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2026/10/11

病院・クリニック向けウォーターサーバーおすすめランキング13選!衛生面と選び方を比較【2026年最新】

待合室で長く待つ患者さんに、気軽にお水を飲んでもらえる場所をつくりたい。薬を飲むためのお水を毎回紙コップで用意するのが手間になっている。夏場の脱水や熱中症が心配で、院内に水分補給の仕組みを整えたい……。そんな病院・クリニックの悩みに応えてくれるのが、ウォーターサーバーです。

ただ、病院に置くとなると、家庭とは選ぶ基準が少し変わります。不特定多数の患者さんが触れる衛生面、子どもや高齢者が使っても安全か、スタッフがボトル交換やお手入れに時間を取られないかといった点まで考えなければいけません。

そこでこの記事では、病院・クリニックへの設置に向くウォーターサーバーを浄水型6機種・宅配型7機種の合計13機種に絞り、2026年最新の料金や衛生機能を比較してランキング形式でご紹介します。あわせて失敗しない選び方、設置場所別の導入プラン、院内の衛生管理に組み込むお手入れルールまでまとめました。院長先生や事務長さん、総務担当の方が導入を判断するときの資料としてお役立てください。

病院・クリニックにウォーターサーバーを置く施設が増えている理由

ここ数年、待合室やロビーにウォーターサーバーを置く病院・クリニックが目立つようになりました。背景には、猛暑による熱中症リスクの高まりや、患者さんの満足度を重視する医療機関の増加があります。まずは、なぜ今ウォーターサーバーが選ばれているのか、ほかの給水手段とどう違うのかを押さえておきましょう。

待合室での脱水・熱中症対策として水分補給の場が求められている

病院・クリニックの待合室は、体調がすぐれない人や高齢者、小さな子どもが長い時間を過ごす場所です。とくに夏場は、炎天下を歩いて来院した患者さんが、到着した時点ですでに軽い脱水状態になっていることも珍しくありません。

厚生労働省の熱中症予防のための情報・資料サイトでも、のどが渇く前からこまめに水分を補給することが呼びかけられています。高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくいとされているため、目に入る場所に「いつでも飲めるお水」があること自体が、水分補給のきっかけになります。

また、環境省の熱中症予防情報サイトでは暑さ指数(WBGT)の予測が毎日公開されており、熱中症警戒アラートが出る日も年々増えています。待合室にウォーターサーバーを置いておけば、急な暑さの日でもスタッフが慌てて飲み物を用意する必要がなく、患者さんが自分のタイミングで水分をとれます。

ウォータークーラーやペットボトル配布との違い

病院で水を提供する方法は、ウォーターサーバーのほかにも、水道直結のウォータークーラー(冷水機)やペットボトルの配布があります。それぞれの違いを整理すると、次のようになります。

給水方法 特徴 病院で使うときの注意点
ウォーターサーバー 冷水・温水(機種により常温水)を紙コップで出せる。レンタルで導入しやすい ボトル交換や給水、定期的なお手入れが必要
ウォータークーラー(冷水機) 水道直結で大量の冷水を出せる。噴水式なら紙コップ不要 本体購入や配管工事が必要で、口を近づけて飲む噴水式は衛生面が気になる
ペットボトル配布 未開封で衛生的。必要な人にだけ渡せる 1本ごとにコストがかかり、在庫管理や空き容器の処理が負担になる

ウォータークーラーは大きな病院の廊下などでよく見かけますが、本体購入と配管工事が前提になるため、クリニック規模では導入のハードルが高めです。ペットボトル配布は衛生的な反面、1本あたりのコストと在庫管理の手間が積み重なります。

その点ウォーターサーバーは、月額のレンタル料金だけで導入でき、温水も出せるので白湯や薬の服用、ミルク作りにも対応しやすいのが強みです。紙コップで1回ずつ使い捨てる運用にすれば、口が触れる部分を共有せずに済みます。

宅配型と浄水型の2タイプがある

ウォーターサーバーは、大きく分けて「宅配型」と「浄水型」の2タイプがあります。

タイプ 仕組み 向いている病院・クリニック
宅配型 天然水やRO水が入ったボトルを定期的に届けてもらい、サーバーにセットする 水の種類や味にこだわりたい施設、水道から離れた場所に置きたい施設
浄水型(給水タンク式) 水道水をタンクに注ぎ、内蔵フィルターでろ過して使う。定額制が多い 利用人数が多く水の量が読めない施設、ボトルの受け取りや保管場所を減らしたい施設
浄水型(水道直結) 水道管とつないで自動で給水する。設置工事が必要 来院数が多くスタッフが給水する余裕のない施設

宅配型は天然水やRO水をそのまま使える一方、12kg前後の重いボトルを交換したり、空きボトルや在庫を保管したりする手間があります。浄水型は月額定額で水を使い放題にできる機種が多く、ボトルの受け取りが不要なのがメリットです。ただし給水タンク式はスタッフが水道水を注ぐ作業が発生するため、来院数が多い施設ほど水道直結型やボトル下置き型など、スタッフの負担を減らせる機種が向いています。

家庭向けも含めた人気機種を幅広く比べたい場合は、ウォーターサーバーおすすめランキングもあわせて参考にしてください。

病院向けウォーターサーバーの選び方

病院・クリニックでウォーターサーバーを選ぶときは、価格だけで決めてしまうと「衛生面で不安が残る」「スタッフの手間が増えた」といった後悔につながりがちです。ここでは、医療機関ならではの視点で押さえておきたい6つのポイントを解説します。

院内感染が気になるなら自動クリーン機能と衛生設計を見る

病院で最も気をつけたいのが衛生面です。ウォーターサーバーの内部は、タンクやパイプの中に水が溜まる構造のため、手入れを怠ると雑菌が繁殖するおそれがあります。不特定多数が使う待合室ではなおさら、サーバー自身が内部を清潔に保つ機能を持っているかを確認しましょう。

衛生機能は、主に次の3つの方式に分かれます。

方式 仕組み 搭載している主な機種
UV(紫外線)除菌 UV-LEDでタンク内や注ぎ口を定期的に除菌する ウォータースタンド ピュアライフ S/プライムスタンド、Locca litta、フレシャス dewoⅱ、feel free putio
熱水循環・クリーンエア 温水を内部に循環させたり、取り込む空気をろ過したりして雑菌の繁殖を抑える コスモウォーター smartプラスNext、ワンウェイウォーター smartプラス
サーバー交換・訪問メンテナンス 定期的にサーバー本体を交換したり、スタッフが訪問して清掃・フィルター交換したりする クリクラFit、feel free putio(年1回交換)、ウォータースタンド プライムスタンド(6か月ごと訪問)

もうひとつ見ておきたいのが、外気が入りにくい構造かどうかです。宅配型では、使うほどボトルがしぼんで空気が入らないパック式や使い捨てボトル、空気をフィルターでろ過してから取り込む仕組みのものが衛生的です。注ぎ口が奥まっていて手が触れにくい形状か、受け皿が取り外して洗えるかもあわせて確認しておくと安心です。

薬の服用にも使いやすい硬度の低い水を選ぶ

病院やクリニックでは、患者さんがその場で薬を飲むこともあります。一般的に薬はコップ1杯程度の水かぬるま湯で飲むのが基本とされており、ミネラル分が少ない硬度の低い軟水のほうが薬の吸収に影響しにくいといわれています。

宅配型のRO水(逆浸透膜でろ過した水)や、日本の水道水をろ過する浄水型の水は軟水が中心です。天然水を選ぶ場合も、硬度が数十mg/L程度の軟水のものを選んでおけば服薬に使いやすいでしょう。

ただし、薬によってはぬるま湯で飲むよう指示されているものや、水以外で飲むと影響が出るものもあります。個別の薬の飲み方は、処方した医師や薬剤師の指示を優先するよう、サーバーの横に一言掲示しておくと親切です。

子どもの誤操作を防ぐチャイルドロックの強さを確かめる

小児科や産婦人科、家族連れが多いクリニックでは、子どもの温水やけどに最大限の注意が必要です。ほとんどのウォーターサーバーに温水のチャイルドロックが付いていますが、ロックの解除方法がシンプルすぎると、3歳前後の子どもでも外してしまうことがあります。

病院向けに選ぶなら、次のような機能があると安心です。

  • 温水ロックが初期設定で常にオンになっている
  • 冷水にもロックをかけられる、または全操作ロックがある
  • 解除に「ボタンの長押し+別ボタン」など複数の操作が必要
  • 操作ボタンが子どもの手の届きにくい上部にある

たとえばハミングウォーター flowsは温水ロック・完全ロック・ロックフリーの3モード、ウォータースタンド プライムスタンドやfeel free putioは温水ロックに加えて全操作ロックを備えています。アルピナウォーター エコサーバーの二重チャイルドロックも、誤操作防止に役立ちます。子どもの事故防止全般については、消費者庁の「こどもの事故防止」ページにまとまっているので、院内の安全対策を見直すときの参考になります。

高齢者の患者さんでもわかりやすい操作のものを選ぶ

高齢の患者さんが多い内科や整形外科では、操作のわかりやすさも重要です。ボタンが小さい、表示が英語やアイコンだけ、レバーが固いといったサーバーは、使い方がわからずにスタッフを呼ぶ原因になります。

選ぶときは、「冷水」「温水」の文字表示が大きく、押すだけで出るシンプルなボタン式のものがおすすめです。紙コップを置く位置が低すぎると腰をかがめる必要があるため、床置き型なら注ぎ口の高さが腰より上にあるものを選びましょう。

また、高齢者が温水を誤って出してしまうリスクを考え、待合室では温水ロックを常にかけた状態にし、白湯が必要な人にはスタッフが対応する運用にするのもひとつの方法です。

利用人数に合う水の量とボトル交換のしやすさを比べる

1日の来院数によって、必要な水の量は大きく変わります。紙コップ1杯を150〜200mLとすると、1日50人が1杯ずつ飲めば7.5〜10L、月に20日診療すれば150〜200Lほどになります。

1日の来院数の目安 月の使用量の目安 向いているタイプ
〜30人 約60〜120L 卓上の浄水型、または宅配型(月4〜10本程度)
30〜80人 約120〜300L 床置きの浄水型(定額制)、ボトル下置きの宅配型
80人以上 約300L以上 水道直結型、または複数台の設置

※1人1杯150〜200mL、月20日診療で試算した目安です。スタッフの利用や夏場の増加分は含みません。

宅配型の場合、この使用量を12Lボトルで賄うと月に10本以上の交換が必要になることもあります。スタッフの交換負担を減らしたいなら、足元でボトルを交換できる下置き型や、7L前後の軽いボトル・パックを選べる機種が便利です。利用量が多く読めない施設なら、何リットル使っても料金が変わらない定額制の浄水型が向いています。

法人契約・請求書払い・訪問メンテナンスに対応しているか

医療法人やクリニック名義で契約する場合は、支払い方法や契約名義も確認が必要です。家庭向けのサービスではクレジットカード払いのみのことも多く、経理処理の都合で請求書払いや口座振替を希望する場合は対応しているかを事前に問い合わせましょう。

確認ポイント チェックしたい内容
契約名義 法人・個人事業主名義で契約できるか
支払い方法 クレジットカード以外に銀行振込・口座振替・請求書払いに対応しているか
メンテナンス 訪問メンテナンスやサーバー交換があるか、費用は月額に含まれるか
故障時の対応 代替機の発送や訪問修理までの日数、診療日・診療時間に合わせた配送ができるか

たとえばウォータースタンドはクレジットカードのほか銀行振込などの支払い方法が選べ、プライムスタンドは6か月ごとの訪問メンテナンスが月額料金に含まれています。Loccaも法人なら請求書払いに対応しています。スタッフの手を煩わせずに衛生状態を保ちたい病院ほど、メーカー側がメンテナンスまで面倒を見てくれるサービスを選ぶと安心です。

病院・クリニックにおすすめの浄水型ウォーターサーバーランキング6選

ここからは、病院・クリニックに置きやすい浄水型ウォーターサーバーを6機種ご紹介します。衛生機能・月額料金・設置しやすさ・スタッフの手間の少なさを総合的に比べて順位を決めました。まずは比較表で全体を見てから、気になる機種を詳しくチェックしてください。

機種名 月額料金(税込) 設置タイプ 衛生・メンテナンス 病院でのおすすめポイント
エブリィフレシャス tallエブリィフレシャス tall 3,300円(定額) 床置き・給水タンク式 上部タンクを取り外して丸洗い可 常温水を含む6つの温度設定で服薬にも使いやすい
ウォータースタンド ピュアライフ Sウォータースタンド ピュアライフ S 2,530円〜2,970円(プランにより異なる) 卓上・給水タンク式 UV-LEDで注ぎ口・タンク内を自動除菌 受付カウンターや診察室に置けるコンパクトさ
feel free putiofeel free putio 3,140円〜3,760円(契約期間により異なる) 卓上・給水タンク式 UV殺菌+1年に1度サーバーを丸ごと交換 1年契約から選べてサーバー交換で清潔を保てる
ハミングウォーター flowsハミングウォーター flows 3,410円(定額・本州) 床置き・給水タンク式 フィルターは8か月ごとに自動配送 定額で水を使い放題にでき待合室向き
Locca littaLocca litta 2,380円(6年)/2,580円(5年) 卓上・給水タンク式 UV LEDで冷水タンクを殺菌 月額を抑えられスタッフルームの2台目に最適
ウォータースタンド プライムスタンドウォータースタンド プライムスタンド 5,500円 床置き・水道直結 自動UVクリーン+6か月ごとの訪問メンテナンス 給水不要で来院数の多い施設でも手間がかからない

※料金は2026年10月時点の公式サイトの情報です。キャンペーンや地域により異なる場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

1位 エブリィフレシャス tall|水道水を注ぐだけでボトル交換がなくスタッフの手間を減らせる

エブリィフレシャス tall

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き
月額料金(税込) 3,300円(定額・水は使い放題)
初期費用 無料
浄水性能 PFAS対応・50種類の物質を除去
温度設定 常温・冷水・ECO冷水・温水・ECO温水・高温(約90℃再加熱)の6つ
タンク容量 合計8.7L
電気代の目安 約401円/月
サイズ 幅29×奥行36×高さ112.5cm
チャイルドロック あり
最低契約期間 3年
支払い方法 クレジットカードのみ
メリット
  • 月額3,300円の定額で、待合室で何杯飲まれても水代が増えない
  • ボトルの受け取り・保管・交換が不要でスタッフの手間が少ない
  • 常温水が出せるので、冷たい水が苦手な高齢者や服薬にも使いやすい
  • PFAS対応で50種類の物質を除去する浄水性能
デメリット
  • タンクに水道水を注ぐ作業は必要
  • 3年未満で解約すると解約金がかかる
  • 支払いはクレジットカードのみで、請求書払いには対応していない

エブリィフレシャス tallは、宅配型で人気のフレシャスが手がける浄水型ウォーターサーバーです。月額3,300円の定額制で、どれだけ水を使っても料金が変わらないため、来院数の多い日と少ない日の差が大きいクリニックでも予算を立てやすいのが魅力です。

病院向けとして特に評価したいのが、常温・冷水・温水に加えて、ECO冷水・ECO温水・約90℃の高温まで選べる6つの温度設定です。冷たい水だとお腹が冷えやすい高齢者や体調の悪い患者さんにも、常温水をそのまま渡せます。浄水フィルターはPFAS(有機フッ素化合物)を含む50種類の物質の除去に対応しており、環境省の有機フッ素化合物(PFAS)に関するページで示されているように、PFOS・PFOAは2026年4月から水道水の水質基準に位置づけられています。水質への関心が高い患者さんにも説明しやすい機種です。

ボトルの在庫置き場や空きボトルの回収が不要なので、限られたスペースのクリニックでも導入しやすいでしょう。上部タンクは取り外して洗えるため、院内のお手入れルールにも組み込みやすい設計です。

2位 ウォータースタンド ピュアライフ S|コンパクトな卓上の給水型で受付カウンターや診察室にも置きやすい

ウォータースタンド ピュアライフ S

タイプ 浄水型(給水タンク式)・卓上
月額料金(税込) 2,530円(5年プラン)/2,750円(3年プラン)/2,970円(縛りなしプラン)
初期費用 無料(セルフメンテナンス機種のため設置費0円)
浄水フィルター ナノトラップフィルター
温度 冷水5〜8℃・常温水・温水約93℃
衛生機能 UV-LEDで注ぎ口・タンク内を自動除菌
電気代の目安 約446円/月(節電モード使用時)
サイズ 幅26×奥行44.4×高さ47cm
チャイルドロック あり(温水は自動ロック・全操作ロック可)
支払い方法 クレジットカード、銀行振込など
メリット
  • 高さ47cmの卓上型で受付カウンターや診察室の棚にも置ける
  • UV-LEDによる自動除菌で注ぎ口まで清潔を保ちやすい
  • 縛りなしプランなら契約期間・解約金なしで試せる
  • 温水は自動ロックで子どもの誤操作を防ぎやすい
デメリット
  • 卓上型のためタンク容量が小さく、来院数が多いと給水回数が増える
  • 5年・3年プランは期間内の解約で解約金がかかる
  • 置き場所として奥行44.4cmほどの台が必要

ウォータースタンド ピュアライフ Sは、浄水型ウォーターサーバーの専業メーカーとして知られるウォータースタンドの卓上モデルです。高さ47cmとコンパクトなので、受付カウンターの端や診察室、処置室の棚など、床置き型を置けない場所にも設置できるのが強みです。

衛生面では、UV-LEDで注ぎ口とタンク内を自動で除菌する機能を搭載。温水は使うたびに自動でロックがかかり、全操作ロックも設定できるため、小児科の待合室など子どもが近くにいる場所でも安心感があります。

月額は5年プランなら2,530円と浄水型の中でも手頃で、まずはお試しで導入したいなら契約期間の縛りがない縛りなしプラン(2,970円)を選べます。支払いはクレジットカードのほか銀行振込なども選べるため、医療法人の経理処理にも合わせやすいでしょう。

3位 feel free putio|場所を取らない卓上の浄水型でスタッフルームや処置室の一角にも置ける

feel free putio

タイプ 浄水型(給水タンク式)・卓上
月額料金(税込) 3,140円(お得プラン5年)/3,440円(スタンダードプラン2年)/3,760円(ライトプラン1年)
月額に含まれるもの サーバーレンタル料+あんしんサポートパック(月460円)
温度 冷水約5〜10℃・ECO冷水・常温水・温水約80〜85℃・ECO温水・再加熱約85〜87℃
衛生機能 取水口直前のLED(UV)殺菌、1年に1度サーバーを丸ごと交換
フィルター交換 半年ごと
サイズ 幅24×奥行36.2×高さ41.5cm
チャイルドロック あり(温水は常時ロック+全操作ロックボタン)
支払い方法 クレジットカード
メリット
  • 1年に1度サーバーを丸ごと交換してもらえるので内部の汚れが気になりにくい
  • 幅24cm・高さ41.5cmとA4用紙ほどのスペースに置ける
  • 1年契約のライトプランがあり、浄水型としては短期間から試せる
  • 温水は常時ロックで、全操作ロックボタンも備える
デメリット
  • 契約期間が短いプランほど月額が高くなる
  • タンクが小さめで、待合室のメイン機には容量が足りないことがある
  • グレージュ・ペールブルーを選ぶと初回にカラーオプション料2,200円がかかる

feel free putio(プティオ)は、宅配型のクリクラでも知られるナックが展開する浄水型ブランド「feel free」の卓上モデルです。最大の特徴は、1年に1度サーバー本体を丸ごと新しいものに交換してくれること。内部のタンクやパイプを自分たちで分解洗浄できない分、定期的に本体ごと入れ替わる仕組みは、衛生管理を重視する医療機関にとって心強いポイントです。

取水口の直前にはLED(UV)殺菌を備え、温水は常時ロック、全操作ロックボタンも付いています。冷水・温水に加えて常温水や再加熱、ECOモードも使えるため、白湯や薬の服用、スタッフの休憩用まで幅広く対応できます。

月額料金にはあんしんサポートパック(月460円)が含まれ、故障時のサポートも受けられます。契約期間は5年・2年・1年から選べるので、開業したばかりで長期契約に踏み切れないクリニックでも導入しやすいでしょう。他社サーバーからの乗り換えなら15,000円のキャッシュバックも用意されています。

4位 ハミングウォーター flows|定額制で利用人数が多い待合室でも水代を気にせず使える

ハミングウォーター flows

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き
月額料金(税込) 3,410円(本州)/3,630円(北海道)/3,740円(沖縄)※定額・水は使い放題
初期費用 初回出荷手数料2,200円(北海道・沖縄は3,300円)
浄水フィルター 2段階式フィルター(PFAS対応)・8か月ごとに自動配送
温度 冷水6〜10℃・常温水・温水80〜90℃+再加熱機能
電気代の目安 約711円/月(エコモード1日2回使用時)
サイズ 幅26×奥行37×高さ120cm
チャイルドロック 温水ロック(初期設定)・完全ロック・ロックフリーの3モード
規定利用期間 2年(期間内の解約はサーバー引取手数料33,000円)
支払い方法 クレジットカードのみ
メリット
  • 定額制で、待合室で多くの人が使っても水代は一定
  • 完全ロックモードで子どもや高齢者の誤操作を防ぎやすい
  • 常温水と再加熱機能があり、白湯や服薬にも対応できる
  • フィルターは8か月ごとに自動で届くので交換忘れが起きにくい
デメリット
  • 2年以内に解約するとサーバー引取手数料33,000円がかかる
  • 初回出荷手数料2,200円が別途必要
  • 自動で内部を除菌するUV機能の明記はない

ハミングウォーター flowsは、月額3,410円(本州)の定額制で水を使い放題にできる床置きの浄水型サーバーです。1日に何十人もの患者さんが利用する待合室でも、水の使用量を気にせずに済むのが最大のメリットです。

チャイルドロックは、温水だけをロックする初期設定に加え、冷水も含めてすべての操作を止める完全ロック、ロックをかけないロックフリーの3モードから選べます。子どもが多い時間帯は完全ロックにしておき、必要なときだけスタッフが解除するといった運用も可能です。常温水と再加熱機能を備えているので、白湯を飲みたい患者さんにも対応できます。

注意したいのは、2年の規定利用期間内に解約するとサーバー引取手数料33,000円がかかる点です。移転や改装の予定がある場合は、時期を確認してから申し込みましょう。

5位 Locca litta|月額を抑えやすくスタッフルームの2台目にも向く

Locca litta

タイプ 浄水型(給水タンク式)・卓上
月額料金(税込) 2,380円(お得プラン6年)/2,580円(基本プラン5年)
初期費用 初回登録事務手数料3,300円(キャンペーンで無料になる場合あり)
浄水性能 PFAS対応・29種類の物質を除去
温度 冷水約5℃・温水約87℃(エコモードあり)
衛生機能 UV LEDで冷水タンクを殺菌、給水タンクは取り外して丸洗い可
電気代の目安 約469円/月
サイズ 幅23×奥行34.7×高さ50cm
チャイルドロック あり
支払い方法 クレジットカード、後払い(口座振替)、法人は請求書払いも可
メリット
  • 月額2,380円からと浄水型の中でも手頃
  • 幅23cmのコンパクトな卓上型でスタッフルームにも置きやすい
  • 法人契約なら請求書払いに対応している
  • UV LEDで冷水タンクを殺菌でき、PFAS対応の浄水フィルターを搭載
デメリット
  • 最低契約期間が5年(お得プランは6年)と長め
  • 常温水機能がない
  • タンクが小さく、待合室で使うと給水の頻度が高くなる

Locca litta(リッタ)は、プレミアムウォーターグループが展開する浄水型ブランドLoccaの卓上モデルです。月額2,380円(6年契約)からと料金を抑えやすく、待合室のメイン機とは別に、スタッフルームや医局に2台目を置きたいというケースにぴったりです。

医師や看護師が休憩中にお茶やカップスープを作れる温水、冷えた水がすぐ飲める冷水を備え、UV LEDで冷水タンクを殺菌する衛生機能も搭載。給水タンクは取り外して丸洗いできるので、スタッフ用でも清潔を保ちやすい設計です。

法人なら請求書払いにも対応しているため、医療法人名義で契約したい場合にも選びやすいでしょう。ただし最低契約期間が5年以上と長いので、長く使う前提で検討するのがおすすめです。

6位 ウォータースタンド プライムスタンド|法人向けの水道直結型で来院数が多い施設でも給水不要

ウォータースタンド プライムスタンド

タイプ 浄水型(水道直結)・床置き・法人向け
月額料金(税込) 5,500円
初期費用 初回設置費9,900円(本体設置・初期設定・部材・出張料などを含む)
タンク容量 合計21.6L(冷水8.5L・常温水9.5L・温水3.6L)
有効浄水量 7,300L
温度 冷水5℃・常温水・温水約93℃
衛生機能 UV-LEDで常温水タンク内と抽出口を6時間・12時間サイクルで自動除菌
メンテナンス 6か月ごとの訪問メンテナンス(フィルター交換・タンクや抽出口の清掃)※月額に含む
電気代の目安 約996円/月(冷水18L・温水18L使用時、節電モード使用)
サイズ 幅32×奥行49×高さ126cm
解約時の費用 設置から1年未満の撤去・機種変更は手数料6,600円
メリット
  • 水道直結でスタッフが給水する必要がない
  • 合計21.6Lの大容量タンクで来院数が多くても出が途切れにくい
  • 6か月ごとの訪問メンテナンスが月額に含まれ、衛生管理を任せられる
  • 1年以上使えば撤去の手数料がかからない
デメリット
  • 水道から分岐させる設置工事が必要で、置ける場所が限られる
  • 月額5,500円と、給水タンク式より料金は高め
  • テナントの場合は工事について建物オーナーの許可が必要になることがある

ウォータースタンド プライムスタンドは、オフィスや施設向けに作られた水道直結型の浄水サーバーです。水道管とつないで自動で給水するため、スタッフがタンクに水を注いだりボトルを交換したりする作業が一切いらないのが最大の特徴です。冷水・常温水・温水を合わせて21.6Lの大容量タンクを備え、外来患者の多い病院のロビーでも水が途切れにくい設計になっています。

衛生面では、UV-LEDが常温水タンク内と抽出口を6時間・12時間ごとに自動で除菌。さらに6か月ごとにスタッフが訪問し、フィルター交換やタンク・抽出口の清掃まで行ってくれます。この訪問メンテナンスは月額料金に含まれているため、院内の衛生管理を外部の専門スタッフに任せたい施設に向いています。

設置には水道からの分岐工事が必要なので、水回りの近くに設置場所を確保できるかを事前に確認しましょう。テナントで開業しているクリニックは、建物のオーナーや管理会社への確認も忘れずに。

病院・クリニックにおすすめの宅配型ウォーターサーバーランキング7選

続いて、ボトルで水を届けてもらう宅配型のウォーターサーバーを7機種ご紹介します。宅配型は天然水やRO水をそのまま使えるのが魅力ですが、病院ではボトル交換の負担や保管場所も考える必要があります。衛生機能・交換のしやすさ・水の種類・料金を総合的に比べて順位を決めました。

機種名 水の種類 水の料金(税込) レンタル料・サポート料(税込) ボトル交換 衛生機能
コスモウォーター smartプラスNextコスモウォーター smartプラスNext 天然水 12L 2,160円〜 無料(初回出荷手数料2,200円) 足元 Wクリーン機能
フレシャス dewoⅱフレシャス dewoⅱ 天然水 7.2Lパック 1,231円〜1,264円 550円(注文量に応じて無料) 上部(軽量パック) UV-LED
クリクラFitクリクラFit RO水 12L 1,620円 あんしんサポートパック460円 上部 年1回サーバー交換
ワンウェイウォーター smartプラスワンウェイウォーター smartプラス プラスプレミアム/天然水 12L 1,350円〜2,052円 無料(初回出荷手数料1,100円) 足元(使い捨てボトル) Wクリーン機能
プレミアムウォーター スリムサーバー4プレミアムウォーター スリムサーバー4 天然水 12.5L×2本 4,190円〜/月 無料 上部 クリーン機能あり
アクアクララ アクアスリムアクアクララ アクアスリム RO水+ミネラル 12L 1,620円〜 あんしんサポート料1,100円 上部 2年に1度のメンテナンス
アルピナウォーター エコサーバーアルピナウォーター エコサーバー RO水(ピュアウォーター) 12L 1,328円〜 1,100円 上部 自動クリーニング

※料金は2026年10月時点の公式サイトの情報です。地域やプラン、キャンペーンにより異なる場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

1位 コスモウォーター smartプラスNext|足元ボトル交換とクリーンシステムで衛生面と負担軽減を両立

コスモウォーター smartプラスNext

水の種類 天然水(京都・静岡・大分から選択)
水の料金(税込) 12Lボトル1本2,160円〜(月24Lで4,320円〜)
サーバーレンタル料 無料
初期費用 初回出荷手数料2,200円
温度 冷水・温水それぞれ3段階(温水は強80〜90℃/中70〜80℃/弱60〜70℃)
衛生機能 Wクリーン機能(取り込む空気のろ過+熱水の自動循環)
チャイルドロック 常時ロック/常時フリー/ボタン操作時のみの3モード
電気代の目安 約384円/月
サイズ 幅30×奥行34×高さ110cm
停電時 非常用電源ユニット接続で常温水を利用可
支払い方法 クレジットカード、代金引換
メリット
  • 12Lボトルを足元で交換でき、持ち上げる負担がない
  • 空気のろ過と熱水循環のWクリーン機能で内部を清潔に保ちやすい
  • サーバーレンタル料が無料で、かかるのは水代が中心
  • 非常用電源ユニットをつなげば停電時も常温水が使える
デメリット
  • 天然水のため、浄水型と比べると1Lあたりの水代は高め
  • 初回出荷手数料2,200円がかかる
  • 2か月連続で配送を休止すると休止手数料がかかる

コスモウォーター smartプラスNextは、宅配型ウォーターサーバーでいち早く足元ボトル交換を採用したコスモウォーターの主力機種です。12kgのボトルを腰の高さまで持ち上げる必要がなく、看護師や受付スタッフが無理なくボトルを交換できる点は、病院で使ううえで大きなメリットです。

衛生面では、タンクに取り込む空気をきれいにする仕組みと、熱水を自動で循環させて内部を清潔に保つ仕組みを組み合わせた「Wクリーン機能」を搭載。チャイルドロックは常時ロックを含む3モードから選べるので、小児科の待合室でも運用しやすいでしょう。

天然水は京都・静岡・大分の3つの採水地から選べ、軟水なので服薬や白湯にも使いやすい水です。USB充電ポートを備え、別売りの非常用電源ユニットをつなげば停電時も常温水が出せるなど、災害への備えとして考えても心強い1台です。

2位 フレシャス dewoⅱ|7.2Lの軽量パックで小規模クリニックのスタッフでも交換しやすい

フレシャス dewoⅱ

水の種類 天然水(富士・朝霧高原・木曽から選択)
水の料金(税込) 7.2Lパック1つ1,231円〜1,264円(採水地により異なる・1回の配送は4パック単位)
サーバーレンタル料 550円/月(前月に2箱以上利用すれば無料・初月無料)
温度 冷水5〜10℃・常温水・温水80〜85℃・高温約90℃(エコモードあり)
衛生機能 UV-LEDによる自動クリーン機能
電気代の目安 約420円〜/月
サイズ 幅29×奥行36.3×高さ112.5cm
配送 1〜4週間ごとに選択可(2か月連続の休止は休止手数料あり)
最低契約期間 3年
支払い方法 クレジットカード、代金引換
メリット
  • 7.2Lの軽量パックで、力に自信がないスタッフでも交換しやすい
  • 使うほどパックがしぼむ構造で外気が入りにくく衛生的
  • UV-LEDの自動クリーン機能を搭載
  • 常温水と高温の再加熱に対応し、服薬にも白湯にも使える
デメリット
  • 1パックの容量が小さく、来院数が多いと交換回数が増える
  • 前月の利用が1箱以下だとレンタル料550円がかかる
  • 最低契約期間が3年

フレシャス dewoⅱ(デュオツー)は、7.2Lの軽量パックを採用した宅配型ウォーターサーバーです。12Lボトルの半分強の重さで、スタッフの人数が少ない小規模クリニックでも、誰でも気軽に交換できるのが大きな魅力です。

パックは水を使うほどしぼんでいく構造で、ボトル内に外気が入りにくいため、雑菌が混入するリスクを抑えられます。さらにUV-LEDによる自動クリーン機能も搭載しているので、衛生面を重視する医療機関でも安心して使えます。常温水と約90℃の高温モードがあり、冷たい水が苦手な患者さんや白湯を飲みたい人にも対応できます。

使い終わったパックは小さく畳んで捨てられるので、空きボトルの保管場所や回収の手間も不要です。待合室が小さめのクリニックや、ボトルの受け取り・保管に場所を割けない施設に向いています。

3位 クリクラFit|全国の産院で採用実績があるRO水で赤ちゃん連れの患者さんにも安心

クリクラFit

水の種類 RO水(ROミネラルウォーター)
水の料金(税込) 12Lボトル1本1,620円
サーバーレンタル料 無料(3か月の利用本数が6本未満の場合は月1,100円)
あんしんサポートパック 460円/月(定期メンテナンス・故障対応を含む)
温度 温水約80〜90℃(再加熱機能付きは最大93℃)
衛生機能 コック・差込口に抗菌加工、1年に1度サーバーを交換
電気代の目安 約500円/月
サイズ 幅24.5×奥行38.3×高さ98.7cm
チャイルドロック あり(温水は標準、冷水にも取り付け可)
停電時 常温水が出る(電気不要)
メリット
  • 産院での利用実績が豊富で、赤ちゃん連れの患者さんにも説明しやすい
  • 不純物を取り除いたRO水にミネラルを加えた軟水で、ミルク作りや服薬に使いやすい
  • 1年に1度サーバーを丸ごと交換してもらえる
  • 幅24.5cmのスリム設計で、停電時も常温水が出せる
デメリット
  • あんしんサポートパック料460円が毎月かかる
  • 利用本数が少ないとレンタル料が発生する
  • 12Lボトルを上部にセットするため交換に力がいる

クリクラFitは、全国の産院でも利用されているクリクラの標準機種で、毎年サーバー本体を交換してくれるのが特徴です。0.0001ミクロンの逆浸透膜(RO膜)でろ過した水にミネラルを加えた軟水で、産婦人科や小児科で赤ちゃんのミルク作りに使う水としても選ばれている実績があります。

衛生面の大きな特徴は、1年に1度サーバー本体を丸ごと交換してくれるメンテナンス体制です。院内のスタッフでは手が届かない内部まで定期的にリフレッシュできるため、衛生管理の手間を減らせます。あんしんサポートパック(月460円)で故障時の対応までカバーされるのも安心材料です。

幅24.5cmのスリム設計で待合室の隅にも置きやすく、停電時には電気を使わずに常温水が出せます。ボトルは上部にセットするタイプなので、交換を担当するスタッフをあらかじめ決めておくとスムーズです。

4位 ワンウェイウォーター smartプラス|使い捨てボトルで回収の手間がなく衛生的に使える

ワンウェイウォーター smartプラス

水の種類 プラスプレミアム、天然水(富士の銘水「彩(SAYA)」・京の湧水・天寿の水)
水の料金(税込) 12Lボトル1本1,350円(プラスプレミアム)〜2,052円(天然水)
サーバーレンタル料 無料
初期費用 初回出荷手数料1,100円
温度 冷水6〜10℃・温水80〜90℃
衛生機能 Wクリーン機能(クリーンサイクル・クリーンエア)
電気代の目安 約474円/月(エコモード1日2回使用時)
サイズ 幅30×奥行34×高さ110cm
チャイルドロック あり(温水・冷水)
規定利用期間 2年
支払い方法 クレジットカードのみ
メリット
  • 使い捨てボトルで、空きボトルの保管や回収の手間がない
  • 足元でボトルを交換できるので持ち上げる必要がない
  • 温水・冷水の両方にチャイルドロックがある
  • プラスプレミアムなら12L 1,350円と宅配型の中でも手頃
デメリット
  • 常温水の機能はない
  • 支払いはクレジットカードのみ
  • 空きボトルは院内でごみとして処分する必要がある

ワンウェイウォーター smartプラスは、使い捨て(ワンウェイ)ボトルを採用した宅配型ウォーターサーバーです。空きボトルを回収に出す必要がなく、院内に空きボトルを並べて置いておかなくて済むので、限られたスペースのクリニックでもすっきり使えます。

足元でボトルを交換できる下置き型で、クリーンサイクル(内部の自動循環)とクリーンエア(空気のろ過)からなるWクリーン機能も搭載。温水だけでなく冷水にもチャイルドロックがかけられるため、子どもが冷水で遊んで床を濡らしてしまうといったトラブルも防ぎやすくなります。

水はコストを抑えたプラスプレミアム(12L 1,350円)と、富士の銘水「彩(SAYA)」などの天然水(12L 2,052円)から選べます。患者さん用は手頃なプラスプレミアム、スタッフ用は天然水といった使い分けもできるでしょう。

5位 プレミアムウォーター スリムサーバー4|ロングとショートの2サイズで待合室にも受付にも合わせやすい

プレミアムウォーター スリムサーバー4

水の種類 非加熱処理の天然水
水の料金(税込) 12.5L×2本で4,190円/月(もっとPREMIUMプラン)/4,298円/月(ずっとPREMIUMプラン)
サーバーレンタル料 無料
契約期間 5年(もっとPREMIUMプラン)/3年(ずっとPREMIUMプラン)
温度 冷水約6℃・温水約85℃
エコ機能 光センサー・3時間/6時間の時間指定に対応したエコモード
電気代の目安 約630円/月(エコモード時約520円)※ロングタイプ
サイズ ロング:幅27×奥行36.1×高さ129.4cm/ショート:幅27×奥行36.1×高さ82.1cm
チャイルドロック あり(温水)
停電時 非常用コック付属
メリット
  • 床置きのロングと卓上にも置けるショートの2サイズから選べる
  • 非加熱処理の天然水を待合室で提供できる
  • サーバーレンタル料が無料
  • 非常用コックが付属し、停電時も水を取り出せる
デメリット
  • 契約期間が3〜5年と長め
  • 常温水の機能はない
  • 12.5Lボトルを上部にセットするため交換に力がいる

プレミアムウォーター スリムサーバー4は、天然水宅配の大手プレミアムウォーターが展開するスリムなサーバーです。高さ129.4cmのロングタイプと82.1cmのショートタイプがあり、待合室にはロング、受付カウンター横の台にはショートというように、設置場所に合わせてサイズを選べるのが特徴です。

水は非加熱処理の天然水で、まろやかな口当たりを患者さんに楽しんでもらえます。光センサーで部屋が暗くなると自動でエコモードに切り替わる機能があり、夜間や休診日の電気代を抑えられるのも医療機関向きのポイントです。非常用コックが付属しているので、停電時にもボトルの水を取り出せます。

サーバーレンタル料は無料ですが、契約期間は3〜5年と長めです。開業予定や移転計画とあわせて、どのプランが合うかを確認してから申し込みましょう。

6位 アクアクララ アクアスリム|あんしんサポートで定期メンテナンスと故障対応まで任せられる

アクアクララ アクアスリム

水の種類 RO水+ミネラル(軟水)
水の料金(税込) 12Lボトル1本1,620円〜(2年割プラン)
あんしんサポート料 1,100円/月
温度 冷水5〜12℃・温水80〜90℃
メンテナンス 2年に1度のプロによる定期メンテナンス
サイズ 幅27.5×奥行31.3×高さ96.6cm(ボトル装着時は約124cm)
チャイルドロック 温水にJDSA適合のチャイルドロック(冷水ロックは2,200円で追加可)
注文ノルマ なし
ボトル 回収型のリターナブルボトル
支払い方法 クレジットカード
メリット
  • あんしんサポートで2年に1度のプロによる定期メンテナンスを受けられる
  • 注文ノルマがなく、患者数の少ない時期も無理なく使える
  • 温水に業界団体の基準に適合したチャイルドロックを搭載
  • 奥行31.3cmとスリムで待合室に置きやすい
デメリット
  • あんしんサポート料が毎月1,100円かかる
  • 空きボトルを回収まで保管しておく必要がある
  • 12Lボトルを上部にセットするため交換に力がいる

アクアクララ アクアスリムは、RO水にミネラルを加えた軟水を届けるアクアクララのスリムな床置きサーバーです。毎月のあんしんサポート料(1,100円)に2年に1度のプロによる定期メンテナンスや故障時の対応が含まれているので、院内でメンテナンスを抱え込まずに済みます。

温水のチャイルドロックは日本宅配水&サーバー協会(JDSA)の基準に適合したもので、冷水用のロックも2,200円で追加できます。小児科など子どもの多い施設では、冷水ロックもあわせて付けておくと安心です。

注文ノルマがないため、インフルエンザの流行期と閑散期で来院数が大きく変わるクリニックでも、使った分だけ注文すれば済みます。ボトルは回収型なので、空きボトルを置いておくスペースだけは確保しておきましょう。

7位 アルピナウォーター エコサーバー|ボトル代が安い硬度の低いRO水で薬も飲みやすい

アルピナウォーター エコサーバー

水の種類 ピュアウォーター(北アルプスの天然水を原水にしたRO水)
水の料金(税込) 12Lボトル1本1,328円〜(エリアにより異なる)
サーバーレンタル料 1,100円/月
温度 冷水約5〜10℃・温水約80〜85℃(エコモード時は約70℃)
衛生機能 自動クリーニング機能
メンテナンス 4年に1度・無料
サイズ 幅31×奥行33×高さ100.5cm(12Lボトル装着時125cm)
チャイルドロック 二重チャイルドロック
注文ノルマ なし
配送エリア 沖縄・離島を除く全国
メリット
  • 12Lボトル1,328円〜と、宅配型の中でもボトル代が安い
  • 不純物を取り除いたRO水で、ミネラル分が少なく服薬に使いやすい
  • 自動クリーニング機能と二重チャイルドロックを搭載
  • 注文ノルマがなく、使った分だけ注文できる
デメリット
  • サーバーレンタル料が月1,100円かかる
  • 沖縄・離島には配送していない
  • 12Lボトルを上部にセットするため交換に力がいる

アルピナウォーター エコサーバーは、北アルプスの天然水を原水にRO膜でろ過したピュアウォーターを届ける宅配型サーバーです。12Lボトル1本1,328円〜とボトル代が安く、水の使用量が多い待合室でもランニングコストを抑えやすいのが魅力です。

RO膜でミネラル分まで取り除いた硬度の低い水なので、薬を飲むときにも使いやすい水です。エコサーバーは自動クリーニング機能でサーバー内部を清潔に保ち、温水には二重のチャイルドロックがかかるため、小さな子どもや高齢の患者さんが触れても誤って熱湯が出にくい設計になっています。

注文ノルマがないので患者数の波に合わせて注文量を調整でき、4年に1度の無料メンテナンスも受けられます。レンタル料は月1,100円かかりますが、水代の安さとあわせて考えると、使用量の多い施設ほどトータルで割安になりやすいサーバーです。

病院・クリニックにウォーターサーバーを置くメリット

ウォーターサーバーの導入は、患者さんへのサービス向上だけでなく、スタッフの働きやすさや経営面にもプラスになります。ここでは、病院・クリニックがウォーターサーバーを置く主なメリットを4つご紹介します。

患者さんの脱水予防や服薬時の水分補給に役立つ

ウォーターサーバーを置く一番のメリットは、患者さんがいつでも水分を補給できる環境を整えられることです。発熱や下痢・嘔吐で受診した患者さん、暑い中を歩いて来院した高齢者など、待合室には水分補給を必要としている人がたくさんいます。

また、院内で処方された薬をその場で飲んでもらう場合や、検査前に水を飲む必要がある場合にも、スタッフが毎回水を用意しなくても、患者さんが自分で必要な量を汲めるようになります。冷水だけでなく常温水や白湯を出せる機種なら、体を冷やしたくない患者さんにも対応できます。

ただし、検査や手術の前に飲食を制限されている患者さんもいるため、サーバーの近くに「検査・処置前の方は飲水の可否をスタッフにご確認ください」といった掲示をしておくと安心です。

待合室の満足度が上がり病院の評価アップにつながる

病院の待ち時間は、患者さんの満足度を大きく左右します。待ち時間そのものを短くするのは簡単ではありませんが、待っている間を少しでも快適に過ごしてもらう工夫は、ウォーターサーバーひとつで手軽にできます。

近年は口コミサイトや地図アプリのレビューで病院を選ぶ人も増えており、「待合室にお水が置いてあって助かった」「子どもに飲ませる白湯がもらえた」といった細やかな気配りは、病院の印象アップにつながります。とくに小児科や産婦人科では、ミルク用のお湯が使えるかどうかを重視する保護者も少なくありません。

医師・看護師などスタッフの福利厚生になる

ウォーターサーバーは、患者さん向けだけでなくスタッフ向けにも役立ちます。忙しい診療の合間に、医局やナースステーション、スタッフルームですぐに冷たい水やお茶用のお湯が用意できるのは、働く人にとって大きな助けになります。

とくに夏場の病棟は、防護具を着けての処置や頻繁な移動で汗をかきやすく、スタッフ自身の熱中症対策も欠かせません。水分補給しやすい環境を整えることは、スタッフの体調管理と働きやすさの向上にもつながります。ペットボトルを各自で買う必要がなくなるので、スタッフの出費やごみの削減にも役立ちます。

レンタル料や水代を経費として計上できる

病院やクリニックが事業として契約したウォーターサーバーのレンタル料や水代、電気代は、事業に必要な費用として経費に計上できるのが一般的です。患者さん向けに設置した場合は消耗品費や雑費、スタッフ向けの場合は福利厚生費として処理されることが多いでしょう。

ただし、勘定科目の扱いや、院長の自宅と兼用している場合の按分などは、個々の状況によって変わります。経理処理の方法は、顧問の税理士に確認してから決めると安心です。法人名義で契約し、請求書払いや口座振替を選べるサービスにしておくと、経理処理もスムーズになります。

病院・クリニックにウォーターサーバーを置くデメリット

メリットの多いウォーターサーバーですが、導入前に知っておきたい注意点もあります。デメリットとあわせて、それぞれの対策も確認しておきましょう。

水代・電気代などのランニングコストがかかる

ウォーターサーバーには、サーバーのレンタル料や水代に加えて電気代もかかります。この記事で紹介した機種の電気代は月400〜1,000円程度が目安で、宅配型なら水代が月4,000円前後から、使用量が多ければ1万円を超えることもあります。

タイプ 月額費用の目安(税込) 費用の特徴
浄水型(給水タンク式) 約2,400〜3,800円+電気代 定額制が多く、使用量が増えても料金はほぼ一定
浄水型(水道直結) 約5,500円+電気代・水道代 月額は高めだが、給水作業やメンテナンスの手間がかからない
宅配型 水代約2,700〜4,300円(24Lの場合)+レンタル料・電気代 使った分だけ水代がかかり、来院数が多いほど高くなる

※この記事で紹介した機種の料金をもとにした目安です。

コストを抑えるには、来院数が多い施設ほど定額制の浄水型を選ぶのが効果的です。宅配型を選ぶ場合は、エコモードや光センサー付きの省エネ機種にし、休診日はエコモードにしておくと電気代を抑えられます。

重いボトルの交換や受け取りがスタッフの負担になる

宅配型の12Lボトルは重さが12kg以上あり、上部にセットするタイプでは胸の高さまで持ち上げる必要があります。看護師や受付スタッフが診療の合間に交換するのは、思った以上に負担になりがちです。

また、ボトルの配送日に受け取る人が必要なこと、未使用ボトルと空きボトルの保管場所が必要なことも、病院ならではの悩みになります。対策としては、足元でボトルを交換できる下置き型や7L前後の軽量ボトル・パックを選ぶ、そもそもボトルが不要な浄水型を選ぶのが効果的です。配送日時は診療時間内で受け取りやすい曜日を指定できるかも確認しておきましょう。

温水によるやけどや誤操作のリスクがある

ウォーターサーバーの温水は80〜90℃前後と高温です。チャイルドロックがあっても、子どもが大人の操作を見て解除方法を覚えてしまうことがあり、待合室では保護者の目が届かない瞬間もあります。

対策としては、次のような工夫が考えられます。

  • 温水ロックが初期設定で常にかかり、全操作ロックもできる機種を選ぶ
  • サーバーをキッズスペースから離れた、スタッフの目が届く場所に置く
  • 温水は待合室では使えない設定にし、必要な人にはスタッフが用意する
  • 「熱湯注意」「お子さまだけで使わないでください」の掲示をする

高齢の患者さんの場合も、ボタンを押し間違えて温水を出してしまうことがあります。待合室では冷水・常温水だけを使えるようにしておくのも、事故を防ぐ有効な方法です。

お手入れを怠ると衛生面で逆効果になる

ウォーターサーバーは、正しくお手入れをすれば清潔に使えますが、放置すると注ぎ口や受け皿に汚れや水アカがたまり、かえって不衛生になってしまいます。とくに不特定多数が使う待合室では、紙コップの縁が注ぎ口に触れたり、受け皿に水が溜まったままになったりしやすいものです。

病院でウォーターサーバーを導入するなら、誰がいつどこを掃除するかを決めて院内の衛生管理に組み込むことが欠かせません。具体的なお手入れルールは、この後の章で詳しく解説します。自動クリーン機能や定期メンテナンスがある機種を選べば、スタッフが担う作業を減らせます。

設置場所別に見る病院のウォーターサーバー導入プラン

同じ病院の中でも、待合室と病棟、小児科と歯科では、ウォーターサーバーに求められる条件が違います。ここでは設置場所や診療科ごとに、どんな機種や運用が合うのかを具体的にご紹介します。

待合室・ロビーは利用人数から台数と水の量を決める

待合室やロビーに置くサーバーは、1日の来院数から必要な水の量を見積もって選びます。先ほどの目安のとおり、1日30人程度までなら卓上の浄水型や宅配型でも十分ですが、80人を超えるような施設では1台では足りなくなることもあります。

施設の規模 おすすめの構成
小規模クリニック(1日〜30人) 卓上の浄水型(ウォータースタンド ピュアライフ S、feel free putio)や軽量パックの宅配型(フレシャス dewoⅱ)を1台
中規模クリニック(1日30〜80人) 床置きの定額制浄水型(エブリィフレシャス tall、ハミングウォーター flows)や下置き型の宅配型(コスモウォーター smartプラスNext)を1台
病院・大型クリニック(1日80人以上) 水道直結型(ウォータースタンド プライムスタンド)をメインに、フロアごとに複数台を配置

設置場所は、受付から見える位置で、キッズスペースや出入口の動線から少し離れた場所が理想です。受付から見える場所なら、子どもが触っていたり、水がこぼれていたりしてもすぐに気づけます。コンセントの位置と、床が濡れても滑りにくいかもあわせて確認しましょう。

小児科・産婦人科は温水ロックとミルク用のお湯を重視する

小児科や産婦人科では、子どものやけど防止と、ミルク作りに使えるお湯の両立が求められます。温水は70℃以上が出る機種を選び、温水ロックが常にかかる設定にしておきましょう。

ミルク作りに使う水は、ミネラル分の少ない軟水が向いています。RO水のクリクラFitやアルピナウォーター エコサーバー、浄水型のサーバーなど、硬度の低い水を選んでおくと保護者にも安心してもらえます。授乳室に1台、待合室には冷水・常温水中心で1台というように、場所によって役割を分けるのもおすすめです。

産婦人科では、出産後の食事や家事のサポートについて相談を受けることもあるでしょう。退院後の食事づくりに不安がある方には、産後の宅食サービスの選び方のような情報を紹介するのもひとつの方法です。

病棟・ナースステーションは静音性と省スペースを優先する

入院患者がいる病棟やナースステーションでは、夜間の動作音が気にならないことと、狭い通路やカウンターにも置けることが大切です。ウォーターサーバーは冷却用のコンプレッサーが動くときに音が出るため、病室の近くに置く場合は静音性を事前に確認しておきましょう。

ナースステーションやスタッフルームには、卓上型のLocca littaやfeel free putioなど、場所を取らない機種が向いています。夜勤のスタッフが温かい飲み物をすぐに作れることは、長時間勤務の負担を和らげることにもつながります。光センサーで夜間に自動でエコモードになる機種を選べば、電気代も抑えられます。

歯科医院・調剤薬局はうがいや服薬に使いやすい常温水も検討する

歯科医院では、治療前後のうがいや、治療後に口をすすぎたい患者さんのために水を用意することがあります。知覚過敏の患者さんにとって冷たすぎる水はしみることがあるため、常温水を出せる機種が便利です。

調剤薬局では、薬をその場で飲みたい患者さんへの対応が中心になります。常温水や白湯が出せるエブリィフレシャス tall、ウォータースタンド ピュアライフ S、ハミングウォーター flowsなどの浄水型は、カウンター周りにも置きやすく使い勝手がよいでしょう。服薬用の水は、薬剤師が飲み方を説明しながら渡せるよう、投薬カウンターの近くに置くとスムーズです。

紙コップ・ゴミ箱・感染対策の掲示物までセットで用意する

ウォーターサーバーを置くときは、本体だけでなく周辺の備品もセットで準備しておきましょう。

備品 ポイント
紙コップとディスペンサー 1個ずつ取り出せるディスペンサーにすると、ほかの人のコップに手が触れにくい
フタ付きのゴミ箱 使用済みの紙コップを捨てる場所をサーバーのすぐ横に置く
吸水マット・ペーパータオル こぼれた水で床が滑らないよう、足元に吸水マットを敷く
掲示物 「紙コップは1回ごとに使い捨て」「注ぎ口に口やコップを当てない」「熱湯注意」「検査前の方はスタッフに確認」などを掲示
手指消毒剤 サーバーの近くに置き、使う前の手指衛生を促す

とくに感染症が流行する時期は、マイボトルへの給水を断る、注ぎ口に触れないよう案内するなど、院内の感染対策のルールに合わせた使い方を掲示しておくと安心です。

院内の衛生管理に組み込むウォーターサーバーのお手入れルール

ウォーターサーバーを清潔に保つには、メーカー任せにせず、院内の衛生管理の一部として日々のお手入れを仕組み化することが大切です。ここでは、無理なく続けられるお手入れのルールづくりをご紹介します。

毎日・毎週・毎月でやることを分けて担当者を決める

お手入れが続かない一番の原因は、「誰がいつやるのか」が決まっていないことです。頻度ごとにやることを分け、担当者とチェック表を用意しておきましょう。

頻度 やること 担当の例
毎日(診療終了時) 注ぎ口・ボタン・受け皿を拭く、受け皿の水を捨てる、紙コップとゴミ箱を補充・回収する 受付・クラーク
毎週 受け皿を取り外して洗う、本体の外装を拭く、給水タンク式はタンクを洗う 当番制のスタッフ
毎月 背面や側面のほこりを掃除する、フィルターの交換時期とチャイルドロックの動作を確認する 事務長・総務担当

チェック表はサーバーの近くか、スタッフルームに貼っておくと実施漏れを防げます。院内感染対策委員会や衛生管理のマニュアルに、ウォーターサーバーの項目を加えておくと、担当者が替わってもルールが引き継がれます。

注ぎ口・受け皿は患者さんが触れる場所として重点的に拭く

ウォーターサーバーの中で最も汚れやすいのが、注ぎ口と受け皿です。紙コップの縁が注ぎ口に触れたり、こぼれた水が受け皿に溜まったりするため、雑菌が繁殖しやすい場所になります。

注ぎ口は、メーカーの取扱説明書で使える洗剤やアルコールを確認したうえで、清潔な布やペーパーで拭き取ります。ボタンやレバーも多くの人が触れる場所なので、ドアノブや手すりと同じように高頻度接触面として日常清掃の対象に含めるとよいでしょう。受け皿は毎日水を捨て、週に1回は取り外して洗います。

なお、使える薬剤や拭き方はメーカーや機種によって異なります。強い薬剤を使うと樹脂部分が傷むことがあるため、必ず取扱説明書の指示に従ってください。

メーカーの定期メンテナンスやサーバー交換の頻度を確認する

サーバー内部のタンクやパイプは、院内のスタッフでは掃除できません。そのため、メーカーによる定期メンテナンスやサーバー交換がどのくらいの頻度で行われるかを確認しておくことが大切です。

機種 メンテナンス・交換の内容
ウォータースタンド プライムスタンド 6か月ごとの訪問メンテナンス(フィルター交換・清掃)
feel free putio 1年に1度サーバーを丸ごと交換、フィルターは半年ごと
クリクラFit 1年に1度サーバーを交換
アクアクララ アクアスリム 2年に1度のプロによる定期メンテナンス
アルピナウォーター エコサーバー 4年に1度の無料メンテナンス
ハミングウォーター flows フィルターは8か月ごとに自動配送(交換はセルフ)

メーカーによるメンテナンスがない機種は、自動クリーン機能に頼る分、日々の外側のお手入れがより重要になります。衛生管理をできるだけ外部に任せたいなら、訪問メンテナンスやサーバー交換がある機種を選ぶと、スタッフの負担と衛生面の不安を同時に減らせます。

病院のウォーターサーバーに関するよくある質問

最後に、病院・クリニックへのウォーターサーバー導入を検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。

病院のウォーターサーバーの料金相場はいくらですか?

この記事で紹介した機種でみると、給水タンク式の浄水型は月額約2,400〜3,800円の定額、水道直結型は月額5,500円程度が目安です。宅配型は月24Lで水代が約2,700〜4,300円、これにレンタル料やサポート料(0〜1,100円程度)が加わります。いずれも別途電気代が月400〜1,000円ほどかかります。

来院数が多く水の使用量が多い施設ほど、宅配型は水代がかさむため、定額制の浄水型のほうがトータルで割安になりやすい傾向があります。

ウォーターサーバーの水は薬を飲むときに使っても大丈夫ですか?

一般的な飲み薬であれば、ウォーターサーバーの水で飲んでも問題ないとされています。RO水や浄水型の水、軟水の天然水は硬度が低く、服薬に使いやすい水です。冷たい水が苦手な人には、常温水や白湯を出せる機種が便利です。

ただし、薬によっては飲み方に指示があるものもあります。個別の薬の飲み方は、処方した医師や薬剤師の指示に従うよう患者さんに案内してください。なお、日本の水道水は環境省が定める水道水質基準を満たして供給されており、浄水型はそれをさらにフィルターでろ過して使います。

個人契約のウォーターサーバーを病院で使ってもいいですか?

多くのウォーターサーバーは個人・法人どちらでも申し込めますが、家庭向けプランは家庭での利用を前提にした料金設定になっていることがあります。病院やクリニックで使う場合は、申し込み前に事業所での利用が可能か、法人名義で契約できるかを確認しておきましょう。

院長個人の名義で契約すると、経費処理や院長交代時の名義変更が面倒になることもあります。医療法人の場合は法人名義で契約し、請求書払いや口座振替に対応しているサービスを選ぶと管理がしやすくなります。

入院中の病室にウォーターサーバーを置けますか?

入院患者が個人で病室にウォーターサーバーを持ち込むことは、多くの病院で認められていません。電気製品の持ち込みには病院の許可が必要なことが多く、スペースや安全面の問題もあるためです。

病院側が個室や特別室にサービスとして設置する例はありますが、その場合も温水によるやけどや転倒のリスクを考え、温水ロックの徹底や設置場所の工夫が必要です。病棟では、ナースステーションや談話室などの共用スペースに置くのが一般的です。

停電や災害のときにウォーターサーバーは使えますか?

停電すると冷却・加熱の機能は止まりますが、機種によっては常温の水を取り出せます。この記事で紹介した中では、クリクラFitは電気を使わずに常温水が出せ、プレミアムウォーター スリムサーバー4には非常用コックが付属しています。コスモウォーター smartプラスNextは、別売りの非常用電源ユニットをつなげば常温水を使えます。

宅配型のボトルは、未開封なら災害時の備蓄水としても役立ちます。農林水産省の家庭備蓄ポータルでは飲料水の備蓄の考え方が紹介されているので、院内の防災備蓄を見直す際の参考にしてください。ローリングストックとして少し多めにボトルをストックしておくと、断水時の備えにもなります。

お試しやレンタルで導入前に使い勝手を確かめられますか?

ウォーターサーバーはほとんどがレンタル契約のため、購入するよりも気軽に始められます。ただし、契約期間内に解約すると解約金や手数料がかかる機種が多いので、お試し感覚で始めるなら契約期間に注意が必要です。

短期間から試したい場合は、縛りなしプランがあるウォータースタンド ピュアライフ Sや、1年契約のプランがあるfeel free putioが選びやすいでしょう。メーカーによっては無料お試しキャンペーンを実施していることもあるので、申し込み前に公式サイトで最新のキャンペーンと解約条件を確認しておくと安心です。

まとめ|病院のウォーターサーバーは衛生面とスタッフの負担で選ぼう

病院・クリニックにウォーターサーバーを置くと、患者さんの水分補給や服薬をサポートでき、待合室の満足度アップやスタッフの働きやすさにもつながります。一方で、不特定多数が使う医療機関ならではの衛生管理や、やけど防止、スタッフの負担には十分な配慮が必要です。

選ぶときのポイントをおさらいすると、次のとおりです。

  • 衛生面:UV除菌やクリーン機能、訪問メンテナンスやサーバー交換があるか
  • 安全面:温水ロックが常時かかり、全操作ロックなどで誤操作を防げるか
  • スタッフの負担:ボトル交換が不要な浄水型か、足元交換・軽量ボトルの宅配型か
  • 水の種類:服薬やミルク作りに使いやすい軟水か
  • 契約・支払い:法人名義や請求書払い、契約期間が施設に合うか

迷ったら、ボトル交換がなく定額で使える浄水型のエブリィフレシャス tall、宅配型なら足元交換とWクリーン機能を備えたコスモウォーター smartプラスNextから検討してみてください。来院数が多い施設なら、訪問メンテナンス付きの水道直結型ウォータースタンド プライムスタンドも有力な選択肢です。

患者さんにもスタッフにもやさしい1台を選んで、院内の過ごしやすさを一段と高めていきましょう。

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