たとえば西友ネットスーパーは配送料0〜330円で、5,500円(税込)以上で無料。ライフネットスーパーは1,500円以上で440円、3,500円以上で330円、5,500円以上で220円、8,000円以上で無料と段階的に下がります。OniGOは12,000円以上で無料になるかわりに、6,000円未満だと配送料490円にサービス手数料440円が加わります。週にどれくらいの金額を買うかを先に決めてから、その金額帯で最も安くなるサービスを選ぶのが正解です。

最低注文金額も要チェックです。イオンネットスーパーとダイエーは700円(税抜)から、マルエツは1,500円(税込)から、7NOWは1,000円(税抜)からと少額でも使えますが、Green BeansとAmazonフレッシュは4,000円から、OKネットスーパーにいたっては10,000円(税抜)からとハードルが高めです。東急ストアのように最低注文金額を設けず1点から注文できるサービスもあります。

支払い方法とポイント還元で普段の買い物とつなげる

毎週使うものだからこそ、ポイント還元は年間で見ると無視できない差になります。普段使っている経済圏に合わせて選ぶと、実質的な負担が下がります。

イオン系のイオンネットスーパー・ダイエー・Green BeansはWAON POINTが対象。Green Beansはイオンマークのカードで支払うとWAON POINTがいつでも3倍、ゴールドカードなら4倍になり、2026年1月7日からはWAON POINTを支払いに充てることもできるようになりました(クレジットカード決済との併用が条件)。楽天マートと西友ネットスーパーは楽天ポイントが貯まり、楽天マートは月額550円のお買い物応援プランに加入するとポイント4倍と3,500円以上送料無料が付きます。東急ストアはTOKYU CARD ClubQでの支払いで最大2.5%還元です。

支払い方法の選択肢も確認しておきましょう。クレジットカードのみのサービス、代金引換に対応するサービス、あと払い(ペイディ)が使えるサービスと分かれます。置き配を使いたい場合は、対面での支払いが不要なクレジットカード決済がほぼ必須になる点も押さえておいてください。

ネットスーパーおすすめ12選|品揃え・配送スピード・送料で徹底比較

ここからは、品揃え・配送スピード・配送料の3点から評価したネットスーパー12社を、順位をつけて紹介します。まずは一覧表で全体像をつかみ、気になったサービスの詳細を読み進めてください。なお料金・エリアは2026年10月時点の情報で、店舗やエリアによって条件が変わるサービスが多いため、最終確認は各公式サイトでお願いします。

サービス名 配送料(税込) 最短お届け 取扱点数 主な配送エリア
Green Beans
Green Beans
0〜1,100円 最短当日 30,000点以上 東京23区・千葉/神奈川/埼玉/茨城の一部
楽天マート
楽天マート
未加入1,100円〜(10,000円以上無料)/加入330円〜(3,500円以上無料) 最短当日 非公表(倉庫型) 東京・神奈川・千葉・埼玉
Amazonフレッシュ
Amazonフレッシュ
490円(プライム会員)/690円(非会員) 最短当日 非公表(生鮮+専門店グルメ) 東京・神奈川・千葉・埼玉の一部
OniGO(オニゴー)
OniGO
490円(12,000円以上で無料)+手数料 最短40分(優先配達) 約9,000品目 関東・中部の一部
イオンネットスーパー
おうちでイオン イオンネットスーパー
110〜550円 最短当日 店舗の品揃えに準拠 ほぼ全国
ライフネットスーパー
ライフネットスーパー
0〜440円(8,000円以上で無料) 最短当日(1日4便) 平均15,000点以上 首都圏・近畿の8都府県
7NOW(セブンナウ)
7NOW
110〜550円 最短20分 約3,000アイテム 全国(一部店舗を除く)
ダイエーネットスーパー
ダイエーネットスーパー
110〜550円 最短当日 店舗の品揃えに準拠 関東・関西の6都府県
西友ネットスーパー
西友ネットスーパー
0〜330円(5,500円以上で無料) 最短当日 最大18,000品目 13都府県
OKネットスーパー
OKネットスーパー
商品代金(税抜)の3% 最短当日 店舗の品揃えに準拠 東京・神奈川・千葉・埼玉の対象20店舗
マルエツネットスーパー
マルエツネットスーパー
220円(即時配送は550円) 最短当日(即時配送対応店あり) 店舗の品揃えに準拠 東京・神奈川・千葉・埼玉の一部
東急ストア ネットスーパー
東急ストアネットスーパー
330〜550円 当日便(店舗の便による) 店舗の品揃えに準拠 東京・神奈川の一部

1位 Green Beans|3万点超の品揃えと鮮度へのこだわりでまとめ買いに強い

Green Beans

運営会社 イオンネクスト株式会社(イオングループ)
タイプ 倉庫型(千葉市の誉田CFCから出荷)
取扱点数 30,000点以上(生鮮・日用品・ベビー用品・医薬品まで)
配送料 0〜1,100円(配送時間帯・地域により変動/合計12,000円〈税抜・酒類等一部商品を除く〉以上で無料)
最低注文金額 4,000円(税抜)
配送時間 最大6:00〜23:00の1時間単位/最短当日〜14日先まで指定可能
配送エリア 東京都23区、千葉県、神奈川県・埼玉県・茨城県の一部(順次拡大)
支払い方法 クレジットカード(イオンマークのカード、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)、WAON POINT併用
ポイント WAON POINT。イオンマークのカード払いでいつでも3倍、ゴールドカードなら4倍
メリット
  • 30,000点以上の品揃えで、食材から日用品・医薬品まで1回の注文で完結する
  • 6時から23時まで1時間単位で受け取り時間を指定できる
  • 自動化された専用倉庫からの出荷なので欠品が起きにくい
  • 温度帯ごとに管理された配送で、冷凍品と生鮮品をまとめて受け取れる
  • イオンマークのカードならWAON POINTが3倍(ゴールドは4倍)貯まる
デメリット
  • 最低注文金額が4,000円(税抜)と高く、少量の買い足しには向かない
  • 配送エリアが首都圏の一部に限られる
  • 配送料が時間帯・地域で変わるため、注文ごとに金額を確認する必要がある
  • 支払いはクレジットカードが基本で、代金引換には対応していない

Green Beansは、1回の注文で買い物をまるごと完結させたい人に最もおすすめのネットスーパーです。イオンのネット専用スーパーとして、千葉市の誉田CFCという大型の自動化倉庫から出荷しており、AIとロボットで在庫を管理しているため欠品が起こりにくいのが大きな特徴。生鮮食品はもちろん、洗剤やおむつ、一般用医薬品まで30,000点以上を扱うので、スーパーとドラッグストアを1回でまとめたような買い物ができます。

受け取りのしやすさも群を抜いています。6時から23時まで1時間単位で時間を指定でき、最短当日から14日先まで選べるので、朝の出勤前や夜遅い帰宅後にも合わせられます。冷蔵・冷凍・常温を分けて運ぶ専用車両で届くため、アイスが溶けていた、野菜がしなびていたといった失敗も起きにくい設計です。

ネックは最低注文金額4,000円(税抜)と、首都圏の一部に限られる配送エリア。ただし週1回のまとめ買いに使うなら4,000円は自然に超える金額ですし、エリアについてもイオンネクストが2026年秋に八王子CFC、2027年に埼玉県久喜市の拠点を計画しているため、今後の拡大が見込まれます。まとめ買い派なら、まず郵便番号でエリア判定をしてみる価値があります。

2位 楽天マート|楽天ポイントが貯まって最短当日に届く倉庫型

楽天マート

運営会社 楽天グループ株式会社(2026年1月1日付で楽天マート株式会社を吸収合併。旧・楽天西友ネットスーパー)
タイプ 倉庫型
配送料 お買い物応援プラン未加入:7,000円未満1,100円/7,000〜10,000円未満550円/10,000円以上無料(2026年7月改定)。加入なら330円〜、3,500円(税込)以上で無料
最低注文金額 2,000円
配送日時 購入日を含む4日間から選択、2時間おきに指定可能。最短当日配送に対応
配送エリア 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の対象エリア
有料プラン お買い物応援プラン 月額550円(30日間の無料トライアルあり)
ポイント 楽天ポイント。お買い物応援プラン加入で初回全品10倍、2回目以降いつでも4倍
その他の手数料 再配達440円、後払い330円、キャンセル440円(いずれも税込)
メリット
  • 楽天ポイントが貯まり、楽天市場や楽天モバイルと同じIDで使える
  • お買い物応援プラン加入で3,500円以上の注文が送料無料になる
  • 加入後は購入ポイントがいつでも4倍で、日用品のまとめ買いに効く
  • 最低注文金額が2,000円と倉庫型のなかでは低め
  • 購入日を含む4日間から、2時間おきに受け取り日時を選べる
デメリット
  • プラン未加入だと7,000円未満は配送料が一律1,100円と高くつく(2026年7月改定)
  • 送料無料の恩恵を受けるには月額550円のプラン加入が前提になりやすい
  • 再配達440円・キャンセル440円など付随する手数料が多い
  • 配送エリアは関東4都県に限られる

楽天経済圏を使っている人なら、楽天マートが最もお得になりやすい選択肢です。2024年9月に楽天西友ネットスーパーから名称変更したサービスで、運営会社だった楽天マート株式会社は2026年1月1日付で楽天グループ株式会社に吸収合併され、現在は楽天グループが直接運営する倉庫型ネットスーパー。楽天IDでそのままログインでき、貯まった楽天ポイントを支払いに充てられるので、楽天市場や楽天カードを使っている家庭ほど恩恵が大きくなります。

お得さの中心は月額550円のお買い物応援プランです。加入すると3,500円(税込)以上の注文が送料無料になり、購入ポイントがいつでも4倍(加入後の初回は全品10倍)。週1回3,500円以上を注文するだけで、330円以上の送料が毎回浮くため、月4回使えば会費を上回る計算になります。30日間の無料トライアルがあるので、まず試してから判断できるのも親切な設計です。

一方で、プランに入らない場合は2026年7月の配送料改定により、7,000円未満は一律1,100円、7,000〜10,000円未満は550円、10,000円以上で無料という体系に変わりました。プラン加入者は改定前と同じ330円〜・3,500円以上無料のままなので、週1回3,500〜7,000円程度をまとめ買いするなら、月額550円のプランに入ったほうが総額は安くなりやすいです。再配達440円やキャンセル440円といった手数料も設定されているため、不在で受け取れないと追加費用が発生する点は事前に理解しておきましょう。配送エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉の4都県です。

3位 Amazonフレッシュ|プライム会員なら生鮮も日用品も最短当日に受け取れる

Amazonフレッシュ

運営会社 アマゾンジャパン合同会社
利用条件 Amazonアカウント(プライム会員は配送料が優遇される)
配送料 プライム会員490円/非会員690円。10,000円以上でプライム会員は無料、非会員は200円
最低注文金額 4,000円
配送時間 おおむね8:00〜24:00を2時間単位で指定(1時間単位の指定は追加500円)
配送エリア 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一部
取扱商品 生鮮食品、日用品・雑貨、専門店グルメ、ミールキットなど
受け取り 置き配指定に対応(商品・エリアにより条件あり)
メリット
  • 使い慣れたAmazonのアプリ・アカウントでそのまま買い物できる
  • プライム会員なら10,000円以上の注文で配送料が無料になる
  • 生鮮食品と日用品に加えて、専門店グルメやミールキットも選べる
  • 置き配に対応しており、在宅していなくても受け取れる
  • Amazonの通常商品と同じ画面で価格やレビューを確認できる
デメリット
  • 最低注文金額が4,000円と高めで、少額の買い足しには使えない
  • 1時間単位の時間帯指定には追加で500円かかる
  • 配送エリアが首都圏の一部に限られている
  • プライム会員でないと配送料690円と割高になる

すでにAmazonプライム会員なら、追加の会員登録なしで始められるのがAmazonフレッシュの強みです。普段の買い物と同じアプリ・同じ支払い情報で注文でき、注文履歴からの再購入もワンタップ。ネットスーパー特有の「新しいサイトに登録し直す」手間がないぶん、導入のハードルがとても低いサービスです。

品揃えは生鮮食品と日用品が中心ですが、専門店グルメやミールキットなど、一般的なスーパーでは扱わない商品が混ざっているのも面白いところ。置き配を指定できるため、日中不在がちな共働き世帯でも受け取りに悩まされにくい設計になっています。

料金面は、プライム会員かどうかで大きく変わります。配送料はプライム会員490円・非会員690円で、10,000円以上の注文ならプライム会員は無料、非会員でも200円まで下がります。最低注文金額が4,000円ある点と合わせて、まとめ買い前提のサービスと考えるのが正確です。なお1時間単位で時間帯を絞り込むと追加500円がかかるので、コストを抑えたいなら2時間枠で受け取りましょう。

4位 OniGO|優先配達なら最短40分で買い忘れをその場で埋められる

OniGO(オニゴー)

運営会社 OniGO株式会社(東京都世田谷区)
タイプ 即配型(ダークストア・提携店舗から配送)
最短お届け 最短70分(優先配達オプション+220円で最短40分)
取扱点数 約9,000品目(うち主要約2,000品目はスーパー価格)
配送料 6,000円未満490円/6,000〜12,000円未満330円/12,000円以上無料
サービス手数料 5,000円未満440円/5,000〜6,000円未満220円/6,000〜7,000円未満110円/7,000円以上無料
営業時間 10:00〜21:00(年末年始を除く)
配送エリア 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木)、中部(山梨・静岡・愛知・岐阜)の一部
提携小売 イトーヨーカドー、YORK FOODS、ヨークマート、アオキスーパーなど
メリット
  • 優先配達を付ければ最短40分で届き、買い忘れをその日のうちに解決できる
  • イトーヨーカドーやヨークマートの商品を取り寄せられる
  • 主要約2,000品目はスーパーと同水準の価格設定
  • 12,000円以上なら配送料もサービス手数料も無料になる
  • 200円につき1ポイントが貯まる独自のポイント制度がある
デメリット
  • 少額注文だと配送料490円+手数料440円で合計930円かかる
  • 営業時間が10:00〜21:00で、深夜や早朝には使えない
  • 配送エリアがダークストアの近隣に限られる
  • 約9,000品目と、まとめ買い用の大手と比べると品数は少なめ

OniGOは「今すぐ足りないものがある」ときに真価を発揮する即配型ネットスーパーです。ダークストアと呼ばれる配送専用の小型拠点や提携店舗から出荷するため、注文から最短70分、優先配達オプション(+220円)を付ければ最短40分で玄関まで届きます。夕飯の支度を始めてから調味料がないことに気づいた、という場面でも間に合う速さです。

取扱は約9,000品目。イトーヨーカドー、YORK FOODS、ヨークマート、アオキスーパーといった提携小売の商品を扱っており、主要な約2,000品目はスーパーと同水準の価格で買えます。即配サービスにありがちな「便利だけど全部が割高」という感覚が薄いのは、この価格設計によるものです。

注意したいのが料金体系です。配送料は6,000円未満で490円、さらにサービス手数料が5,000円未満で440円かかるため、少額注文だと合計930円の上乗せになります。逆に12,000円以上ならどちらも無料。使うなら「少額の緊急買いと割り切って手数料を払う」か「まとめ買いして無料にする」か、どちらかに寄せたほうが納得感があります。営業時間が10:00〜21:00である点も、深夜利用を想定している人は押さえておきましょう。

5位 おうちでイオン イオンネットスーパー|全国の店舗が配送拠点で対応エリアが広い

イオンネットスーパー

運営会社 イオンリテール株式会社ほかイオングループ各社
タイプ 店舗出荷型
配送料 110〜550円(店舗・エリア・注文金額・時間帯により異なる)
最低注文金額 700円(税抜)※店舗により異なる
最短お届け 最短当日(店舗の便による)
配送エリア 全国のイオン・イオンスタイル等が配送拠点。ほぼ全国をカバー
受け取り方法 自宅配送のほか、置き配や店舗受け取りに対応する店舗あり
ポイント お買い上げ200円(税込)ごとに1WAON POINT。新規会員登録で200WAON POINT
入会金・年会費 無料
メリット
  • 全国のイオン店舗が配送拠点になるため、地方でも使える可能性が高い
  • 最低注文金額が700円(税抜)からと低く、少額でも頼める
  • 配送料が110円からと安く、条件次第で負担が小さい
  • トップバリュなどイオンのプライベートブランドをそのまま買える
  • WAON POINTが貯まり、イオンカードの各種特典とも重ねられる
デメリット
  • 配送料・最低注文金額・配送枠が担当店舗ごとに異なり、条件が読みにくい
  • 店舗出荷型のため、売り場の在庫状況によって欠品が発生する
  • 担当店舗の規模によって表示される商品数に差がある
  • 人気の夕方の配送枠が埋まりやすい

「そもそも自分の地域で使えるネットスーパーが見つからない」という人が最初に確認すべきなのが、おうちでイオン イオンネットスーパーです。全国のイオン・イオンスタイルなどの店舗が配送拠点になるため、首都圏限定のサービスが多いなかで数少ないほぼ全国対応。地方都市や郊外でも配達できるケースが多く、対応範囲の広さでは頭ひとつ抜けています。

使い勝手の面でもハードルが低く、最低注文金額は700円(税抜)から、配送料も110円からと少額利用に寛容です。入会金・年会費は無料で、新規会員登録すると200WAON POINTがもらえます。トップバリュをはじめとするイオンのプライベートブランドがそのまま買えるので、普段イオンで買い物をしている人なら価格感覚のズレもありません。

一方で、条件が店舗ごとに違うのが難しいところ。配送料も最低注文金額も配送枠も「担当店舗しだい」なので、郵便番号を入れて表示された店舗のページで条件を確認する手間は避けられません。店舗出荷型である以上、売り場で品切れしていれば欠品や代替品対応になる点も理解したうえで使いましょう。

6位 ライフネットスーパー|生鮮と総菜の質が高く店頭に近い感覚で選べる

ライフネットスーパー

運営会社 株式会社ライフコーポレーション
タイプ 店舗出荷型
取扱点数 平均15,000点以上
配送料 1,500円以上440円/3,500円以上330円/5,500円以上220円/8,000円以上無料(2025年5月改定)
最低注文金額 1,500円(税抜)※上限は49,999円(税抜)
配送時間 1日4便(11:00〜14:00/14:00〜16:00/16:00〜18:00/18:00〜20:00)
配送エリア 埼玉・千葉・東京・神奈川・京都・大阪・兵庫・奈良の8都府県
注文方法 公式サイト/ライフネットスーパーアプリ。Amazon上の「Amazon 食品スーパー ライフ」もあり
メリット
  • 生鮮食品と店内調理の総菜が強く、店頭で選ぶのに近い満足度がある
  • 平均15,000点以上の品揃えで、日常の買い物はほぼ完結する
  • 8,000円以上で送料無料、5,500円以上でも220円と段階的に下がる
  • 専属ドライバーが1日4便で配達するため、時間が読みやすい
  • 首都圏だけでなく京都・大阪・兵庫・奈良の近畿圏でも使える
デメリット
  • 配達は11:00〜20:00で、早朝や21時以降には受け取れない
  • 最低注文金額は1,500円(税抜)に引き下げられたが、送料無料になる8,000円まではまだ距離がある
  • 送料無料ラインの8,000円はやや高め
  • エリアは8都府県にとどまり、店舗のない地域では使えない

ライフネットスーパーは、届く商品の質にこだわりたい人に向いたサービスです。店舗出荷型なので売り場にある商品がそのまま届き、ライフが得意とする生鮮食品や店内調理の総菜も注文できます。「ネットスーパーは野菜や肉が不安」という人ほど、実店舗の品質をそのまま持ち込めるこのタイプが向いています。

平均取扱点数は15,000点以上で、日常の食材と主要な日用品はほぼカバー。配送料は買い物金額に応じて440円→330円→220円→無料と段階的に下がる(2025年5月の改定で、無料になる8,000円以上はそのまま、440円・330円・220円の各段階に入る金額が1,500円・3,500円・5,500円に引き下げられました)ので、まとめ買いの効果が実感しやすい料金設計です。専属のドライバーが1日4便で配達する体制をとっており、11:00〜20:00のなかから2〜3時間幅の便を選べます。

首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)に加えて、近畿圏(京都・大阪・兵庫・奈良)の8都府県で使えるのも、関西在住の人には見逃せないポイント。なお、Amazon上に出店している「Amazon 食品スーパー ライフ」という選択肢もあり、そちらは最低注文金額の制限が異なります。まとめ買いなら公式アプリ、1点だけ欲しいときはAmazon経由という使い分けもできます。

7位 7NOW|全国のセブン‐イレブンから最短20分・深夜でも届く

7NOW(セブンナウ)

運営会社 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
タイプ 即配型(店舗から配送)
最短お届け 最短20分
取扱点数 約3,000アイテム
配送料 110〜550円(税込)※注文時間・金額などの条件により変動。たばこ購入時は一律550円
最低注文金額 商品代金合計1,000円(税抜)以上
注文受付時間 7:00〜翌3:30(店舗により異なる)
配送エリア 全国の約2万店(一部店舗を除く)。2025年2月に全国展開が完了
メリット
  • 最短20分で届き、ネットスーパーのなかで最速クラス
  • 全国のセブン‐イレブンが拠点なので地方でも使える
  • 翌3:30まで注文でき、深夜の買い物に対応できる
  • 最低注文金額が1,000円(税抜)と低く、少量でも頼める
  • 弁当・おにぎり・冷凍食品・日用品のほか、たばこの配達にも対応
デメリット
  • 約3,000アイテムと品数が絞られ、まとめ買いには向かない
  • 7NOWの価格は店頭価格と異なる場合がある
  • 生鮮食品の取り扱いはスーパーに比べて限定的
  • たばこを含む注文は配送料が一律550円になる

7NOWは、スピードと対応エリアの広さで他を圧倒するデリバリーサービスです。セブン‐イレブンの店舗から直接配送する仕組みで、最短20分というスピードは今回紹介するなかで最速。2025年2月には全国約2万店への展開が完了しており、大手ネットスーパーのエリア外に住んでいる人でも使える可能性が高いのが最大の価値です。

注文受付は7:00から翌3:30まで(店舗により異なる)。深夜に子どもが熱を出して冷却シートが必要になった、飲み会帰りに何か食べたい、といった時間帯にも対応できます。最低注文金額は1,000円(税抜)と低く、配送料も110〜550円の範囲。少額の緊急買いに使いやすい料金設計です。

ただし取扱は約3,000アイテムで、生鮮食品の品揃えはスーパーには及びません。7NOWの販売価格は店頭価格と異なる場合がある点にも注意が必要です。週のまとめ買いは大手ネットスーパー、足りないものや深夜の緊急対応は7NOW、と役割を分けて使うのが賢い付き合い方になります。

8位 ダイエーネットスーパー|特売価格が反映されて日々の食費を抑えやすい

ダイエーネットスーパー

運営会社 株式会社ダイエー(イオングループ)
タイプ 店舗出荷型
配送料 110〜550円(店舗・エリア・時間帯により異なる)
最低注文金額 700円(税抜)※店舗により異なる
最短お届け 最短当日(店舗の便による)
配送エリア 関東・関西を中心とした6都府県の対象店舗
受け取り方法 自宅配送。置き配に対応する店舗あり
ポイント WAON POINT
メリット
  • 店舗の特売価格がネットにも反映されやすく、食費を抑えやすい
  • 最低注文金額が700円(税抜)からと少額利用に対応
  • 配送料が110円からと安く設定されている
  • イオングループなのでトップバリュやWAON POINTが使える
  • 置き配に対応する店舗があり、不在時も受け取れる
デメリット
  • 対応エリアが関東・関西の6都府県に限られる
  • 配送料や条件が担当店舗ごとに異なる
  • 店舗出荷型のため特売品は早い時間に売り切れやすい
  • 17:30〜18:30はシステムメンテナンスで利用できない

日々の食費をできるだけ抑えたい人に向くのが、ダイエーネットスーパーです。イオングループの食品スーパーとして「安さ」を売りにしており、店舗の特売価格がネット上にも反映されやすいため、チラシを見て買い物に行くのと近い感覚で使えます。配送料110円からという設定も、毎週使うことを考えると効いてきます。

最低注文金額が700円(税抜)からなので、「牛乳と卵と食パンだけ」といった少量の注文でも受け付けてもらえるのは、他の大手にはない気軽さです。置き配に対応している店舗もあり、共働きで日中受け取れない家庭でも運用しやすくなっています。イオングループらしくWAON POINTも貯まるので、イオンカードを持っている人なら取りこぼしがありません。1回の注文額が小さくなりがちな一人暮らしは、一人暮らしのネットスーパー12社比較で送料無料ラインを確認しておくと安心です。

弱点は対応エリアです。関東・関西を中心とした6都府県の対象店舗のみで、全国区ではありません。また店舗出荷型の宿命として、目玉の特売品は早い時間に売り切れてしまうことがあります。安さを狙うなら、配送枠の予約は早めに取っておくのが鉄則です。

9位 西友ネットスーパー|みなさまのお墨付きなどプライベートブランドを安く買える

西友ネットスーパー

運営会社 西友(楽天全国スーパーに出店)
タイプ 店舗出荷型
取扱点数 最大18,000品目
配送料 0〜330円(税込)。5,500円(税込)以上で無料 ※一部エリアを除く
最低注文金額 2,000円(税込)
最短お届け 最短当日
配送エリア 13都府県の対象エリア
ポイント 楽天ポイント
主なPB みなさまのお墨付き(消費者テストで支持率80%以上のものだけを商品化)
メリット
  • 配送料が0〜330円と安く、5,500円以上で無料になる
  • みなさまのお墨付きなど、価格と品質のバランスが良いPBが豊富
  • 最大18,000品目と、店舗出荷型としては品揃えが充実している
  • 楽天ポイントが貯まり、楽天IDでそのまま買い物できる
  • 13都府県と対応エリアが比較的広い
デメリット
  • 最低注文金額が2,000円(税込)あり、少額利用はできない
  • 楽天マートとは別サービスで、エリアや条件を混同しやすい
  • 店舗出荷型のため、担当店舗の在庫に品揃えが左右される
  • 一部エリアでは送料無料の対象外になる

コスパ重視で選ぶなら、西友ネットスーパーが有力な候補です。2024年9月に楽天が運営するプラットフォーム「楽天全国スーパー」へ出店する形で始まった店舗出荷型のサービスで、それまでの楽天西友ネットスーパー(現・楽天マート)とは別物として運営されています。名前が似ているので、比較するときは混同しないよう注意してください。

魅力は価格です。西友のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」は、消費者テストで支持率80%以上を得たものだけを商品化する仕組みで、安さと品質のバランスに定評があります。これがネットからそのまま買えるのは大きな利点。配送料も0〜330円と安く、5,500円(税込)以上で無料になるため、週1回のまとめ買いなら送料負担ゼロで運用できます。

取扱は最大18,000品目と店舗出荷型では充実した水準で、対応エリアも13都府県と広め。楽天ポイントが貯まるので、楽天カードや楽天モバイルを使っている家庭とも相性が良好です。最低注文金額2,000円(税込)は少額利用には向きませんが、まとめ買い前提なら気にならない水準でしょう。

10位 OKネットスーパー|低価格をそのまま届けるかわりに最低注文金額が高め

OKネットスーパー

運営会社 オーケー株式会社
タイプ 店舗出荷型
配送料 商品代金合計(税抜)の3%(一部商品は料率が異なる)
最低注文金額 10,000円(税抜)
価格方針 Everyday Low Price。店頭と同じ低価格で販売
配送エリア 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の対象20店舗
受け取り方法 対面受け取りのみ(鮮度保持のため宅配ボックス・置き配は不可)
再配達 当日19:00まで対応(再配達料は配送料と同額)
支払い方法 クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、AMEX ほか)
会員登録費 ネットスーパー会員登録費200円(税込)+オーケークラブ会員カード発行費200円(税込)が別途必要(年会費・月会費は無料)
メリット
  • 店頭と同じEveryday Low Priceで、ネット限定の値上げがない
  • 配送料が定額ではなく注文金額の3%なので、金額に応じて公平
  • 10,000円分買っても配送料は300円程度と、まとめ買いでは割安
  • オーケー独自の高品質・低価格の商品をそのまま注文できる
  • 対象店舗が20店舗まで拡大し、首都圏での利用機会が増えている
デメリット
  • 最低注文金額が10,000円(税抜)と、他社と比べて突出して高い
  • 利用開始時にオーケークラブ会員カード発行費とネットスーパー会員登録費で計400円(税込)がかかる
  • 鮮度保持のため置き配・宅配ボックスが使えず、必ず対面受け取りになる
  • 配送エリアが首都圏の対象20店舗の周辺に限られる
  • 単身世帯や少人数世帯には注文額のハードルが高い

OKネットスーパーは「大量にまとめ買いする家庭」に特化したサービスです。オーケーはEveryday Low Priceを掲げる低価格スーパーで、ネットスーパーでも店頭と同じ価格をそのまま適用しています。ネット注文だと価格が上がるサービスもあるなかで、この方針は明快です。

特徴的なのが料金体系。配送料は固定額ではなく商品代金合計(税抜)の3%で、10,000円買えば300円程度。金額が大きいほど割安感が増す設計になっています。ただし最低注文金額が10,000円(税抜)と、今回紹介するなかで突出して高い点は避けて通れません。オーケー自身も「前代未聞の最低注文金額」と説明しており、配送1件あたりの効率を高めることで低価格を維持する狙いがうかがえます。

もう1つ押さえておきたいのが、鮮度保持のため置き配・宅配ボックスが使えないこと。必ず在宅して対面で受け取る必要があります。当日19:00までなら再配達に対応しますが、再配達料は配送料と同額かかります。また、利用開始時にはオーケークラブ会員カードの発行費200円(税込)とネットスーパー会員登録費200円(税込)、合計400円(税込)が別途必要になる点も覚えておきましょう(年会費・月会費は無料)。4人家族で週に1回1万円以上まとめ買いをする、といった使い方ならコストパフォーマンスは高いサービスです。

11位 マルエツネットスーパー|低い配送料と少額から頼める気軽さ

マルエツネットスーパー

運営会社 株式会社マルエツ
サービス名 マルエツ オンラインデリバリー
配送料 220円(税込)/回。即時配送は550円(税込)/回。8,000円(税抜)以上の注文で配送料無料になるキャンペーンあり
最低注文金額 1,500円(税込)
配送時間 12:00〜20:00のあいだ(店舗により異なる)
受け取り方法 自宅配送のほか、ピックアップステーション・ピックアップルーム受け取り(手数料無料)
即時配送対応店 真中店・清澄白河店・板橋南町店
配送エリア 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の対象エリア
メリット
  • 配送料が一律220円(税込)と安く、8,000円(税抜)以上なら無料になるキャンペーンもある
  • 最低注文金額1,500円(税込)から利用でき、少量の買い物に向く
  • ピックアップ受け取りを選べば手数料が無料になる
  • 一部店舗では即時配送にも対応している
  • 店舗出荷型なので、近所のマルエツの商品がそのまま届く
デメリット
  • 配達時間が12:00〜20:00に限られ、午前中や夜遅くは受け取れない
  • 即時配送は3店舗のみの対応にとどまる
  • ピックアップ対応店舗も限られている
  • 配送エリアは首都圏4都県の一部に限られる

「毎回そんなに大量には買わない」という人に最も使いやすいのが、マルエツのオンラインデリバリーです。配送料は一律220円(税込)で金額による変動がなく、さらに8,000円(税抜)以上の注文なら配送料無料になるキャンペーンも実施中です。最低注文金額も1,500円(税込)からなので、2〜3日分の食材をこまめに買うスタイルにぴったりはまります。

さらに特徴的なのが、店舗で受け取れるピックアップの仕組みです。ピックアップステーション(東習志野店・井土ヶ谷店・板橋南町店)やピックアップルーム(板橋南町店)を選べば手数料が無料になるため、通勤・通学の途中で立ち寄れる人なら送料をゼロにできます。ネットで注文して店で受け取るだけで、レジに並ぶ時間も商品を探す時間も省けます。

注意点は、配達時間が12:00〜20:00に限られること。午前中に受け取りたい人や、20時以降の帰宅が常態化している人には合いません。即時配送(550円)に対応するのは真中店・清澄白河店・板橋南町店の3店舗のみで、エリアも首都圏4都県の一部にとどまります。

12位 東急ストアネットスーパー|東急沿線をカバーし1点から注文できる

東急ストア ネットスーパー

運営会社 株式会社東急ストア
タイプ 店舗出荷型(東急ストア・プレッセ)
配送料 TOKYU CARD決済は3,900円以上330円/未満550円、その他の決済は5,000円以上330円/未満550円(鎌倉店は一律550円)
最低注文金額 設定なし(1点から注文可能)※1注文あたり50,000円(税抜)未満
配送時間 店舗により異なる(例:大森店は11:00〜21:00の5便)
注文締切 店舗・便により8:00〜14:00
配送エリア 東京都・神奈川県の対象エリア
支払い方法 クレジットカード、あと払い(ペイディ)、代金引換
ポイント TOKYU POINT。TOKYU CARD ClubQなら最大2.5%、その他の決済は最大1.5%
会員特典 TOKYU ROYAL CLUBのゴールドステージ以上(ゴールド・クリスタル・プラチナ)は配送料無料(鎌倉店・たまプラーザ駅ロッカー受取りは対象外)
メリット
  • 最低注文金額の設定がなく、1点からでも注文できる
  • TOKYU CARD ClubQでの支払いなら最大2.5%のTOKYU POINTが貯まる
  • 代金引換やあと払い(ペイディ)にも対応し、支払い方法の自由度が高い
  • 店舗によっては1日5便まで設定があり、受け取り時間を選びやすい
  • プレッセの商品も扱っており、品質重視の買い物ができる
  • TOKYU ROYAL CLUBのゴールドステージ以上なら配送料が無料になる
デメリット
  • 配送料が最低でも330円かかり、無料になる仕組みがない
  • TOKYU CARD以外の決済だと330円になる基準が5,000円以上と高くなる
  • 配送エリアが東急沿線を中心とした東京・神奈川の一部に限られる
  • 注文締切が便ごとに細かく決まっており、直前の注文がしにくい

東急沿線に住んでいて、少量でも気軽に頼みたい人に向くのが東急ストアネットスーパーです。最大の特徴は最低注文金額が設定されておらず、1点からでも注文できること。「重い米だけ運んでほしい」「水のケースだけ届けてほしい」といったピンポイントの使い方ができるのは、他社にはあまりない柔軟さです。

支払い方法の選択肢が広いのも利点で、クレジットカードのほかにあと払い(ペイディ)と代金引換に対応しています。TOKYU CARD ClubQで支払えば最大2.5%のTOKYU POINTが貯まり、TOKYU CARD決済なら3,900円以上で配送料が330円に下がる優遇もあります。東急線を日常的に使う家庭なら、ポイントの使い道にも困りません。

配送料が無料になる仕組みは基本的にありませんが、TOKYU ROYAL CLUBのゴールドステージ以上(ゴールド・クリスタル・プラチナ)なら配送料無料の特典が受けられます(鎌倉店・たまプラーザ駅ロッカー受取りは対象外)。ステージが届いていない場合はどれだけ買っても最低330円はかかり、鎌倉店にいたっては金額にかかわらず一律550円です。注文締切も便ごとに8:00〜14:00と細かく決まっているため、思い立ってすぐ注文というよりは、前日や朝のうちに手配しておく使い方が合います。

人気ネットスーパー12社の配送料・最短到着時間・取扱点数を一覧で比較

ここまで各社の詳細を見てきましたが、実際に選ぶときは横並びで数字を見比べたほうが判断しやすくなります。この章では配送料と送料無料ライン/最短到着時間と注文の締め切り/取扱点数と日用品の充実度という3つの切り口で、12社を一覧にまとめました。

なお、店舗出荷型は担当店舗によって条件が変わるものが多いため、ここに載せた数値は代表的な条件です。最終的な金額は必ず自分の住所で表示された条件を確認してください。

配送料と送料無料ラインの比較

配送料は「1回あたりいくらか」よりも、送料無料ラインに自分の買い物金額が届くかで判断するのがコツです。週1回まとめ買いをするなら無料ラインの低いサービス、こまめに買うなら定額で安いサービスが有利になります。

サービス名 配送料(税込) 送料無料ライン 最低注文金額
Green Beans
Green Beans
0〜1,100円 12,000円(税抜)以上で無料 4,000円(税抜)
楽天マート
楽天マート
未加入1,100〜550円/加入330円〜 3,500円以上(お買い物応援プラン加入時のみ。未加入は10,000円以上) 2,000円
Amazonフレッシュ
Amazonフレッシュ
490円(プライム)/690円(非会員) 10,000円以上(プライム会員のみ無料) 4,000円
OniGO(オニゴー)
OniGO
490円+サービス手数料440円(少額時) 12,000円以上(手数料は7,000円以上で無料) 設定なし(手数料で調整)
イオンネットスーパー
おうちでイオン イオンネットスーパー
110〜550円 店舗により設定あり 700円(税抜)
ライフネットスーパー
ライフネットスーパー
220〜440円 8,000円以上 1,500円(税抜)
7NOW(セブンナウ)
7NOW
110〜550円 キャンペーン時に無料になる日あり 1,000円(税抜)
ダイエーネットスーパー
ダイエーネットスーパー
110〜550円 店舗により設定あり 700円(税抜)
西友ネットスーパー
西友ネットスーパー
0〜330円 5,500円以上 2,000円
OKネットスーパー
OKネットスーパー
商品代金(税抜)の3% なし 10,000円(税抜)
マルエツネットスーパー
マルエツネットスーパー
220円(即時配送550円) なし(ピックアップ受け取りは無料) 1,500円
東急ストア ネットスーパー
東急ストアネットスーパー
330〜550円 なし 設定なし

こうして並べると、送料無料ラインが最も低いのは楽天マートの3,500円(プラン加入時)、次いで西友ネットスーパーの5,500円だと分かります。マルエツも8,000円(税抜)以上で無料になるキャンペーンがありますが、OKネットスーパー・東急ストアには無料になる仕組みがなく、そのかわり配送料そのものが安く抑えられています。少額でこまめに頼むならマルエツの220円、月に何度も使うなら楽天マートのプラン加入、という住み分けです。

最短到着時間と注文締め切り時間の比較

スピードで選ぶなら、即配型か当日便かで明確に分かれます。当日便のサービスでも、朝の締め切りに間に合わなければ翌日扱いになるため、締切時間の確認は欠かせません。

サービス名 最短お届け 受付・配達時間 時間帯指定の刻み
7NOW(セブンナウ)
7NOW
最短20分 7:00〜翌3:30(店舗により異なる) 即時配送
OniGO(オニゴー)
OniGO
最短40分(優先配達)/通常最短70分 10:00〜21:00 即時配送
Green Beans
Green Beans
最短当日 最大6:00〜23:00 1時間単位
楽天マート
楽天マート
最短当日 購入日を含む4日間から選択 2時間おき
Amazonフレッシュ
Amazonフレッシュ
最短当日 おおむね8:00〜24:00 2時間単位(1時間指定は+500円)
イオンネットスーパー
おうちでイオン イオンネットスーパー
最短当日 店舗の便による 店舗の便による
ライフネットスーパー
ライフネットスーパー
最短当日 11:00〜20:00 1日4便(2〜3時間幅)
ダイエーネットスーパー
ダイエーネットスーパー
最短当日 店舗の便による 店舗の便による
西友ネットスーパー
西友ネットスーパー
最短当日 店舗の便による 店舗の便による
OKネットスーパー
OKネットスーパー
最短当日 店舗の配送枠による 配送枠から選択
マルエツネットスーパー
マルエツネットスーパー
最短当日(即時配送対応店あり) 12:00〜20:00 店舗の便による
東急ストア ネットスーパー
東急ストアネットスーパー
当日便(店舗の便による) 例:11:00〜21:00の5便 便ごと/締切8:00〜14:00

受け取り時間の自由度で選ぶなら、6:00〜23:00を1時間単位で指定できるGreen Beansが頭ひとつ抜けています。深夜帯まで注文できるのは7NOWだけで、翌3:30まで受け付けています。逆に、ライフ(11:00〜20:00)やマルエツ(12:00〜20:00)は日中の在宅が前提になるので、生活リズムと合うか確認しておきましょう。

取扱点数と日用品の充実度の比較

「1回で買い物を終わらせたい」なら取扱点数、「足りないものを足す」なら速さ。ここを取り違えると、送料を払ったのに結局店に行くことになります。

サービス名 取扱点数 日用品の充実度 向いている使い方
Green Beans
Green Beans
30,000点以上 日用品・ベビー用品・医薬品まで対応 週1回のまとめ買いを完全に置き換える
ライフネットスーパー
ライフネットスーパー
平均15,000点以上 主要な日用品をカバー 生鮮・総菜の質を重視したまとめ買い
西友ネットスーパー
西友ネットスーパー
最大18,000品目 主要な日用品をカバー PB中心で食費を抑えたい家庭
OniGO(オニゴー)
OniGO
約9,000品目 日用品は基本アイテム中心 当日中に必要なものを追加する
7NOW(セブンナウ)
7NOW
約3,000アイテム コンビニ相当(日用品は最小限) 深夜・緊急時の少量購入
楽天マート
楽天マート
非公表(倉庫型) 食品と日用品を幅広く取り扱い 楽天ポイントを軸にしたまとめ買い
Amazonフレッシュ
Amazonフレッシュ
非公表 日用品・雑貨・専門店グルメも対応 プライム会員のまとめ買い
イオンネットスーパー
おうちでイオン イオンネットスーパー
店舗の品揃えに準拠 大型店担当エリアなら充実 全国どこでもまず試す候補
ダイエーネットスーパー
ダイエーネットスーパー
店舗の品揃えに準拠 主要な日用品をカバー 特売を狙った食費の節約
OKネットスーパー
OKネットスーパー
店舗の品揃えに準拠 主要な日用品をカバー 1万円以上の大量まとめ買い
マルエツネットスーパー
マルエツネットスーパー
店舗の品揃えに準拠 主要な日用品をカバー 2〜3日分をこまめに買う
東急ストア ネットスーパー
東急ストアネットスーパー
店舗の品揃えに準拠 主要な日用品をカバー 重いものだけをピンポイントで頼む

品揃えで選ぶならGreen Beansの30,000点以上が圧倒的で、食材・日用品・ベビー用品・医薬品まで1回でまとめられます。次点がライフの15,000点以上、西友の最大18,000品目。即配型の7NOW(約3,000アイテム)とOniGO(約9,000品目)は買い足し用と考え、メインの買い物とは分けて使うのが失敗しないコツです。

ネットスーパーは2つ使い分けると失敗しにくい

ネットスーパーを使い始めた人がぶつかる壁は、だいたい2つに集約されます。「送料無料ラインに届かず毎回送料を払っている」か、「配送枠が埋まっていて欲しい日に届かない」か。この2つは、1社だけで運用しようとするから起きる問題です。

解決策はシンプルで、性格の違う2社に登録しておくこと。会員登録も年会費も無料のサービスがほとんどなので、登録しておくだけならコストはかかりません。ここでは具体的な組み合わせ方を紹介します。

週末のまとめ買いは倉庫型、買い忘れは即配型で埋める

基本の型は、メインを倉庫型か店舗出荷型の大手に、サブを即配型に置く形です。週末に5,000〜10,000円分をまとめて注文し、平日に足りなくなったものだけ即配型で埋めます。

この組み合わせが効くのは、まとめ買いで送料無料ラインを確実に超えられるからです。たとえば西友ネットスーパーなら5,500円以上で送料無料、ライフなら8,000円以上で無料。週に1回まとめるだけで、メインの送料はゼロにできます。一方で平日の買い忘れは金額が小さいため、無料ラインに届かせようとして余計なものを買うとかえって損をします。ここは素直に即配型の手数料を払ったほうが、トータルの出費は抑えられます。

献立を決めてから注文するのではなく、肉・魚・野菜・卵・牛乳といった定番を先にかごへ入れ、あとから献立を組むと金額が読みやすくなります。週末のまとめ買いで冷蔵庫の土台を作り、平日は補充だけ。この流れができると、買い物にかける時間が一気に減ります。

送料無料ラインに届かない週は即配型に切り替える

外食が続いた週や、旅行で家にいない週は、無理にまとめ買いをしないほうが得です。3,000円しか買わないのに8,000円の無料ラインを狙って買い足すと、5,000円分の食材が余ります。使い切れずに捨ててしまえば、送料どころの損失ではありません。

農林水産省の食品ロスポータルサイトでも、家庭から出る食品ロスの多くが食べ残しや傷み・期限切れによるものだと示されています。送料を節約するための買い足しが食品ロスを生むのでは本末転倒です。

こういう週は、最低注文金額の低い即配型や少額対応のサービスに切り替えるのが正解。7NOWなら1,000円(税抜)から、イオンネットスーパーやダイエーなら700円(税抜)から、マルエツなら1,500円(税込)から頼めます。必要な分だけ買って、送料は必要経費と割り切る。この判断ができると、ネットスーパーの出費は安定します。

組み合わせの例|Green Beans×OniGO、楽天マート×7NOW

具体的な組み合わせを3パターン挙げます。いずれもメインは品揃え、サブはスピードという役割分担です。

首都圏で品揃え重視なら「Green Beans × OniGO」。週末にGreen Beansで30,000点の中から食材・日用品・日用雑貨をまとめて注文し(最低4,000円なのでまとめ買いと相性が良い)、平日に足りないものはOniGOで最短40分。どちらも関東中心のサービスなので、エリアが重なる人にはほぼ死角がありません。

楽天経済圏なら「楽天マート × 7NOW」。楽天マートのお買い物応援プラン(月額550円)に入って3,500円以上を送料無料で注文し、ポイントを4倍で貯めます。深夜に必要になったものは7NOWで最短20分。7NOWは全国対応なので、出張先や帰省先でも同じ使い方ができます。

地方在住なら「イオンネットスーパー × 7NOW」。大手の倉庫型が使えない地域でも、この2つなら対応している可能性が高い組み合わせです。イオンで週のまとめ買い、7NOWで緊急の買い足し。どちらも最低注文金額が1,000円前後と低いので、少人数世帯でも運用できます。

2つ登録するときに気をつけたい支払いと配送枠の管理

2社を併用するときに起きがちなのが、「同じものを両方で注文してしまう」ミスです。防ぐには、メインとサブで買うものをはっきり分けること。メインは冷蔵・冷凍のストック品、サブは当日消費するものだけ、とルールを決めておくと重複が減ります。

支払い方法も整理しておきましょう。ポイントを分散させると、どちらも中途半端な残高になって使いにくくなります。イオン系で揃えるならWAON POINT、楽天系で揃えるなら楽天ポイントというように、メインとサブを同じ経済圏でまとめられると効率が上がります。難しい場合は、金額の大きいメイン側だけでもポイント還元の高い決済に寄せてください。

配送枠の管理も重要です。夕方の枠は各社とも埋まりやすいため、メイン側の注文は数日前に枠だけ押さえておくのが安全。多くのサービスは締切時間まで商品の追加・変更ができるので、先に枠を確保してから中身を詰めていく運用が向いています。あわせて、置き配の可否も確認しておきましょう。OKネットスーパーのように鮮度保持を理由に置き配不可のサービスもあり、在宅できない日に注文するとトラブルのもとになります。

大手が使えない地域はどうする?エリアで選ぶネットスーパー

ここまで紹介してきたサービスの多くは、首都圏を中心とした展開です。「郵便番号を入れたら全部エリア外だった」という人も少なくないでしょう。

ただ、買い物のしやすさは地域によって大きく差があります。農林水産省の食品アクセス(買物困難者等)問題ポータルサイトでは、店舗まで500m以上あり自動車の利用が難しい65歳以上の人を「食料品アクセス困難人口」として推計しており、その規模は全国で数百万人にのぼります。買い物の負担が大きい地域ほど、宅配の選択肢を知っておく価値があります。

この章では、大手のエリア外でも使える可能性がある選択肢を3つ紹介します。

ネットスーパーオークワ|関西・東海の6府県をカバーし広域配達にも対応

運営会社 株式会社オークワ
タイプ 店舗出荷型
配送料 近隣配達550円(税込・税抜5,000円以上で無料)/広域配達660円(税込)
最低注文金額 店舗受取は1,000円(税抜)以上
配送エリア 岐阜県・愛知県・三重県・奈良県・大阪府・和歌山県
配達の種類 近隣配達(当日・翌日)/広域配達(翌日のみ・締切は当日14:30)
支払い方法 代金引換、クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、NICOS、Cedyna)
ポイント オーカードポイント
メリット
  • 関西・東海の6府県をカバーし、大手のエリア外でも使える地域が多い
  • 広域配達があり、店舗から離れた地域にも翌日配達で届けてもらえる
  • 近隣配達なら税抜5,000円以上で配送料が無料になる
  • 店舗受け取りなら1,000円(税抜)から利用できる
  • 代金引換に対応しており、クレジットカードを使いたくない人でも注文できる
デメリット
  • 広域配達は660円で、金額にかかわらず無料にならない
  • 広域配達は翌日配達のみで、当日中には届かない
  • 広域配達で代金引換を選ぶと330〜1,100円の手数料が別途かかる
  • 対応エリアは6府県に限られ、全国区ではない

関西・東海エリアで大手が使えない人にとって、現実的な選択肢になるのがネットスーパーオークワです。和歌山を地盤に岐阜・愛知・三重・奈良・大阪へ展開する地域スーパーで、店舗のある範囲であれば首都圏中心の大手より配達できる可能性が高くなります。

特徴的なのが「近隣配達」と「広域配達」の2本立てという仕組み。近隣配達は当日・翌日に届き、税抜5,000円以上で配送料550円が無料になります。広域配達は店舗から離れた地域向けで、配送料660円・翌日配達のみという条件ですが、近隣配達の範囲外でも届けてもらえるのが大きな意味を持ちます。「近所にスーパーがない」という地域ほど、この広域配達の存在が効いてきます。

支払いは代金引換とクレジットカードに対応。ネット決済に不安がある家庭でも使いやすい設計です。ただし広域配達で代金引換を選ぶと、金額に応じて330〜1,100円の手数料が加算されます。できればクレジットカード決済を選んだほうが、総額は安く収まります。

コープデリ|首都圏の子育て世帯に選ばれる週1回の生協宅配

コープデリ

運営 コープデリ生活協同組合連合会
タイプ 生協の宅配(週1回・決まった曜日にお届け)
手数料(東京都の例) 6,000円(税別)以上で0円/6,000円未満は198円(基本手数料88円+配達手数料110円)
赤ちゃん割引 妊娠中から子どもが1歳未満まで手数料無料(申込から1年間)
子育て割引 1歳〜小学校入学前は3,000円(税別)以上で無料
シルバー割引 65歳以上は基本手数料88円のみ
取扱品目 食材から日用品、子育て用品まで約5,000品目以上
配達エリア 東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟の1都7県
加入時 出資金が必要(エリアにより金額が異なる/退会時に返還)
メリット
  • 妊娠中から1歳未満までは手数料が無料になる赤ちゃん割引がある
  • 1歳〜小学校入学前は3,000円(税別)以上で手数料無料
  • 不在時でも保冷ボックスに入れて玄関前に置いてもらえる
  • ミールキットや離乳食向け商品など子育て世帯向けの品揃えが厚い
  • 1都7県と対応エリアが広く、郊外でも利用しやすい
デメリット
  • 週1回・決まった曜日の配達で、今日欲しいものには対応できない
  • 注文から配達まで日数がかかり、締め切りの管理が必要
  • 加入時に出資金の支払いが必要(退会時に返還される)
  • 手数料の条件はエリアごとに異なるため、事前確認が欠かせない

コープデリは、ネットスーパーとは別軸で「毎週決まった日に届く」安心感を求める人に向いています。1都7県で展開する生協の宅配で、食材から日用品、子育て用品まで約5,000品目以上を扱っています。ネットスーパーのようなスピードはありませんが、週1回のリズムが生活に組み込まれると、買い物のことを考える時間そのものが減ります。

子育て世帯への手厚さが際立っており、妊娠中から子どもが1歳未満までは手数料が無料(申込から1年間)、1歳から小学校入学前までは3,000円(税別)以上の注文で無料になります。65歳以上のシルバー割引、障害者手帳をお持ちの方向けのふれあい割引も用意されています。東京都の場合、通常は6,000円(税別)以上で手数料0円、未満は198円という設定です。

もう1つの利点が不在時の置き配対応。保冷ボックスに保冷剤とドライアイスを入れて玄関前に置いてもらえるため、共働きでも受け取りに困りません。なお「基本手数料」と「配達手数料」を「コープデリ手数料」に一本化する制度変更が計画されていますが、システム対応の都合で実施時期は未定のまま延期されています(2026年10月時点)。加入時には出資金(退会時に返還)が必要なので、申し込み前に自分の地域の条件を確認しておきましょう。

近所のスーパーが独自に運営しているケースも調べてみる

全国チェーンがエリア外でも、地元のスーパーが独自にネットスーパーや宅配サービスを運営していることは少なくありません。オークワのような地域チェーンに加えて、県内数店舗規模のスーパーが自社サイトやアプリで注文を受け付けている例もあります。

探すときのコツは3つ。1つめは「(市区町村名)ネットスーパー」「(地元スーパー名)宅配」で検索すること。全国比較サイトには載っていない小規模サービスが見つかります。2つめは店頭のチラシやレジ横のポスターを確認すること。ネット集客に力を入れていない事業者ほど、告知は店頭中心です。3つめは自治体の買い物支援制度を調べること。移動販売車の巡回や、高齢者向けの配達サービスに補助を出している自治体があります。

生協も地域ごとに組織が分かれており、コープデリの対象外でも、その地域の生協(おうちコープ、コープこうべ、コープさっぽろなど)が宅配を行っている場合があります。「大手が使えない=宅配を諦める」ではなく、地域の選択肢を一通り洗い出してから判断するのが賢いやり方です。

ネットスーパーを使うメリット

ネットスーパーの価値は「家まで運んでくれる」だけではありません。使い続けると、買い物にかけていた時間や、無意識に増えていた出費まで変わってきます。ここでは4つの具体的なメリットを見ていきます。

米や飲料など重いものを運ばなくていい

ネットスーパーを使い始めた人が最初に実感するのが、この効果です。米5kg、2Lのペットボトル6本入り、洗剤の詰め替え、猫砂。これらを自力で運ばなくてよくなるだけで、買い物の負担は半分以下になります。

とくに影響が大きいのが、車を持たない都市部の世帯と、高齢の家族がいる世帯です。徒歩や自転車での買い物では、重量が物理的な上限になります。米と飲料を同時に買えないから週に2回スーパーへ行く、という生活をしていた人が、ネットスーパーに切り替えて買い物を週1回にできた、というのはよくある話です。

飲料については、そもそも運ぶ量自体を減らす方法もあります。水やお茶を箱買いしている家庭なら、ウォーターサーバーおすすめランキングで紹介しているような宅配水・浄水型サーバーを導入すると、ペットボトルを運ぶ回数そのものがなくなります。ネットスーパーで食材、サーバーで水、という分担にすると、買い物の重さ問題はほぼ解消します。

買い物に出る時間がまるごと浮く

スーパーへの往復20分、店内で30分、レジで5分。週2回行けば、月に8時間近くを買い物に使っている計算になります。ネットスーパーなら注文は5分から10分程度で終わり、浮いた時間をそのまま自分や家族のために使えます。

時間の効果は単純な「短縮」だけではありません。買い物のために行動を縛られなくなることが大きいのです。雨の日に出かけなくていい、子どもを寝かしつけたあとに注文できる、体調が悪い日に無理をしなくていい。買い物が生活スケジュールの制約から外れると、予定の組み方そのものが自由になります。

さらに、注文履歴から前回と同じものを選べるサービスがほとんどなので、2回目以降はもっと早く終わります。定番品をお気に入り登録しておけば、注文にかかる時間は3分程度。毎週の買い物が、通勤電車のなかで片付く作業になります。

店頭の特売やチラシ価格が反映されるサービスもある

「ネットスーパーは店より高い」というイメージを持つ人は多いのですが、実際は店舗出荷型なら店頭と同じ価格、特売価格もそのまま反映されるケースが多いのが実情です。

とくにダイエーネットスーパーや西友ネットスーパーは、チラシの特売品がネットにも反映されやすいサービス。OKネットスーパーにいたっては、Everyday Low Priceの方針をネットでも貫き、店頭と同じ低価格で販売しています。ネット限定で値上げされているわけではないという点は、正しく知っておきたいところです。

もちろん例外もあります。7NOWは「7NOW価格はセブン‐イレブン店頭の販売価格とは異なる場合がある」と明記していますし、即配型は利便性の対価として価格に上乗せがあることも。価格重視なら店舗出荷型、スピード重視なら即配型と割り切って選ぶのが納得のいく選び方です。

ついで買いが減って食費を管理しやすくなる

見落とされがちですが、家計への効果はここがいちばん大きいかもしれません。実店舗では、目に入った特売品や新商品をつい買ってしまう「ついで買い」が発生します。レジ前のお菓子、試食で気に入った惣菜、なんとなく手に取ったデザート。1回500円でも、週2回なら月4,000円です。

ネットスーパーでは買い物かごの合計金額が常に画面に表示されるため、予算を超えそうになった時点で気づけます。カートに入れたあとで冷静に外すこともできますし、そもそも検索して目的のものを買う行動なので、余計な商品と出会う機会自体が減ります。

在庫管理もしやすくなります。冷蔵庫を見ながら注文できるので、「買ったのに家にもあった」という重複がなくなり、食材を余らせて捨てることも減ります。食費を本気で抑えたいなら、ネットスーパーでの買い物に加えて、1食あたりの単価が固定される宅食を組み合わせる手もあります。予算管理の観点では、安い宅食おすすめランキングで紹介しているようなサービスと併用すると、月々の食費がかなり読みやすくなります。

ネットスーパーのデメリットと注文前に知っておきたい落とし穴

便利なサービスですが、実際に使うと「思っていたのと違う」と感じる場面もあります。あらかじめ知っておけば対処できるものばかりなので、注文前に一度目を通しておいてください。

配送料と最低注文金額でかえって割高になることがある

最大の落とし穴がここです。2,000円の買い物に490円の送料を払えば、実質25%の上乗せになります。これを毎週続ければ、年間で25,000円以上の差が生まれます。

とくに注意したいのが、複数の費用が重なるパターン。OniGOは少額注文だと配送料490円にサービス手数料440円が加わり、合計930円になります。楽天マートは配送料に加えて再配達440円やキャンセル440円といった手数料が設定されています。Amazonフレッシュは1時間単位の時間帯指定に追加500円。表示されている配送料だけを見て判断すると、実際の請求額とずれます。

対策は、自分が1回にいくら買うかを先に決めて、その金額帯で最も負担が小さいサービスを選ぶこと。3,000円なら定額220円のマルエツ、6,000円ならライフ(220円)、8,000円以上ならライフや西友の送料無料枠、という具合に、金額によって最適解が変わります。注文確定前に、必ず合計金額の内訳を確認する習慣をつけてください。

鮮度や大きさを自分の目で選べない

野菜の大きさ、肉の脂の入り方、魚の鮮度。店頭なら手に取って選べるものが、ネットではスタッフやシステムに委ねられます。「思ったより小さかった」「もう少し赤身が多いほうが良かった」といったズレはどうしても発生します。

対策としては、まずグラム数や個数、サイズ表記をよく確認すること。ネットスーパーの商品ページには内容量が明記されているので、店頭で感覚的に選ぶより、むしろ正確に把握できます。「トマト 3個入り」「豚ロース 300g」といった表記を基準にすれば、大きな失敗は避けられます。

もう1つは、こだわりの強いものだけ店で買うと決めてしまうこと。刺身用の魚や、特別な日のステーキ肉は店頭で。日常的な野菜・肉・乳製品・日用品はネットで。この線引きをしておけば、品質への不満はほとんど出なくなります。倉庫型のGreen Beansのように、鮮度管理を売りにして温度帯別に配送するサービスを選ぶのも有効です。

夕方など人気の配送枠はすぐ埋まる

平日18時〜20時や土日の日中は、どのサービスでも最も競争が激しい時間帯です。思い立ったときに注文しようとすると、希望の枠が埋まっていて翌日以降になるのは珍しくありません。週末やイベント前、悪天候が予想される日はさらに埋まりやすくなります。

有効な対策は、先に配送枠だけ確保してしまうことです。多くのサービスは、注文の締切時間までなら商品の追加・削除ができます。「木曜19時の枠」を月曜のうちに押さえておき、木曜の朝までに中身を詰める、という使い方をすれば枠切れに悩まされません。

また、あえて空いている時間帯を選ぶのも手です。Green Beansのように6時から23時まで1時間単位で選べるサービスなら、早朝や夜遅めの枠は比較的空いています。置き配に対応しているサービスなら、在宅していない時間の枠でも受け取れるので、選択肢はさらに広がります。

欠品したときは代替品か返金になる

店舗出荷型では、注文した時点で在庫があっても、ピッキングの段階で売り切れていることがあります。その場合は「代替品を届ける」か「その商品をキャンセルして返金する」かの対応になります。

多くのサービスでは注文時に「代替品可/不可」を選べます。アレルギーや好みの制約がある人は、必ず「代替品不可」に設定しておきましょう。指定していないと、同カテゴリの別メーカー品や別サイズが届くことがあります。逆に「とにかく食材が揃えばいい」という人は代替品を許可しておいたほうが、注文した品目が丸ごと抜ける事態を避けられます。

なお、通信販売の返品・交換の条件は事業者ごとに異なります。消費者庁の通信販売に関する解説でも、返品特約などの表示を確認したうえで申し込むことが重要だと示されています。欠品時の扱い、傷んだ商品が届いたときの連絡方法と期限は、初回注文の前に一度確認しておくと安心です。倉庫型は在庫がシステム管理されているぶん欠品が起きにくいので、欠品が気になる人は倉庫型を選ぶという判断もできます。

初めてネットスーパーを使うときの流れ

ここまで読んで使ってみようと思ったら、あとは手順どおりに進めるだけです。どのサービスもおおむね同じ流れなので、一度覚えれば他社でも応用できます。初回は10分程度を見ておけば十分です。

会員登録から商品を選んで注文するまで

流れは「エリア判定 → 会員登録 → 配送枠の選択 → 商品をかごに入れる → 支払い方法の指定 → 注文確定」の6ステップです。

まず公式サイトかアプリで郵便番号を入力し、配達可能かを判定します。ここで対象外なら、そもそも登録する必要はありません。エリア内なら、メールアドレスとパスワード、住所、電話番号を登録します。入会金・年会費は無料のサービスがほとんどで、イオンネットスーパーは新規登録で200WAON POINTがもらえるなど、登録自体に特典が付く場合もあります。

登録が済んだら、先に配送枠を選ぶのがコツです。枠を確保してから商品を選べば、買い終わったのに希望の時間が埋まっていた、という事態を防げます。商品はカテゴリから探すよりも検索窓に商品名を打ち込むほうが早いので、買い物リストを見ながら順に検索していきましょう。最後に支払い方法を指定して確定すれば完了です。楽天マートやAmazonフレッシュのように、既存アカウントを使えるサービスなら登録の手間はさらに減ります。

受け取り方法は対面・置き配・店舗受け取りから選ぶ

受け取り方法は大きく3つ。対面受け取り/置き配/店舗受け取りです。サービスによって選べる範囲が違うので、自分の生活に合うものがあるかを確認しましょう。

対面受け取りは最も確実で、生鮮食品の品質面でも安心です。OKネットスーパーのように、鮮度保持を理由に対面のみとしているサービスもあります。置き配はAmazonフレッシュ、イオンネットスーパー、ダイエーなどが対応。在宅していなくても受け取れるため、共働き世帯には強い味方です。店舗受け取りは、マルエツのピックアップステーションのように手数料が無料になるケースがあり、通勤ルート上に店舗がある人ならコストを抑えられます。

置き配を使う場合は、リスクも理解しておきましょう。国民生活センターの見守り新鮮情報でも、置き配には誤配や盗難のリスクがあり、利用規約でトラブル時の補償や連絡先を確認しておくこと、配達完了の通知が来たら早めに引き取ることが呼びかけられています。とくに夏場は、生鮮品を長時間放置しないよう注意してください。

初回限定クーポンやキャンペーンを使ってお試しする

多くのネットスーパーは、初回利用者向けの特典を用意しています。送料無料クーポン、○円オフクーポン、ポイント増量など、内容はサービスによってさまざまです。使わない手はありません。

たとえば楽天マートのお買い物応援プランは30日間の無料トライアルがあり、期間中は送料無料とポイント増量の両方を試せます。イオンネットスーパーは新規会員登録で200WAON POINT。7NOWは「7のつく日」に配送料無料になるキャンペーンを実施することがあります。初回は特典の大きいサービスから試して、使い勝手を確かめるのが合理的です。

ただし注意点が2つ。1つは、初回特典の条件をよく読むこと。最低購入金額や対象商品の指定がある場合があります。もう1つは、月額プランの自動更新です。無料トライアル付きのプランは、期間終了後に自動で有料へ切り替わるのが一般的なので、継続しないなら解約期限をカレンダーに入れておきましょう。1〜2社を無料枠で試して、自分の生活に合うほうをメインにする。この進め方なら、失敗してもコストはほぼかかりません。

買い物だけでなく調理の手間も減らしたいなら宅配弁当や食材宅配も

ネットスーパーが解決するのは「買い物に行く手間」までで、献立を考える・調理する・片付けるという工程は残ります。帰宅が遅い日や、体力が残っていない日は、そこから先も誰かに任せたくなるものです。

そんなときの選択肢が、調理済みの宅配弁当と、下ごしらえ済みのミールキット。ネットスーパーと併用することで、平日の負担を段階的に減らせます。ここでは代表的な2サービスを紹介します。

調理まで省きたい日は宅配弁当が早い

nosh(ナッシュ)

サービス名 nosh(ナッシュ)
タイプ 冷凍弁当(レンジで温めるだけ)
メニュー数 100種類以上から自由に選択可能
栄養設計 糖質・塩分に配慮した管理栄養士監修のメニュー
プラン 6食4,318円/8食5,157円/10食6,206円/12食7,344円/20食12,240円(税込・20食は2回目以降)
1食あたりの価格 612円〜719円(税込・通常価格)。nosh clubの累計購入割引で段階的に下がる
配送 冷凍便で全国配送。配送間隔は1〜3週間から選択可能
スキップ・停止 マイページからいつでもスキップ・停止が可能
メリット
  • レンジで温めるだけなので、帰宅から食事まで数分で完結する
  • 常時100種類以上のメニューから好きなものを自分で選べる
  • 糖質・塩分に配慮した設計で、栄養バランスを整えやすい
  • 洗い物が出ず、後片付けの手間もなくなる
  • スキップ・停止がマイページから簡単にできる
デメリット
  • 冷凍庫にまとまったスペースが必要になる
  • 1食あたりの単価は自炊より高くなる
  • 冷凍便のため送料が別途かかる
  • スキップを忘れると自動で次回分が届く

「今日はもう何も作りたくない」という日の保険として、冷凍弁当をストックしておく使い方が最も実用的です。noshは糖質・塩分に配慮した管理栄養士監修の冷凍弁当で、常時100種類以上のメニューから自分で選べます。1食あたりは612円〜719円(税込・通常価格)で、買うほど割引率が上がるnosh clubの仕組みもあります。レンジで温めるだけなので、帰宅してから食事まで数分。容器ごと捨てられるため、洗い物もゼロです。

ネットスーパーとの相性が良いのは、役割が完全に分かれているから。ネットスーパーで平日の食材を揃え、noshは「作れない日」専用のストックとして冷凍庫に数食置いておく。この使い分けなら、冷凍庫のスペースを圧迫しすぎることもありません。配送間隔は1〜3週間から選べ、必要ない週はスキップできます。

宅配弁当はサービスによって価格帯も味の方向性も大きく異なります。自分に合うものを探したい場合は、宅食おすすめランキング15選で各社を比較してみてください。一人暮らしで冷凍庫が小さい場合は、一人暮らし向け宅食おすすめランキングのほうが条件に合うサービスが見つかります。

献立を考える手間を減らしたいならミールキット

Oisix(オイシックス)

サービス名 オイシックス(Oisix)
タイプ 食材宅配(ミールキット「Kit Oisix」+定期ボックス)
ミールキット Kit Oisix。主菜と副菜の2品が約20分で作れる設計。週20種類以上、年間350種類以上。2人前994円(税込)・3人前1,566円(税込)から
特徴 全国1,000以上の契約農家から仕入れた有機・特別栽培野菜など、独自基準で選んだ食材を使用
注文形式 定期ボックス(毎週提案される内容を自分で編集できる)
配送 全国配送(ヤマト運輸のクール便/一部地域は自社便)
スキップ・解約 定期ボックスはスキップ・キャンセルが可能
メリット
  • Kit Oisixなら主菜と副菜の2品が約20分で作れる
  • 献立を考える手間と、食材を計量する手間がなくなる
  • 全国1,000以上の契約農家の有機・特別栽培野菜など、食材の質にこだわっている
  • 定期ボックスの中身は自分で自由に編集できる
  • 必要のない週はスキップできる
デメリット
  • スーパーで食材を買うより価格は高くなる
  • 調理そのものはゼロにならない(加熱や盛り付けは必要)
  • 定期ボックスのスキップを忘れると自動で届く
  • 賞味期限が短いキットもあり、計画的に消費する必要がある

「作るのは嫌じゃないけれど、献立を決めるのがしんどい」という人にはミールキットが向いています。オイシックスのKit Oisixは、カット済みの食材とレシピ、必要な調味料がセットになっており、主菜と副菜の2品が約20分で完成します。献立を考える工程と、食材を計量する工程がまるごと省けるのが最大の価値です。

食材の質にこだわっているのもオイシックスの特徴で、全国1,000以上の契約農家から仕入れた有機・特別栽培野菜など、独自基準で選ばれた食材が使われています。Kit Oisixは週に20種類以上、年間では350種類以上が登場するので、飽きずに続けやすいのも利点です。価格は2人前994円(税込)・3人前1,566円(税込)からで、家族の人数に合わせて選べます。定期ボックスは毎週内容が提案されますが、中身は自分で自由に入れ替えられるので、必要なものだけを残して注文できます。使わない週はスキップも可能です。

ネットスーパーとの組み合わせでは、週2〜3回だけミールキットを入れて、残りはネットスーパーの食材で自炊する形がバランスが良いでしょう。キットの日は献立を考えなくていいぶん、気持ちの余裕が生まれます。ミールキットも宅配弁当も、毎日使うより「しんどい日の逃げ道」として置いておくほうが長続きします。

ネットスーパーに関するよくある質問

最後に、ネットスーパーを使う前によく聞かれる疑問をまとめました。実際に注文する前の確認事項としてお役立てください。

ネットスーパーは店舗で買うより値段が高いですか

商品の価格そのものは、店舗出荷型なら店頭と同じ、または特売価格がそのまま反映されるサービスが多いです。ダイエーや西友は店頭の特売がネットにも反映されやすく、OKネットスーパーはEveryday Low Priceを掲げて店頭と同じ低価格を維持しています。

割高に感じる原因は、商品価格ではなく配送料です。2,000円の買い物に490円の送料が乗れば25%の上乗せになりますが、8,000円買って送料無料なら上乗せはゼロ。つまり、「高いかどうか」は買い方で決まります。

なお即配型は例外で、7NOWは店頭価格と異なる場合があると明記しています。価格を最優先するなら店舗出荷型を、スピードを優先するなら価格差を利便性の対価と考えて即配型を選ぶのが納得のいく判断です。

配送料を無料にする方法はありますか

方法は主に3つあります。1つめが送料無料ラインまでまとめ買いすること。西友ネットスーパーは5,500円(税込)以上、ライフネットスーパーは8,000円以上、OniGOは12,000円以上で無料になります。

2つめが有料プランに加入すること。楽天マートのお買い物応援プラン(月額550円)に入ると3,500円(税込)以上で送料無料になり、月4回以上使うなら会費を上回ります。Amazonフレッシュもプライム会員なら10,000円以上で無料です。

3つめが店舗受け取りを使うこと。マルエツのピックアップステーション・ピックアップルームは手数料無料で受け取れます。このほか、初回限定の送料無料クーポンや、7NOWの「7のつく日」のようなキャンペーンを活用する手もあります。

置き配や宅配ボックスでの受け取りはできますか

サービスによって対応が分かれます。Amazonフレッシュ、イオンネットスーパー、ダイエーなどは置き配に対応しており、在宅していなくても受け取れます。一方、OKネットスーパーは鮮度保持を理由に置き配・宅配ボックスを不可としており、必ず対面での受け取りが必要です。

コープデリのような生協の宅配は、不在時に保冷ボックスへ保冷剤やドライアイスを入れて玄関前に置いてもらえます。週1回決まった曜日の配達なので、在宅の必要がないのは大きな利点です。

置き配を利用する際は、国民生活センターが呼びかけているとおり、誤配や盗難のリスクを理解し、トラブル時の補償内容と連絡先を事前に確認しておくことが大切です。配達完了の通知が来たら早めに取り込み、とくに夏場は生鮮品を長く放置しないようにしましょう。

注文した商品が欠品したらどうなりますか

一般的には、代替品を届けるか、その商品をキャンセルして返金するかのどちらかになります。多くのサービスでは注文時に「代替品可/不可」を選択できるので、こだわりがある場合は「不可」にしておきましょう。

欠品が起きやすいのは店舗出荷型です。注文時点で在庫があっても、売り場でのピッキング中に売り切れてしまうことがあります。とくに特売品や数量限定品は欠品しやすい傾向があります。

欠品を避けたいなら、倉庫型のGreen Beansや楽天マートを選ぶのが有効です。専用倉庫の在庫をシステムで管理しているため、注文できた商品はほぼ確実に届きます。返金の方法や返品の条件は事業者ごとに異なるので、初回注文の前に規約を確認しておくと安心です。

支払い方法は何が使えますか

中心はクレジットカードです。ほぼすべてのサービスが対応しており、置き配を使う場合は事実上クレジットカード決済が前提になります。

現金派の人には代金引換に対応しているサービスがあります。東急ストアネットスーパーとネットスーパーオークワは代引きに対応。東急ストアはあと払い(ペイディ)も選べます。ただし代引きは手数料がかかる場合があり、オークワの広域配達では金額に応じて330〜1,100円が加算されます。

ポイントを支払いに充てられるサービスもあります。Green Beansは2026年1月7日からWAON POINTでの支払いに対応しました(クレジットカード決済との併用が条件で、カード決済額が1,000円以上残るようにポイント数を設定する必要があります)。楽天マートと西友ネットスーパーでは楽天ポイントが使えます。

全国どこでも使えるネットスーパーはありますか

完全な全国対応は多くありませんが、最も広いのは7NOWです。2025年2月に全国展開を完了しており、全国のセブン‐イレブン(一部店舗を除く)から最短20分で届きます。品揃えは約3,000アイテムとコンビニ相当ですが、エリアの広さは他の追随を許しません。

次に広いのがおうちでイオン イオンネットスーパー。全国のイオン・イオンスタイル等の店舗が配送拠点になるため、ほぼ全国をカバーしています。まとめ買いができるネットスーパーとしては、最も多くの地域で使える選択肢です。

Green Beans、楽天マート、Amazonフレッシュといった倉庫型は首都圏中心、ライフは8都府県、西友は13都府県と、それぞれエリアが限られます。地方在住なら、まず7NOWとイオンネットスーパーでエリア判定をして、それから地域スーパーや生協の宅配を調べるのが効率的な進め方です。

まとめ|品揃えと配送スピードで自分に合うネットスーパーを選ぼう

ネットスーパー選びで迷ったら、「1回でどれだけ揃うか」と「どれだけ早く届くか」の2軸に立ち返ってください。そのうえで配送料・最低注文金額・対応エリアを確認すれば、候補は自然に絞られます。

まとめ買いで買い物を丸ごと置き換えたいなら、30,000点以上を扱い1時間単位で受け取れるGreen Beans。楽天ポイントを軸に組み立てるなら、月額550円のプランで3,500円以上が送料無料になる楽天マート。プライム会員なら追加登録なしで始められるAmazonフレッシュ。地方在住で選択肢が少ないなら、ほぼ全国対応のおうちでイオン イオンネットスーパーと、最短20分・全国のセブン‐イレブンから届く7NOWが現実的な候補になります。

そして忘れないでほしいのが、1社に絞る必要はないということ。週末のまとめ買いは大手、平日の買い忘れは即配型、という2本立てにするだけで、送料負けも配送枠切れもほぼ防げます。会員登録が無料のサービスがほとんどなので、まずは2〜3社で郵便番号を入れてエリア判定をしてみてください。

配送料も最低注文金額も、エリアや店舗によって変わります。気になるサービスが見つかったら、必ず自分の住所で表示された条件を確認してから初回注文をする。そのひと手間で、買い物の時間と労力を毎週取り戻せるようになります。

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