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2026/10/07

二人暮らしの宅食おすすめ12選【2026年最新】2人分の注文単位と冷凍庫の空きで選ぶ

同棲や結婚で二人暮らしを始めると、どの家庭も同じ壁に行き当たります。一人のときより効率は上がるはずなのに、夕食の準備は思ったほど軽くならないという壁です。献立を決める手間は人数が倍になっても半分には減らず、むしろ二人の好みをすり合わせる分だけ増えます。スーパーに並ぶ野菜や肉は3〜4人分が基本の単位で、二人で使うと必ず余りが出ます。しかも帰宅時間が噛み合わない日は、同じ料理を2回に分けて温め直すはめになります。

そこで選択肢に入ってくるのが宅食(宅配弁当・惣菜宅配)です。ただ二人暮らしの宅食選びは、一人暮らしとは少し勝手が違います。決め手になるのは「注文単位」と「冷凍庫の空き」の2つです。1食ずつ選べるのか、2人前セットで届くのか、週3食なのか週5食なのか。そして2人分の食数が自宅の冷凍庫に本当に入るのか。ここを外すと、安さや味の良し悪し以前に使いこなせません。子どもを含む4人分を考えているなら、家族向け宅食おすすめ12選のほうが条件に合います。

この記事では、二人暮らしという条件に絞って宅食12社を比較しました。1食あたりの料金だけでなく、2人で1週間分を頼んだときの送料込みの総額、注文単位、冷凍庫をどれだけ使うか、受け取り方法まで一覧にしています。あわせて、全部を宅食に置き換えない現実的な使い分け方もまとめました。読み終わるころには、二人の生活リズムに合う1社が具体的に見えているはずです。

二人暮らしの夕食づくりが思ったよりラクにならない理由

「一人暮らしのときより料理は楽しくなったけれど、負担は倍以上になった気がする」——二人暮らしでよく聞く感想です。実はこれ、気のせいではありません。人数が2倍になっても手間が2倍になるわけではないのですが、そのぶん別の種類の負担が増えているからです。まずは、二人暮らしの夕食づくりで何が起きているのかを整理しておきましょう。

二人分でも献立を考える手間は一人分と変わらない

料理の工程のなかで、いちばん時間を食っているのは実は調理そのものではなく献立を決める作業です。冷蔵庫の中身を思い出し、昨日と被らないようにして、二人とも食べられるものを選ぶ。この判断を平日5日分こなすと、主菜だけで5品、副菜まで含めれば10品を決めることになります。

しかもこの手間は、人数が増えても減りません。一人暮らしなら「今日は納豆ごはんでいい」と切り上げられたところが、二人暮らしだと相手の分がある以上そうはいきません。むしろ二人になると、好き嫌いや食べられる量の違いという変数が増えるぶん、決めるのが難しくなります。片方が魚をあまり食べない、片方が辛いものが苦手、といった条件が加わると、選択肢は一気に狭まります。

さらに厄介なのが、この作業が毎日リセットされることです。1回決めれば終わりではなく、翌日もまた同じ判断が必要になります。夕食づくりの疲労感の正体は、包丁を握る時間よりも、この毎日の意思決定の積み重ねにあります。宅食が二人暮らしに効くのは、この「決める」という工程をまるごと外注できるからです。

食材が中途半端に余って使い切れない

スーパーで売られている食材の単位は、二人暮らしにとって常に少し多すぎます。キャベツは1玉、大根は1本、豚こま肉は300g前後のパック。二人分の1回の食事で使い切れる量ではありません。かといって半分だけ買おうとするとカット野菜になり、割高になります。

余った食材は冷蔵庫の奥に移動し、数日後に「そろそろ使わないと」という別の宿題になります。この宿題が2〜3種類たまると、献立はその消化から逆算することになり、食べたいものではなく使わなければならないものを軸に献立を組むという本末転倒が起きます。そして結局、間に合わずに捨てることになります。

農林水産省の食品ロスに関する推計(令和6年度)によると、日本の食品ロスは年間461万トン、そのうち家庭から出るものが224万トンで、国民1人当たりでは年間およそ37kgに相当します。二人暮らしの食材ロスは、その世帯分の縮図です。宅食は必要な分だけが調理済みで届くので、そもそも余る食材が発生しません。食費が上がるように見えても、捨てていた分を差し引くと差が縮まるのはこのためです。

帰宅時間がずれると結局2回温め直すことになる

二人暮らしで意外と負担になるのが、食事のタイミングのズレです。片方が19時に帰宅し、もう片方が21時過ぎになる。この2時間の差があるだけで、作った料理は「温かいうちに食べる」という前提が崩れます。先に食べるか、待つか、2回に分けて温め直すか。どれを選んでも小さなストレスが残ります。

とくに揚げ物や炒め物は、時間を置いた再加熱で味が落ちやすい料理です。せっかく作ったのに残念な状態で食べることになると、作った側にも食べる側にも不満がたまります。「作る人の都合」と「食べる人の帰宅時間」が一致しないというのは、二人暮らし特有の構造的な問題です。

宅食のうち冷凍タイプは、この問題をきれいに解きます。1食ずつパックされているので、各自が帰宅したタイミングで温めればよく、待つ必要も温め直す必要もありません。冷蔵タイプでも、届いたおかずをそれぞれの時間に食べる運用にすれば同じことができます。食卓を共にする日は一緒に、ずれる日は別々にという切り替えが、無理なくできるようになります。

宅食・ミールキット・食材宅配のどれが二人暮らしに合うか

夕食の負担を減らすサービスは大きく3種類あります。名前が似ていて混同されがちですが、解決してくれる問題がそれぞれ違います。

種類 届くもの 調理の手間 二人暮らしでの向き不向き
宅食・宅配弁当 調理済みの弁当・惣菜(冷凍または冷蔵) レンジで温めるだけ(3〜6分) 帰宅時間がずれる二人に最適。食材ロスもゼロ
ミールキット カット済み食材+調味料+レシピ 10〜20分の調理が必要 二人で料理する時間を楽しみたい家庭向き。平日毎日は続きにくい
食材宅配・ネットスーパー 生鮮食品や日用品 献立づくりから自分で行う 買い出しの手間は消えるが、献立と調理の負担は残る

三者の違いをひとことで言えば、献立を考える工程まで外注できるのは宅食だけということです。ミールキットは調理の段取りを肩代わりしてくれますが、キッチンに立つ必要は残ります。食材宅配は買い出しの移動時間を消してくれますが、毎日の「何を作るか」は自分で決めることになります。キッチンに立つ時間を少しは残したい人は、ミールキットおすすめ12選も選択肢に入ります。

二人暮らしで平日の夕食づくりが負担になっているなら、まずは宅食から試すのが近道です。そのうえで、週末だけミールキットを使う、飲み物や日用品は食材宅配でまとめる、といった組み合わせに広げていくと無駄がありません。宅食全体の相場観をつかんでおきたい人は、宅食おすすめランキング15選もあわせて確認しておくと、二人暮らし向けの選択肢が相対的にどの位置にあるか分かりやすくなります。

二人暮らしの宅食は注文単位で決まる|1食単位・2人前セット・週3食プランの違い

二人暮らしの宅食選びで最初に決めるべきは、価格でも味でもなく注文単位です。ここが生活に合っていないと、安いサービスを選んでも余らせたり足りなくなったりして、結局やめてしまいます。注文単位は大きく3タイプに分かれ、それぞれ向いている二人の形が違います。

1食ずつ選べるタイプ|好みや食べる量が違う二人向き

nosh(ナッシュ)やライフミール、DELIPICKSのように、メニューを1品ずつ自分で選んでセットを組むタイプです。10食セットなら10品を自由に指定でき、和洋中や魚・肉のバランスも自分たちで決められます。

このタイプが二人暮らしに強いのは、好みが分かれても1つのセットで両方に対応できるからです。魚が好きな人向けに4品、肉が好きな人向けに6品、という組み方ができます。同じ注文のなかで二人分の好みを同時に満たせるのは、1食単位タイプだけの利点です。食べる量が違う場合も、片方はボリュームのあるメニュー、片方は軽めのメニューと選び分けられます。

食数の単位も二人暮らしと相性がよく、noshは6食・8食・10食・12食、ライフミールは7食・10食・20食から選べます。偶数の食数なら二人で割り切れるので、「どちらかの分だけ残る」という状態になりません。平日5日×2人=10食が基本の目安で、ここに週末分を足すかどうかで10食か12食かを決めると迷いません。

2人前セットタイプ|同じおかずを一緒に食べたい二人向き

Tsuklio(ツクリオ)のように、大皿の惣菜が2人前の分量でまとめて届くタイプです。1食ずつ小分けされた弁当ではなく、主菜と副菜が家庭料理のかたちで届き、食べるときに各自の皿に取り分けます。

このタイプの利点は、食べる量の差を盛り付けで調整できることです。弁当型だと「片方には多い、片方には足りない」という問題が起きがちですが、大皿なら現場で加減できます。同じおかずを一緒に食べたい、食卓を共にしたいという二人には、こちらのほうが自然です。冷蔵で届くので冷凍庫の空きを気にしなくてよいのも、二人暮らしの住まいでは大きな意味を持ちます。

一方で注意点もあります。まとめ払いのため1回の支払額が大きくなり、少量から試すことができません。日持ちも短めなので、届いてから数日以内に食べきる計画が要ります。また、取り分けて食べる前提なので、帰宅時間が大きくずれる日は先に食べた側が多めに取ってしまうといった調整も必要になります。

週3食・週5食プラン|平日の夕食だけ置き換えたい二人向き

ワタミの宅食やツクリオが採用している、1週間のうち何日分を届けてもらうかで契約するタイプです。ワタミの宅食は平日5日間コースと7日間コースがあり、二人分を頼めば1日2食ずつ届きます。ツクリオは週3食プランと週5食プランから選べます。

このタイプは「平日の夕食だけ宅食に置き換える」という使い方にぴったり合います。週末は二人で買い物に行って料理をする、平日は宅食に任せる、という線引きが最初から仕組みとして用意されているのが強みです。自分で食数を計算する必要がなく、1週間の食事のリズムが自動的に整います。

コスト面でも読みやすさがあります。ワタミの宅食は宅配料が価格に含まれているので、1食あたりの表示額に人数と日数を掛けるだけで週の予算が出ます。まごころ手鞠なら1食590円なので、二人で平日5日なら5,900円。送料を別計算しなくてよいというのは、家計管理の面で想像以上に楽です。

1人前セットを二人で分ける使い方は成り立つのか

「1食分を二人で半分ずつ食べれば安上がりでは」と考える人もいますが、結論から言うと冷凍弁当タイプでこの使い方は基本的に成り立ちません。宅配弁当1食のボリュームは、主菜1品+副菜2〜3品でおおむね250〜400kcalに設計されています。これを二人で分けると1人125〜200kcal、コンビニのおにぎり1〜2個分にしかなりません。

ごはんを多めに炊いて量を補う、味噌汁やサラダを足す、といった工夫をしてもなお物足りないはずです。そもそも宅食の目的は調理の手間を減らすことなので、足りない分を毎回自炊で補うなら、手間を減らすという目的が達成できません。

ただし例外はあります。ツクリオのような大皿の惣菜タイプや、わんまいるのように主菜と副菜が個包装で届くタイプは、量の調整が前提の設計になっています。また、昼食を軽めに済ませたい、夜は量を控えたいという二人であれば、1食を分けるのではなく「1食ずつ頼んで、片方は半分残して翌日の昼に回す」という運用のほうが現実的です。分けるのではなく、食数そのものを生活に合わせて減らすほうが失敗しません。

二人暮らしの冷凍庫に宅配弁当は何食入る?容量別の目安

二人暮らしで宅食が続かなくなる最大の原因は、味でも値段でもなく冷凍庫に入りきらないことです。2人分となると一人暮らしの倍の食数を保管することになり、家庭用の冷凍室はあっという間に埋まります。注文する前に、自宅の冷凍庫に何食置けるのかを把握しておきましょう。

400L前後の2ドア冷蔵庫なら何食まで置けるか

一般社団法人日本電機工業会の冷蔵庫の購入前セルフチェックでは、2人までの世帯に適した冷蔵庫の容量を360〜410Lとしています。二人暮らしで新しく冷蔵庫を買った家庭なら、この400L前後のクラスを使っているケースが多いはずです。

400Lクラスの冷蔵庫では、冷凍室の容量はおおむね100〜130L前後になります。宅配弁当の容器はおおよそ縦18cm×横17cm×高さ3.5cm程度で、1食あたり約1L強のスペースを占めます。単純計算なら100食分入りそうに思えますが、実際には引き出しの形状や、氷・冷凍食品・作り置きといった既存の中身があるため、そこまでは入りません。

現実的な目安は、冷凍室の中身をある程度整理した状態で10食前後、かなり空けられれば20食です。10食なら二人で平日5日分、20食なら二人で平日10日分に相当します。宅食の容器は平らな形状なので、立てずに横に積み重ねるほうが隙間なく収まります。引き出しの1段を丸ごと宅食用に空けておくと、届いた日の収納作業が一気に楽になります。

一人暮らし用の小型冷蔵庫を使っている二人が気をつけたいこと

同棲を始めたばかりで、どちらかが使っていた一人暮らし用の冷蔵庫をそのまま使っている——このパターンはかなり多いのですが、宅食との相性という点では要注意です。140〜200Lクラスの小型冷蔵庫の場合、冷凍室の容量は30〜50L程度しかありません。

このサイズだと、冷凍食品や保冷剤がすでに入っている状態で宅配弁当を追加すると、7食セットでも入りきらない可能性があります。届いてから慌てて中身を捨てる、という残念な事態を避けるために、注文前に冷凍室の中身を出して実測しておくことをおすすめします。弁当容器と同じくらいの大きさの箱や本を置いてみると、何食分のスペースがあるか一目で分かります。

小型冷蔵庫で宅食を使いたい場合の現実的な選択肢は3つです。①4〜7食の少量セットを短い間隔で受け取る、②冷凍庫を無料レンタルできるサービスを選ぶ、③そもそも冷蔵・常温で届くサービスに切り替える。ライフミールやまごころケア食、三ツ星ファームには冷凍庫の無料レンタルや冷凍庫プレゼントのプランがあり、置き場所さえ確保できればこの問題は解消します。

冷凍庫がパンクしない受け取りペースと食数の決め方

食数を決めるときは、冷凍庫の容量から逆算するのが確実です。手順はシンプルで、①冷凍室に置ける食数を数える、②二人で1週間に何食消費するかを出す、③配送間隔をそれに合わせる——この3ステップです。

たとえば冷凍室に10食置ける家庭で、平日の夕食だけ宅食にするなら消費は週10食。この場合、10食セットを毎週受け取ると常に満杯の状態が続き、届いた日に入りきらないリスクが出ます。安全なのは「置ける食数の7割」を1回の注文量にすることで、この例なら7食セットを毎週、または10食セットを10日に1回というペースが現実的です。

多くのサービスは配送間隔を選べます。ライフミールは1〜4週間、GREEN SPOONは1・2・3週間、まごころケア食は週1回から4週に1回まで指定できます。noshは配送スケジュール画面から次回のお届け日をずらしたりスキップしたりできるので、冷凍庫の残量を見ながら調整が可能です。最初は少なめに頼み、余裕がありそうなら増やすという順番で始めると失敗しません。外食や旅行の予定が入った週は、迷わずスキップしてください。

冷凍庫を空けられないなら冷蔵・常温で届くサービスを選ぶ

どう頑張っても冷凍庫に空きが作れない場合、無理に冷凍弁当を選ぶ必要はありません。冷蔵で届くタイプの宅食を選べば、冷凍庫の問題はそもそも発生しません。

代表的なのがワタミの宅食で、平日に日替わりのお弁当・お惣菜が1日分ずつ届きます。届いたその日に食べる前提なので、保管するのは冷蔵室の一角だけで済みます。ツクリオも冷蔵で届くタイプで、こちらは週1回の配達で数日分の惣菜がまとまって届きます。日持ちはお届け日を含めて4日間なので、冷蔵室に数日分のスペースがあれば運用できます。

冷蔵タイプを選ぶときのポイントは、受け取りと消費のリズムが生活に合うかです。ワタミの宅食は毎日届くぶん在庫を持たなくて済みますが、自社配送のエリア内である必要があります。ツクリオは週1回の受け取りで済みますが、4日以内に食べきる計画が要ります。冷凍のストック型と冷蔵の都度型、どちらが二人の生活に馴染むかで選び分けてください。なお冷凍品を扱うときは、厚生労働省が示す家庭でできる食中毒予防のポイントのとおり、室温での自然解凍は避けて冷蔵庫か電子レンジで解凍するのが基本です。

二人暮らし向けの宅食を選ぶ6つのポイント

注文単位と冷凍庫の問題がクリアできたら、次はサービスそのものの比較です。二人暮らしでは一人暮らしのときより金額が大きくなるぶん、選び方を間違えたときの損失も大きくなります。ここでは失敗しないための6つのチェックポイントを挙げます。

送料込みで2人分の1か月の合計金額を計算する

宅食の料金を比べるとき、1食あたりの表示価格だけを見るのは危険です。冷凍タイプの多くは送料が別途880〜1,180円程度かかり、二人分で食数が増えるほど総額のインパクトが大きくなります。

計算のしかたは簡単です。「1食あたりの価格×食数+送料」で1回分の総額を出し、それを月に何回受け取るかで掛けます。たとえば1食500円のサービスを10食(二人で平日5日分)、送料980円で毎週受け取るなら、1回6,000円弱、月では約24,000円。ここに週末や朝食・昼食の食費が乗ります。

総務省統計局の家計調査報告を見ても、食料費は家計支出のなかでもっとも大きな費目のひとつです。今の食費(外食・中食を含む)を把握したうえで、宅食に置き換える分がその範囲に収まるかを確認するのが現実的な進め方です。自炊より高くなるのは事実ですが、外食や総菜購入を置き換えるなら下がるケースも珍しくありません。単価を徹底的に抑えたい人は、安い宅食おすすめランキングで送料込みの実質価格を確認しておくと判断しやすくなります。

メニューを1品ずつ選べるかどうか

二人暮らしでは、メニューを自分で選べるかどうかが継続率を大きく左右します。一人なら「おまかせでいい」と割り切れても、二人だと片方が苦手なメニューが混ざる確率が単純に2倍になるからです。

nosh、ライフミール、DELIPICKS、GREEN SPOONは1品ずつ選択できるタイプです。ワタミの宅食やまごころケア食、食宅便のおまかせコースは、基本的に事業者側が組んだ献立が届きます。おまかせ型が悪いわけではなく、献立を決める手間をゼロにしたいならむしろおまかせ型のほうが目的に合います。選ぶ楽しさを取るか、決めない楽さを取るか、という違いです。

判断の目安は、二人のあいだに明確な苦手食材があるかどうかです。青魚が食べられない、香草が苦手、といった条件があるならメニュー選択型が安全です。とくに苦手なものがないなら、おまかせ型のほうが単価が安く、注文操作も不要なので長続きします。

1食のボリュームが二人それぞれに合うか

二人暮らしの宅食でいちばん多い不満が「片方には足りない」というものです。宅配弁当の1食はおおむね250〜400kcalに設計されており、成人男性が主食なしで満足するには足りないことが多くなります。

対策は3つあります。①ごはんを付ける、②ボリュームのあるサービス・メニューを選ぶ、③足りない側だけ副菜や汁物を足す。ごはん茶碗1杯(150g)で約230kcalなので、これを足すだけで1食500〜600kcal台になり、満足度はかなり変わります。ライフミールは麦ごはん付きのメニューを選べ、DELIPICKSは雑穀ごはんを1食313円で追加できます。

サービス選びの段階で対応するなら、主菜が2品入っているワタミの宅食のまごころダブル(1食790円)や、主菜1品+副菜2品構成の三ツ星ファーム、Meals、わんまいるが候補になります。二人の食べる量が大きく違う場合は、量の多いサービスに揃えて、少食な側が残す運用のほうがうまくいきます。少ないサービスに揃えると、足りない側が毎回買い足すことになり、結局コストも手間も増えます。

置き配・手渡し・宅配ボックスのどれで受け取れるか

共働きの二人暮らしでは、受け取り方法が使い勝手を決めます。前提として、冷凍便・冷蔵便は原則として置き配や宅配ボックスに対応していません。温度管理が必要なため、対面受け取りが基本になります。共働きで受け取り方法に不安があるなら、共働き家庭におすすめの宅食12選で置き配と時間帯指定の対応を整理しています。

この制約のなかで比較的自由が利くのが、冷凍のまとめ受け取り型です。ライフミール、nosh、ワタミの宅食ダイレクト、三ツ星ファーム、Mealsなどはお届け日と時間帯を指定できるので、土日の在宅している時間帯にまとめて受け取ってしまえば、平日は配達のことを気にせずに済みます。ライフミールは19時〜21時の時間帯指定にも対応しています。

冷蔵の毎日配達型では、ワタミの宅食が独自の解決策を持っています。まごころスタッフが手渡しで届けますが、不在の場合は保冷剤と保冷シートをセットした鍵付きの安全ボックスを無料で貸し出してくれるので、留守でも受け取れます。二人とも日中は不在という家庭は、最初から安全ボックスの利用を申し込んでおくとスムーズです。

配送エリアと配送の頻度

全国配送に対応しているサービスが多い一方で、エリアが限られるサービスもあります。ワタミの宅食は自社配送のため担当エリア内でないと利用できません。ツクリオの2人前プランは29都道府県が対象で、中国・四国・九州はまだ対象外です。気になるサービスがあれば、まず郵便番号でエリア判定をしてから検討を進めてください。

配送頻度も重要です。二人で平日5日分を消費するなら週10食のペースになりますが、冷凍庫の容量次第では週1回では受け取りきれません。配送間隔を1〜4週間で選べるサービス(ライフミール、まごころケア食など)なら、容量に合わせて調整できます。逆に、間隔が固定されているサービスは、消費ペースと合わないと在庫が積み上がります。

北海道・沖縄にお住まいの場合は送料の追加分も確認が必要です。ワタミの宅食ダイレクトは沖縄2,420円、三ツ星ファームとわんまいるは北海道・沖縄が2,500円と、本州の2〜3倍になります。二人分で食数が多いぶん、この差は月単位では無視できません。

お休み・スキップのしやすさと解約の縛り

二人暮らしは予定が変わりやすいものです。どちらかの出張、外食の約束、帰省。そのたびに宅食が届くと冷凍庫が溢れます。スキップと解約のしやすさは、始める前に必ず確認しておくべき項目です。

操作方法はサービスによって差があります。ツクリオはLINEのトーク画面から週単位でお休み登録ができ、電話連絡も不要です。noshはマイページの配送スケジュールから日時変更とスキップができ、締切はお届け日の4〜5日前。ライフミールはお届け日の5日前まで、ワタミの宅食は1日単位でお休みできます。締切が何日前かを把握しておかないと、気づいたときには発送済みということになりがちです。

解約の縛りについては、今回紹介する12社はいずれも回数縛りや解約金がないか、あってもごく限定的です。ただし例外として、まごころケア食の冷凍庫無料レンタルは12か月未満で解約すると送料3,000円の負担が発生します。特典付きのプランは条件が付いていることが多いので、申し込み画面の注意書きは必ず読んでおきましょう。

二人暮らしにおすすめの宅食ランキング12選

ここからは二人暮らしという条件に絞って、宅食12社を順位付けして紹介します。評価の軸は①2人分を続けても無理のない価格か、②注文単位が二人暮らしに合っているか、③冷凍庫の負担をどう解決できるか、④受け取りやすさの4点です。価格は税込で、送料は別途かかる場合に明記しています。

サービス名 1食あたりの料金(税込) 注文単位 二人暮らしでの決め手
LifeMeal(ライフミール)
LifeMeal(ライフミール)
490〜520円 7食・10食・20食/1品ずつ選択可 20食で1食490円。冷凍庫の無料レンタルもある
ワタミの宅食
ワタミの宅食
590〜790円(宅配料込) 平日5日間・7日間コース/日替わり 冷凍庫を使わない。鍵付き安全ボックスで留守でも受け取れる
Tsuklio(ツクリオ)
Tsuklio(ツクリオ)
約1,332円(2人前×週3食の1食換算) 2人前×週3食/週5食(送料込) 二人分の惣菜が冷蔵で届き、盛る量を調整できる
DELIPICKS(デリピックス)
DELIPICKS
795〜994円 1品ずつ選択(まとめ買いで割引) シェフ監修の味。ごはんの有無を1食ごとに選べる
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
385〜499円 7食・10食・20食/おまかせ・選べるセット お試し割10食3,990円。まとめ受け取りで在宅不要
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
492〜719円 6食・8食・10食・12食/1品ずつ選択可 100種類以上から二人が別々に選べる
三ツ星ファーム
三ツ星ファーム
711〜927円 7食・14食・21食/メニュー選択可 主菜1品+副菜2品。冷凍庫プレゼントプランもある
わんまいる
わんまいる
1,256円(5食セット) 毎週5食/隔週10食 個包装で薄く、冷凍室に立てて収納しやすい
食宅便
食宅便
690円〜(おまかせコース) 7食セット/コース多数 1梱包に2セット入るので二人で別コースでも送料は1回分
まごころケア食
まごころケア食
394〜426円(定期) 7食・10食・14食・21食 2人分でも食費が膨らまない。冷凍庫レンタルあり
GREEN SPOON
GREEN SPOON
初回539円/通常870〜1,025円 初回10食/2回目以降8〜28食 野菜量が多く、弁当・スープ・サラダを組み合わせられる
Meals(ミールズ)
Meals
696〜927円 7食・10食・14食・21食・28食 28食まで頼めて、二人分の在庫をまとめて確保できる

1位 LifeMeal(ライフミール)|1食490円台からで2人分でも月の予算が読みやすい

LifeMeal(ライフミール)

運営会社 株式会社シルバーライフ
料金(税込) 7食3,640円(1食520円)/10食5,100円(1食510円)/20食9,800円(1食490円)
まとめ買い 8回まとめ買い10食34,188円(1食427円)/8回まとめ買い20食63,200円(1食395円)
初回キャンペーン 10食セット1,900円(1食190円)※冷凍庫レンタルとの同時申込が条件
送料 全国一律980円(沖縄1,480円)。ごはん付きメニューを含む場合は+250円
配送タイプ・調理 冷凍/電子レンジで約5分
配送間隔・スキップ 1〜4週間から選択。スキップ・停止はお届け日の5日前まで
栄養基準 糖質30g基準/糖質15g基準の2規格、食塩相当量2.5g以下
メニュー数 和洋中100種類以上。1品ずつ選択可、麦ごはん付きメニューもあり
冷凍庫レンタル 10食・20食セットをクレジットカードで購入する場合に無料
メリット
  • 20食セットなら1食490円で、二人で平日10日分を9,800円にまとめられる
  • 冷凍庫を無料でレンタルでき、二人分の在庫を置くスペース問題を解決できる
  • メニューを1品ずつ選べるので、二人の好みが違っても1つのセットで対応できる
  • 糖質30g基準と15g基準の2規格があり、片方だけ糖質を抑えたい場合にも組み分けできる
  • 初回は10食1,900円と安く、二人で味を確かめるハードルが低い
デメリット
  • 衛生上の理由で置き配・宅配ボックスに対応していない
  • ごはん付きメニューを1つでも入れると送料が250円上がる
  • 7食だけの注文だと送料980円が重く、実質1食660円前後になる

ライフミールを1位にした理由は、二人分の食費として現実的に成立する価格帯でありながら、二人暮らし最大の障壁である冷凍庫問題にも答えを持っている点にあります。20食セットで1食490円、商品代9,800円。二人で平日5日分を2週間まかなえる量で、1か月に換算しても約2万円です。外食やデリバリーに置き換えれば数回で消える金額なので、置き換えとしての納得感があります。

メニューを1品ずつ選べる点も、二人暮らしには重要な意味を持ちます。魚が苦手な側には肉メニューを、糖質を気にしている側には糖質15g基準のメニューを、というように1つの注文のなかで二人分の条件を別々に満たせます。20食のうち10食ずつ好みで分けるという使い方が自然にできるのは、選択制ならではです。麦ごはん付きのメニューも選べるので、主食を炊く手間まで省きたい日にも対応できます。

そして冷凍庫の無料レンタルです。10食・20食セットをクレジットカードで購入する場合に対象となり、20食をまとめて受け取っても置き場所に困りません。二人暮らしで20食を家庭用の冷凍室に入れるのは現実的ではないので、この特典は単なるおまけではなく前提条件を変える仕組みと考えるべきです。配送間隔も1〜4週間から選べ、スキップはお届け日の5日前まで。予定が変わりやすい二人でも運用しやすい設計になっています。

2位 ワタミの宅食|冷凍庫をまったく使わず2人分を毎日届けてもらえる

ワタミの宅食

1食あたり料金(税込・宅配料込み) まごころ手鞠590円/まごころ小箱620円/まごころおかず690円/まごころ御膳710円/まごころダブル790円
5日間コースの合計(1人分) まごころ手鞠2,950円/まごころ小箱3,100円/まごころおかず3,450円/まごころ御膳3,550円/まごころダブル3,950円
初回割引 初めての世帯・6ヵ月以上休止していた世帯は初回1週間20%オフ(まごころ手鞠5日間2,360円=1食472円)
送料・宅配料 無料(表示価格に含まれる)
配送タイプ・調理 冷蔵の日替わり弁当・惣菜を平日毎日配達/そのまま または レンジで温め
受け取り方法 まごころスタッフが手渡し。不在時は鍵付き安全ボックスを無料貸出(保冷剤・保冷シート入り)
注文単位 平日5日間コース/7日間コース。2人分なら同じ住所に2食ずつ配達。1日単位の追加・お休みも可能
注意点 自社配送のため配達エリアが限られる。配達時間の指定はできない
メリット
  • 冷蔵の日替わりなので冷凍庫のスペースをまったく使わない
  • 宅配料が価格に含まれ、1食×2人×日数で週の予算がそのまま計算できる
  • 鍵付き安全ボックスを無料で借りられ、二人とも不在でも保冷した状態で受け取れる
  • 1日単位でお休みでき、外食の予定が入った日だけ外せる
  • 量の異なる商品がそろっていて、二人で別の商品を頼み分けることもできる
デメリット
  • 配達時間の指定ができず、届く時間帯は担当エリアの巡回順に左右される
  • 冷蔵品のため当日中に食べ切る前提で、ストックには向かない
  • 自社配送エリア外では利用できない
  • 日替わりのおまかせ献立なので、メニューを自分で選ぶことはできない

二人暮らしの宅食で最大のボトルネックが冷凍庫だとすれば、ワタミの宅食はその問題を根本から回避できる選択肢です。冷蔵の日替わり弁当が平日毎日届くので、保管に必要なのは冷蔵室の一角だけ。20食分の置き場所をどう作るか悩む必要がありません。同じ住所に2食ずつ届けてもらえるので、二人分の手配も1回の申し込みで完了します。

コストの読みやすさも際立ちます。まごころ手鞠は1食590円で、この金額に宅配料が含まれています。二人で平日5日なら590円×10食=5,900円。冷凍宅食のように送料を後から足して計算し直す必要がないので、月の食費が一目で組み立てられます。量を重視するなら主菜が2品のまごころダブル(1食790円)、軽めがよければまごころ小箱(1食620円)と、二人で別の商品を頼み分けることもできます。初めての世帯は初回1週間が20%オフになり、まごころ手鞠なら1食472円で試せます。

受け取りについては、共働きの二人暮らしでも心配は要りません。まごころスタッフが手渡しで届けるのが基本ですが、不在時は保冷剤と保冷シートを入れた鍵付きの安全ボックスを無料で貸し出してもらえます。最初の注文確認の段階で申し込んでおけば、初日から留守番運用ができます。注意点は配達時間を指定できないことと、自社配送エリア内でしか利用できないこと。まずは郵便番号でエリアを確認してから検討してください。

3位 Tsuklio(ツクリオ)|2人前×週3食プランで作りおきおかずが冷蔵で届く

Tsuklio(ツクリオ)

料金(税込・送料込み) 2人前×週3食7,990円/2人前×週5食11,990円/4人前×週3食10,690円/4人前×週5食16,960円
1食あたり(1人分換算) 2人前×週3食=約1,332円/2人前×週5食=約1,199円
送料 無料(全プラン価格に込み)
配送タイプ・調理 冷凍せず冷蔵でお届け/レンジで温めるだけ
日持ち お届け日を含めて4日間(冷蔵保存)。メニューによっては冷凍保存も可
受け取り方法 置き配不可。曜日と時間帯を指定して受け取る
対応エリア 2人前プランは29都道府県が対象(中国・四国・九州は未対応)
注文・変更 すべてLINEで完結。お休み登録は週ごとに無料。回数の縛りなし
メリット
  • 2人前の分量でまとめて届くので、二人暮らしの食数計算がそもそも要らない
  • 大皿の惣菜なので、食べる量が違う二人でも盛り付けで調整できる
  • 冷蔵で届くため冷凍庫の空きをまったく気にしなくてよい
  • 全プラン送料込みで、表示価格がそのまま総額になる
  • 注文・スキップ・解約がすべてLINEで完結し、週単位でお休みできる
デメリット
  • 1人1食あたりに換算すると1,200〜1,300円台で、価格帯は高め
  • 日持ちがお届け日を含めて4日間と短く、食べきる計画が必要
  • 冷蔵品のため置き配ができず、指定した時間帯に在宅している必要がある
  • 2人前プランは29都道府県が対象で、中国・四国・九州では利用できない
  • 主食は付かないので、ごはんは別に用意する必要がある

ツクリオ(旧つくりおき.jp)は、二人暮らしのために注文単位が用意されている数少ないサービスです。2人前×週3食が7,990円、2人前×週5食が11,990円。いずれも税込・送料込みなので、表示された金額がそのまま支払額になります。食数を自分で計算する必要がなく、「平日3日分」「平日5日分」という感覚でそのまま申し込めるのが最大の利点です。

届くのは1食ずつの弁当ではなく、主菜と副菜が家庭料理のかたちで入った惣菜です。食べる量が違う二人でも、取り分ける段階で加減できるので、片方だけ足りないという事態になりません。冷蔵で届くため冷凍庫の空きも不要で、週1回の受け取りで数日分がそろいます。土曜に受け取って月曜までに食べきる、というリズムを決めてしまえば、平日は玄関に立つ必要すらなくなります。

運用面ではLINEで完結する点が便利です。注文・スキップ・解約がトーク画面から操作でき、お休み登録は週ごとに無料。回数の縛りもありません。注意したいのは日持ちがお届け日を含めて4日間であることと、2人前プランの対応エリアが29都道府県にとどまることです。中国・四国・九州はまだ対象外なので、先にエリアを確認してください。価格は1人1食あたり1,200〜1,300円台と決して安くはありませんが、外食の代替として見れば妥当な水準です。

4位 DELIPICKS|1食ずつメニューを選べて好みが分かれる二人でも分けやすい

DELIPICKS(デリピックス)

1食あたり料金(税込) おかず994円。まとめ買い割引で税抜7,000円以上10%オフ、10,000円以上15%オフ、15,000円以上20%オフ
お試しセット シェフおすすめ5食+雑穀ごはん1食で3,218円(送料無料・1人1セットまで)
ごはんの追加 雑穀ごはん180g・約296kcalを1食313円で追加できる
送料 5,999円以下1,180円/6,000〜9,999円590円/10,000円以上無料
配送タイプ・調理 冷凍/電子レンジで約6分
栄養基準 糖質30g以下・たんぱく質平均15g以上・1日に必要な野菜の約3分の1
メニュー数 100種類以上(ミシュラン経験のあるシェフが監修)。1品ずつ選択可
受け取り方法 置き配不可。クール便のため時間帯を指定して受け取る
メリット
  • 1品ずつ選べるので、好みが分かれる二人でも同じ注文で対応できる
  • 雑穀ごはんを1食ごとに付け外しでき、食べる量が違う二人に合わせやすい
  • 二人分をまとめて頼めばまとめ買い割引の対象になり、単価と送料が同時に下がる
  • 継続購入とレビュー投稿でランクが上がる「マイランク」制度があり、まとめ買い割引と併用でさらに最大13%オフになる
  • ミシュラン経験のシェフ監修で、外食を減らしても満足感が落ちにくい
  • お試しセットが5食+ごはん1食で3,218円・送料無料と試しやすい
デメリット
  • 割引後でも1食795〜894円と、毎日使うには高めの価格帯
  • 5,999円以下の注文は送料1,180円が重く、実質価格がさらに上がる
  • 置き配ができず、クール便を時間帯指定で受け取る必要がある

DELIPICKSは、二人分をまとめて頼むほど有利になる価格設計が特徴です。おかず1食994円は単体で見ると高めですが、まとめ買い割引が税抜7,000円以上で10%、10,000円以上で15%、15,000円以上で20%と段階的に効きます。二人暮らしで10食まとめて頼めば、それだけで10%オフの水準に届きます。さらに税込10,000円を超えれば送料も無料になるので、「二人分だから量が多い」という条件がそのまま割引条件になるという珍しいサービスです。継続して利用しレビューを投稿するとランクが上がる「マイランク」制度もあり、まとめ買い割引に上乗せで最大13%オフが効くため、二人で長く使うほど単価はさらに下がっていきます。

メニューを1品ずつ選べるのも、二人暮らしには効いてきます。ミシュラン経験のあるシェフが監修した100種類以上のラインナップから、それぞれの好みで選べます。ビーフシチューやシャリアピンソースのハンバーグのような、家庭では手間のかかる料理がそのまま出てくるので、週末に外食したくなる衝動をある程度こちらで吸収できるのが実用的な価値です。

雑穀ごはんを1食313円で個別に追加できる点も見逃せません。よく食べる側にはごはん付き、控えたい側はおかずのみ、という組み合わせが1つの注文のなかでできます。まずは5食+ごはん1食で3,218円・送料無料のお試しセットで、二人の口に合うか確かめるのが無駄のない始め方です。

5位 ワタミの宅食ダイレクト|7食・10食から選べて冷凍庫の空きに合わせやすい

ワタミの宅食ダイレクト

いつでも三菜(税込) お試し割10食3,990円(1食399円)/継続割10食3,845円(1食385円)/定期おまかせ10食4,645円(1食465円)/都度10食4,890円(1食489円)
いつでも五菜(税込) お試し割10食4,990円(1食499円)/定期おまかせ10食5,633円(1食563円)
セット 7食・10食・20食。おまかせのほか、選べるセットも用意
送料 本州・四国・九州880円/北海道1,210円/沖縄2,420円
配送タイプ・調理 冷凍/電子レンジで約4分
栄養基準 いつでも三菜は250kcal基準・食塩相当量2.0g以下、いつでも五菜は350kcal基準・食塩相当量3.0g以下
受け取り方法 置き配不可。お届け日と時間帯を指定して受け取る
冷蔵版との違い 冷蔵の「ワタミの宅食」は毎日配達・安全ボックス対応。ダイレクトは冷凍でまとめ受け取り
メリット
  • お試し割なら10食3,990円(1食399円)と、二人で1週間分を4,000円以内に収められる
  • 7食・10食・20食とセットの刻みがあり、冷凍庫の空きに合わせて選べる
  • まとめて届くので、平日に毎日在宅している必要がない
  • いつでも五菜は主菜1品+副菜4品と品数が多く、二人の食卓が寂しくならない
  • お届け日と時間帯を指定でき、土日にまとめて受け取れる
デメリット
  • 冷凍のため置き配・宅配ボックスに対応していない
  • お試し割は1人1回限りで、継続すると1食465円前後に上がる
  • 20食をまとめて受け取ると家庭用の冷凍室がほぼ埋まる

同じワタミでも、冷蔵の「ワタミの宅食」とは別サービスです。ワタミの宅食ダイレクトは冷凍便でまとめて届くタイプで、二人暮らしにとっての価値は「食数を冷凍庫の空きに合わせて刻める」点にあります。7食・10食・20食と選択肢があるので、冷凍室に余裕がなければ7食、引き出しを1段空けられるなら10食、と現実に合わせて調整できます。

価格の安さも際立ちます。いつでも三菜のお試し割は10食3,990円で1食399円。送料880円を足しても10食で4,870円、1食あたり487円です。二人で平日5日分の夕食が5,000円以内に収まる計算なので、自炊と本気で比較できる水準といえます。継続する場合は継続割(初回から3回目まで)で10食3,845円=1食385円、その後は定期おまかせで10食4,645円=1食465円という流れになります。都度購入なら10食4,890円=1食489円で、縛りなく頼めます。

品数を重視するなら、いつでも五菜が選択肢に入ります。主菜1品+副菜4品の5種盛りで、お試し割なら10食4,990円=1食499円。冷凍弁当は品数が少なく見えがちですが、5品そろうと食卓の見栄えがはっきり変わります。二人で同じものを食べるなら、こちらのほうが満足度は高くなります。冷蔵版と迷ったら、毎日の受け取りと留守番対応を優先するなら冷蔵版、受け取り回数の少なさと価格を優先するならダイレクト、という分け方が分かりやすいでしょう。

6位 nosh(ナッシュ)|100種類以上から二人が別々に選べて糖質と塩分も抑えられる

nosh(ナッシュ)

1食あたり料金(税込) 6食4,318円(719円)/8食5,157円(644円)/10食6,206円(620円)/12食7,344円(612円)
nosh club会員価格 6食579円/8食519円/10食499円/12食492円(累計購入数に応じて自動適用・年会費無料)
送料 地域別(関西1,023円/関東1,166円/沖縄1,623円/北海道1,713円など)
配送タイプ・調理 冷凍/電子レンジで約6分
栄養基準 糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下(自社の管理栄養士が監修)
メニュー数 100種類以上。毎週のように新メニューが追加される
スキップ・変更 マイページの配送スケジュールから日時変更・スキップが可能(お届け日の4〜5日前まで)
受け取り方法 ヤマト運輸のクール宅急便。置き配・宅配ボックス不可
メリット
  • 100種類以上から1品ずつ選べ、二人がそれぞれ食べたいものを指定できる
  • 6食・8食・10食・12食と偶数の刻みがあり、二人で均等に分けやすい
  • nosh clubで累計購入数が増えるほど単価が下がり、12食プランなら1食492円まで届く
  • 糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下で、二人そろって数値を意識した食事にできる
  • 配送スケジュール画面から週単位のスキップと日時変更がすぐできる
デメリット
  • 1回に頼めるのが最大12食までで、二人分だと1週間強で消費してしまう
  • クール宅急便のため置き配・宅配ボックスが使えない
  • 送料が1,000円を超える地域が多く、少食数だと実質単価が上がる

noshが二人暮らしに向いているのは、1つの注文のなかで二人分の好みを完全に分けられる点です。100種類以上のメニューから1品ずつ選べるので、12食プランなら6食ずつ好きなものを指定できます。「今週は自分が選ぶ番」といった決め方をしなくても、最初から別々に選べるというのは、続けるうえで地味に大きな差になります。

価格はnosh clubの存在が効いてきます。累計の購入食数が増えるほど1食あたりの単価が下がる仕組みで、会員価格は10食プランで1食499円、12食プランで1食492円。10食プランの通常価格が6,206円=1食620円であることを考えると、続けるほど差が開いていく設計です。年会費・入会費は無料なので、二人分を頼み続ける家庭ほど恩恵が大きくなります。

栄養面は糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下という基準で統一されています。健康診断の数値が気になり始めた世代の二人が、そろって食生活を整えるには扱いやすい仕組みです。注意点は1回の上限が12食であること。二人で平日5日分を頼むと10食になるので、週1回の配送でちょうど回りますが、週末分まで含めると足りません。足りない週は他のサービスと併用するか、配送間隔を短くして対応することになります。

7位 三ツ星ファーム|主菜1品と副菜2品の構成で二人の夕食を外食気分に近づけられる

三ツ星ファーム

料金(税込) 7食6,485円(1食927円)/14食11,458円(1食819円)/21食14,918円(1食711円)
送料 全国990円/北海道・沖縄2,500円。14食・21食コースは初回のみ送料無料
お得なプラン 長期継続応援プラン、冷凍庫プレゼントプラン(14食または21食コースを条件の回数継続)
配送タイプ・調理 冷凍/電子レンジで約3〜5分
栄養基準(三ツ星基準) 糖質25g以下・たんぱく質15g以上・カロリー350kcal以下
構成 メインディッシュ1品+副菜2品の3品構成
メニュー数 100種類以上。目的別のセットメニューも選べる
受け取り方法 クール便。置き配不可。お届け日と時間帯を指定できる
メリット
  • 主菜1品+副菜2品が1つの容器にそろい、皿に移さずそのまま二人分を並べられる
  • 14食・21食と食数が多く、二人分をまとめて確保しやすい
  • 冷凍庫プレゼントプランがあり、まとめ買いと置き場所の問題を同時に解決できる
  • 糖質25g以下・350kcal以下の三ツ星基準で、外食続きの体調管理に使える
  • レンジ3〜5分で完成し、帰宅時間がずれても各自のタイミングで食べられる
デメリット
  • 7食だけだと1食927円+送料990円で、実質1食1,000円を超える
  • 21食をまとめて受け取ると、家庭用の冷凍室にはまず入りきらない
  • おかずのみの構成なので、主食は別に用意する必要がある

三ツ星ファームは、帰宅から食卓までの時間を最短にしたい二人に向くサービスです。メインディッシュ1品+副菜2品が仕切られた1つの容器に入っていて、レンジで3〜5分温めるだけで完成します。皿に盛り替える必要すらないので、洗い物はほぼゼロ。二人の帰宅時間がずれる日でも、それぞれが着いたタイミングで温めれば、どちらも出来たての状態で食べられます。

二人暮らしの目線で見たときの強みは、14食・21食というまとまった食数が用意されていることです。14食なら二人で平日7日分、21食なら10日分をまとめて確保できます。1食あたりの単価も21食なら711円まで下がるので、まとめ買いの効果ははっきり出ます。ただし21食を家庭用の冷凍室に入れるのは無理があるため、冷凍庫プレゼントプランや長期継続応援プランを併用するのが現実的な使い方になります。

栄養設計は三ツ星基準という独自の枠組みで、糖質25g以下・たんぱく質15g以上・カロリー350kcal以下が原則です。外食やコンビニに頼る日が続いて数値が気になり始めた二人にとって、無理なく糖質とカロリーを抑えられる選択肢になります。おかずだけの構成なので主食は別に用意する必要がありますが、そのぶん量の調整は自由です。主食の扱いに迷う場合は、おかずのみ宅食おすすめ人気ランキングで組み合わせ方を確認しておくと選びやすくなります。

8位 わんまいる|湯せんと流水解凍の惣菜セットで手作りに近い食卓にできる

わんまいる

料金(税込) 健幸ディナー5食セット6,280円(1食1,256円)
送料 本州・四国・九州935円/北海道・沖縄2,500円
配送パターン 毎週5食お届け/隔週10食お届けの2種類。スキップ可
内容 主菜5袋+副菜10袋の合計15袋(主菜1品×5食・副菜2品×5食)を個包装で
配送タイプ・調理 冷凍/温菜は湯せん、冷菜は流水解凍で最短5分
栄養基準 5食平均で1食あたり食塩相当量3.5g未満・糖質30g以下・400kcal以下
こだわり 100%国産食材。管理栄養士と料理の匠によるダブル監修
受け取り方法 置き配不可。冷凍便を時間帯指定で受け取る
メリット
  • 湯せんと流水解凍なので、冷凍弁当より作りたてに近い食感が残る
  • 主菜と副菜が個包装で、二人で食べる量を変えたいときに組み合わせを調整できる
  • 個包装のパウチが薄く、家庭用の冷凍室でも立てて収納しやすい
  • 100%国産食材で、産地を気にする二人でも選びやすい
デメリット
  • 1食1,256円と、本ランキングのなかでは高い価格帯
  • 鍋とコンロを使うため、レンジだけの宅食より手数がかかる
  • 5食セットなので、二人で分けると平日2日半分にしかならない

わんまいるは、手軽さを少し譲ってでも味を優先したい二人に向くサービスです。温かい主菜は袋ごと湯せん、冷たい副菜は流水解凍という調理方法を採っており、電子レンジ加熱で起きがちな水っぽさや加熱ムラが出にくくなっています。最短5分とはいえ鍋を出す必要があるので、レンジだけで済ませたい平日の夜には向きません。

二人暮らしで使うなら、主菜と副菜が個包装で届く点が効いてきます。主菜は1人分ずつ、副菜は2品ずつという構成なので、片方だけ副菜を1品多く付ける、といった調整ができます。パウチが薄いため、10食受け取っても立てて並べれば家庭用の冷凍室に収まりやすいのも実用的なポイントです。冷凍庫の容量に不安がある二人暮らしでは、この形状の差は無視できません。

価格は5食6,280円で1食1,256円と、本ランキングのなかでは高い水準です。送料935円を足すと5食で7,215円、1食あたり約1,443円になります。毎日の主力にするより、週末や記念日に近い「ちゃんとした食事」として組み込むほうが納得感があります。5食平均で食塩相当量3.5g未満・糖質30g以下・400kcal以下という基準が公表されており、100%国産食材にこだわった設計です。二人で毎週5食(=2.5日分)を受け取り、残りは単価の安いサービスと併用する、という使い方が現実的でしょう。

9位 食宅便|コースの種類が多く二人で目的が違っても同じサービスでそろう

食宅便

運営 日清医療食品(医療・介護向け給食で国内最大手)
料金(税込) おまかせコース7食4,830円(1食690円)。コースにより価格は異なる
送料 通常便1梱包1,330円/らくらく定期便1梱包940円。1梱包に2セットまで同梱可
コースの種類 おまかせコース/低糖質セレクト/塩分ケア/カロリーケア/たんぱくケア/やわらかい食事 など
配送タイプ・調理 冷凍/電子レンジで温めるだけ
栄養表示 ケアシリーズは食塩相当量・カリウム・リンなどの数値まで公開
主食 おかずのみ(ごはんは別売り)
受け取り方法 置き配不可。冷凍便を時間帯指定で受け取る
メリット
  • 1梱包に2セット入るので、二人で別々のコースを頼んでも送料は1回分で済む
  • コースの種類が多く、二人で健康上の目的が違っても同じサービスでそろえられる
  • らくらく定期便なら送料が940円に下がり、まとめて頼むほど負担率が下がる
  • 医療・介護給食で最大手の日清医療食品が運営しており、味と品質が安定している
デメリット
  • 送料が梱包単位の固定制のため、7食1セットだけだと1食あたりの負担が重い
  • セット構成があらかじめ決まっており、1品ずつ自由に選ぶ買い方には向かない
  • ごはんは別売りで、主食は自分で用意する必要がある

食宅便が二人暮らしで力を発揮するのは、「二人で目的が違う」ケースです。片方は糖質を抑えたい、片方は塩分を控えたい、という状況は珍しくありません。食宅便には低糖質セレクト、塩分ケア、カロリーケア、たんぱくケアなど複数のコースがあり、同じサービスのなかで別々のコースを選べます。管理も支払いも1か所にまとまるので、別会社を2つ契約するより手間がかかりません。

送料の仕組みも二人向きです。通常便は1梱包1,330円、らくらく定期便なら940円ですが、1梱包には2セットまで同梱できます。つまり7食×2セット=14食を一度に頼めば、送料は940円のまま。1食あたりの送料負担は67円まで下がります。単品で7食だけ頼むと1食あたり134円の送料がかかる計算なので、二人分をまとめるだけで実質単価がはっきり下がります。

運営は日清医療食品で、病院や介護施設で長年培ってきた献立設計のノウハウがそのまま商品になっています。ケアシリーズでは食塩相当量に加えてカリウムやリンの数値まで公開されており、医師から食事の指導を受けている人でも判断材料がそろいます。おまかせコースは7食4,830円(1食690円)で、コースのなかでは最も手の届きやすい価格帯です。メニューは事業者側が組むので、献立を決めたくない二人にも向いています。

10位 まごころケア食|1食400円前後で2人分の食費を抑えたい二人に向く

まごころケア食

料金(まごころお得便・税込) 7食2,982円(1食426円)/10食4,140円(1食414円)/14食5,572円(1食398円)/21食8,274円(1食394円)
送料 全国一律980円(2026年4月に1,080円から値下げ)
配送頻度 週1回/2週に1回/3週に1回/4週に1回から選択
コースの種類 健康バランス食/カロリー調整食/糖質制限食/塩分制限食/たんぱく調整食 など
冷凍庫レンタル 14食・21食の定期+クレジットカード決済が条件で無料(月1回以上の受け取りが必要)
解約 いつでも解約可・ペナルティなし。ただし冷凍庫レンタルは12か月未満の解約で送料3,000円の負担
配送タイプ・調理 冷凍/電子レンジで温めるだけ
主食 おかずのみ(ごはんは別に用意)
メリット
  • 21食8,274円(1食394円)と、二人分でも食費が膨らみにくい価格帯
  • 14食・21食の定期なら冷凍庫を無料レンタルでき、まとめ買いの置き場所を確保できる
  • 配送頻度を4パターンから選べ、消費ペースに合わせて調整できる
  • 送料が全国一律980円で、地域による差が出ない
  • 目的別のコースがそろっていて、二人で別のコースを選ぶこともできる
デメリット
  • 安さを出すには定期(まごころお得便)が前提で、単品購入だと単価が大きく上がる
  • 冷凍庫レンタルは12か月未満で解約すると送料3,000円の負担が生じる
  • メニューはおまかせで、1品ずつ選ぶことはできない

二人暮らしで食費を最優先に考えるなら、まごころケア食が最有力です。まごころお得便の21食なら8,274円で1食394円。二人で平日5日分(10食)に換算すると商品代3,940円で、送料980円を足しても4,920円。ここまで抑えられるサービスは多くありません。14食5,572円(1食398円)、10食4,140円(1食414円)と、どの食数でも400円前後をキープしています。

価格の安さに対して、栄養設計は標準的な水準を満たしています。管理栄養士が献立を作成しており、健康バランス食のほかにカロリー調整食、糖質制限食、塩分制限食、たんぱく調整食といった目的別のコースもそろっています。二人のうち片方だけ数値を気にしている場合でも、同じサービス内でコースを分けられるのは使いやすいところです。

そして二人暮らしにとって重要なのが冷凍庫の無料レンタルです。14食・21食の定期をクレジットカードで申し込むと対象になり、月1回以上受け取ることが条件になります。21食を家庭用の冷凍室に入れるのは現実的ではないので、この特典があるかどうかでまとめ買いの可否が変わります。ただし12か月未満で解約すると送料3,000円の負担が発生するため、1年以上続ける前提で申し込むのが安全です。

11位 GREEN SPOON|野菜量が多く外食が続きがちな二人の栄養の穴を埋められる

GREEN SPOON

通常価格(税込) デリ弁当1,025円/メインディッシュ975円/ライス&パスタ975円/スープ940円/サラダ925円/スムージー870円
初回価格 初回キャンペーンで全メニュー一律1食539円(初回は10食セット)
定期プラン 2回目以降は8食〜28食の範囲で食数を調整可能。配送頻度は1・2・3週間から選択
送料 定期購入は全国一律990円(税込)
契約条件 回数縛り・解約金なし。スキップ・停止も可能
配送タイプ・調理 冷凍/スープはカップのまま温められる
特徴 野菜を主役にした構成で、素材の産地情報も公開されている
メリット
  • 野菜の量と種類が多く、外食が続きがちな二人の栄養の偏りを補いやすい
  • 弁当・主菜・スープ・サラダを組み合わせられ、二人で違うカテゴリを頼める
  • 初回キャンペーンなら全メニュー一律1食539円で試せる
  • 2回目以降は8〜28食で食数を調整でき、二人分の消費ペースに合わせられる
  • 回数縛りがなく、1回だけ注文して終わりにすることもできる
デメリット
  • 通常価格は1食1,000円前後と高く、二人分を毎日続けるには負担が大きい
  • 主食が付かないため、ごはんやパンは自分で用意する必要がある
  • 素材を生かしたやさしい味付けなので、濃い味が好きな人には物足りないことがある

GREEN SPOONは、二人そろって野菜が足りていない自覚がある家庭に効くサービスです。デリ弁当・メインディッシュ・スープ・サラダを自由に組み合わせられて、どのカテゴリも野菜の量と種類が多いのが特徴。コンビニでサラダを毎日買い足すよりも、結果的に手間もコストも抑えられるケースがあります。

組み合わせの自由度は、二人暮らしと相性がよい部分です。しっかり食べたい側はデリ弁当、軽めに済ませたい側はスープやサラダ、という頼み分けが同じ注文のなかでできます。スープはカップのまま温められるので、朝食や小腹対策にも使えます。夕食は別の安いサービス、朝食や補助的な一品はGREEN SPOON、という併用も現実的です。

価格は通常だと1食1,000円前後とはっきり高めですが、初回キャンペーンなら全メニュー一律539円。初回は10食セットで、2回目以降は8〜28食の範囲で調整できます。配送頻度も1・2・3週間から選べ、回数縛りもありません。二人分の主食を丸ごと任せるのではなく、栄養の穴を埋める補助として使うのがもっとも費用対効果の高い使い方です。送料は定期購入で全国一律990円なので、頼むときはある程度まとめたほうが有利になります。

12位 Meals|28食までまとめ買いできて二人分の在庫を一度に確保できる

Meals(ミールズ)

運営 レシピ動画サービスDELISH KITCHENが手がける冷凍宅配弁当
料金(税込) 7食6,490円(1食927円)/10食7,990円(1食799円)/14食10,489円(1食749円)/21食14,990円(1食714円)/28食19,490円(1食696円)
初回割引 初回限定1,000円OFF(食数に応じて割引額が変動)。14食セットなら初回9,489円=1食678円
送料 7・10・14食は全国一律990円/21食1,190円/28食1,690円(北海道・沖縄は異なる)
構成 主菜1品+副菜2品のおかずセット(管理栄養士監修)
プラン 7食・10食・14食・21食・28食の5種類
契約条件 最低購入回数の縛りなし。初回お届け日の翌日からマイページで停止・スキップが可能
配送タイプ・調理 冷凍/電子レンジで温めるだけ
メリット
  • 28食までまとめて頼めるので、二人分の在庫を一度に確保できる
  • 食数が増えるほど単価が下がり、28食なら1食696円まで下がる
  • レシピサービス発なので、家庭料理として無理のない味付けと組み合わせ
  • 主菜1品+副菜2品で構成が安定していて、献立を考える必要がない
  • 最低購入回数の縛りがなく、初回の翌日からスキップ・停止を設定できる
デメリット
  • 送料が食数にかかわらずかかり、無料になる条件がない
  • 21食・28食は送料も1,190円・1,690円と上がる
  • 14食以上になると、二人暮らしの冷凍室にはまず入りきらない
  • おかずのみなので主食は別に用意する必要がある

Mealsは、レシピ動画サービスのDELISH KITCHENが手がける冷凍宅配弁当です。日々レシピを届けてきた会社らしく、主菜と副菜の組み合わせが自然で、家庭料理として無理のない味付けにまとまっています。奇をてらった献立が少ないぶん、二人で毎日食べても疲れません。管理栄養士が監修しており、主菜1品+副菜2品という構成も安定しています。

二人暮らしでの使いどころは、28食というまとまった食数まで頼めることです。28食なら二人で平日14日分。1食696円まで単価が下がるので、まとめ買いの効果もはっきり出ます。ただし現実的には、28食を家庭用の冷凍室に収めるのはかなり難しいので、セカンド冷凍庫がある家庭向けの選択肢になります。冷凍庫に余裕がない場合は、10食7,990円(1食799円)か14食10,489円(1食749円)あたりが扱いやすい水準です。

注意したいのは送料です。7〜14食は全国一律990円ですが、21食で1,190円、28食で1,690円と上がっていき、無料になる条件がありません。7食だけだと送料の影響で1食あたり1,060円を超えてしまうので、頼むなら10食以上にまとめるほうが有利です。初回は1,000円OFFのキャンペーンがあり、14食セットなら9,489円=1食678円で試せます。

二人暮らし向け宅食12社の料金・注文単位・配送方法を一覧で比較

ここまで紹介した12社を、二人暮らしで実際に比べたい3つの観点から表にまとめました。①送料まで含めたときに1週間でいくらかかるのか、②注文単位とメニューの選択可否、③冷凍・冷蔵の別と受け取り方法です。気になるサービスの詳細は、各社名のリンクから紹介部分に戻って確認してください。

1食あたりの料金と2人分の1か月費用の比較

下の表は、二人で平日5日分(=10食相当)を頼んだ場合の送料込みの目安と、それを月4回続けたときの金額です。サービスによって基本のセット食数が違うため、10食に相当しない場合は実際のセット単位で計算し、備考に記載しています。送料は本州(関東・関西)の金額を使っています。

サービス名 1食あたり(税込) 2人で1週間分の目安(送料込) 月4回続けた場合の目安
まごころケア食
まごころケア食
414円(10食・定期) 5,120円(10食4,140円+送料980円) 約20,480円
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
465円(定期おまかせ10食) 5,525円(10食4,645円+送料880円) 約22,100円
ワタミの宅食
ワタミの宅食
590円(まごころ手鞠・宅配料込) 5,900円(2人×5日=10食・送料不要) 約23,600円
LifeMeal(ライフミール)
LifeMeal(ライフミール)
510円(10食セット) 6,080円(10食5,100円+送料980円) 約24,320円
GREEN SPOON
GREEN SPOON
初回539円/通常940円前後 初回6,380円(10食5,390円+送料990円) 2回目以降は約10,000〜11,000円/回
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
620円(10食・通常価格) 7,372円(10食6,206円+送料1,166円) 約29,490円(nosh club適用でさらに下がる)
食宅便
食宅便
690円(おまかせコース) 10,600円(7食×2セット=14食+らくらく定期便940円) 14食で約1.4週間分
三ツ星ファーム
三ツ星ファーム
819円(14食セット) 12,448円(14食11,458円+送料990円) 14食で約1.4週間分
Meals(ミールズ)
Meals
799円(10食セット) 8,980円(10食7,990円+送料990円) 約35,920円
DELIPICKS(デリピックス)
DELIPICKS
894円(10食・10%オフ適用時) 約9,530円(10食約8,940円+送料590円) 約38,120円
Tsuklio(ツクリオ)
Tsuklio(ツクリオ)
約1,199円(2人前×週5食の1食換算) 11,990円(送料込・2人前×週5食) 約47,960円
わんまいる
わんまいる
1,256円(5食セット) 7,215円(5食6,280円+送料935円)※2人で2.5日分 5食×4回で約29,440円

表を見ると、二人分の食費として続けやすいのは1週間5,000〜6,000円台のグループだと分かります。まごころケア食、ワタミの宅食ダイレクト、ワタミの宅食、ライフミールの4社がここに入ります。月2万円台前半で平日の夕食がまるごと片付く計算です。

一方で、DELIPICKSやツクリオ、わんまいるは1週間で1万円前後になります。これらは毎日の主力というより、週2〜3回の「ちゃんとした夕食」として組み込む使い方のほうが無理がありません。安いサービスと組み合わせて、平日は単価の安いもの、金曜だけは満足度の高いもの、という配分にすると続けやすくなります。

注文単位とメニューを選べるかの比較

二人暮らしでは、食数の刻みとメニューの選択可否が使い勝手を左右します。偶数の食数があるか、1品ずつ選べるか、主食が付くかを一覧にしました。

サービス名 注文単位(食数) メニュー選択 主食の有無
LifeMeal(ライフミール)
LifeMeal(ライフミール)
7食・10食・20食 1品ずつ選択可 麦ごはん付きメニューあり(送料+250円)
ワタミの宅食
ワタミの宅食
平日5日間・7日間コース(2人分なら1日2食) 日替わりのおまかせ まごころ御膳・まごころダブルはごはん付き
Tsuklio(ツクリオ)
Tsuklio(ツクリオ)
2人前×週3食/週5食、4人前×週3食/週5食 おまかせ(週替わりの献立) なし
DELIPICKS(デリピックス)
DELIPICKS
1品ずつ組み合わせ(まとめ買いで割引) 1品ずつ選択可 雑穀ごはんを1食313円で追加可
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
7食・10食・20食 おまかせ/選べるセットの2種類 ごはん付きセットあり
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
6食・8食・10食・12食 1品ずつ選択可(100種類以上) なし
三ツ星ファーム
三ツ星ファーム
7食・14食・21食 メニュー選択可・目的別セットもあり なし
わんまいる
わんまいる
毎週5食/隔週10食 おまかせ(週替わりの献立) なし
食宅便
食宅便
7食セット(1梱包に2セットまで同梱可) コース選択(セット内容はおまかせ) なし(ごはんは別売り)
まごころケア食
まごころケア食
7食・10食・14食・21食 コース選択(メニューはおまかせ) なし
GREEN SPOON
GREEN SPOON
初回10食/2回目以降8〜28食 1品ずつ選択可(弁当・主菜・スープ・サラダ) ライス&パスタのカテゴリあり
Meals(ミールズ)
Meals
7食・10食・14食・21食・28食 おまかせ(管理栄養士監修の献立) なし

二人の好みがはっきり違うなら、ライフミール・nosh・DELIPICKS・GREEN SPOONの4社が候補になります。いずれも1品ずつ選べるので、同じ注文で二人分を別々に組めます。逆に「決めるのが面倒」が最大の動機なら、ワタミの宅食やまごころケア食、Mealsのようなおまかせ型のほうが目的に合いますし、単価も抑えられます。

主食の有無も確認しておきたいポイントです。おかずのみのサービスが多数派なので、ごはんは自分たちで炊くか、パックごはんを常備する前提になります。まとめて炊いて冷凍しておけば手間はほとんどかかりませんが、それも面倒なら、ワタミの宅食のまごころ御膳やライフミールの麦ごはん付きメニューなど、主食込みの選択肢を選ぶと完結します。

冷凍・冷蔵の別と受け取り方法の比較

最後に、冷凍か冷蔵か、どう受け取れるかをまとめます。二人暮らしの住まいの冷凍庫事情と、在宅できる時間帯から逆算して選んでください。

サービス名 冷凍/冷蔵 受け取り方法 配送間隔・スキップ
LifeMeal(ライフミール)
LifeMeal(ライフミール)
冷凍 置き配不可。時間帯指定可(19〜21時も選択できる) 1〜4週間から選択。スキップは5日前まで
ワタミの宅食
ワタミの宅食
冷蔵(日替わり・平日毎日) まごころスタッフが手渡し。不在時は鍵付き安全ボックスを無料貸出 1日単位でお休み可。時間指定は不可
Tsuklio(ツクリオ)
Tsuklio(ツクリオ)
冷蔵(日持ちはお届け日含め4日) 置き配不可。曜日・時間帯を指定して受け取る LINEから週ごとにお休み登録(無料)
DELIPICKS(デリピックス)
DELIPICKS
冷凍 置き配不可。クール便を時間帯指定で受け取る 定期の配送間隔を変更可
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
冷凍 置き配不可。お届け日と時間帯を指定可 定期の間隔変更・スキップ可
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
冷凍 ヤマト運輸のクール宅急便。置き配・宅配ボックス不可 配送スケジュール画面から変更・スキップ(4〜5日前まで)
三ツ星ファーム
三ツ星ファーム
冷凍 クール便。置き配不可。日時指定可 定期の間隔変更・スキップ可
わんまいる
わんまいる
冷凍(湯せん・流水解凍) 置き配不可。冷凍便を時間帯指定で受け取る 毎週5食/隔週10食。スキップ可
食宅便
食宅便
冷凍 置き配不可。冷凍便を時間帯指定で受け取る らくらく定期便で頻度・曜日を指定
まごころケア食
まごころケア食
冷凍 置き配不可。冷凍便を時間帯指定で受け取る 週1回/2週・3週・4週に1回から選択
GREEN SPOON
GREEN SPOON
冷凍 置き配不可。クール便を時間帯指定で受け取る 1・2・3週間から選択。スキップ・停止可
Meals(ミールズ)
Meals
冷凍 置き配不可。クール便を時間帯指定で受け取る 初回お届け日の翌日から停止・スキップを設定可

表のとおり、12社のうち置き配に対応しているサービスはありません。温度管理が必要な商品なので、これは業界共通の制約です。そのなかで唯一、不在時の受け取り手段を公式に用意しているのがワタミの宅食の鍵付き安全ボックスです。二人とも日中不在で、平日の夜も帰宅が読めないという家庭は、この点だけでワタミの宅食を選ぶ価値があります。

冷凍タイプを選ぶ場合は、土日のどちらかに受け取る前提で配送日を設定するのが現実的です。週末にまとめて受け取ってしまえば、平日は配達のことを考えずに済みます。ライフミールのように19時〜21時の時間帯を指定できるサービスなら、平日の受け取りも選択肢に入ります。

全部を宅食にしない使い分けで二人暮らしの負担は軽くなる

宅食を検討する人の多くは、「毎日の夕食を全部これにできるか」という視点で考えます。しかし二人暮らしの場合、全部を宅食に置き換えようとすると費用も冷凍庫の容量も一気に厳しくなります。現実的なのは、負担の大きい部分だけを外注して、残りは今までどおりにする使い分けです。ここでは実際に機能しやすい4つのパターンを紹介します。

平日は宅食、休日は二人で作るという分け方

もっとも定着しやすいのが、この曜日で分けるパターンです。平日5日の夕食だけを宅食に置き換え、土日は二人で買い物に行って料理をする。必要な食数は週10食で計算でき、冷凍庫に置く量も読みやすくなります。

この分け方が優れているのは、平日と休日で食事の役割がもともと違うからです。平日の夕食は「早く・確実に・栄養を整えて食べる」ことが目的で、料理を楽しむ余裕はほとんどありません。一方で休日は、買い物に出かけて一緒に作ること自体が過ごし方になります。負担になっている部分だけを外注し、楽しめている部分は残すという切り分けが自然にできます。

費用の面でも無理がありません。まごころケア食やワタミの宅食ダイレクトなら週5,000〜5,500円前後、ワタミの宅食なら5,900円。月に換算しても2万円台前半に収まります。土日の食材費は従来どおりなので、家計への追加負担は「平日の自炊で使っていた食材費との差額」だけです。捨てていた食材のロスを差し引くと、実質的な増加額はさらに小さくなります。

片方だけ宅食にして自炊と併用するパターン

二人のうち片方だけ帰宅が遅い、片方だけ食事制限をしている、といったケースでは、片方だけ宅食にするという選び方も有効です。この場合、必要な食数は週5食程度なので、7食セットを2週間に1回受け取るくらいのペースになり、冷凍庫の負担もぐっと減ります。

具体的には、先に帰る側が自分の分だけ作り、遅く帰る側は宅食を温めて食べる、という形です。作る側は一人分でよいので手間が減り、「相手の分も作らなければ」というプレッシャーから解放されます。遅く帰る側も、待たせている罪悪感や、冷めた料理を食べる残念さから解放されます。お互いにとって悪くない取引です。

食事制限が理由の場合は、コースが選べるサービスが向いています。食宅便やまごころケア食には糖質・塩分・カロリー・たんぱく質それぞれに配慮したコースがあり、片方だけ制限食を頼むという使い方ができます。健康上の理由で食べるものが違うと、二人分の献立を毎日考えるのはかなりの負担になるので、ここを外注する効果は大きいはずです。一人分ずつ頼む場合の勝手については、一人暮らし向け宅食おすすめランキングの視点もそのまま応用できます。

好みが分かれる二人がメニューを選ぶときのコツ

メニューを選べるサービスを使うとき、二人の好みが違うと選択作業そのものが面倒になることがあります。おすすめなのは、最初に「自分が絶対に選ばないもの」だけを共有しておくという方法です。好きなものをすり合わせるより、苦手なものを除外するほうが早く決まります。

そのうえで、10食なら5食ずつ、12食なら6食ずつというように、枠を最初から分けてしまうと交渉が要らなくなります。相手が選んだメニューに口を出さないと決めておけば、選択にかかる時間は半分になります。noshやライフミールのように100種類以上あるサービスでは、この分担が特に効きます。

もうひとつのコツは、新メニューの扱いを決めておくことです。毎回同じものを選ぶと飽きが来ますが、二人とも冒険して二人とも外れると、その週の夕食がつらくなります。「1回の注文につき新メニューは1人1品まで」といった緩いルールを作っておくと、リスクを抑えながらレパートリーが広がります。気に入ったメニューはメモしておき、次回以降の定番枠に入れていくと、選ぶ時間も短くなっていきます。

物足りないときに一品足すだけで満足度が上がる組み合わせ

宅食の1食は250〜400kcal程度に設計されているので、よく食べる人には物足りないことがあります。ただ、それを理由に宅食をやめてしまうのはもったいない話です。足りない分を1品足すだけで、満足度は一気に変わります。

もっとも効率がいいのはごはんです。茶碗1杯(150g)で約230kcal。まとめて炊いて小分け冷凍しておけば、レンジで温めるだけなので手間はほぼゼロです。次に効くのが汁物で、インスタントの味噌汁やスープを1杯足すだけでも食事としてのまとまりが出ます。食物繊維やたんぱく質を足したいなら、冷凍のブロッコリーや納豆、豆腐、ゆで卵が手軽です。

逆におすすめしないのが、揚げ物や総菜を買い足すことです。カロリーと費用が跳ね上がるうえ、宅食で整えた栄養バランスが崩れます。足すなら「主食・汁物・たんぱく質・野菜」のどれかを1品、という原則を決めておくと、量の不満を解消しながら栄養設計も保てます。二人で食べる量が違う場合は、多く食べる側だけがこの追加を行えばよく、少食な側は宅食だけで完結します。

二人暮らしで宅食を使うメリット

ここまで選び方と使い分けを見てきましたが、あらためて二人暮らしで宅食を使うと何が変わるのかを整理しておきます。費用だけを見ると自炊より高くなりますが、それと引き換えに得られるものは想像以上に大きいはずです。

献立を考える時間がまるごとなくなる

宅食を始めていちばん実感が大きいのが、この変化です。冷蔵庫の中身を思い出しながら献立を組み立てるという作業が、平日から完全に消えます。おまかせ型なら選ぶ操作すら不要で、メニュー選択型でも1週間に1回まとめて選ぶだけです。

この効果は時間の節約以上のものがあります。夕方になると頭の片隅で「今日何にしよう」と考え続けている状態から解放されるので、仕事中の集中や帰り道の気分まで変わります。二人暮らしの場合、この負担はどちらか一方に偏っていることが多く、偏っていた側の負荷が丸ごと消えるという意味でも効果が大きいといえます。

「献立を考えるのが好き」という人もいますが、その場合でも平日だけ外注する価値はあります。週末に思いきり考えて作るほうが楽しめますし、平日に義務として考えるのとは満足度がまったく違います。好きなことを義務にしないためにも、宅食の使いどころを平日に絞るという考え方は理にかなっています。

買い出しの回数が減って食材のロスも出にくい

平日の夕食を宅食にすると、スーパーに行く回数が目に見えて減ります。二人暮らしの買い出しは、荷物が一人分より重くなるぶん負担も大きいので、週2〜3回の買い物が週1回になるだけでかなり楽になります。

食材のロスも減ります。宅食は必要な分が調理済みで届くので、余った食材を消費するための献立を考える必要がありません。使い切れずに捨てていたキャベツの残りや、しなびた人参がなくなるだけで、冷蔵庫の中も気分もすっきりします。捨てていた食材の分を差し引けば、宅食による食費の増加は数字ほど大きくないというのは、実際に始めてみると納得しやすい部分です。

買い物の回数が減ると、ついで買いも減ります。スーパーに行けばお菓子や飲み物、特売品をなんとなく手に取ってしまうものですが、その機会自体がなくなります。食費の総額で見ると、この効果も無視できません。

帰宅時間がずれても温めるだけで食べられる

二人暮らしの構造的な問題だった「帰宅時間のズレ」が、宅食では問題でなくなります。1食ずつパックされているので、各自が帰ったタイミングで温めればよく、待つ必要も温め直す必要もありません。

これは単に便利というだけでなく、二人の関係にも影響します。先に帰った側が「待つべきか、先に食べるべきか」と迷う必要がなくなり、遅く帰る側も「待たせて申し訳ない」と感じずに済みます。食事のタイミングをめぐる小さな気遣いが、毎日積み重なると意外に消耗するものなので、これが消えるのは大きな効果です。

一緒に食べたい日は一緒に、難しい日は各自で。その切り替えが、事前の相談なしにできるようになります。冷凍タイプなら賞味期限に余裕があるので、急な残業や外食が入っても無駄になりません。予定が読めない二人ほど、冷凍のストック型が向いているのはこのためです。

二人そろって栄養バランスを整えやすい

宅食の多くは管理栄養士が献立を設計しており、主菜1品+副菜2〜3品でカロリーや塩分、糖質が一定の範囲に収まるよう作られています。自炊で毎食この設計を維持するのは難しく、外食やコンビニではさらに難しくなります。

とくに効くのが塩分です。厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2025年版)では、成人の食塩相当量の目標量を男性7.5g未満・女性6.5g未満としています。宅食の多くは1食あたり2.0〜2.5g以下に抑えられているので、夕食をこれに置き換えるだけで1日の摂取量をコントロールしやすくなります。ライフミールとnoshは食塩相当量2.5g以下、ワタミの宅食ダイレクトのいつでも三菜は2.0g以下という基準です。

二人暮らしでは、この効果が2倍になります。片方だけ健康を意識しても食卓が別々になりがちですが、宅食なら二人同時に同じ基準の食事ができます。健康診断の数値が気になり始めた世代の二人にとって、食事を整える仕組みを外から導入できるのは現実的な解決策です。ただし効果の感じ方には個人差があり、治療が必要な状態であれば医師や管理栄養士の指導を優先してください。

誰が作るかでもめる回数が減る

二人暮らしで意外と根深いのが、家事分担の問題です。とくに料理は毎日発生し、かかる時間も長いので、どちらかに偏ると不満が蓄積します。かといってきれいに半分ずつ分けるのも、仕事の忙しさが違えば現実的ではありません。

宅食は、この問題を「そもそも作業を減らす」という方向から解決します。平日の夕食づくりという最大の家事がなくなれば、分担をめぐる交渉自体が不要になります。残るのは温める作業と食器を洗う作業くらいなので、どちらがやっても負担に差が出ません。

費用は二人で折半すればよく、金額もはっきりしているので、労力の不公平が金銭の不公平に置き換わることもありません。家事の負担感は数値化しにくく比較もしにくいものですが、宅食の料金なら数字で共有できます。分担の話し合いが苦手な二人ほど、この効果は大きいはずです。

二人暮らしで宅食を始める前に知っておきたい弱点

良い面ばかりではありません。二人暮らしで宅食を始めた人がつまずきやすい点も、あらかじめ知っておきましょう。どれも事前に対策できるものばかりなので、対処法とあわせて確認してください。

2人分となると冷凍庫のスペースをかなり取る

繰り返しになりますが、これが二人暮らしで最大の障害です。一人暮らしなら7食でも収まった冷凍庫に、二人だと14食分を入れることになります。400Lクラスの冷蔵庫でも、既存の冷凍食品や氷を退かさないと10食を超えたあたりで苦しくなります。

対策は3つあります。第一に、冷凍庫を無料でレンタルできるサービスを選ぶこと。ライフミールは10食・20食セットのクレジットカード購入で、まごころケア食は14食・21食の定期で対象になります。三ツ星ファームにも冷凍庫プレゼントプランがあります。第二に、冷蔵で届くサービスを選ぶこと。ワタミの宅食やツクリオなら冷凍庫を使いません。第三に、食数を減らして配送間隔を短くすることです。

事前にやっておくとよいのは、冷凍室の実測です。宅配弁当の容器はおおむね縦18cm×横17cm×高さ3.5cm程度なので、同じくらいの大きさの箱を並べてみれば何食入るかがすぐ分かります。注文してから入らないことに気づくと、解凍して食べるしかなくなるので、この確認だけは先に済ませてください。

1回の支払い額が大きく見えて心理的な負担になりやすい

二人分をまとめて頼むと、1回の請求額が1万円前後になることがあります。1食あたりで見れば500円でも、まとめて引き落とされると「高い」と感じてしまうのが人の感覚です。この心理的な負担が原因で、続けられるはずの家庭がやめてしまうケースは少なくありません。

対処法は、必ず1食あたりと、置き換える対象と比べることです。二人で外食すれば1回3,000〜5,000円、デリバリーでも2,500円前後かかります。宅食の1食500円×2人=1,000円は、それと比べればかなり安い水準です。さらに、自炊していたときの食材費と食品ロス、買い物にかかっていた時間も差し引いて考える必要があります。

もうひとつの方法は、食数を減らして支払い単位を小さくすることです。10食を毎週ではなく、7食を毎週にすれば1回の支払いは数千円に収まります。総額は変わらなくても、1回あたりの金額が小さいほうが心理的には続けやすいという人は多いはずです。

よく食べる人には1食の量が物足りないことがある

宅配弁当の1食は250〜400kcal程度で、これは成人女性の1食分としては適量ですが、よく食べる成人男性には少なめです。二人のうち片方が「これだけでは足りない」と感じるのは、むしろ自然なことです。

前述のとおり、ごはんや汁物、たんぱく質のおかずを1品足すのが基本の対処法です。サービス選びの段階で対応するなら、主菜が2品入っているワタミの宅食のまごころダブル、品数の多いワタミの宅食ダイレクトのいつでも五菜、主菜1品+副菜2品構成の三ツ星ファーム・Meals・わんまいるが候補になります。ツクリオのような大皿タイプなら、そもそも量の配分を自由に決められます。

注意したいのは、足りない側に合わせて量の多いサービスを選ぶと、少食な側が残すという別の問題が起きることです。この場合は、残った分を翌日の昼に回す、あるいは最初から二人で別のサービス・別のメニューを頼む、という形にしたほうが無駄が出ません。

配送エリアや配送日が限られるサービスがある

全国配送のサービスが多い一方で、エリアに制約があるサービスもあります。ワタミの宅食は自社配送のため担当エリア内でのみ利用可能で、エリア外だと選択肢から外れます。ツクリオの2人前プランは29都道府県が対象で、中国・四国・九州はまだ対象外です。

配送日の制約もあります。ワタミの宅食は配達時間の指定ができず、届く時間は担当スタッフの巡回順に左右されます。冷凍便のサービスは時間帯指定ができますが、置き配には対応していないため、指定した時間に在宅している必要があります。二人とも不在がちな家庭では、受け取れる時間帯が実質的に土日に限られることになります。

北海道・沖縄にお住まいの場合は送料の追加も確認が必要です。ワタミの宅食ダイレクトは沖縄2,420円、三ツ星ファームとわんまいるは北海道・沖縄が2,500円と、本州の2〜3倍になります。二人分で食数が多いぶん、月単位では数千円の差になります。検討の最初に、郵便番号でエリアと送料を確認しておくのが確実です。

同じメニューが続くと二人とも飽きやすい

宅食を数か月続けると、どうしてもメニューの繰り返しが出てきます。二人で同じサービスを使っていると、飽きるタイミングも同時に来やすく、そろって「今週はもういいかな」となりがちです。

対策としては、メニュー数の多いサービスを選ぶのが基本です。nosh、ライフミール、DELIPICKS、三ツ星ファームはいずれも100種類以上のラインナップがあり、新メニューも定期的に追加されます。1品ずつ選べるサービスなら、選ぶ段階で被りを避けられるのも利点です。

もうひとつ有効なのが、複数サービスの併用です。平日はまごころケア食やワタミの宅食ダイレクトのような単価の安いサービス、週末前の1日だけDELIPICKSやGREEN SPOONといった満足度の高いサービス、という組み合わせにすると、飽きが来にくくなります。1社に全部を任せず、2社を使い分けるほうが結果的に長続きするというのは、二人暮らしでは特に当てはまります。

二人暮らしの宅食についてよくある質問

最後に、二人暮らしで宅食を検討している人からよく出る質問をまとめました。始める前の不安の多くは、ここで解消できるはずです。

二人でそれぞれ別のサービスを頼んでも問題ない?

まったく問題ありません。むしろ好みや食事の目的が違う二人には、別々のサービスを使うほうが満足度が高くなることもあります。片方は糖質を抑えたいのでnoshやライフミールの糖質15g基準、片方は量を重視するので三ツ星ファーム、といった組み合わせは実際によくある使い方です。

ただし、別々に頼むと送料も別々にかかる点には注意が必要です。それぞれ980円前後かかるとすると、二人合わせて月に8,000円近くが送料ということもあり得ます。送料を抑えたいなら、同じサービス内でコースやメニューを分けるほうが有利です。食宅便なら1梱包に2セット同梱できるので、二人で別コースを頼んでも送料は1回分で済みます。まごころケア食や三ツ星ファームのように、同じサービス内でコースや目的別セットを選べるところも同様です。

もうひとつの方法は、受け取りのタイミングをずらすことです。片方は今週、もう片方は来週というサイクルにすれば、冷凍庫が同時に圧迫されるのを避けられます。

2人分を頼むと送料も2倍かかる?

同じサービスで1回の注文にまとめれば、送料は1回分だけです。10食セットを1つ頼んでも、20食セットを1つ頼んでも、送料は基本的に変わりません。ライフミールは全国一律980円、まごころケア食も全国一律980円、ワタミの宅食ダイレクトは本州・四国・九州880円という設定です。

つまり二人分をまとめて頼むほど、1食あたりの送料負担は下がります。7食で980円なら1食140円ですが、20食で980円なら1食49円。同じ送料でも実質的な重みがまったく違います。二人暮らしは自然と食数が多くなるので、この点では有利に働きます。

例外は、梱包単位で送料が決まるサービスです。食宅便は1梱包1,330円(らくらく定期便940円)で、1梱包に2セットまで入ります。3セット以上頼むと2梱包分の送料になるので、2セットずつに分けて頼むのが最も効率的です。また、ワタミの宅食のように宅配料が商品価格に含まれているサービスでは、そもそも送料を意識する必要がありません。

旅行や外食が続く週はお休みできる?

今回紹介した12社は、いずれもスキップやお休みに対応しています。ただし締切日はサービスによって違うので、そこだけは確認しておく必要があります。

主な締切は、ライフミールがお届け日の5日前まで、noshがお届け日の4〜5日前まで。ツクリオはLINEから週ごとに無料でお休み登録ができ、ワタミの宅食は1日単位でお休みできます。まごころケア食は配送頻度を週1回から4週に1回まで変更できるので、間隔を空けることで実質的に調整できます。

注意したいのは、締切を過ぎると発送準備に入ってしまい、キャンセルできなくなることです。旅行の予定が決まった時点でスキップ操作をしておくのが確実です。冷凍タイプなら賞味期限に余裕があるので、多少余っても問題にはなりませんが、冷凍庫の容量には限りがあるので早めの操作をおすすめします。ワタミの宅食やツクリオのような冷蔵タイプは、日持ちが短いぶんスキップの重要性が高くなります。

冷凍庫に入りきらないときはどうすればいい?

まず試してほしいのが、容器を立てずに横に積み重ねる収納です。宅配弁当の容器は平らなので、立てるより重ねるほうが隙間なく収まります。引き出しの1段を丸ごと宅食用に空けておくと、10食程度なら意外と入ります。

それでも入らない場合は、次回から食数を減らして配送間隔を短くしてください。10食を2週に1回ではなく、7食を10日に1回にするといった調整で、ピーク時の在庫量を抑えられます。多くのサービスは配送間隔を選べるので、マイページから変更できます。

根本的に解決したいなら、冷凍庫の無料レンタルがあるサービスを検討する価値があります。ライフミール(10食・20食セットのクレジットカード購入)、まごころケア食(14食・21食の定期)、三ツ星ファームの冷凍庫プレゼントプランが該当します。別途セカンド冷凍庫を購入すると2万円前後かかるので、無料レンタルの経済的な価値は大きいといえます。設置スペースだけは事前に確認しておいてください。それも難しければ、冷蔵で届くワタミの宅食やツクリオに切り替えるのが確実です。

冷凍弁当の賞味期限はどのくらい?

サービスによって差はありますが、冷凍弁当の賞味期限はおおむね製造から6か月〜1年程度で、手元に届く時点でも数か月の余裕があるのが一般的です。ライフミールは製造から1か月以上の期限を確保した状態で届きます。冷凍保存が前提なので、家庭の冷凍室(−18℃以下)で保管する限り、急いで食べる必要はありません。

ここで押さえておきたいのが、消費期限と賞味期限の違いです。消費者庁の食品の期限表示に関する情報によると、消費期限は「安全に食べられる期限」、賞味期限は「おいしく食べられる期限」で、賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。冷凍弁当に表示されているのは賞味期限なので、多少過ぎても直ちに問題になるものではありませんが、品質は落ちていきます。

一方、冷蔵タイプは事情が違います。ワタミの宅食は届いた当日中に食べる前提、ツクリオはお届け日を含めて4日間が目安です。こちらは日持ちが短いので、受け取りのタイミングと食べる予定をセットで考える必要があります。二人暮らしで予定が読めない場合は、冷凍タイプのほうが融通が利きます。

二人暮らしなら何食セットから始めると失敗しにくい?

最初は7食または10食セットから始めるのがおすすめです。二人で平日5日分なら10食ですが、いきなり10食を頼むと味が合わなかったときの損失が大きくなります。7食なら、二人で3日半分。味と量を確かめるにはちょうどよい量です。

とくに初回キャンペーンがあるサービスなら、リスクはさらに下がります。ライフミールは初回10食1,900円(冷凍庫レンタル同時申込が条件)、ワタミの宅食ダイレクトはお試し割10食3,990円、DELIPICKSは5食+ごはん1食で3,218円・送料無料、GREEN SPOONは初回全メニュー一律539円。いずれも二人で試すのに十分な量が、通常より大幅に安い価格で手に入ります。

味が合うことを確認してから、食数を増やしていくのが安全な進め方です。2回目以降に10食・14食へ増やし、冷凍庫に余裕があれば20食に上げる。この順番なら、冷凍庫がパンクすることも、口に合わないものが大量に残ることもありません。最初から最安のまとめ買いプランに飛びつかないことが、二人暮らしで宅食を続けるコツです。

二人暮らしの宅食は注文単位と冷凍庫の空きから選ぶと失敗しない

二人暮らしの宅食選びは、1食あたりの安さだけで決めると高い確率で失敗します。決め手になるのは、注文単位が二人の生活に合っているか、そして2人分の食数が自宅の冷凍庫に収まるかの2点です。ここさえ外さなければ、あとは好みの問題になります。

2026年10月時点での結論を整理すると、次のようになります。コストを最優先するならまごころケア食(10食4,140円・1食414円)かワタミの宅食ダイレクト(お試し割10食3,990円)、冷凍庫を使いたくないならワタミの宅食(1食590円・宅配料込)かツクリオ(2人前×週3食7,990円)、好みが分かれる二人ならメニューを1品ずつ選べるライフミール・nosh・DELIPICKS。総合力で選ぶなら、価格・選択の自由度・冷凍庫レンタルの3つを兼ね備えたライフミールが最初の1社として扱いやすいはずです。

そして、全部を宅食に置き換えようとしないこと。平日5日だけ、あるいは帰宅の遅いほうだけという部分的な導入から始めれば、費用も冷凍庫の負担も現実的な範囲に収まります。使ってみて合うと感じたら、食数や日数を増やしていけば十分です。

最後にもう一度。注文する前に、冷凍室の中身を一度出して、何食分のスペースがあるか数えてみてください。この5分の確認が、二人暮らしの宅食を続けられるかどうかを分けます。そのうえで、初回キャンペーンのある1社を7食か10食から試してみる。ここから始めれば、二人の夕食は思っているよりずっと早く軽くなります。

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