記事

2026/10/07

産後の宅食おすすめ12選【2026年最新】授乳期の栄養と受け取りやすさで比較

出産してからというもの、気づけば自分のごはんは菓子パンとおにぎりだけ、という日が続いていませんか。赤ちゃんは2〜3時間おきに泣き、上の子の相手もあり、買い物に出るタイミングすら見つからない。それなのに授乳中は妊娠前より多くのエネルギーと栄養が必要で、貧血でふらついたり、いつまでも疲れが抜けなかったりします。

そんな産後の食事をまるごと肩代わりしてくれるのが宅食サービスです。届いたお弁当をレンジで温めるだけで、栄養バランスの整った一食がすぐに用意できます。ただ産後は受け取りに玄関まで出られるか、冷凍庫に入りきるか、体調に合わせて休めるかといった、普段の宅食選びとはまったく違う条件がついてまわります。

この記事では、2026年10月時点の最新情報をもとに、産後・授乳期のママに向いた宅食サービス12社を比較しました。授乳期に必要な栄養の考え方、退院直後から職場復帰までの時期別の使い分け、出産祝いとして贈るときの選び方までまとめています。読み終えるころには、いまのあなたの体と暮らしに合う1社がはっきりしているはずです。

産後の宅食は何で選ぶ?授乳期のママが後悔しない5つのポイント

産後の宅食選びでは、味やメニュー数よりも先に確認しておきたいことがあります。それは「赤ちゃんを抱いたまま、寝不足の頭でも回せるか」という一点です。せっかく頼んでも、玄関まで出られない、冷凍庫に入らない、体調が悪い週も届いてしまう、となると負担が増えてしまいます。ここでは産後ならではの5つのチェックポイントを見ていきましょう。

授乳期に不足しやすい鉄分・葉酸・カルシウムを補えるか

授乳中は、妊娠前と同じ食事量では足りません。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書では、授乳婦にエネルギー+350kcal/日、たんぱく質+20g/日、鉄+2.0mg/日、葉酸+100µg/日、ビタミンC+45mg/日の付加量が設定されています。母乳をつくるぶんだけ、まるごと上乗せが必要だということです。

ところが産後に実際に食べられるのは、片手で持てるパンやおにぎりばかり。これでは糖質に偏り、鉄や葉酸はほとんど入ってきません。だからこそ宅食を選ぶときは、主菜1品+副菜2〜3品が入っていて、肉・魚・大豆・緑黄色野菜がひと箱にそろっているかを見てください。副菜の数がそのまま栄養素の幅になります。

具体的な目安としては、1食に15品目前後の食材が使われているもの、たんぱく質が15g以上入っているもの、レバーやほうれん草・小松菜・ブロッコリーといった鉄や葉酸を含む食材が献立に登場するものが安心です。ママの休食のように、そもそも授乳期の栄養設計を前提につくられたサービスを選ぶのもひとつの手です。

電子レンジだけで用意できて片手でも扱えるか

産後の調理で最大の敵は「両手がふさがること」です。赤ちゃんを片腕で抱いたまま、あるいは泣き声を聞きながら数分で用意できるかどうかが、続くかどうかの分かれ目になります。

この観点で見ると、フィルムを少しはがしてレンジに入れるだけで完成する冷凍弁当がいちばんラクです。逆に、湯せんや流水解凍が必要なタイプ、パウチを開けて皿に盛りつけるタイプは、おいしさの面では優秀でもコンロの前に立つ時間が発生します。わんまいるのように湯せん・流水解凍が基本のサービスは、産後すぐより体が回復してからのほうが向いています。

容器の形も意外と大切です。そのまま食卓に出せる仕切り付きの弁当タイプなら、洗い物がゼロで済みます。深皿に移し替える必要があるものは、片づけの手間がそのぶん増えることを覚えておきましょう。加熱時間が500Wと600Wの両方で表示されているか、加熱ムラが出にくい形状かも、毎日のことなので効いてきます。

赤ちゃんを抱っこしたままでも受け取れる配送方法か

産後にいちばん見落とされがちなのが受け取りです。やっと寝かしつけた直後にインターホンが鳴り、赤ちゃんが起きてしまう。この一回のダメージは、寝不足のママにとって想像以上に大きいものです。

対策は3つあります。1つめは置き配や宅配ボックスに対応しているか。冷凍便は置き配不可のサービスが多いので、事前確認は必須です。2つめは時間帯指定の幅が細かいか。授乳のリズムに合わせて2時間単位で指定できると、かなり動きやすくなります。3つめは不在時の代替手段があるかです。

その点で優秀なのがワタミの宅食で、担当のまごころスタッフが手渡しするか、無料で貸し出される鍵付き安全ボックスに入れてくれます。インターホンを鳴らさない配達をお願いすることもできるので、寝かしつけ中でも安心です。冷凍のまとめ買い型を選ぶなら、週1回の受け取りで10日分がまかなえる食数にして、そもそも受け取り回数を減らすという発想も有効です。

家庭用の冷凍庫に収まるサイズと食数か

「10食セットが冷凍庫に入らない」というのは、宅食でもっとも多い失敗です。産後はさらに事情が複雑で、搾母乳の冷凍ストックや、離乳食が始まればその作りおき、上の子のアイスまで同じ庫内を取り合うことになります。

一般的な冷蔵庫の冷凍室(2〜3人用で60〜80L程度)だと、弁当容器10食で庫内の半分前後が埋まると考えてください。容器の厚みはサービスによって2cm台から5cm近くまで幅があり、同じ10食でも占有スペースは倍近く違います。薄型パウチ式のわんまいるや、そもそも冷蔵で届くツクリオ・シェフの無添つくりおきなら、冷凍庫を圧迫しません。

どうしても冷凍のまとめ買いで安く済ませたい場合は、冷凍庫レンタルや小型冷凍庫プレゼントの特典があるサービスを選ぶのが現実的です。ライフミールは10食・20食セットをクレジットカードで購入すると冷凍庫を無料レンタルでき、三ツ星ファームにも小型冷凍庫プレゼントプランがあります。産後は食材のストックが一気に増える時期なので、この特典は思っている以上に価値があります。

都度購入やスキップができて体調に合わせて休めるか

産後の体調は日によってまったく違います。乳腺炎で寝込む週もあれば、里帰り先に移動する週、実家の親が来てくれる週もある。そこに定期便が自動で届き続けると、冷凍庫はあふれ、支払いだけがかさんでいきます。

契約前に必ず確認したいのは、回数縛りの有無・スキップの締め切り・解約の方法の3点です。マイページやLINEから1〜2クリックで手続きできるサービスなら安心ですが、電話でしか止められないサービスは産後にはかなりつらいので避けたほうが無難です。締め切りは「次回配送日の6営業日前」のように前倒しで設定されていることが多いので、初回が届いた時点でカレンダーに入れておきましょう。

なお、「お試し価格」と表示されていても、実際には数回の継続が条件になっている定期購入のケースもあります。国民生活センターも2026年4月に定期購入トラブルの手口が巧妙化していると注意を呼びかけているので、最終確認画面の契約条件はスクリーンショットで残しておくと安心です。この記事で紹介するサービスは、いずれも回数縛りなしか、条件が明示されているものに絞っています。

産後におすすめの宅食サービス12選|授乳期の栄養と受け取りやすさで比較

ここからは、産後・授乳期のママに向いた宅食12社を、料金の続けやすさ・栄養設計・受け取りやすさ・冷凍庫への収まりやすさから総合評価してご紹介します。「安さ重視」「受け取りのラクさ重視」「家族の分もまとめて」と優先したいポイントで選べるように並べているので、まずは比較表で全体像をつかんでください。

サービス名 1食あたりの料金(税込) タイプ 受け取り方 産後にうれしいポイント
ライフミール
LifeMeal(ライフミール)
490円〜520円(初回10食1,900円=1食190円) 冷凍 ヤマト運輸のクール便 冷凍庫を無料レンタルできて食費も抑えやすい
ワタミの宅食
ワタミの宅食
470円〜790円(送料無料) 冷蔵 まごころスタッフの手渡し/鍵付き安全ボックス 玄関に出られなくても毎日確実に受け取れる
ツクリオ(旧つくりおき.jp)
Tsuklio(ツクリオ)
848円〜(4人前×週5食プランの場合・送料込) 冷蔵 週1回まとめて配送 冷凍庫を空けずに家族全員分がまかなえる
DELIPICKS(デリピックス)
DELIPICKS
994円(初回お試し5食+ごはん1食3,218円・送料無料) 冷凍 ヤマト運輸のクール便 レストラン品質の味で気持ちまで満たされる
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
399円〜(お試し割・いつでも三菜10食3,990円) 冷凍 ヤマト運輸のクール便 塩分2.0g以下・10品目以上で産後1か月分を確保しやすい
ママの休食
ママの休食
1,260円〜1,320円(初回25%OFFで990円) 冷凍 ヤマト運輸のクール宅急便 妊娠期・授乳期のために栄養設計されたお弁当
シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
食卓サポートプラン5,173円/週(初回26%OFF 3,799円) 冷蔵 週1回まとめて配送 合成保存料・合成着色料不使用で選びやすい
nosh(ナッシュ)
nosh
612円〜719円(nosh club最安492円) 冷凍 ヤマト運輸のクール便 約100種類から食べたいものだけ選べる
三ツ星ファーム
三ツ星ファーム
603円〜927円(初回14食コースで1食497円〜) 冷凍 ヤマト運輸のクール便 たんぱく質15g以上の設計で授乳期に心強い
わんまいる
わんまいる
1,256円(初回5食4,980円) 冷凍 ヤマト運輸のクール便 薄型パウチで冷凍庫を圧迫しない国産惣菜
コープデリ
コープデリ
舞菜ミニ弁当464円〜・舞菜弁当680円 冷蔵・冷凍 専任スタッフが週1回配達(不在時は留め置き) 赤ちゃん割引・子育て割引で手数料を抑えられる
GREEN SPOON
GREEN SPOON
811円〜916円 冷凍 ヤマト運輸のクール便 野菜たっぷりでビタミン不足を補いやすい

1位 LifeMeal(ライフミール)|1食400円台から続けられて産後の食費を抑えやすい

ライフミール

運営会社 株式会社シルバーライフ
料金(税込) 7食セット1食520円・10食セット1食510円・20食セット1食490円(初回は10食セット1,900円=1食190円)
送料(税込) 全国一律980円(沖縄・離島1,480円)
タイプ 冷凍(レンジ加熱のみで完成)
セット数 7食・10食・20食
栄養設計 管理栄養士監修・全メニュー糖質30g以下/食塩相当量2.5g以下/430kcal以下(2026年からは糖質30g基準と15g基準の2タイプ)
メニュー数 100種類以上
産後にうれしい点 10食・20食セットをクレジットカードで購入すると冷凍庫を無料レンタルできる
メリット
  • 1食490円からと業界トップクラスの安さで、育休中の家計でも続けやすい
  • 冷凍庫の無料レンタルがあり、産後に増えがちな冷凍ストックと共存できる
  • レンジ加熱だけで完成するので、片手がふさがっていても用意できる
  • 買うほど単価が下がる「ライフミールクラブ」があり、長期戦の産後向き
デメリット
  • 送料が別途980円かかるため、7食セットだと割高感が出る
  • 冷凍庫レンタルは早期解約時に返送料が必要
  • 置き配には対応しておらず、受け取りの時間調整は必要

ライフミールは、高齢者向け配食で国内トップクラスの実績を持つ上場企業・シルバーライフが手がける冷凍宅配弁当です。産後の宅食で1位に挙げた最大の理由は、「続けられる価格」と「冷凍庫問題の解決」を同時に満たしている点にあります。

産後は育休で世帯収入が下がる一方、おむつ代やベビー用品でどうしても支出が増えます。1食1,000円の宅食を毎日2食使えば月6万円になってしまいますが、ライフミールなら20食セットで1食490円。昼食を毎日置き換えても月1万5,000円ほどで収まります。しかも全メニューが管理栄養士監修で、糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下に調整されているので、産後のむくみが気になる時期にも安心して食べられます。

そして産後に効いてくるのが冷凍庫の無料レンタルです。搾母乳のストック、離乳食の作りおき、上の子のごはんと、産後の冷凍庫は取り合いになります。10食・20食セットをクレジットカードで注文すると小型冷凍庫を無料で借りられるので、「安いけれど入りきらない」というまとめ買いのジレンマが解消されます。まずは初回10食1,900円(1食190円)で味と容器のサイズ感を確かめてみるとよいでしょう。離乳食が始まってからは、離乳食の宅配おすすめ12選で月齢に合うサービスを探せます。

2位 ワタミの宅食|まごころスタッフの手渡しと鍵付き安心ボックスで外に出ずに受け取れる

ワタミの宅食

運営会社 ワタミ株式会社
料金(税込) まごころ小箱(小)1食470円・まごころ手鞠1食590円・まごころ小箱1食620円・まごころおかず1食690円・まごころ御膳1食710円・まごころダブル1食790円(いずれも日替わり5日間コース)
送料(税込) 無料
タイプ 冷蔵(日替わり・当日中に食べきるタイプ)
注文単位 5日間・7日間・指定曜日(1〜6日)
受け取り方法 まごころスタッフの手渡し、または無料貸出の鍵付き安全ボックス
栄養設計 管理栄養士が献立を設計。まごころ手鞠は主菜1種+副菜3種で15品目以上・ごはん約150gと合わせて約500kcal
産後にうれしい点 冷凍庫を一切使わず、インターホンを鳴らさない配達も相談できる
メリット
  • 不在時は無料の鍵付き安全ボックスに入れてもらえるので、寝かしつけ中でも受け取れる
  • 送料無料で1食470円からと、毎日使っても負担が少ない
  • 冷蔵なので冷凍庫のスペースをまったく使わない
  • 日替わり献立なので、メニューを選ぶ判断そのものが不要
デメリット
  • 配達エリアが限られており、対象外の地域がある
  • 週5日未満の注文だと1食あたり40円が加算される
  • 当日中に食べきる必要があり、食べられなかった日は無駄になる

ワタミの宅食は、担当のまごころスタッフが平日毎日届けてくれる冷蔵タイプの宅配弁当です。産後のママにとっての価値は、料金でもメニュー数でもなく「受け取りのために生活を崩さなくていい」ことに尽きます。冷蔵タイプをもう少し詳しく比べたい場合は、冷蔵の宅食おすすめ10選に日持ちと配達頻度をまとめています。

不在時には鍵付きの安全ボックスを無料で貸してくれるので、授乳中でも、赤ちゃんをやっと寝かしつけた直後でも、玄関に出る必要がありません。担当スタッフが固定なので「インターホンは鳴らさずにボックスに入れてください」といったお願いも通りやすく、宅配便の呼び出し音で赤ちゃんが起きる、というストレスから解放されます。産後の外出が難しい1か月健診前の時期にこそ真価を発揮するサービスです。

冷蔵タイプなので、冷凍庫をまったく圧迫しないのも産後には大きな利点です。食べる量に合わせて、少なめでよければまごころ小箱(小)1食470円、しっかり食べたいならまごころ手鞠1食590円やまごころダブル1食790円と選べます。まごころ手鞠は主菜1種+副菜3種で15品目以上を使い、ごはん約150gと合わせて約500kcalなので、授乳中のエネルギー確保という点でも扱いやすい量です。

注意点は注文日数で、週5日以上のコースでないと1食あたり40円が加算されます。逆に言えば平日5日をまとめて頼む使い方がいちばん割安になるので、「平日の昼はワタミ、土日と夜は冷凍のストック」という組み合わせにすると無駄が出ません。配達エリアが限られるため、申し込み前に公式サイトで郵便番号を入れて対応状況を確認しておきましょう。

3位 Tsuklio(ツクリオ)|冷凍庫を空けなくていい冷蔵の作りたて惣菜が週1回まとめて届く

ツクリオ(旧つくりおき.jp)

運営会社 株式会社Antway
料金(税込・送料込) 2人前プラン 週3食7,990円/週5食11,990円、4人前プラン 週3食10,690円/週5食16,960円(4人前×週5食なら1食あたり約848円)。4人前プランは初回クーポンで週3食6,690円(1食558円〜)・週5食12,960円(1食648円〜)
送料 プラン料金に込み
タイプ 冷蔵(冷凍せずそのまま届く手づくり惣菜)
届く量 主菜+副菜のセットが週1回まとめて届く(2人前・4人前から選択)
注文・変更 すべてLINEで完結。お休み登録は週ごとに無料
実績 累計提供食数3,500万食を突破(2026年7月時点)
産後にうれしい点 家族全員分が一度に届き、冷凍庫を使わずに済む
メリット
  • 冷蔵で届くので、冷凍庫のスペースをまったく使わない
  • 家族分がまとめて届き、ママの分だけ別に用意する手間がなくなる
  • 注文・変更・お休みがすべてLINEで完結し、寝かしつけ中でも操作できる
  • 手づくりの家庭的な味付けで、上の子も食べやすい
デメリット
  • 冷蔵のため消費期限が短く、届いた週のうちに食べきる必要がある
  • 1回あたりの支払額が大きく、単身や1人分だけの利用には向かない
  • メニューはおまかせで、好きな料理を選ぶことはできない

ツクリオ(旧つくりおき.jp)は、管理栄養士監修の献立をシェフが調理し、冷凍せずそのまま冷蔵で届けてくれる惣菜のサブスクです。2026年7月に累計提供食数3,500万食を突破しており、共働き家庭を中心に定着しています。

産後の家庭に向いているのは、「ママの分」ではなく「家族の食卓」をまるごと引き受けてくれるからです。産後は自分のごはんだけでなく、上の子や夫の夕食まで回らなくなります。ツクリオなら4人前プランで主菜と副菜が一度に届くので、食卓に並べるだけで全員分が完成します。2026年2月からは2人前プラン(週3食7,990円)も加わり、第1子で夫婦2人という家庭でも使いやすくなりました。

産後ならではの利点として、冷凍庫をいっさい使わない点も見逃せません。搾母乳や離乳食で冷凍庫が埋まりがちな時期に、冷蔵室の棚だけで完結するのは大きな安心材料です。注文からお休み登録まですべてLINEで完結し、体調が悪い週は週単位で無料スキップできるので、産後の波がある生活にも合わせられます。

4位 DELIPICKS|シェフ監修の味で産後の食事が楽しみになる

DELIPICKS(デリピックス)

運営会社 株式会社DELIPICKS
料金(税込) お弁当1食994円(2026年7月13日決済分より改定)/初回お試しセットは5食+ごはん1食で3,218円・送料無料
送料(税込) 地域により1,089円〜1,386円(初回お試しは無料)
タイプ 冷凍(レンジ加熱のみ)
注文単位 税抜5,000円以上から1食ずつ自由に組み合わせ(ご飯は1食313円)
メニュー数 100種類以上
割引 まとめ買い割引(税抜7,000円以上10%・10,000円以上15%・15,000円以上20%OFF)+マイランク割引3〜13%OFF
産後にうれしい点 食べたいメニューを1食ずつ選べるので、食欲が安定しない時期でも無駄が出にくい
メリット
  • ミシュラン星付き店で経験を積んだシェフ監修で、外食に行けない時期の満足感が高い
  • お弁当・ご飯・オープンサンドを1食単位で自由に組み合わせられる
  • まとめ買い割引とマイランク割引を重ねると単価をかなり下げられる
  • 初回お試しセットは5食+ごはん1食で3,218円・送料無料と試しやすい
デメリット
  • 通常価格は1食994円と高めで、毎日使うと負担が大きい
  • 最低注文金額が税抜5,000円に設定されている
  • ボリュームは控えめで、授乳中に物足りなさを感じる人もいる

DELIPICKSは、フランスのミシュラン星付きレストランで経験を積んだシェフが監修する冷凍宅配弁当です。以前は「CHEFBOX」の名前で知られていましたが、現在は1食ずつ自由に選べる形にリニューアルしています。

産後にこのサービスをすすめたいのは、味で気持ちが立て直せるからです。産後数か月は外食にも行けず、同じような食事が続いて気持ちが沈みやすい時期。そこに「今日はこれを食べる」と自分で選んだレストラン品質の一皿があるだけで、1日の見え方が変わります。授乳中は食欲の波も大きいので、食べたいものを1食単位で選べる仕組みも相性がいいはずです。

料金は1食994円と高めですが、まとめ買い割引(最大20%OFF)とマイランク割引(3〜13%OFF)を併用すれば実質単価はぐっと下がります。毎日3食すべてを置き換えるより、週に2〜3回のごほうびとして使うのが産後の現実的な付き合い方です。まずは送料無料の初回お試しセット(5食+ごはん1食で3,218円)で、味の方向性を確かめてみてください。

5位 ワタミの宅食ダイレクト|ごはん付きセットもあり産後1か月分をまとめて確保できる

ワタミの宅食ダイレクト

運営会社 ワタミ株式会社
料金(税込) 1食399円〜(はじめての方限定「お試し割」いつでも三菜10食3,990円/いつでも五菜10食4,990円)。定期購入おまかせセットは10食・14食・20食とも1食465円、選べるセットは1食475円
送料(税込) 本州・四国・九州880円/北海道1,210円/沖縄2,420円
タイプ 冷凍(レンジ加熱のみ)
コース いつでも二菜・いつでも三菜・いつでも五菜(7食・10食・14食・20食)
栄養設計 1セット平均250kcal基準・食塩相当量2.0g以下、1食あたり10品目以上
割引 定期購入は継続割で初回〜3回目まで各800円OFF(計2,400円OFF)
産後にうれしい点 20食セットで里帰りしない産後1か月分の昼食をまとめて確保できる
メリット
  • お試し割なら1食399円からで、冷凍宅食としては最安クラス
  • 食塩相当量2.0g以下と控えめで、産後のむくみが気になる時期でも選びやすい
  • 二菜・三菜・五菜からボリュームを選べ、授乳中の食欲に合わせられる
  • お試し割は定期購入ではないので、1回だけ試して終わりにできる
デメリット
  • セット単位の注文のみで、単品購入はできない
  • 20食セットは冷凍庫をかなり占有する
  • 北海道・沖縄は送料が高めに設定されている

ワタミの宅食ダイレクトは、冷蔵弁当で実績のあるワタミが展開する冷凍宅配弁当です。産後の使い方としておすすめしたいのは、出産前に20食セットを注文して「非常食」として備えておくという形です。

退院してからの1か月は、外出も買い物もままならない期間です。ここで冷凍庫に20食のストックがあると、「今日の昼どうしよう」という判断そのものが消えます。1食あたり465円(定期購入おまかせセット)なら20食で9,300円ほど。里帰りをしない家庭にとって、産後1か月を乗り切る保険としては十分に合う投資だと思います。

栄養面でも産後向きです。1セット平均250kcal基準・食塩相当量2.0g以下で、1食に10品目以上が入ります。授乳中は水分をためこみやすく、塩分の摂りすぎがむくみに響くので、味付けが濃くなりがちな市販の冷凍食品より安心して続けられます。はじめての人限定の「お試し割」なら、いつでも三菜10食セットが3,990円(1食399円)、いつでも五菜10食セットが4,990円(1食499円)。定期購入ではないので、産前に一度だけ試して味を確かめておくこともできます。

6位 ママの休食|妊娠期から授乳期までライフステージ別に栄養設計されている

ママの休食

運営会社 株式会社MYPLATE
料金(税込) お弁当(冷凍)4食セット5,280円(1食1,320円)・8食セット10,320円(1食1,290円)・12食セット15,120円(1食1,260円)/初回は25%OFFで4食セット3,960円(1食990円)
送料(税込) 858円〜2,860円(箱のサイズと配送先により変動)
タイプ 冷凍(ごはん付きのワンプレート弁当)
対象 妊活期・妊娠期・産後/授乳期・こども
栄養設計 管理栄養士と産婦人科医の監修。1食15品目以上を使用し、葉酸・鉄などを補える設計
定期便の条件 回数の縛りなし。停止・解約・内容変更は次回配送日の6営業日前までにマイページまたは公式LINEから
産後にうれしい点 ごはん付きなので、これ1つで一食が完成する
メリット
  • 妊娠期・授乳期という時期に合わせて栄養が組まれた数少ないサービス
  • ごはん付きのワンプレートなので、主食を別に用意しなくていい
  • 1食15品目以上が使われ、副菜まで一度にとれる
  • 定期便の回数縛りがなく、初回だけの利用もできる
デメリット
  • 1食1,260円〜と価格は高めで、毎日使うのは負担が大きい
  • 送料が箱サイズと地域で変わり、最大2,860円かかる場合がある
  • 解約・スキップの締め切りが6営業日前と早め

ママの休食は、株式会社MYPLATEが運営する、妊活期から産後・授乳期までを対象にした冷凍弁当サービスです。管理栄養士と産婦人科医が監修し、1食に15品目以上の食材を使って、この時期に不足しやすい栄養素を補えるよう設計されています。

他社との決定的な違いは、「ダイエット向け」でも「高齢者向け」でもなく、妊娠・出産期の体を前提につくられていることです。一般的な宅食は糖質やカロリーを抑える方向に設計されていますが、授乳期に必要なのはむしろエネルギーとたんぱく質の上乗せ。ママの休食はごはん付きのワンプレートで、これ1つで一食として成立するように組まれています。産後に「おかずだけ届いても白米を炊く元気がない」という事態を避けられるのは、地味ですが大きな利点です。

価格は4食セット5,280円(1食1,320円)、12食セット15,120円(1食1,260円)と決して安くはありません。ただし初回は25%OFFの3,960円(1食990円)で試せます。毎日ではなく「体力が落ちている日の一食」に絞って使うと、コストと効果のバランスが取りやすくなります。定期便の回数縛りはなく、停止や内容変更は次回配送日の6営業日前までにマイページか公式LINEから手続きできます。

7位 シェフの無添つくりおき|添加物が気になる授乳中でも選びやすい無添加のお惣菜

シェフの無添つくりおき

運営会社 株式会社AIVICK(TAVENAL)
料金(税込) 食卓サポートプラン5,173円/食卓おまかせプラン13,607円(2026年6月6日お届け分から改定)。初回は26%OFFでサポート3,799円・おまかせ9,980円
送料(税込) 990円(初回は無料)
タイプ 冷蔵(週1回・指定曜日にまとめて配送)
内容 食卓サポートプランは主菜2種+副菜3種(大人2名+幼児1名の2日分が目安)、食卓おまかせプランは主菜3種各2パック+副菜6種
こだわり 合成保存料・合成着色料などを使わない無添加設計、シェフの手づくり
メニュー 週替わりのおまかせ
産後にうれしい点 副菜が3〜6種類そろうので、単品では取りづらい野菜と海藻を一度に補える
メリット
  • 合成保存料・合成着色料不使用で、授乳中に口にするものを気にする人でも選びやすい
  • 副菜の種類が多く、自炊では作りにくい小鉢がそろう
  • 冷蔵で届くので冷凍庫を使わず、解凍の手間もない
  • 初回は26%OFF+送料無料で、1回だけ試して判断できる
デメリット
  • 1食あたりに換算すると価格は高め
  • 冷蔵のため消費期限が短く、届いた数日で食べきる必要がある
  • 配達エリアに制限がある

シェフの無添つくりおきは、合成保存料や合成着色料を使わずシェフが手づくりした惣菜を、冷蔵のまま週1回届けてくれるサービスです。産後に選ばれる理由は「授乳中に自分が食べるものを気にしたい」という気持ちに、無理なく応えてくれるところにあります。

なお、食品添加物は消費者庁が食品安全委員会の評価を踏まえて使用を認めているものなので、一般的な宅食を選んだからといって心配しすぎる必要はありません。ただ、産後は気持ちが敏感になりやすい時期でもあります。「これなら大丈夫」と思えるものを食べることで安心できるなら、その価値は栄養価だけでは測れません。

もうひとつの強みは副菜の多さです。食卓サポートプランは主菜2種+副菜3種で、大人2名+幼児1名の2日分が目安。海藻の和えものやきんぴら、豆の煮ものといった、授乳中にとりたいけれど自分ではまず作れない小鉢がそろいます。「主菜は冷凍弁当、副菜だけはここで補う」という組み合わせ方をすると、コストを抑えながら品数を増やせます。初回は26%OFFで食卓サポートプランが3,799円、送料990円も無料になります。

8位 nosh|100種類以上から選べて授乳中の食べたい気分に合わせられる

nosh(ナッシュ)

運営会社 ナッシュ株式会社
料金(税込) 1食719円(6食プラン)/644円(8食プラン)/620円(10食プラン)/612円(12食・20食プラン)。nosh clubの最上位ランクで最安492円
送料(税込) 地域・食数により異なる(2026年7月27日改訂版の送料表。関東の10食プランで1,386円)
タイプ 冷凍(レンジ加熱のみ)
セット数 6食・8食・10食・12食・20食(20食は2回目以降)
栄養設計 全メニュー糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下
メニュー数 約100種類(毎週新メニューが追加)
産後にうれしい点 容器が紙素材で、そのまま燃えるごみに出せる
メリット
  • 約100種類から1食ずつ選べるので、授乳中の食べたい気分に合わせやすい
  • 容器が紙素材で、洗わずそのまま燃えるごみに出せる
  • 糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下で、産後の体重や塩分が気になる時期にも合う
  • 毎週新メニューが出るので、長い産休・育休でも飽きにくい
デメリット
  • 送料が地域と食数で変わり、地方だと割高になる
  • 1食あたりの量は控えめで、授乳中は物足りなく感じることがある
  • 糖質を抑える設計のため、ごはんは別に用意する必要がある

nosh(ナッシュ)は、糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下という健康設計を全メニューで貫いている冷凍宅配弁当です。産後の目線で評価したいのは、「捨てるところまでがラク」という点です。

容器が紙素材でできているため、食べ終わったらそのまま燃えるごみへ。産後はシンクに洗い物をためること自体がストレスになるので、皿も容器も洗わなくていいというのは想像以上に効きます。加えて約100種類のメニューから1食ずつ選べるので、授乳期特有の「今日は無性に和食が食べたい」「揚げものは重い」といった気分の波にも合わせられます。

価格は6食719円から、12食・20食プランで612円。買うほど単価が下がる「nosh club」は29段階あり、最上位ランクなら1食492円まで下がります。2026年7月には12食プラン(1食612円)が加わり、20食プランを選ばなくても単価を抑えやすくなりました。ただし糖質を抑える設計上、主食は付いていません。授乳中はエネルギーの上乗せが必要なので、冷凍ごはんを一緒に用意して、白米はしっかり食べることを前提に使ってください。

9位 三ツ星ファーム|主菜と副菜がそろった品数で栄養バランスを整えやすい

三ツ星ファーム

運営会社 株式会社イングリウッド
料金(税込) 初回4,500円OFFの14食コースで1食497円〜。通常価格は7食927円・14食819円・21食711円(長期継続応援プランは14食711円・21食603円)
送料(税込) 全国一律990円(北海道・沖縄2,500円/14食・21食コースは初回送料無料)
タイプ 冷凍(レンジ加熱のみ)
セット数 7食・14食・21食
栄養設計 原則として糖質25g以下・たんぱく質15g以上・350kcal以下
メニュー数 おかずプレート125種類以上(ミールキット・主食などを含め拡充中)
産後にうれしい点 小型冷凍庫プレゼントプランがあり、まとめ買いしても収納に困りにくい
メリット
  • たんぱく質15g以上の設計で、授乳期に必要な上乗せ分を確保しやすい
  • 1プレートに主菜+副菜が入っていて、これだけで品数がそろう
  • 小型冷凍庫プレゼントプランがあり、収納問題を解決できる
  • 有名料理人監修で味の満足度が高く、産後の食事が単調にならない
デメリット
  • 継続前提のプランでないと1食あたりが割高になる
  • 容器が大きめで冷凍庫のスペースを取る
  • 長期継続応援プランは6回継続が条件

三ツ星ファームは、有名料理人が監修した冷凍弁当を届けるサービスです。原則として糖質25g以下・たんぱく質15g以上・350kcal以下に設計されており、主菜と副菜が1プレートに収まっています。

授乳中のママにとって注目したいのはたんぱく質15g以上という基準です。授乳婦には1日あたり+20gのたんぱく質が必要とされているので、これを1食で確保できるのは心強い数字です。糖質は抑えめなので、こちらもごはんを添えて使う前提で考えるとバランスが取れます。

産後に効くもうひとつのポイントが、小型冷凍庫プレゼントプランの存在です。21食コースのようにまとめ買いしたいけれど収納が不安、という産後の悩みに直接答えてくれます。2025年11月には全面リニューアルが行われ、ミールキットや主食、ホットスナックといった新カテゴリーも追加されました。初回は4,500円OFFの定期キャンペーンで14食セットなら1食497円から、14食・21食コースは初回送料も無料になります。

10位 わんまいる|国産食材の手づくり惣菜で家庭の味に近い食事がとれる

わんまいる

運営会社 株式会社ファミリーネットワークシステムズ
料金(税込) 健幸ディナー5食セット6,280円(1食1,256円)。定期コース1回目は4,980円
送料(税込) 本州・四国・九州1,080円/北海道・沖縄2,645円
タイプ 冷凍(個包装パウチを湯せんまたは流水解凍)
内容 主菜1品+副菜2品が1食分。おかずのみでごはんは付かない
栄養設計 5食平均で食塩相当量3.5g未満・糖質30g以下・400kcal以下
こだわり 国産食材にこだわった手づくり惣菜、合成着色料・保存料不使用
産後にうれしい点 薄型パウチなので冷凍庫のすき間に差し込め、必要な品だけ解凍できる
メリット
  • 薄型の個包装パウチで、冷凍庫のすき間に収められる
  • 国産食材にこだわった手づくりの味で、家庭料理に近い安心感がある
  • 主菜・副菜を1品ずつ解凍できるので、食欲に合わせて量を調整できる
  • 合成着色料・保存料不使用で、授乳中でも選びやすい
デメリット
  • 湯せんや流水解凍が必要で、レンジだけでは完結しない
  • 1食1,256円と価格は高め
  • ごはんが付かないため、主食は別に用意する必要がある

わんまいるの「健幸ディナー」は、国産食材にこだわった手づくり惣菜を、主菜1品+副菜2品の個包装パウチで届けてくれるサービスです。5食平均で食塩相当量3.5g未満・糖質30g以下・400kcal以下に抑えられています。

産後の観点でのいちばんの利点は、冷凍庫での収まりのよさです。弁当容器型の宅食が場所を取るのに対し、わんまいるは平たいパウチなので、搾母乳のパックや離乳食のストックの間に差し込めます。食欲が落ちている日は主菜だけ、しっかり食べたい日は副菜まで、と解凍する量を調整できるのも授乳期には便利です。

注意したいのは調理方法です。湯せんか流水解凍が基本なので、片手がふさがった状態でレンジだけ、というわけにはいきません。退院直後よりも、体が少し戻って台所に立てるようになる産後1か月以降に向いているサービスと考えてください。家庭料理に近い味わいなので、冷凍弁当の味に飽きてきたタイミングで取り入れるのもおすすめです。初回は5食4,980円から試せます。

11位 コープデリ|子育て割引で配送料を抑えつつ日用品まで一度に届く

コープデリ

運営会社 コープデリ生活協同組合連合会
料金(税込) 夕食宅配「舞菜」は舞菜ミニ弁当1食464円〜・舞菜弁当1食680円
手数料 赤ちゃん割引・子育て割引の対象になると基本手数料・配達手数料が無料または割引(内容は地域と利用条件で異なる)
対象エリア 東京・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟(一部地域を除く)
タイプ 冷蔵・冷凍(お弁当のほか食材・日用品も同時購入可)
取扱品目 6,000品目以上(冷凍離乳食「すくすく子育てセット」やミールキットも)
受け取り 専任スタッフが週1回配達。不在時は保冷措置をして玄関前に留め置き
産後にうれしい点 おむつ・ミルク・日用品まで一度に届き、買い物に出る回数を減らせる
メリット
  • 母子手帳交付後から小学校入学前まで、手数料の割引・無料制度がある
  • お弁当だけでなく、おむつ・ミルク・日用品まで一度に届く
  • 不在でも保冷して玄関前に置いてもらえるので、受け取りに縛られない
  • 冷凍離乳食「すくすく子育てセット」があり、離乳食期まで使い続けられる
デメリット
  • 組合員登録(出資金)が必要
  • 配送エリアが1都7県に限られる
  • 注文は週単位の締め切りがあり、思い立った日にすぐ届くわけではない

コープデリは、生協ならではの品ぞろえと安心感が魅力の宅配サービスです。産後の家庭で評価したいのは、宅食としての性能よりも「買い物に出る回数そのものを減らせる」という点にあります。

産後に本当にしんどいのは、実は食事づくりよりも買い物です。おむつ、おしりふき、ミルク、母乳パッド。かさばって重いものばかりを、赤ちゃんを連れて買いに行くのは現実的ではありません。コープデリなら食材・お弁当・日用品をまとめて注文でき、不在でも保冷措置をして玄関前に置いていってくれます。ミルク用のお湯や飲み水まで重いペットボトルで運んでいるなら、すぐにお湯が使えるウォーターサーバーも負担を減らしてくれます。詳しくはウォーターサーバーおすすめランキングで比較しています。

さらに産後に大きいのが手数料の割引制度です。母子手帳の交付後から申し込める赤ちゃん割引と、その後小学校入学前まで続く子育て割引があり、基本手数料と配達手数料が無料または割引になります(内容は地域と利用条件で異なります)。夕食宅配の「舞菜」シリーズには2026年3月23日から舞菜ミニ弁当(1食464円・おかず3品+ごはん約80g)も加わりました。エリアが1都7県に限られるのが残念なところですが、対象地域なら産後から離乳食期まで長く使える1社です。子育て期を通して使うことを考えるなら、子育て中の宅食おすすめ12選もあわせて検討してみてください。

12位 GREEN SPOON|野菜がたっぷりで産後に不足しがちなビタミンを補える

GREEN SPOON

運営会社 株式会社Greenspoon
料金(税込) DELI BENTO 1食811円〜916円(S BOX 8〜11食916円/M BOX 12〜19食842円/L BOX 20〜28食811円)。単品4食のみだと1食1,053円。初回は大幅割引のキャンペーン価格
送料(税込) 定期は全国一律1,089円(北海道・沖縄を除く)。初回は送料無料
タイプ 冷凍(レンジ加熱のみ)
内容 メイン・サイド・サラダの3構成。スープやスムージーなど6カテゴリー展開
メニュー数 オリジナルレシピ80種類以上
定期便の条件 回数の縛りや解約金なし。2回目以降はマイページからスキップ・停止・再開が自由
産後にうれしい点 サラダ付きで、生野菜を洗う気力がない時期でもビタミンを補える
メリット
  • メイン・サイド・サラダの3構成で、野菜の量がしっかり確保できる
  • 急速冷凍で野菜の食感が残り、冷凍とは思えない仕上がり
  • 回数縛りや解約金がなく、1回だけ試すこともできる
  • 見た目が華やかで、代わり映えしない産後の食卓に変化が出る
デメリット
  • 1食811円〜と価格は高め
  • 定期便の割引を外れる単品購入だと1食1,053円まで上がる
  • ボリューム重視の人には物足りなく感じることがある

GREEN SPOONは、野菜をたっぷり使った冷凍食のサービスです。冷凍宅食弁当「DELI BENTO」はメイン・サイド・サラダの3つで構成され、急速冷凍によって野菜本来の食感が残るよう工夫されています。

産後にこのサービスが効くのは、いちばん後回しになる「生野菜」を人任せにできるからです。授乳中はビタミンCの付加量も設定されていますが、野菜を洗って切ってという工程は、産後の暮らしでまっさきに省略されます。サラダまでワンプレートに入っているGREEN SPOONなら、レンジで温めるだけで野菜の一皿が食卓に乗ります。

価格は1食811円〜916円と高めですが、定期便に回数の縛りや解約金はなく、2回目以降はマイページからスキップ・停止・再開が自由にできます。8食から28食まで食数を調整できるので、「週に3回、野菜を補う日だけ使う」といった使い方が現実的です。ほかにもメインディッシュ、スープ、サラダ、スムージーと6カテゴリーがそろっているので、食欲が落ちている日にスープだけ頼む、という選び方もできます。

産後向け宅食12社の料金・栄養・受け取り方法を一覧で比較

ここまで12社を個別に見てきましたが、産後の宅食選びで最終的に決め手になるのは「お金」「冷凍庫」「受け取り」の3つです。この章ではその3つの軸だけを取り出して、12社を横並びで比較します。気になる2〜3社に絞り込む材料として使ってください。

1食あたりの料金と送料で比べる

宅食の料金比較でいちばんの落とし穴が送料です。1食500円でも送料980円が乗れば、7食セットなら1食あたり実質640円。産後は受け取り回数を減らしたいこともあって、まとめ買いのほうが送料の効率も良くなります。

サービス名 1食あたりの料金(税込) 送料(税込) 初回のお試し価格
LifeMeal(ライフミール) 490円〜520円 全国一律980円(沖縄・離島1,480円) 10食1,900円(1食190円)
ワタミの宅食 470円〜790円 無料 コースにより半額プラン等あり
Tsuklio(ツクリオ) 848円〜(4人前×週5食の場合) プラン料金に込み 4人前プランは初回クーポンで週5食12,960円(1食648円〜)
DELIPICKS 994円(割引併用で700円前後まで低下) 1,089円〜1,386円 5食+ごはん1食3,218円・送料無料
ワタミの宅食ダイレクト 465円〜475円(定期購入) 本州・四国・九州880円/北海道1,210円/沖縄2,420円 お試し割 いつでも三菜10食3,990円(1食399円)
ママの休食 1,260円〜1,320円 858円〜2,860円 初回25%OFF 4食3,960円(1食990円)
シェフの無添つくりおき 食卓サポートプラン5,173円/週 990円(初回無料) 初回26%OFF 3,799円
nosh 612円〜719円(nosh club最安492円) 地域・食数により変動(関東10食で1,386円) 初回割引クーポンあり
三ツ星ファーム 603円〜927円 全国一律990円(北海道・沖縄2,500円) 初回4,500円OFF 14食で1食497円〜
わんまいる 1,256円 1,080円(北海道・沖縄2,645円) 定期コース1回目4,980円
コープデリ 舞菜ミニ弁当464円〜・舞菜弁当680円 手数料は赤ちゃん割引・子育て割引で無料または割引 お試しセットを随時実施
GREEN SPOON 811円〜916円 全国一律1,089円(北海道・沖縄を除く/初回無料) 初回は大幅割引+送料無料のキャンペーン

産後1年という長さで考えると、差は無視できません。たとえば毎日1食を宅食にした場合、1食500円のサービスなら月1万5,000円、1食1,300円なら月3万9,000円。「毎日使う基本の1社」は安いサービス、「しんどい日だけの1社」は高くても栄養や味が強いサービス、と役割を分けるのが現実的な使い方です。とにかく費用を抑えたい場合は、安い宅食おすすめランキングで送料込みの実質価格も見比べてみてください。

冷凍か冷蔵かと保存できる期間で比べる

産後の宅食選びで、価格の次に効いてくるのが温度帯です。冷凍はストックできる代わりに庫内を占領し、冷蔵は場所を取らない代わりに食べきる期限があります。どちらが正解ということはなく、産後の時期と冷凍庫の空き具合で決まります。

サービス名 温度帯 保存の目安 冷凍庫の占有
LifeMeal(ライフミール) 冷凍 製造から数か月(商品表示による) 大きい(冷凍庫の無料レンタルあり)
ワタミの宅食 冷蔵 お届け日当日中 なし
Tsuklio(ツクリオ) 冷蔵 お届け後、その週のうちに消費(余りは冷凍保存も可) なし
DELIPICKS 冷凍 製造から数か月(商品表示による) 中程度
ワタミの宅食ダイレクト 冷凍 製造から数か月(商品表示による) 大きい(20食セットは要注意)
ママの休食 冷凍 製造から数か月(商品表示による) 中程度(ごはん付きで厚みあり)
シェフの無添つくりおき 冷蔵 お届けから数日以内 なし
nosh 冷凍 製造から数か月(商品表示による) 中程度
三ツ星ファーム 冷凍 製造から数か月(商品表示による) 大きい(小型冷凍庫プレゼントプランあり)
わんまいる 冷凍 製造から数か月(商品表示による) 小さい(薄型パウチ)
コープデリ 冷蔵・冷凍 商品により異なる 選ぶ商品による
GREEN SPOON 冷凍 製造から数か月(商品表示による) 中程度

判断の目安はシンプルです。搾母乳のストックや離乳食の作りおきで冷凍庫がすでに手一杯なら、ワタミの宅食・ツクリオ・シェフの無添つくりおきといった冷蔵タイプ。冷凍庫に余裕があるか、レンタル・プレゼントの特典を使えるなら、まとめ買いで単価が下がる冷凍タイプが有利です。冷凍タイプでも、わんまいるの薄型パウチのように収納効率の良いものは例外的に両立できます。

なお、おかずだけのサービスと、ごはん付きのサービスでは1食の完成度が変わります。主食は自分で炊いたものを冷凍しておきたい人は、おかずのみの宅食サービスもあわせて検討してみてください。

手渡し・置き配・宅配ボックスなど受け取り方で比べる

産後の宅食で、最後に効いてくるのが受け取りです。授乳と寝かしつけのリズムは自分では決められないので、「受け取りのために起きていなければいけない」状態が続くとそれだけで消耗します。

サービス名 配送方法 不在時の対応 時間帯指定
ワタミの宅食 まごころスタッフによる自社配達 無料貸出の鍵付き安全ボックスに保冷剤とともに入れてもらえる 配達時間はエリアごとにおおむね固定
コープデリ 専任スタッフによる自社配達(週1回) 保冷材とカバーをかけて玄関前に留め置き 曜日固定・時間は配達コース順
Tsuklio(ツクリオ) 週1回の宅配(曜日・時間帯を指定) 再配達での受け取り 曜日・時間帯を指定可能
シェフの無添つくりおき 週1回の冷蔵便(曜日指定) 再配達での受け取り 曜日・時間帯を指定可能
冷凍宅配弁当の各社(ライフミール・nosh・三ツ星ファーム・DELIPICKS・ワタミの宅食ダイレクト・ママの休食・わんまいる・GREEN SPOON) ヤマト運輸などのクール便 原則として再配達(クール便は置き配不可) 時間帯指定が可能

産後すぐで外に出られない時期は、不在でも受け取れるワタミの宅食かコープデリが圧倒的にラクです。冷凍のまとめ買い型を選ぶ場合は、クール便が置き配に対応していない点を踏まえて、夫が在宅している曜日や、赤ちゃんが比較的起きている時間帯に指定するのが安全です。2週間〜1か月に1回の受け取りで済むよう、食数を多めのセットにしておくと負担がさらに減ります。

授乳期のママが宅食で補いたい栄養素

「母乳のために何を食べればいいのか」は、産後にいちばん迷うところだと思います。特別な食材が必要なわけではありませんが、授乳中は必要量そのものが増えます。ここでは国の基準をもとに、宅食を選ぶときに意識したい栄養素を整理します。なお、特定の食品で母乳の量や質が必ず変わるわけではないので、まずは全体のバランスと量を確保することを優先してください。

母乳づくりで増えるエネルギーとたんぱく質

授乳中の体は、毎日およそ780mLの母乳をつくり続けています。そのぶんのエネルギーとたんぱく質が必要になるため、食事摂取基準では授乳婦にエネルギー+350kcal/日、たんぱく質+20g/日(推奨量の付加量)が設定されています。

+350kcalは、おにぎり2個弱、あるいは普通の食事に一品足すくらいの量です。+20gのたんぱく質は、鮭の切り身1切れ(約15g)と卵1個(約6g)でほぼ届きます。つまり「主菜をしっかり1品+間食で軽く1回」という形が現実的な目安になります。

宅食を選ぶときは、たんぱく質の表示を見るのがいちばん早い方法です。三ツ星ファームのようにたんぱく質15g以上と明示しているサービスなら、1食で必要量の相当部分をカバーできます。逆に、ダイエット目的で設計された低カロリーのメニューだけを続けると、授乳期にはエネルギーが足りなくなります。産後は体重が気になる時期でもありますが、授乳中の極端な食事制限は母体の回復を妨げるので、まずは食べる量を確保することを優先してください。

貧血を防ぐ鉄分と吸収を助けるビタミンC

出産時の出血と、その後の授乳で、産後の体は鉄が不足しやすい状態にあります。食事摂取基準では授乳婦の鉄に+2.0mg/日の付加量が設定されています。立ちくらみ、動悸、異常な疲れやすさが続く場合は、産後の貧血が背景にあることも少なくありません。

鉄には、肉や魚に含まれるヘム鉄と、野菜や大豆製品に含まれる非ヘム鉄があり、吸収率はヘム鉄のほうが高くなります。宅食のメニューでいえば、赤身肉・まぐろ・かつお・あさり・レバーを使った主菜が鉄の供給源です。副菜では小松菜、ほうれん草、厚揚げ、ひじきなどが該当します。

あわせて意識したいのがビタミンCです。授乳婦には+45mg/日の付加量が設定されており、非ヘム鉄の吸収を助ける働きもあります。ブロッコリー、パプリカ、いも類、かんきつ類などが手軽な供給源です。主菜で鉄をとり、副菜やデザートの果物でビタミンCを添えるという組み合わせを意識すると、宅食でも自然に整います。GREEN SPOONのようにサラダが付くタイプは、この点で使いやすい選択肢です。症状が強いときは自己判断でサプリを増やさず、産婦人科や内科に相談してください。

母体の骨を守るカルシウム

意外に思われるかもしれませんが、授乳婦のカルシウムには付加量が設定されていません。授乳中は腸からの吸収率が上がり、尿への排泄が減ることで体が自然に調整するためです。ただしこれは「とらなくていい」という意味ではなく、通常の推奨量をきちんと満たすことが前提になっています。

18〜29歳・30〜49歳の女性の推奨量はいずれも650mg/日ですが、日本人の平均摂取量はこれを下回っているのが実情です。産後に食事が菓子パンとおにぎりに偏ると、さらに届かなくなります。牛乳コップ1杯で約220mg、ヨーグルト1個で約120mg、木綿豆腐半丁で約140mg、小松菜のおひたし1皿で約100mg。この積み重ねで650mgを目指すイメージです。

宅食を使うなら、乳製品や小魚、大豆製品、青菜の副菜が入っているかを見てみてください。シェフの無添つくりおきやツクリオのように副菜の種類が多いサービスは、この点で有利です。冷蔵庫にヨーグルトや牛乳を常備して、宅食の一食に添えるだけでも十分に足せます。

葉酸を含むメニューの見つけ方

葉酸は妊娠前から妊娠初期に注目される栄養素ですが、授乳期にも+100µg/日の付加量が設定されています。母乳に移行するぶんを補う必要があるためです。

葉酸が多い食材はわかりやすく、緑の葉もの(ほうれん草・小松菜・春菊)、ブロッコリー、アスパラガス、枝豆、納豆、レバー、いちごなどが代表格です。宅食のメニュー名を見るときは、副菜に青菜のおひたしやブロッコリーの和えもの、豆類の小鉢が入っているかをチェックすると判断しやすくなります。

ただし葉酸は水に溶けやすく熱に弱いため、ゆでこぼす調理では減ってしまいます。その点、蒸し調理や電子レンジ加熱が中心の冷凍弁当は、栄養の損失が比較的少ない調理法です。1食で完璧を目指すより、1週間のうちに青菜と豆類が何回登場するかで見ていくと現実的です。授乳・離乳期の食事の考え方については、こども家庭庁の母子保健のページで「授乳・離乳の支援ガイド」などの資料が公開されているので、あわせて参考にしてください。

塩分やカフェインで気をつけたいこと

授乳中は水分をためこみやすく、塩分を摂りすぎるとむくみが強く出ることがあります。食事摂取基準では成人女性の食塩相当量の目標量を6.5g未満としているので、1食あたり2.0〜2.5g以下に抑えられている宅食は目安として選びやすい設計です。ワタミの宅食ダイレクトは1セット平均で食塩相当量2.0g以下、nosh・ライフミールは全メニュー2.5g以下と明示しています。

カフェインについては、農林水産省のカフェインに関する情報で、妊婦や授乳中の女性は1日300mg程度までとする海外の目安が紹介されています。コーヒー1杯(約150mL)でおよそ90mgなので、1日2〜3杯までなら過度に心配する必要はないという計算になります。ただし感じ方には個人差があり、赤ちゃんが落ち着かない様子が続くようなら量を減らしてみてください。エナジードリンクや濃いお茶にもカフェインは含まれるので、合計で見るのがポイントです。

アルコールは母乳に移行するため、授乳中は控えるのが基本です。気になる症状や飲み合わせがある場合は、自己判断せず医師や薬剤師、助産師に相談しましょう。

退院直後から職場復帰までの時期別・宅食の使い分けカレンダー

産後の体は、日単位で変わっていきます。退院直後に必要だったサービスが、1か月後には過剰になり、逆に足りなくなることもあります。この章では「いつ・どのタイプを・どう使うか」を時期ごとに具体化しました。1社を1年間使い続けるより、時期ごとに乗り換えるほうが、費用も満足度も最適化できます。

退院直後から産後2週間はレンジだけで完結する冷凍弁当にする

退院してからの2週間は、産後で最も体がつらい時期です。悪露が続き、会陰の傷や帝王切開の傷が痛み、睡眠は2時間ごとに分断されます。この時期に求められるのは味でも栄養バランスでもなく、「立ち上がる回数を最小にできること」の一点です。

したがって選ぶべきは、フィルムをはがしてレンジに入れるだけで完成する冷凍弁当。湯せんも盛りつけも不要なタイプに絞ってください。出産前に20食前後をストックしておき、朝・昼は宅食、夜だけ家族に頼るという形にすると、1日のうち「何を食べるか考える回数」がゼロになります。この時期に向いているのがライフミールです。

ライフミール

この時期のおすすめ理由 レンジ加熱のみで完成し、20食まとめ買いで受け取り回数も減らせる
料金(税込) 20食セットなら1食490円(初回は10食1,900円=1食190円)
送料(税込) 全国一律980円(沖縄・離島1,480円)
調理方法 フィルムを少しはがしてレンジで加熱するだけ
収納の工夫 10食・20食セットをクレジットカードで購入すると冷凍庫を無料レンタルできる
2週間分の目安費用 1日1食×14日で約6,860円+送料
メリット
  • 片手がふさがっていてもレンジだけで一食が完成する
  • 20食まとめ買いで単価が下がり、受け取りの回数も減らせる
  • 冷凍庫レンタルがあるので、搾母乳のストックと共存できる
  • 糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下でむくみが気になる時期にも合う
デメリット
  • ごはんは付かないので、冷凍ごはんを別に用意しておく必要がある
  • クール便のため置き配ができず、受け取り日は在宅が必要
  • 20食セットは冷凍庫レンタルなしだと収まりにくい

この2週間に関しては、栄養バランスを細かく考えるより「食べ損ねる回を作らない」ほうが大切です。産前に注文しておけば、退院した日からすぐに回り始めます。

産後3週間から1か月健診までは冷蔵の作りおきで品数を増やす

3週目に入ると、少しずつ体が動くようになり、同時に「同じような味に飽きてきた」と感じ始めます。また、冷凍弁当だけを続けていると副菜の種類が限られ、青菜や海藻、豆類が不足しがちになる時期でもあります。

ここで加えたいのが、冷蔵で届く作りおきの惣菜です。冷凍庫を使わずに済み、主菜と副菜が別々のパックで届くので、その日の食欲に合わせて品数を調整できます。しかも小鉢が増えると、鉄・葉酸・カルシウムといった授乳期に必要な栄養素の幅が一気に広がります。この時期に向いているのがシェフの無添つくりおきです。

シェフの無添つくりおき

この時期のおすすめ理由 副菜が3種類そろい、冷凍弁当だけでは不足しがちな小鉢を補える
料金(税込) 食卓サポートプラン5,173円/週(初回26%OFF 3,799円)
送料(税込) 990円(初回は無料)
内容 主菜2種+副菜3種(大人2名+幼児1名の2日分が目安)
温度帯 冷蔵(冷凍庫を使わない)
こだわり 合成保存料・合成着色料などを使わない無添加設計
メリット
  • 副菜の品数が増え、青菜・海藻・豆類を無理なく取り入れられる
  • 冷蔵なので、冷凍弁当のストックと場所を取り合わない
  • 解凍待ちがなく、皿に移してレンジで温めるだけ
  • 授乳中に口にするものを気にしたい人でも選びやすい
デメリット
  • 数日以内に食べきる必要があり、体調次第で余ることがある
  • 週1回の配送日に受け取る必要がある
  • 冷凍弁当と併用すると食費は上がる

「主菜は冷凍弁当、副菜だけ冷蔵の作りおき」という併用が、この時期のいちばん効率のいい形です。週1回の配送で2日分の副菜が入るので、残りの日は冷凍弁当に戻せば食費も抑えられます。

1か月健診のあとは上の子や夫の分もまとめて頼む

1か月健診を終えると外出の許可が出て、少しずつ日常が戻ってきます。ただし、ここからが本当の勝負です。ママの食事は宅食で解決したのに、上の子と夫の夕食がまるごと残っているという状態になるからです。結局キッチンに立つ時間が戻ってしまい、宅食を使っている意味が薄れてしまいます。

この段階で切り替えたいのが、家族全員分がまとめて届くタイプです。1人分ずつ別に用意するより、食卓に並べるだけで全員の夕食が完成する形にすると、家事の総量が一段下がります。この時期に向いているのがツクリオです。

ツクリオ(旧つくりおき.jp)

この時期のおすすめ理由 家族全員分が週1回まとめて届き、夕食づくりがまるごと不要になる
料金(税込・送料込) 2人前 週3食7,990円/週5食11,990円、4人前 週3食10,690円/週5食16,960円
1食あたり 4人前×週5食プランで約848円
温度帯 冷蔵(冷凍庫を使わない)
注文・お休み すべてLINEで完結。週ごとに無料でスキップ可能
味の傾向 手づくりの家庭的な味付けで、幼児でも食べやすい
メリット
  • 上の子と夫の夕食まで一度に解決でき、キッチンに立つ時間が消える
  • 冷蔵なので、離乳食のストックが増えても冷凍庫を圧迫しない
  • LINEで週単位のお休み登録ができ、里帰りや帰省の週も調整しやすい
  • 家庭料理に近い味付けで、子どもも食べられる
デメリット
  • 1回の支払額が大きく、家族の人数が少ないと割高になる
  • メニューはおまかせで、苦手な食材が入る週もある
  • その週のうちに食べきる必要がある

離乳食が始まるころには、大人用の惣菜から取り分けられるメニューも出てきます。家族全員が同じものを囲めるという点でも、この時期以降に向いた選び方です。

職場復帰が近づいたら都度購入に切り替えて使う日を絞る

復帰が視野に入ってくると、生活のリズムが読めるようになり、「毎日は要らないけれど、この曜日だけは絶対に無理」というパターンが見えてきます。ここで定期便を惰性で続けると、冷凍庫に食べきれない在庫がたまり、支払いだけがかさんでいきます。

このタイミングでやるべきは、定期便を止めて都度購入に切り替えることです。会議が長引く曜日、保育園の送迎が重なる曜日だけをピンポイントで宅食に置き換えれば、月の費用を半分以下に抑えられます。この使い方に向いているのがワタミの宅食ダイレクトです。

ワタミの宅食ダイレクト

この時期のおすすめ理由 お試し割や都度購入で、定期便に縛られずに必要な分だけ買える
料金(税込) お試し割 いつでも三菜10食3,990円(1食399円)/定期購入おまかせセットは1食465円
送料(税込) 本州・四国・九州880円/北海道1,210円/沖縄2,420円
コース いつでも二菜・いつでも三菜・いつでも五菜
栄養設計 1セット平均250kcal基準・食塩相当量2.0g以下、1食10品目以上
使い方の目安 週2回だけ置き換えるなら10食で約1か月分
メリット
  • 1食399円からと安く、必要な曜日だけに絞れば月の負担が軽い
  • 10食セットなら週2回の利用で1か月以上もつ
  • 食塩相当量2.0g以下で、復帰後の外食が増える時期の調整にも使える
  • 二菜・三菜・五菜からボリュームを選べる
デメリット
  • セット単位の注文で、1食だけ買い足すことはできない
  • 受け取りはクール便なので在宅が必要
  • メニューを細かく選びたい人には自由度が低い

復帰前は保育園グッズの準備や慣らし保育で、想像以上にばたつきます。「疲れた日の逃げ道」として冷凍庫に10食置いておくくらいの構えが、いちばん長続きします。

出産前に申し込みだけ済ませておくと産後が動きやすい

最後に、時期別の話のなかでもっとも効果が大きいのがこれです。宅食の申し込みは、産後ではなく産前に済ませておいてください。

理由は3つあります。1つめは、初回注文から到着まで数日かかること。退院してから申し込んでいては、いちばんつらい最初の数日に間に合いません。2つめは、初回のアカウント登録・配送先設定・支払い情報の入力が、寝不足の頭では驚くほど負担になること。3つめは、初回お試しの価格で「味と容器サイズ」を事前に確認しておけるからです。

具体的な段取りとしては、妊娠34〜36週ごろに1〜2社の初回お試しを頼んで味を確認し、気に入ったほうを臨月に入ってから20食程度まとめて注文しておくのが理想です。冷凍庫の空きは、出産予定日の2週間前までに作っておきましょう。製氷皿を外す、作りおきを食べきる、古い冷凍食品を整理するだけで、10食分くらいのスペースは意外と確保できます。

あわせて、定期便のスキップ締め切りだけは事前にメモしておくことをおすすめします。多くのサービスは「次回配送日の6営業日前」のように前倒しで設定されており、産後に慌てて手続きしようとすると間に合わないことがあります。他のサービスも含めて広く候補を見たい場合は、宅食おすすめランキングで全体像を確認してから絞り込むとスムーズです。

産後に宅食を使うメリット

宅食は「手抜き」ではなく、限られた体力を何に使うかを決める手段です。産後に導入して何が変わるのかを、4つの視点で具体的に見ていきましょう。

買い物・調理・後片づけの時間がまるごと減る

食事づくりは「調理」だけではありません。献立を考える、買い物リストを作る、店に行く、運ぶ、しまう、下ごしらえする、調理する、盛りつける、片づける。この一連の流れをすべて足すと、1日あたり1時間半から2時間ほどになります。

宅食に置き換えると、この工程がほぼ「温める」だけになります。容器のまま食べられるサービスなら洗い物もゼロ。1日1時間が浮くとすれば、産後1か月で30時間、3か月で90時間です。これはまとまった睡眠に換算すると相当な量で、体の回復スピードに直接効いてきます。

特に効果が大きいのが買い物です。赤ちゃんを連れての買い物は、抱っこ紐やベビーカーの準備、荷物の量、外気温、授乳のタイミングとすべてが障害になります。宅食を使えば、この外出そのものを週1回減らせます。

献立を考えなくても栄養バランスが整う

産後に消耗するのは体力だけではありません。判断力も同じように削られていきます。「今日の昼は何にしよう」という小さな決断が、1日に何度も積み重なることで消耗する感覚は、経験した人にしかわからないと思います。

宅食は、この判断そのものを外注できるのが大きな利点です。管理栄養士が組んだ献立が届くので、主菜と副菜のバランス、塩分、カロリーを自分で計算する必要がありません。栄養バランスが整うことよりも、「考えなくていい」ことのほうが、産後には価値が大きいという声もよく聞きます。

しかも産後に自炊をすると、どうしても簡単な単品料理に偏ります。うどん、パスタ、丼もの。これらは炭水化物中心で、副菜が付きません。宅食なら1食で主菜+副菜3品前後が自動的にそろうので、意識せずに品数が確保できます。

家族の手を借りられない日でも食事が回る

里帰りをしない、実家が遠い、夫の帰りが遅い、上の子の預け先がない。産後の家庭の事情はさまざまで、「誰かが助けてくれる前提」の計画は簡単に崩れます。

宅食の本質的な価値は、誰も手伝えない日でも食事が成立する仕組みをあらかじめ作っておけることにあります。冷凍庫に10食あるという事実は、「最悪どうにかなる」という心理的な余裕にもつながります。ワンオペの日、体調を崩した日、夫が出張の週。こうした場面で、宅食は保険として機能します。

自治体によっては産後ケア事業や家事支援のサービスも用意されています。こども家庭庁の資料によれば、産後ケア事業は市区町村の努力義務として位置づけられ、多くの自治体で実施されています。食事は宅食、家事や休息は自治体の支援と役割を分けると、無理なく産後を乗り切れます。

浮いた時間を睡眠や上の子との時間にあてられる

産後にいちばん足りないのは、間違いなく睡眠です。夜間授乳で分断された睡眠は、日中のこまぎれの仮眠でしか取り返せません。その仮眠の時間を作れるかどうかが、産後うつのリスクや回復のスピードに関わってきます。

食事づくりに使っていた1時間半を、そのまま昼寝にあてられるとしたら、それは体にとって大きな違いです。赤ちゃんが寝ている間に自分も寝る、という育児の基本を実行するには、その時間に他の家事が入っていないことが前提になります。

もうひとつ大きいのが、上の子との時間です。第2子の産後は、上の子が赤ちゃん返りをすることが少なくありません。「ごはんを作っているから待って」ではなく、絵本を1冊読んであげられる。その積み重ねが、家族全体の空気を変えていきます。宅食にかけるお金は、時間と心の余裕を買っているのだと考えると、費用の見え方も変わってくるはずです。

産後に宅食を頼む前に知っておきたい弱点

いいことばかりではありません。産後の宅食にははっきりした弱点があり、知らずに始めると「思っていたのと違った」となりがちです。事前に対策を知っておけば、ほとんどは回避できます。

冷凍庫がすぐいっぱいになる

産後の冷凍庫は激戦区です。搾母乳の冷凍パック、離乳食の作りおき、上の子のごはん、市販の冷凍食品。そこに宅食の弁当容器10食が加わると、まず入りきりません。一般的な3人用冷蔵庫の冷凍室でも、弁当容器10食で庫内の半分前後が埋まります。

対策は3つあります。1つめは冷蔵タイプを選ぶこと。ワタミの宅食、ツクリオ、シェフの無添つくりおきは冷凍庫を一切使いません。2つめは薄型の商品を選ぶこと。わんまいるの個包装パウチは、すき間に差し込めます。3つめは冷凍庫の特典を使うこと。ライフミールの無料レンタルや三ツ星ファームの小型冷凍庫プレゼントプランなら、根本から解決できます。

どうしても普通の冷凍弁当を使いたい場合は、7食セットから始めて庫内の余裕を確認してから食数を増やすのが安全です。届いてから「入らない」と気づくと、その場で常温に置くわけにもいかず、かなり困ることになります。

自炊にくらべると1食あたりの費用は高くなりやすい

自炊なら1食300円前後で作れるものが、宅食では500〜1,300円になります。毎日3食すべてを置き換えれば、月に数万円の差が出ます。育休で収入が下がっている時期に、この負担は小さくありません。

ただし比較する対象を変えると見え方が変わります。産後に自炊ができずコンビニや宅配ピザに頼れば、1食700〜1,200円はかかります。比べるべきは「理想的な自炊」ではなく「産後に実際に起きること」です。そう考えると、栄養バランスの整った500円の宅食は、むしろ節約になっているケースも多いはずです。

それでも費用を抑えたいなら、使う回数を絞るのが確実です。昼だけ宅食、夜は夫の担当。あるいは「体力が落ちている日だけ」と決めておく。ライフミールやワタミの宅食ダイレクトのような1食400〜500円台のサービスを基本にして、高いサービスは週1〜2回のごほうびにする、という組み合わせもおすすめです。

味付けや量が好みに合わないことがある

宅食は塩分やカロリーを抑えて設計されているものが多く、普段の食事に慣れていると「薄い」「物足りない」と感じることがあります。授乳中は空腹感が強くなるので、1食350kcal前後のメニューでは足りないと感じる人も少なくありません。

この点は、初回お試しセットで必ず確認しておくのが唯一の対策です。ライフミールなら初回10食1,900円、ワタミの宅食ダイレクトならお試し割10食3,990円、DELIPICKSなら5食3,218円と、いずれも数千円で試せます。20食まとめ買いしてから口に合わないと気づくのが、いちばん痛いパターンです。

量が足りない場合の対策もあります。ごはんを大盛りにする、冷凍のごはん・納豆・豆腐・ヨーグルトを添える、間食に果物やナッツを足す。授乳中はエネルギーの上乗せが必要なので、宅食1食だけで完結させようとせず、主食と一品を足す前提で考えると失敗しません。

配達の曜日や時間が生活リズムと合わない場合がある

冷凍便は置き配ができないため、必ず誰かが在宅している必要があります。授乳と寝かしつけのリズムは自分で決められないので、「指定した時間にちょうど授乳中だった」「やっと寝たところでインターホンが鳴った」ということが起こります。

対策としては、まず不在でも受け取れるサービスを選ぶこと。ワタミの宅食の鍵付き安全ボックス、コープデリの玄関前留め置きは、この問題を根本から解決します。次に受け取り回数を減らすこと。7食セットを週1回ではなく、20食セットを3週に1回にすれば、受け取りのストレスは3分の1になります。

冷凍便を使う場合は、配送業者の会員サービスに登録しておくのも有効です。到着予定の通知を受け取れるようになり、時間帯の変更もアプリからできます。夫が在宅している曜日に合わせる、というシンプルな解決策もあわせて検討してみてください。

産後の宅食代を無理なく抑えるコツ

宅食は便利ですが、産後1年使い続ければそれなりの金額になります。ここでは費用を抑えつつ、必要なときにはしっかり頼れる使い方を3つ紹介します。

初回お試しセットを何社かで試してから決める

宅食各社の初回価格は、通常の半額以下になることが珍しくありません。ライフミールは10食1,900円(1食190円)、ワタミの宅食ダイレクトはお試し割で10食3,990円(1食399円)、三ツ星ファームは初回4,500円OFFで1食497円〜、DELIPICKSは5食3,218円で送料無料。ママの休食も初回25%OFFで4食3,960円です。

産前から産後1か月にかけて、この初回価格を何社か順番に使うだけで、実質的に安い価格帯のまま2か月近く回せます。同時に味や容器サイズの比較もできるので、本命を決めるための情報も手に入ります。

注意点は2つ。1つは、初回お試しが定期購入の初回になっているケースがあることです。1回で止めたい場合は、届いた時点ですぐスキップか解約の手続きをしておきましょう。もう1つは、重ねて頼みすぎて冷凍庫があふれることです。次が届く前に食べきれる食数かどうかを確認してから注文してください。

定期便の割引とスキップ機能を組み合わせる

多くの宅食は、定期便のほうが都度購入より1食あたり50〜150円ほど安く設定されています。ただし産後は使う量が読めないので、定期便にすると余ってしまうのが悩みどころです。

ここで効くのが「定期便の割引価格を維持したまま、必要ない週はスキップする」という使い方です。ほとんどのサービスはマイページやLINEからスキップでき、回数縛りがなければ解約せずに単価だけ維持できます。ツクリオは週ごとの無料お休み登録、GREEN SPOONは2回目以降マイページから自由にスキップ・停止・再開ができます。

具体的には、届いた日に冷凍庫の残数を数えて「次回は要る/要らない」を判断し、要らなければその場でスキップする、という運用がおすすめです。判断を先送りにすると締め切りを過ぎてしまうので、受け取ったその日に決めるのがコツです。締め切りは次回配送日の数日前に設定されていることが多いので、初回のうちにスマホのリマインダーに入れておきましょう。

自治体の産後ケアや家事支援サービスと役割を分ける

宅食ですべてを解決しようとすると、費用がふくらみます。産後の支援には公的な選択肢もあるので、役割を分けたほうが結果的に安く済みます。

産後ケア事業は、出産後1年以内の母子に対して心身のケアや育児のサポートを行うもので、母子保健法の改正により市区町村の努力義務として位置づけられています。宿泊型、日帰り型、訪問型があり、自己負担額は自治体によって大きく異なりますが、数千円の負担で助産師のケアを受けられる自治体も少なくありません。産前の母子手帳交付時や、自治体の子育て支援窓口で案内されているはずなので、住んでいる市区町村の制度を確認してみてください。

このほか、産後ヘルパー派遣、家事支援サービスの利用券、ファミリー・サポート・センターなど、自治体独自の制度もあります。食事は宅食、掃除や洗濯はヘルパー、休息は産後ケアと切り分けると、全部を宅食でまかなうより費用対効果が高くなります。使える制度は産前に調べて申請しておくと、産後に慌てずに済みます。

出産祝いに宅食を贈るときの選び方

宅食は出産祝いとしても喜ばれる贈り物です。ベビー服やおもちゃは重複しがちですが、食事は必ず消費されますし、何より産後のママの負担を直接減らせます。ただし贈り方を間違えると、相手にとって負担になることもあるので、3つのポイントを押さえておきましょう。

相手の冷凍庫の空きを確認してから食数を決める

善意で20食セットを贈った結果、相手の冷凍庫に入りきらず困らせてしまう。これは出産祝いで宅食を贈るときのいちばんよくある失敗です。産後の冷凍庫は搾母乳や離乳食のストックで埋まりがちなので、空きは想像以上にありません。

贈る前に「冷凍庫の空きどれくらいある?」と一言聞ければ理想的ですが、サプライズにしたい場合は4〜8食程度の少なめのセットにするのが無難です。少なければ足りないぶんは本人が買い足せますが、多すぎると保管に困ります。

冷凍庫の事情が読めない相手には、冷蔵で届くサービスや、そもそも食数が少ないギフトセットを選ぶという手もあります。一度に大量に贈るより、少なめのセットを産後1か月と3か月に分けて2回贈るほうが、相手にとってはありがたいものです。

好みや体調に左右されにくいメニューを選ぶ

産後は味覚や食欲が不安定になることがあり、妊娠前は好きだったものが受け付けなくなるケースもあります。また授乳中は脂っこいものを控えたいと考える人も多く、こってり系のメニューばかりだと持て余してしまいます。

選ぶなら、和食中心で、主菜と副菜がバランスよく入った定番のメニューが安全です。エスニックや香辛料の強い料理、内臓系の食材などは避けたほうが無難でしょう。アレルギーの有無も、可能なら事前に確認しておきたいところです。

もうひとつの選択肢が、そもそも産後向けに設計されたサービスを贈ることです。ママの休食はギフト用のセットも用意しており、妊娠期・授乳期の栄養設計でつくられているため、贈り物としての意味がはっきり伝わります。

ママの休食

贈り物としての特徴 妊活期・妊娠期・産後/授乳期を対象に設計された冷凍弁当。お弁当ギフトも用意されている
運営会社 株式会社MYPLATE
料金(税込) お弁当(冷凍)4食セット5,280円・8食セット10,320円・12食セット15,120円。お弁当ギフトは5,800円〜
送料(税込) 858円〜2,860円(箱のサイズと配送先により変動)
内容 ごはん付きのワンプレート弁当。1食15品目以上を使用
監修 管理栄養士・産婦人科医
贈るときの注意 冷凍便のため、相手の冷凍庫の空きと在宅日を確認しておきたい
メリット
  • 産後・授乳期のための栄養設計で、贈り物としての意図が伝わりやすい
  • ごはん付きなので、相手が主食を用意する必要がない
  • 4食セットから選べ、冷凍庫を圧迫しにくい食数で贈れる
  • お弁当ギフトのラインナップがあり、のし・ギフト用途に対応している
デメリット
  • 1食1,260円〜と単価が高く、食数を増やすと予算が上がる
  • 冷凍便なので相手の受け取りタイミングを考える必要がある
  • 送料が箱サイズと地域で変動する

ギフトとして贈る場合は、相手が自分で配送日を指定できる形かどうかを販売ページで確認しておくと安心です。産後の予定は直前まで読めないので、日付を固定して送りつけない配慮が喜ばれます。

受け取る日を相手が決められる形で贈る

出産祝いで宅食を贈るときに、いちばん配慮したいのが日付です。産後の予定は直前まで確定しません。里帰りから戻る日がずれる、入院が延びる、上の子が熱を出す。そんな状況で、勝手に指定された日にクール便が届くのは、ありがたいというより負担になってしまいます。

理想は、相手が自分で配送日を指定できる形で贈ることです。ギフトカードやクーポンコードを渡す形なら、相手が落ち着いたタイミングで注文できます。サービスによってはギフト用のセットを用意していて、購入者が支払い、受取人が日時を指定できる仕組みになっているものもあります。

それが難しい場合は、事前にメッセージで「◯日ごろに宅食を送りたいけど、都合のいい日ある?」と聞くのがいちばん確実です。サプライズ性は下がりますが、産後の贈り物においては驚きよりも実用性が優先されます。相手の住所が里帰り先なのか自宅なのかも、あわせて確認しておきましょう。

産後の宅食に関するよくある質問

最後に、産後の宅食についてよく寄せられる質問にまとめて答えます。

産後の宅食はいつから頼み始めるのがいいですか?

おすすめは妊娠34〜36週ごろです。この時期に初回お試しを1〜2社頼んで味と容器サイズを確認し、気に入ったサービスを臨月に入ってから本注文しておくと、退院した日からすぐ使い始められます。

産後に申し込むと、注文から到着まで数日かかるうえ、アカウント登録や支払い設定を寝不足の状態でやることになります。この作業自体が想像以上に負担なので、産前に済ませておく価値は大きいです。

すでに出産を終えている場合でも遅くはありません。産後1か月ごろから使い始める人も多く、体が動き出して「このままでは自分の食事が崩れる」と気づくタイミングで始めるのも自然な流れです。

授乳中でも宅食の塩分や添加物は気にしなくて大丈夫ですか?

塩分については、むしろ宅食のほうが安心できる場合が多いです。成人女性の食塩相当量の目標量は6.5g未満とされていますが、外食やコンビニ食は1食で3g前後になることも珍しくありません。noshやライフミールは全メニュー2.5g以下、ワタミの宅食ダイレクトは1セット平均2.0g以下と明示しているので、自炊よりコントロールしやすいと言えます。

食品添加物についても、日本で使用が認められているものは消費者庁が食品安全委員会の評価を踏まえて使用を認めているものなので、通常の食べ方で健康に影響が出ることは想定されていません。過度に心配する必要はないでしょう。

とはいえ、気持ちの面で気になるという人もいると思います。その場合はシェフの無添つくりおきやわんまいるのように、合成保存料・合成着色料を使わないサービスを選べば安心して食べられます。安心して食べられること自体が、産後にはひとつの価値です。

里帰りしない場合は何食くらい用意すればいいですか?

目安としては、産後1か月分で20〜30食を見ておくと安心です。内訳は、朝は簡単に済ませるとして、昼を毎日宅食(30食)、夕食は夫や家族に任せる、という前提になります。

夫が朝晩とも対応できる家庭なら20食程度、ワンオペの時間が長い家庭なら夕食分も足して40食前後あると心強いです。ただし冷凍庫の容量が先に限界を迎えるので、20食ストック+2〜3週間ごとに追加注文という形が現実的でしょう。

冷蔵タイプを組み合わせる方法もあります。ワタミの宅食なら冷凍庫を使わずに平日5日分が毎日届くので、冷凍のストックは「土日と非常用」に絞れます。この組み合わせなら、小さな冷凍庫でも1か月を乗り切れます。

帝王切開のあとや体調が戻らない時期でも受け取れますか?

帝王切開後は傷の痛みで立ち上がるのもつらく、重いものを持つのも避けたい時期です。この状況で優先すべきは、玄関まで出なくても受け取れるサービスを選ぶことです。

ワタミの宅食の鍵付き安全ボックス、コープデリの玄関前留め置きなら、ドアを開けずに受け取りが完了します。冷凍のまとめ買い型を選ぶ場合は、20食セットは10kg近くになることもあるので、夫が在宅している日に配送指定をして、開封と冷凍庫への収納まで任せるのが安全です。

また、退院前に注文を済ませておけば、入院中に家族が受け取って冷凍庫に入れておくこともできます。「自分が受け取らなくていい状態」を先に作っておくのが、帝王切開後のいちばんの対策です。

冷凍庫が小さくても使える宅食はありますか?

あります。選択肢は3つです。

1つめは冷蔵タイプ。ワタミの宅食は当日中に食べきる冷蔵弁当、ツクリオとシェフの無添つくりおきは週1回届く冷蔵の作りおき惣菜で、いずれも冷凍庫をまったく使いません。

2つめは薄型パウチのサービス。わんまいるの健幸ディナーは主菜・副菜が個包装の平たいパウチで届くので、冷凍庫のすき間に差し込めます。

3つめは冷凍庫の特典があるサービス。ライフミールは10食・20食セットをクレジットカードで購入すると冷凍庫を無料レンタルでき、三ツ星ファームには小型冷凍庫プレゼントプランがあります。まとめ買いの安さを取りつつ収納問題を解決したいなら、この2社が有力です。

解約や休止はすぐにできますか?

この記事で紹介しているサービスは、いずれも回数縛りなしか、条件が明示されているものです。ただし手続きの締め切りには注意が必要です。

多くのサービスは「次回配送日の◯営業日前まで」という締め切りを設けています。たとえばママの休食は次回配送日の6営業日前まで。この期限を過ぎると次回分は発送されてしまいます。ツクリオはLINEから週ごとに無料でお休み登録ができ、GREEN SPOONは2回目以降マイページからスキップ・停止・再開が自由です。

手続き方法も確認しておきましょう。マイページやLINEから数クリックでできるサービスがほとんどですが、電話でしか受け付けないところもあります。産後に電話をかける時間を確保するのは難しいので、申し込む前に「オンラインで止められるか」を必ず確認してください。あわせて、契約前に最終確認画面の条件をスクリーンショットで残しておくと安心です。

まとめ|産後の宅食は授乳期の栄養と受け取りやすさで選ぶ

産後の宅食選びは、普段の宅食選びとは基準が違います。味やメニュー数よりも先に、レンジだけで完結するか、冷凍庫に入るか、玄関に出なくても受け取れるか、体調に合わせて休めるかを確認してください。

今回紹介した12社のなかから、状況別に選ぶなら次のようになります。とにかく費用を抑えて続けたいならライフミール(1食490円〜・冷凍庫の無料レンタルあり)。玄関に出られない時期を乗り切りたいならワタミの宅食(鍵付き安全ボックスで確実に受け取れる)。上の子や夫の分までまとめて解決したいならツクリオ(冷蔵で家族分が週1回)。授乳期の栄養設計で選びたいならママの休食(ごはん付きのワンプレート)です。

栄養面では、授乳婦にエネルギー+350kcal、たんぱく質+20g、鉄+2.0mg、葉酸+100µg、ビタミンC+45mgの付加量が設定されています。産後に大切なのは制限ではなく、必要な量をきちんと食べること。宅食はそのための道具です。

そして最後に、いちばんお伝えしたいこと。宅食にお金をかけるのは手抜きではありません。産後の数か月は、人生でもっとも体力と睡眠が削られる期間です。その時期に食事の負担を外に出すのは、母体の回復と赤ちゃんとの時間を守るための、合理的な選択です。まずは初回お試しの安いセットから、気軽に始めてみてください。

< 記事一覧に戻る