記事

2026/10/11

【2026年最新】水道直結ウォーターサーバーおすすめ7選を徹底比較|工事費・月額料金も解説

重たいボトルを運んで交換するのがつらい、空きボトルの置き場所や処分が面倒、注文を忘れて水を切らしてしまった……。ウォーターサーバーは便利な一方で、こうした手間に悩む人は少なくありません。そんな悩みをまとめて解決してくれるのが、水道管とサーバーをつないで、浄水した水が自動で補充される水道直結型ウォーターサーバーです。

ただ、水道直結型は設置工事が必要だったり、月額料金や解約条件が機種ごとに大きく違ったりと、契約前に確認しておきたいポイントがたくさんあります。そこでこの記事では、2026年最新の水道直結型ウォーターサーバー7機種を、月額料金・初期費用・浄水方式・メンテナンス方法・解約金の観点で徹底比較しました。

あわせて、補充型・宅配型との違い、年間コストの目安、賃貸住宅で付けるときの注意点、よくある質問までまとめています。読み終えるころには、あなたの暮らしに合う1台がきっと見つかるはずです。

水道直結ウォーターサーバーとは?補充型・宅配型との違い

水道直結型ウォーターサーバーは、キッチンの水道管から分岐させた水をサーバー内のフィルターでろ過し、冷水・温水として使えるようにする仕組みのサーバーです。同じ浄水型でも自分で水を注ぐ補充型とは使い勝手が大きく違い、天然水が届く宅配型とは料金体系そのものが異なります。まずは基本の仕組みとほかのタイプとの違いを押さえておきましょう。

水道管から自動で給水される仕組み

水道直結型は、キッチンの蛇口や止水栓に分岐水栓(分岐アダプター)を取り付け、そこから細いホースでサーバーへ水道水を引き込む仕組みです。サーバーに入った水道水はフィルターで残留塩素やにごりなどを取り除かれ、冷水タンクや温水タンク(機種によってはタンクを持たず瞬間的に加熱)へ送られます。

水を使った分だけ水道から自動で補充されるので、ボトル交換も給水も必要ありません。ホースは水栓から数メートル延ばせるのが一般的で、たとえばウォータースタンドでは水栓から最大10mまで離して設置できると案内されています(水圧によっては短くなる場合あり)。

工事といっても、壁に穴を開けるような大がかりなものではなく、分岐水栓の取り付けとホースの配管が中心です。直結型の取り付け時間は60分程度が目安とされています。

水道水を自分で注ぐ補充型との違い

同じ浄水型でも、補充型(給水タンク式)はサーバー上部や内部のタンクに自分で水道水を注ぐタイプです。工事が不要で、届いたその日からコンセントにつなぐだけで使えるのが最大の魅力です。

一方で、タンクの容量は数リットル程度のことが多く、家族で料理にもたっぷり使う家庭では1日に何度も給水が必要になります。水道直結型は給水の手間がゼロで、出水量も多く一度に大量の水を使っても途切れにくいのが強みです。

料金面では、工事費や配管部材がかからない分、補充型のほうが月額・初期費用ともに安い傾向があります。手間をどこまで減らしたいか、置き場所を自由に選びたいかで選び分けるとよいでしょう。

天然水ボトルが届く宅配型との違い

宅配型は、天然水やRO水が入った12L前後のボトルが定期的に届くタイプです。採水地ごとの味の違いを楽しめるのが魅力ですが、水代は使った量に応じてかかる従量制で、ボトル交換・受け取り・保管の手間がついて回ります。

水道直結型は、水の原料が水道水なので月額のレンタル料金を払えば飲み放題・使い放題になります。料理や炊飯、製氷などに気兼ねなく使えるので、家族の人数が多いほど割安感が出ます。

ただし、天然水ならではの味や、ミネラルの風味を楽しみたい人には宅配型のほうが満足度は高いでしょう。宅配型も含めて検討したい人は、宅配型・浄水型の人気20機種を比較したウォーターサーバーおすすめランキングもあわせてチェックしてみてください。

浄水器との違いは冷水・温水がすぐ使えること

水道水をろ過するという点では、蛇口に付ける浄水器やビルトイン浄水器と似ています。大きな違いは、ウォーターサーバーは冷水と温水をボタン一つですぐに出せることです。

浄水器はろ過した常温水が出るだけなので、冷たい水は冷蔵庫で冷やし、お湯はケトルで沸かす必要があります。水道直結型サーバーなら、朝のコーヒーやカップスープ、子どもの水筒づくりまでその場で完結します。

その分、浄水器にはない電気代や月額料金がかかります。冷水・温水を日常的によく使う家庭ほど、水道直結型サーバーのメリットを実感しやすいでしょう。

【2026年最新】水道直結型ウォーターサーバーおすすめランキング7選

ここからは、2026年10月時点で新規申込を受け付けている水道直結型ウォーターサーバー7機種を、ランキング形式でご紹介します。月額料金だけでなく、初期費用、浄水性能、メンテナンスの手軽さ、解約条件まで含めた総合的な使いやすさで順位を決めました。まずは比較表で全体像をつかんでから、気になる機種の詳細をチェックしてみてください。

機種名 月額料金(税込) 初期費用(税込) 設置タイプ ろ過方式 メンテナンス 解約金・撤去費
ウォータースタンド ガーディアンウォータースタンド ガーディアン 4,400円 0円 卓上 ナノトラップフィルター(2段階) セルフ(6か月ごとにフィルター配送) なし
楽水 ピュレスト(スタンドタイプ)楽水 ピュレスト(スタンドタイプ) 3,850円(ライトプラン) 13,200円(DIY設置なら5,500円) 床置き 3段階フィルター(RO選択可) カートリッジ無料配送 3年未満は残り月数×月額の40%
ウォータースタンド アイコンウォータースタンド アイコン 4,400円(Web申込は2〜4か月目半額) 0円 卓上 ナノトラップ+イノセンスフィルター セルフ(6か月ごとにフィルター配送) なし
AQUA STYLE RicoAQUA STYLE Rico 3,630円 0円(北海道・沖縄・離島は送料別) 床置き カーボン+ウルトラフィルター 年1回のフィルター交換(無料) 60か月未満は残り月数×月額の40%
ウォータースタンド S3ウォータースタンド S3 5,280円 9,900円 卓上 RO(逆浸透膜)3段階 定期訪問メンテナンス 1年未満の撤去は6,600円
ウォーターロジック Cubeウォーターロジック Cube 6,578円(Cube Style) 0円(分岐点から5m超は別見積) 卓上 活性炭+UV照射 年2回のカートリッジ等交換込み 申込時に要確認
ウォータースタンド ネオウォータースタンド ネオ 3,850円 9,900円 卓上 3段階フィルター 定期訪問メンテナンス 1年未満の撤去は6,600円

※料金は2026年10月時点で各公式サイトに掲載されている税込価格です。水道代・電気代は別途かかります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

1位:ウォータースタンド ガーディアン|3段階の瞬間温水を備えた水道直結の定番卓上モデル

ウォータースタンド ガーディアン

運営会社 ウォータースタンド株式会社
月額料金(税込) 4,400円
初期費用 0円(セルフメンテナンス機種はレンタル料金のみ)
解約金・撤去費 なし(セルフメンテナンス機種は利用期間にかかわらず0円)
サイズ・重量 幅230×奥行230(受け皿装着時302)×高さ471mm/10.6kg
温度 冷水5〜8℃/温水 約93℃・約85℃・約75℃の3段階/常温水
フィルター ナノトラップフィルター(2段階ろ過)・6か月ごとに配送
電気代の目安 月約150円(冷水18L・温水18L使用時、27円/kWhで算出)
カラー ホワイト/ブラック
メリット
  • 温水タンクを持たない設計で、電気代が月約150円と非常に安い
  • 温水を約93℃・85℃・75℃の3段階で使い分けられる
  • 初期費用・解約金がかからず気軽に始めやすい
  • 幅・奥行23cmの省スペース設計でシンク脇にも置ける
デメリット
  • フィルター交換やお手入れは自分で行う必要がある
  • RO水ではないため、より徹底したろ過を求める人には物足りない
  • タンクレスなので断水時に貯水を使うことはできない

ガーディアンは、浄水型ウォーターサーバーの大手・ウォータースタンドの水道直結モデルです。最大の特徴は、温水をためておくタンクを持たず、必要なときに必要な分だけ加熱する仕組みであること。保温のための電力がかからないため、公式の試算では電気代が月約150円と、一般的なウォーターサーバーと比べてもかなり低く抑えられています。

温水は約93℃・85℃・75℃の3段階から選べるので、熱湯が必要なカップ麺、少し温度を下げたいコーヒーや緑茶など、用途に合わせた使い分けが可能です。抽出量も約120ml・180ml・300mlから選べ、抽出口の高さも調整できるので、マグカップから背の高いボトルまでスムーズに注げます。

料金は月額4,400円のレンタル料のみ。フィルター交換を自分で行うセルフメンテナンス機種のため、初回設置費や1年未満の撤去費用がかからないのも大きな魅力です。新しいフィルターは6か月ごとに届くので、交換を忘れる心配もありません。電気代まで含めたトータルコストと、使いやすさのバランスが最も優れた1台です。

2位:楽水 ピュレスト(スタンドタイプ)|冷水3段階とクリーン機能で家族の使用量にも対応

楽水 ピュレスト(スタンドタイプ)

運営会社 有限会社プラス1・コミュニケーションズ(楽水ウォーターサーバー)/製品はダイオーズの「ピュレスト」
月額料金(税込) ライトプラン・DIYプランとも3,850円/ROプラン4,950円(6年目以降・10年目以降は長期割で値下がり)
初期費用(税込) ライトプラン13,200円(業者が設置)/DIYプラン5,500円(自分で設置)
契約期間・解約金 初回3年契約(4年目以降は毎月自動更新)/3年未満の解約は残り月数×月額の40%+撤去費・返送費の実費
サイズ・重量 高さ1,050×幅320×奥行350mm/約26.5kg
温度・タンク容量 冷水 約5℃・8℃・12℃の3段階/温水 約90℃(95℃の再加熱機能あり)/冷水3.0L・温水1.6L
フィルター セディメントカーボン・UF(ウルトラ)・ポストカーボンの3本(PFAS等除去対応)/カートリッジは無料配送
主な機能 タッチパネル・クリーン機能・チャイルドロック・ECO機能
オプション 安心パック 月572円(故障時の入れ替え訪問が無料)
メリット
  • 冷水の温度を3段階で選べ、95℃の再加熱にも対応
  • 冷水3.0L・温水1.6Lの大きめタンクで家族の使用量にも対応
  • 長く使うほど月額が下がる長期割がある
  • 自分で設置するDIYプランなら初期費用5,500円に抑えられる
デメリット
  • 3年契約で、途中解約すると残り月数に応じた解約金がかかる
  • 床置きで約26.5kgと重く、設置スペースが必要
  • 故障時の訪問対応は有料オプションの安心パックが前提

楽水(らくみず)は、福岡に拠点を置く水道直結ウォーターサーバーのレンタルサービスで、本体にはダイオーズの高機能浄水機「ピュレスト」を採用しています。スタンドタイプは高さ1,050mmの床置き型で、冷水3.0L・温水1.6Lのタンクを備えているため、料理や麦茶づくりなどで一度にたくさん使う家庭でも安心です。

冷水は約5℃・8℃・12℃の3段階から選べ、キンキンに冷えた水が苦手な子どもや、常温に近い水を飲みたい人にも合わせやすい設計です。温水は約90℃で、より熱いお湯が欲しいときは95℃の再加熱機能が使えます。クリーン機能やチャイルドロック、ECO機能もそろっており、ファミリー向けの装備が充実しています。

料金はライトプラン・DIYプランともに月額3,850円で、6年目以降は2,750円、10年目以降は2,200円まで下がる長期割があります。ろ過はセディメントカーボン・UF・ポストカーボンの3本のフィルターで行い、ROプラン(月額4,950円)を選ぶこともできます。3年契約が前提なので、長く腰を据えて使える家庭に向いています。

3位:ウォータースタンド アイコン|UVクリーン機能付きのコンパクトな卓上型

ウォータースタンド アイコン

運営会社 ウォータースタンド株式会社
月額料金(税込) 4,400円(公式Webからの新規申込で2か月目〜4か月目は半額)
初期費用 0円(セルフメンテナンス機種はレンタル料金のみ)
解約金・撤去費 なし(セルフメンテナンス機種は利用期間にかかわらず0円)
サイズ・重量 幅180×奥行340×高さ385mm/7.6kg
温度・タンク容量 冷水5〜8℃(冷水タンク1.0L)/温水 約90℃・約80℃・約70℃(タンクなし)/常温水
フィルター ナノトラップフィルター+イノセンスフィルター・6か月ごとに配送
衛生機能 未使用が6時間続くと自動で15分間のUVクリーン
電気代の目安 月518円(冷水18L・温水18L使用時)
メリット
  • 幅18cmとシリーズ屈指のスリムさで、狭いキッチンにも置きやすい
  • 自動UVクリーン機能で衛生面に配慮されている
  • 初期費用・解約金が0円で、Web申込なら2〜4か月目が半額
  • 本体の状態を音声で知らせてくれるので操作が分かりやすい
デメリット
  • 冷水タンクが1.0Lと小さく、一度に大量の冷水を使うと温度が上がりやすい
  • フィルター交換やお手入れは自分で行う必要がある
  • 電気代はガーディアンより高めの月518円

アイコンは、ウォータースタンドのナノシリーズに属するコンパクトな水道直結モデルです。幅180mm・奥行340mmという省スペース設計で、食器や調理家電で置き場所が限られがちなキッチンでも、ちょっとしたすき間に収まります。重さも7.6kgと軽く、圧迫感がありません。

衛生面では、使わない状態が6時間続くと自動で15分間のUVクリーン機能が作動します。温水は約90℃・80℃・70℃から選べ、タンクを持たない構造なのでいつでもその場で加熱した温水を使えます。本体の状態や動作を音声で知らせてくれる機能もあり、初めて水道直結型を使う人でも操作に迷いにくいでしょう。

料金は月額4,400円で、ガーディアンと同じくセルフメンテナンス機種のため初回設置費も解約金もかかりません。2026年10月時点では、公式Webページから新規で申し込むと2か月目から4か月目のレンタル料が半額になる特典が用意されています。コンパクトさを最優先したい一人暮らしや二人暮らしにぴったりです。

4位:AQUA STYLE Rico|スリムな床置き型で温水チャイルドロックも付いて安心

AQUA STYLE Rico

運営会社 AQUA STYLE(アクアスタイル)
月額料金(税込) 3,630円(水・サーバー代込みの定額)
初期費用 設置・配送0円(北海道・沖縄・離島は別途送料。分岐箇所により部材費・特殊工賃が発生する場合あり)
契約期間・解約金 60か月未満の解約は残り契約月数×レンタル料の40%
サイズ 幅260×奥行462×高さ1,120mm
温度・タンク容量 冷水 約6℃・温水 約85℃/冷水3.2L・温水2.0L
フィルター カーボンフィルター+ウルトラフィルター/交換は年1回(無料)
安全機能 温水チャイルドロック
カラー クリアホワイト/ピアノブラック
メリット
  • 月額3,630円と今回の7機種の中で最安クラス
  • 設置・配送・フィルター交換が0円のシンプルな料金体系
  • 冷水3.2L・温水2.0Lのタンクで出水量にも余裕がある
  • 他社サーバーの解約金を補填するキャンペーンがある
デメリット
  • 5年(60か月)契約が前提で、途中解約の解約金が大きくなりやすい
  • 温水温度は約85℃の1段階のみ
  • 日常のお手入れ(コック・ノズル・受け皿の洗浄)は自分で行う

AQUA STYLEの「Rico(リコ)」は、高さ1,120mm・幅260mmのスリムな床置き型の水道直結サーバーです。料金は月額3,630円の定額で、設置や配送、年1回のフィルター交換まで追加費用0円というシンプルさが魅力。1日平均11Lまで使っても定額で使い放題とされており、料理や炊飯にも遠慮なく使えます。

フィルターはカーボンフィルターとウルトラフィルターの2種類で、水道水の臭みや不要な物質を取り除きます。冷水3.2L・温水2.0Lと床置き型らしい大きめのタンクを備え、温水にはチャイルドロックが付いているので小さな子どもがいる家庭でも安心です。取り付け作業は30分程度で、専門スタッフが訪問して行います。

注意したいのは、60か月未満で解約すると「残り契約月数×レンタル料の40%」の解約金がかかる点です。たとえば2年で解約すると、残り36か月×3,630円×40%で約5.2万円になります。一方で、他社サーバーから乗り換える場合は他社の解約金を補填してもらえるキャンペーン(申請は設置日から90日以内)が用意されているので、宅配型からの乗り換えを考えている人には有力な選択肢です。

5位:ウォータースタンド S3|ROフィルターで不純物をしっかり除去したい人向け

ウォータースタンド S3

運営会社 ウォータースタンド株式会社
月額料金(税込) 5,280円
初回設置費(税込) 9,900円(本体設置・初期設定・分岐水栓金具・設置部材・出張料・廃材撤去込み)
解約金・撤去費 設置から1年未満の撤去・機種変更は6,600円(税込)
サイズ・重量 幅260×奥行483(受け皿装着時525)×高さ510mm/17.3kg
温度・タンク容量 冷水5〜8℃・温水85〜93℃/冷水2.5L・常温水2.5L・温水1.0L
フィルター ネオセンスフィルター(前処理)+メンブレンフィルター(RO逆浸透膜)+イノセンスフィルター(後処理)・6か月ごとに交換
メンテナンス 定期訪問メンテナンス(タンク内・抽出口の清掃、動作確認)込み
電気代の目安 月656円(冷水・温水各18L使用時)
メリット
  • RO(逆浸透膜)フィルターで微細な不純物まで取り除ける
  • 専門スタッフの定期訪問でフィルター交換・清掃を任せられる
  • 常温水タンクもあるので断水時にも貯水を使える
デメリット
  • 月額5,280円と、ウォータースタンドの家庭向け直結機種の中では高め
  • 初回設置費9,900円がかかる
  • 1年未満で撤去すると6,600円の撤去費がかかる

S3は、ウォータースタンドのプレミアムシリーズに位置づけられるRO(逆浸透膜)フィルター搭載の水道直結モデルです。前処理のネオセンスフィルター、ろ過の要となるメンブレンフィルター、後処理のイノセンスフィルターという3段階のフィルターシステムで、水道水に含まれる微細な物質までしっかり取り除きます。

RO水はミネラル分もほぼ取り除かれるため、すっきりとクセのない味わいになるのが特徴です。冷水・常温水・温水それぞれにタンクを備えているので、断水時でもタンク内にためた水を使えます。横幅26cmのスリム設計で、キッチンに置いても圧迫感はそれほどありません。

月額は5,280円とやや高めですが、専門スタッフによる定期訪問メンテナンスとフィルター交換が料金に含まれているので、お手入れの手間を最小限にしたい人には安心感があります。浄水性能とメンテナンスの手厚さを優先したい人に向いた1台です。

6位:ウォーターロジック Cube|UV照射と活性炭のハイブリッドで衛生面を重視したい人向け

ウォーターロジック Cube

販売・レンタル アルコニックス株式会社(ウォーターロジック日本総代理店)
月額料金(税込) 6,578円(定額レンタルサービス「Cube Style」)
設置費用 0円(給水分岐点から5m以上離れる場合は別途見積)
メンテナンス カートリッジ等の年2回の交換込み
サイズ・重量 幅296×高さ375×奥行425mm/17.6kg
温度・タンク容量 冷水5℃・温水87℃・高温水97℃・常温水/冷水1.4L・温水1.3L
ろ過方式 活性炭ろ過+吐水口の先端までUV-Cを照射する「ファイヤーウォール」
認証 NSF/ANSI55 Class A、NSF P231に基づく除菌性能(バクテリア99.9999%・ウイルス99.99%)
主な機能 指先タッチセンサー・チャイルドプルーフ・スリープモード
メリット
  • 吐水口の先端までUVを照射し、逆汚染への対策が徹底している
  • 温水87℃と高温水97℃を使い分けられる
  • 国際的な第三者認証を取得していて衛生面の根拠が明確
デメリット
  • 月額6,578円と今回の7機種の中で最も高い
  • 定額レンタルはオフィス向けの案内が中心で、個人宅の契約条件は事前確認が必要
  • カラーはシルバーのみで、インテリアを選ぶ

Cube(キューブ)は、イギリス発の浄水サーバーブランド、ウォーターロジックの水道直結型UVハイブリッド浄水サーバーです。活性炭で残留塩素や汚染物質をろ過したあと、水がコップに注がれる直前の吐水口の先端までUV-C(紫外線)を照射する独自技術「ファイヤーウォール」を搭載しています。

この仕組みにより、吐水口から雑菌が入り込んで繁殖する「逆汚染」を防ぎ、公式ではバクテリア除去率99.9999%、ウイルス除去率99.99%と案内されています。温水は87℃、高温水は97℃に設定されていて、料理やスープづくりにもすぐに熱いお湯を使えます。チャイルドプルーフ機能も付いています。

定額レンタル「Cube Style」は月額6,578円で、設置費用は0円、カートリッジなどの年2回の交換も料金に含まれています。料金は高めですが、衛生面の根拠を最も重視したい人には有力な選択肢です。なお、Cube Styleはオフィス導入を中心に案内されているので、家庭で使いたい場合は契約期間や解約条件を申込前に確認しておきましょう。

7位:ウォータースタンド ネオ|月額を抑えつつ冷水・温水が使える卓上型

ウォータースタンド ネオ

運営会社 ウォータースタンド株式会社
月額料金(税込) 3,850円
初回設置費(税込) 9,900円(本体設置・分岐水栓金具・出張料など込み)
解約金・撤去費 設置から1年未満の撤去・機種変更は6,600円(税込)
サイズ・重量 幅260×奥行397(受け皿装着時505)×高さ500mm/18.0kg
温度・タンク容量 冷水5〜8℃・温水85〜93℃/冷水2.5L・常温水2.5L・温水1.0L
フィルター ネオセンス・ナノトラップ・イノセンスの3段階フィルター・6か月ごとに交換
メンテナンス 定期訪問メンテナンス込み
電気代の目安 月859円(冷水・温水各18L使用時)
メリット
  • 月額3,850円でスタッフによる定期訪問メンテナンスが受けられる
  • 冷水・常温水2.5Lずつのタンクで一度に使える量が多い
  • 3段階フィルターでしっかりろ過できる
デメリット
  • 初回設置費9,900円がかかる
  • 電気代の目安が月859円と、ガーディアンやアイコンより高い
  • 重量18.0kgで、設置する台には一定の強度が必要

ネオは、ウォータースタンドの水道直結型の中でも月額3,850円と手ごろな価格で使えるナノシリーズのモデルです。専門スタッフが定期的に訪問してフィルター交換やタンク内の清掃を行ってくれるので、お手入れを自分でするのが不安な人でも安心して使えます。

冷水と常温水にそれぞれ2.5L、温水に1.0Lのタンクを備えており、家族で続けて使っても冷水がぬるくなりにくいのが特徴です。フィルターはネオセンス・ナノトラップ・イノセンスの3段階で、ミネラル分を残しながら水道水の気になる成分を取り除きます。

初回設置費9,900円と1年未満の撤去費6,600円はかかりますが、訪問メンテナンス付きの機種としては月額が安いのが強みです。電気代はやや高めなので、月額と電気代を合わせた総額で他機種と比べてみましょう。

水道直結ウォーターサーバーの料金比較|月額・工事費・電気代を一覧で

水道直結型は、月額料金だけを見て選ぶと失敗しやすいサーバーです。初回の設置工事費、フィルター交換やメンテナンスの費用、電気代、そして途中解約したときの解約金まで含めて比べることで、本当にお得な1台が見えてきます。ここでは主要な費用を一覧で比べながら、相場と注意点を解説します。

機種名 月額料金(税込) 初期費用(税込) 電気代の目安(公式) 初年度の費用目安(月額×12+初期費用)
ウォータースタンド ガーディアンウォータースタンド ガーディアン 4,400円 0円 月約150円 52,800円
楽水 ピュレスト(スタンドタイプ)楽水 ピュレスト(スタンドタイプ) 3,850円 13,200円(DIYは5,500円) 公式に記載なし 59,400円(DIYは51,700円)
ウォータースタンド アイコンウォータースタンド アイコン 4,400円 0円 月518円 52,800円(Web申込の半額特典適用で46,200円)
AQUA STYLE RicoAQUA STYLE Rico 3,630円 0円 公式に記載なし 43,560円
ウォータースタンド S3ウォータースタンド S3 5,280円 9,900円 月656円 73,260円
ウォーターロジック Cubeウォーターロジック Cube 6,578円 0円 公式に記載なし(消費電力480W) 78,936円
ウォータースタンド ネオウォータースタンド ネオ 3,850円 9,900円 月859円 56,100円

※初年度の費用目安には電気代・水道代を含みません。電気代の目安はウォータースタンドの公式試算(冷水・温水各18L使用時、27円/kWh)です。

月額レンタル料の相場

今回比較した7機種の月額料金は、3,630円〜6,578円の範囲に収まっています。家庭向けの水道直結型に絞ると、4,000円前後が相場といえるでしょう。

月額料金に含まれるものは機種によって違います。ウォータースタンドや楽水は、フィルター代や故障時の修理費用が月額に含まれているのが基本です。ウォータースタンドのS3やネオのように専門スタッフの定期訪問まで含まれている機種もあれば、ガーディアンやアイコンのようにフィルター交換を自分で行う代わりに初期費用・解約金をなくしている機種もあります。

また、楽水のように長く使うほど月額が下がる長期割を用意しているサービスもあります。月額料金を比べるときは、何年使う予定か、そしてメンテナンスを任せたいか自分でやるかを決めてから比べると、条件をそろえやすくなります。

設置工事費とキャンペーンで無料になるケース

水道直結型ならではの費用が、初回の設置工事費です。今回の7機種では、0円〜13,200円と大きな差がありました。

ウォータースタンドの場合、セルフメンテナンス機種(ガーディアン・アイコンなど)はレンタル料金のみで、その他の機種は初回設置費9,900円がかかります。この9,900円には本体の設置、分岐水栓金具、設置部材、出張料、廃材撤去費用まで含まれています。楽水は業者設置のライトプランで13,200円ですが、自分で取り付けるDIYプランを選べば5,500円に抑えられます。AQUA STYLE RicoやCube Styleは設置費0円です。

ただし、どの機種でも水栓の形状によって別売の分岐水栓が必要になる場合や、壁の穴あけ・配管カバー(モール)施工が必要な場合は追加費用がかかることがあります。楽水の場合、別売分岐水栓は3,300円〜、モールは1本2,200円〜と案内されています。申込前にキッチンの水栓の写真を送って見積もってもらうと安心です。

フィルター交換・メンテナンス費用

浄水型のサーバーは、フィルターを定期的に交換しないとろ過性能が落ちてしまいます。今回の7機種はいずれも、フィルター代が月額料金に含まれているので、交換のたびにお金がかかる心配はありません。

違いが出るのは交換の方法と頻度です。ウォータースタンドは6か月ごとの交換で、ガーディアン・アイコンは新しいフィルターが届いて自分で交換、S3・ネオは専門スタッフが訪問して交換します。AQUA STYLE Ricoは年1回、Cube Styleは年2回の交換が料金に含まれています。

楽水はカートリッジを無料で配送してくれますが、故障時に入れ替え作業で訪問してもらう「安心パック」は月572円の有料オプションです。故障やトラブル時の対応が月額に含まれているかどうかも、総額を比べるときのポイントになります。

宅配型の天然水と比べた年間コスト

宅配型ウォーターサーバーの水代は、12L前後のボトル1本あたり2,000円前後が一般的です。家族で月に24L(ボトル2本)使うと水代だけで月4,000円前後、年間では約5万円になり、たくさん使う家庭ほど費用が増えていきます。

一方、水道直結型は月額料金が定額なので、月に何リットル使っても料金は変わりません。たとえばAQUA STYLE Ricoなら年間43,560円、ガーディアンなら年間52,800円で、飲み水だけでなく料理や炊飯に使っても追加費用は水道代だけです。

使用量が少ない一人暮らしなら宅配型の従量制のほうが安く済むこともありますが、月に24L以上使う家庭なら水道直結型のほうが割安になりやすいといえます。なお、水道直結型には初期費用や解約金がかかる機種もあるので、契約期間全体の総額で比べるのがおすすめです。

ウォータースタンドの機種別比較|アイコン・ガーディアン・ネオの選び分け

水道直結型の中でも機種数が多く、ランキングにも4機種が入ったのがウォータースタンドです。特に家庭向けで人気のアイコン・ガーディアン・ネオは、見た目のサイズは近いものの、メンテナンス方法や初期費用、電気代に違いがあります。ここでは3機種の違いを比べながら、どんな人にどれが合うかを解説します。

機種名 月額料金(税込) 初回設置費 本体サイズ 温水温度 メンテナンス 電気代の目安
ウォータースタンド アイコンウォータースタンド アイコン 4,400円 0円 幅180×奥行340×高さ385mm 約90・80・70℃ セルフ 月518円
ウォータースタンド ガーディアンウォータースタンド ガーディアン 4,400円 0円 幅230×奥行230×高さ471mm 約93・85・75℃ セルフ 月約150円
ウォータースタンド ネオウォータースタンド ネオ 3,850円 9,900円 幅260×奥行397×高さ500mm 85〜93℃ 定期訪問 月859円

ウォータースタンド アイコン|卓上型で置き場所を取らずに使いたい人向け

ウォータースタンド アイコン

こんな人におすすめ キッチンが狭い一人暮らし・二人暮らし
設置スペース 幅180×奥行340mm(両サイド数cm・背面10cm以上の空きが必要)
重量 7.6kg(3機種で最軽量)
月額料金(税込) 4,400円(Web申込で2〜4か月目は半額)
初期費用・解約金 どちらも0円
衛生機能 自動UVクリーン(未使用6時間で15分間作動)
メリット
  • 3機種の中で最も幅が狭く、軽いので置き場所の自由度が高い
  • UVクリーン機能で使わない時間も衛生面に配慮されている
  • お試し感覚で始めやすい初期費用・解約金0円
デメリット
  • 冷水タンクが1.0Lで、大人数での連続使用には向かない
  • フィルター交換は自分で行う

アイコンを選ぶ決め手は、なんといっても幅180mmというコンパクトさです。炊飯器や電子レンジ、水切りかごなどでキッチンカウンターが埋まりがちな一人暮らし・二人暮らしの部屋でも、すき間に収まりやすいサイズ感です。

冷水タンクは1.0Lと小さめなので、家族で一気に冷水を使うと冷たさが追いつかないことがあります。飲み水や1〜2人分の調理に使う程度なら十分で、使わない時間は自動でUVクリーンが働くので衛生面も安心です。初期費用も解約金もかからないので、初めて水道直結型を試してみたい人にもぴったりです。

ウォータースタンド ガーディアン|温水の温度を使い分けたい家庭向け

ウォータースタンド ガーディアン

こんな人におすすめ お茶・コーヒー・料理でお湯をよく使う家庭
温水温度 約93℃・85℃・75℃の3段階
抽出量 約120ml・180ml・300mlから選択(抽出口の高さ調整可)
月額料金(税込) 4,400円
初期費用・解約金 どちらも0円
電気代の目安 月約150円(3機種で最安)
メリット
  • 3段階の温水と定量抽出で、飲み物や料理に合わせて使える
  • 電気代の目安が月約150円で、ランニングコストが最も安い
  • 幅・奥行23cmの正方形に近い形でシンク脇に収まりやすい
デメリット
  • 高さが471mmあるので、吊り戸棚の下に置く場合は高さの確認が必要
  • フィルター交換は自分で行う

ガーディアンは、お湯の温度にこだわりたい家庭に向いた機種です。約93℃はカップ麺やインスタント食品、約85℃はコーヒーや紅茶、約75℃は緑茶や白湯にと、飲み物や料理に合わせて温度を選べます。抽出量を約120ml・180ml・300mlから選べるので、計量カップを使わなくても決まった量を注げるのも便利です。

温水タンクを持たない構造のため電気代の目安は月約150円と3機種で最も安く、毎月の総額を抑えたい人にもおすすめです。月額はアイコンと同じ4,400円で、初期費用・解約金も0円。お湯をよく使うならアイコンよりガーディアンを選ぶと満足度が高いでしょう。

ウォータースタンド ネオ|月額料金と機能のバランスを重視する人向け

ウォータースタンド ネオ

こんな人におすすめ お手入れをプロに任せたい家族世帯
タンク容量 冷水2.5L・常温水2.5L・温水1.0L
メンテナンス 専門スタッフの定期訪問(清掃・動作確認・6か月ごとのフィルター交換)
月額料金(税込) 3,850円
初期費用 初回設置費9,900円
解約金・撤去費 1年未満の撤去・機種変更は6,600円
メリット
  • 3機種で最も月額が安く、定期訪問メンテナンスまで付いている
  • 冷水・常温水のタンクが大きく家族での連続使用に強い
  • タンク内の水を断水時にも使える
デメリット
  • 初回設置費9,900円がかかる
  • 電気代の目安が月859円と3機種で最も高い
  • 本体が大きく、重さも18.0kgある

ネオは、月額の安さと訪問メンテナンスの安心感を両立したい家族世帯に向いた機種です。冷水・常温水がそれぞれ2.5Lのタンクにたまっているので、家族が続けて水を飲んだり、料理でまとめて使ったりしても冷たさが保たれやすくなっています。

初回設置費9,900円と1年未満の撤去費6,600円がかかり、電気代もアイコン・ガーディアンより高めですが、月額は3,850円と3機種で最安です。数年単位で使う予定があり、フィルター交換や清掃を自分でやるのが面倒な人なら、ネオを選ぶと手間なく使い続けられます。

水道直結型ウォーターサーバーのメリット

水道直結型のメリットは、一言でいえば「水にまつわる手間がほとんどなくなること」です。ボトル交換や注文、受け取り、空き容器の処分といった、宅配型で当たり前だった作業から解放されます。ここでは、実際に使ってみて実感しやすいメリットを4つご紹介します。

水の補充やボトル交換がいらない

宅配型のボトルは12L前後で重さは12kg以上あり、これを持ち上げてサーバーにセットする作業は、女性や高齢の方、腰や肩に不安がある人にとって大きな負担です。補充型でも、数リットルのタンクに水道水を何度も注ぐ手間がかかります。

水道直結型なら、使った分だけ水道から自動で補充されるので、重いボトルを持ち上げる作業も給水作業も一切ありません。妊娠中の方や小さな子どもを抱えている家庭、高齢の家族と暮らす家庭でも、誰でも無理なく使い続けられます。

ボトルの置き場所や空き容器のゴミが出ない

宅配型では、予備のボトルを置いておくスペースが必要です。箱入りのボトルを2〜3本ストックすると、それだけで玄関や廊下の一角がふさがってしまいます。さらに使い終わったボトルは、つぶして資源ごみに出したり、回収日まで保管したりする必要があります。

水道直結型にはストックするボトルも、捨てる空き容器もありません。収納スペースに余裕のないマンションやアパートでも部屋がすっきりし、ごみ出しの手間も減らせます。プラスチックごみを減らせるので、環境に配慮したい人にもうれしいポイントです。

定額制で飲む量を気にせず使える

宅配型は使った分だけ水代がかかるため、料理や炊飯に使うのをためらってしまう人も多いでしょう。水道直結型は月額料金が定額なので、飲み水はもちろん、ご飯を炊く水、味噌汁やスープ、麦茶づくり、製氷まで、気兼ねなく使えます。

使えば使うほど1リットルあたりのコストが下がっていくので、家族の人数が多い家庭や、料理をよくする家庭ほどお得になります。夏場に水の消費量が増えても、料金が変わらないのは安心です。

水の注文忘れや受け取りの手間がない

宅配型では、配送日の調整や受け取り、注文し忘れによる水切れといった小さなストレスが積み重なりがちです。不在が続くと再配達の手配も必要になります。

水道直結型なら水道が使える限り水が切れることはなく、配送日に合わせて家にいる必要もありません。共働きで日中ほとんど家にいない家庭や、出張・旅行が多い人でも、帰宅すればいつでも冷水と温水を使えます。

水道直結型ウォーターサーバーのデメリットと契約前に知りたい落とし穴

便利な水道直結型ですが、設置工事が必要なことや契約期間の縛りなど、宅配型や補充型にはないデメリットもあります。契約してから「こんなはずではなかった」とならないよう、事前に知っておきたい注意点と対処法をまとめました。

設置工事が必要で使い始めまでに時間がかかる

水道直結型は、申し込んだらすぐ届いて使えるわけではありません。多くの場合、申込後に設置場所や水栓の形状を確認し、工事日を調整してから設置という流れになります。繁忙期や地域によっては、申込から設置まで数週間かかることもあります。

設置当日は作業員が訪問するため立ち会いが必要で、作業時間は直結型で60分程度が目安です。すぐに使い始めたい場合は、申込時に最短の設置日を確認しておきましょう。工事の日程調整が難しい人は、届いてすぐ使える補充型を検討するのも一つの方法です。

置ける場所がキッチンなど水道の近くに限られる

水道管から水を引き込む仕組みなので、サーバーを置ける場所は基本的にキッチンなど水栓の近くに限られます。リビングや寝室に置きたいと考えている人には不向きです。

ウォータースタンドのように水栓から最大10mまでホースを延ばせるサービスもありますが、床や壁にホースがはうことになり、配管カバーの施工が必要になる場合もあります。また、卓上型でも幅18〜30cm程度、奥行き34〜48cm程度のスペースが必要です。シンク脇のスペースや、背面の食器棚に置けるかを事前に測っておきましょう。

補充型より月額料金が高くなりやすい

水道直結型の月額は今回比較した機種で3,630円〜6,578円です。工事が不要な補充型には月額2,000円台から使える機種もあるため、月額だけを比べると水道直結型のほうが高くなりやすい傾向があります。

その差は、給水の手間がゼロになることや出水量の多さ、設置工事費の分割負担などに対する対価と考えるとよいでしょう。1日に何度も給水するのが苦にならない人や、使う量が少ない人なら、補充型のほうが満足度とコストのバランスが良い場合もあります。

引っ越しのたびに撤去・再工事が必要になる

水道直結型は水道管につないでいるため、引っ越しの際は旧居での取り外しと新居での再設置が必要です。サービスによっては移設費用がかかったり、新居の水栓の形状によっては追加部品が必要になったりします。

ウォータースタンドでは、引っ越しなどによる再設置の場合は移設費用がかからないと案内されています(訪問メンテナンス機種の場合)。転勤や住み替えの予定がある人は、契約前に引っ越し時の扱いを確認しておきましょう。

最低利用期間内の解約で解約金がかかる

水道直結型の契約で最も注意したいのが解約金です。今回の7機種でも、ウォータースタンドのガーディアン・アイコンのように解約金0円の機種がある一方、楽水は3年、AQUA STYLE Ricoは5年の契約期間があり、期間内に解約すると「残り月数×月額の40%」の解約金がかかります。

国民生活センターの注意喚起「ウォーターサーバーの勧誘トラブルにご注意!」でも、ショッピングモールなどで勧誘されて契約したところ、解約時に予想外の解約金を請求されたという相談事例が紹介されています。契約前に契約期間、解約金の計算方法、撤去費用の有無を必ず書面で確認し、その場で即決しないようにしましょう。

水道直結型ウォーターサーバーの選び方

水道直結型は機種によって料金体系も機能も大きく異なるため、自分に合う1台を選ぶには比べる軸を決めておくことが大切です。ここでは、失敗しないためにチェックしたい5つのポイントを順番に解説します。

工事費・月額・メンテナンス費を合わせた総額で比べる

水道直結型を選ぶときは、月額料金だけでなく「初期費用+月額×利用予定月数+電気代+解約金のリスク」の総額で比べるのが鉄則です。

たとえば月額3,630円のAQUA STYLE Ricoは最安クラスですが、5年契約が前提です。一方、月額4,400円のガーディアンは解約金がなく、電気代の目安も月約150円です。5年以上使い続けると決めているならRico、ライフスタイルの変化に合わせていつでもやめられる自由さを重視するならガーディアン、というように、利用期間の見込みによって最適な機種は変わります。

また、楽水のオプション「安心パック」のように、故障時の訪問対応を別料金にしているサービスもあります。追加オプションまで含めた実質の月額で比べましょう。

浄水方式はROろ過か活性炭などのフィルター式か

浄水方式は大きく分けて、RO(逆浸透膜)ろ過と、活性炭やUF(中空糸膜)などを組み合わせたフィルター式の2種類があります。

ROろ過は非常に細かい膜で水をこすため、微細な不純物まで取り除けるのが特徴です。その分ミネラル分もほぼ除去され、すっきりとクセのない味わいになります。フィルター式はミネラル分を残しつつ、残留塩素やカルキ臭、にごりなどを取り除くタイプで、水道水のまろやかさが残りやすいのが特徴です。

最近は有機フッ素化合物(PFAS)への関心も高まっています。環境省の有機フッ素化合物(PFAS)に関するページでも、水道水のPFOS・PFOAに関する基準や取り組みが公表されています。ウォータースタンドは全製品でPFOS・PFOAを除去できると案内しており、楽水のピュレストもPFAS等除去対応のフィルターを採用しています。気になる人は、どの物質の除去に対応しているかを公式サイトで確認しておくと安心です。

卓上型か床置き型か設置スペースから決める

水道直結型には、キッチンカウンターに置く卓上型と、床に置く床置き型があります。

卓上型は、シンク脇に置けば配管が短く済み、見た目もすっきりします。ウォータースタンド アイコン(幅180mm)やガーディアン(幅230mm)のようなコンパクトな機種なら、限られたカウンターにも置きやすいでしょう。床置き型は高さが1m以上ありますが、カウンターを占領しないのが利点で、楽水 ピュレストやAQUA STYLE Ricoのように大容量タンクを備えた機種が多くなります。

どちらの場合も、本体の両サイドに数cm、背面に10cm程度の放熱スペースが必要になる機種が多い点に注意しましょう。カウンターの奥行きや吊り戸棚までの高さも測っておくと、設置当日に慌てずに済みます。

自動クリーン機能や定期メンテナンスの有無

水道直結型は水道水の残留塩素をろ過してから使うため、サーバー内部の衛生管理が大切です。衛生面への配慮は、自動クリーン機能と定期メンテナンスの2つで確認しましょう。

自動クリーン機能には、ウォータースタンド アイコンのUVクリーンや、ウォーターロジック CubeのようにUVで吐水口まで除菌する仕組み、楽水 ピュレストのクリーン機能などがあります。定期メンテナンスは、ウォータースタンドのS3・ネオのように専門スタッフが訪問してタンク内の清掃やフィルター交換をしてくれるタイプと、フィルターが届いて自分で交換するセルフメンテナンスタイプに分かれます。

お手入れに自信がない人や忙しい人は訪問メンテナンス付き、費用を抑えたい人や自分のペースで管理したい人はセルフメンテナンス型を選ぶとよいでしょう。

チャイルドロックや静音性など家族に合う機能

小さな子どもがいる家庭では、温水のチャイルドロックは必須です。今回紹介した機種では、楽水 ピュレスト、AQUA STYLE Rico、ウォーターロジック Cubeなどがチャイルドロック(チャイルドプルーフ)機能を備えています。ウォータースタンドの各機種も含め、温水の安全機能の仕様は機種ごとに異なるので、申込前に公式サイトで確認しておきましょう。

寝室やリビングに近いキッチンに置く場合は、コンプレッサーの運転音も気になるポイントです。また、冷水の温度を選べるピュレストのように、子どもや高齢の家族が飲みやすい温度に調整できる機種もあります。家族構成や生活リズムに合わせて、必要な機能を絞り込むと選びやすくなります。

賃貸住宅で水道直結を付ける前に確認したいこと

賃貸住宅でも水道直結型ウォーターサーバーを設置することは可能です。ただし、水栓に分岐金具を取り付けるため、管理会社への確認や退去時の原状回復など、持ち家にはない注意点があります。トラブルを防ぐために、事前に確認しておきたいポイントを解説します。

大家さん・管理会社への事前連絡は必要か

水道直結型の設置工事は、壁や水道管に穴を開けるようなものではなく、分岐水栓の取り付けとホースの配管が中心です。ウォータースタンドも、賃貸住宅で穴を開ける作業は一切なく、取り外し時には元に戻せると案内しています。

それでも、水栓は賃貸物件の設備の一部なので、設置前に大家さんや管理会社へ連絡しておくのが安心です。賃貸借契約書に「設備の変更には貸主の承諾が必要」と書かれていることも多く、無断で取り付けると退去時のトラブルにつながる可能性があります。工事内容(分岐水栓の取り付け、ホースの配管ルート)を具体的に伝えると、承諾も得やすくなります。

分岐水栓が付けられないキッチンの見分け方

水道直結型は、キッチンの水栓や止水栓から水を分岐させて引き込みます。そのため、水栓の形状によっては標準の分岐金具が付けられず、別売の部品や追加工事が必要になることがあります。

たとえば、シャワーヘッドが引き出せるタイプや海外製の水栓、浄水器が一体になったビルトイン型の水栓などは、対応する分岐金具が限られる場合があります。また、シンク下の止水栓にスペースがない場合も、取り付けが難しくなることがあります。

申込前に、水栓のメーカー名・品番、シンク下の止水栓の写真を用意してサービス会社に確認してもらうと確実です。追加部品や工事が必要な場合の費用もあわせて見積もってもらいましょう。

退去時の撤去と原状回復で揉めないためのポイント

退去時には、サーバー本体の撤去に加えて分岐水栓を取り外し、元の状態に戻す必要があります。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、借主の故意・過失や通常の使用を超えるような使い方による損耗・毀損は、借主が原状回復の費用を負担するものと整理されています。分岐水栓の取り付け跡や配管による傷が残ると、この対象になる可能性があります。

トラブルを防ぐためには、設置前の水栓まわりの写真を撮っておくこと、撤去はサービス会社に依頼して元の部品に戻してもらうことが大切です。取り外した元の部品(水栓の部品やパッキンなど)を業者が持ち帰る場合もあるので、扱いを確認しておきましょう。撤去費用がかかるかどうかも、契約時に確認しておくと安心です。

工事不要の補充型を選んだほうがよいケース

次のような場合は、水道直結型ではなく工事不要の補充型(給水タンク式)を選んだほうが満足度が高いことがあります。

ひとつは、管理会社から分岐水栓の取り付けを断られた場合や、水栓の形状的に取り付けが難しい場合。もうひとつは、1〜2年以内に引っ越しの予定がある場合です。撤去・再設置の手間や費用、解約金のリスクを考えると、コンセントにつなぐだけで使える補充型のほうが身軽です。

また、リビングや寝室など水道から離れた場所にサーバーを置きたい場合も補充型が向いています。補充型や宅配型の人気機種は、この記事の冒頭で紹介したウォーターサーバーおすすめランキングで比較できます。

水道直結型ウォーターサーバーがおすすめな人・向かない人

ここまでのメリット・デメリットを踏まえて、水道直結型がおすすめな人と、ほかのタイプを選んだほうがよい人をまとめました。自分がどちらに当てはまるかチェックしてみてください。

水道直結型ウォーターサーバーがおすすめな人・向かない人

水道直結型が向いている人

水道直結型が特に向いているのは、次のような人です。

水道直結型が向いている人
  • 家族の人数が多く、月に24L以上の水を使う
  • 飲み水だけでなく料理や炊飯にもたっぷり水を使いたい
  • 重いボトルの交換や給水作業をなくしたい
  • ボトルのストック場所や空き容器のごみに困っている
  • 同じ住まいに数年以上住む予定がある

使う量が多いほど定額制のメリットが大きくなり、手間からも解放されます。「水の心配をしない暮らし」を手に入れたい家族世帯には、水道直結型が最も満足度の高い選択肢になるでしょう。

補充型や宅配型を選んだほうがよい人

一方で、次のような人は補充型や宅配型のほうが合っている可能性があります。

補充型や宅配型を選んだほうがよい人
  • 近いうちに引っ越しの予定がある
  • 賃貸で分岐水栓の取り付けが認められない
  • リビングや寝室など水道から離れた場所に置きたい
  • 水の使用量が少なく、月額の定額料金が割高になる
  • 天然水の味やミネラルの風味を楽しみたい

特に、天然水の味わいを重視したい人は宅配型、工事なしで気軽に始めたい人は補充型を選ぶと満足しやすいでしょう。使う量・住まいの条件・味の好みの3つで判断するのがおすすめです。

水道直結型ウォーターサーバーに関するよくある質問

最後に、水道直結型ウォーターサーバーを検討している人からよく寄せられる質問にお答えします。

水道水からつくる水はおいしい?カルキ臭は残らない?

日本の水道水は、厚生労働省が定める水質基準を満たした安全な水として供給されています。ただ、消毒のための残留塩素が含まれているため、そのまま飲むとカルキ臭が気になる人も少なくありません。

水道直結型ウォーターサーバーは、活性炭やRO膜などのフィルターで残留塩素やカルキ臭のもとを取り除いてから冷水・温水にするので、水道水特有のにおいはほとんど気にならなくなります。さらに冷やすことで、すっきりと飲みやすい味になります。ROろ過の機種はクセのないすっきりした味、フィルター式はミネラルが残るまろやかな味になりやすいので、好みに合わせて選びましょう。

設置工事はどのくらい時間がかかる?立ち会いは必要?

設置工事の時間は、ウォータースタンドの直結型で60分程度、AQUA STYLE Ricoで30分程度が目安とされています。水栓の形状や配管ルート、使い方の説明などによって前後します。

作業は専門スタッフが自宅に訪問して行うため、設置当日は立ち会いが必要です。作業スペースを確保するため、シンク下の荷物を事前に片付けておくとスムーズです。なお、楽水のDIYプランのように自分で取り付けるプランを選んだ場合は、電話サポートを受けながら自分で設置します。

水道直結型は購入や買い切りもできる?

水道直結型は月額レンタルが主流ですが、サービスによっては購入(買い取り)プランも用意されています。たとえば楽水では、冷温水の買取プランがサーバー販売価格187,000円(税込)、設置工事費13,200円(自分で設置する場合は0円)で用意されています。

ただし、買い取りの場合はフィルターカートリッジ代が別途かかり(楽水では1本3,630円)、メーカー保証は1年間です。公式でも4年以上使うならお得と案内されているので、長期間使い続けることが前提になります。数年で引っ越しや買い替えの可能性がある人は、修理や交換が料金に含まれるレンタルのほうが安心です。

水道代はどのくらい増える?

水道料金は地域によって異なりますが、一般的には1リットルあたり0.2〜0.3円程度が目安とされます。仮に1日2リットルをサーバーで使うと月に約60リットルなので、増える水道代は月十数円程度です。

東京都水道局のよくある質問によると、家庭で一人が1日に使う水の量は平均221リットル程度とされています。サーバーで使う水はそのごく一部なので、水道代の増加はほとんど気にしなくてよいレベルです。むしろ注意したいのは電気代で、機種によって月150円〜900円程度と差があります。

赤ちゃんのミルクづくりにも使える?

ウォータースタンドやAQUA STYLEは、赤ちゃんのミルクにも使えると案内しています。ただし、粉ミルクを調乳するときは温度に注意が必要です。厚生労働省が公表している「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」の概要では、70℃以上のお湯で調乳することが重要とされています。

多くの水道直結型サーバーは温水が約85〜93℃なので、この条件を満たせます。調乳後は冷水やボトルを流水で冷やして人肌程度に冷ましましょう。温水をすぐに使えるので、夜中の授乳でもお湯を沸かす手間がかかりません。離乳食期に入ってからは、離乳食の宅配サービスとあわせて使うと、さらに毎日の負担を減らせます。

停電や断水のときは使える?

停電時の使い勝手は機種によって異なります。ウォータースタンドのネオやS3のようなタッチパネル式でも、停電中に水の抽出はできるものの、冷却・加熱機能は止まると案内されている機種があります。AQUA STYLE Ricoは停電時でも常温水のみ利用できます。

断水時は、水道から給水できなくなるため使えなくなるのが基本です。ただし、S3やネオのようにタンクを備えた機種は、タンク内にためている分の水を使えることがあります。断水になったら濁った水がサーバーに入らないよう止水栓を閉め、復旧後は水栓から濁り水を出し切ってから止水栓を開けましょう。災害への備えとしては、水道直結型に頼りきらず飲料水の備蓄もしておくのが安心です。

まとめ|手間なく水を使いたいなら水道直結型ウォーターサーバーを選ぼう

水道直結型ウォーターサーバーは、ボトル交換や給水、注文や受け取りといった手間をまとめてなくし、定額で冷水・温水を好きなだけ使える便利なサーバーです。家族の人数が多い家庭や、料理にもたっぷり水を使いたい家庭ほどメリットが大きくなります。

選ぶときは、月額料金だけでなく、初期費用・電気代・メンテナンス方法・解約金まで含めた総額で比べることが大切です。今回のランキングを振り返ると、次のように選ぶのがおすすめです。

タイプ別のおすすめ

賃貸住宅の場合は、設置前に管理会社への確認と水栓の形状チェックを忘れずに行いましょう。自分の暮らしに合った1台を選んで、水の心配をしない快適な毎日を手に入れてください。

< 記事一覧に戻る