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2026/10/11

【2026年最新】防災に強いウォーターサーバー人気ランキング10選|停電・断水時の使い方と選び方

地震や台風、大雨のニュースを見るたびに「うちの備えは大丈夫かな」と不安になる人は多いのではないでしょうか。とくに困るのが水の確保です。断水すると飲み水だけでなく料理や歯みがきにも水が使えなくなり、スーパーのペットボトルはあっという間に売り切れてしまいます。

そこで注目されているのが、毎日の飲み水をそのまま備蓄にもできるウォーターサーバーです。ただし、どの機種でも災害時に頼れるわけではありません。停電すると水が出なくなる機種や、断水すると水を作れなくなるタイプもあるため、防災目的で選ぶなら見るべきポイントがはっきりあります。

この記事では、2026年最新の情報をもとに、防災に強いウォーターサーバー10機種をランキング形式で紹介します。あわせて、停電・断水時の使い方、家族の人数別の備蓄量の目安、発災から復旧までの時系列での使い方、注意点までまとめました。普段のおいしい水と、いざというときの安心を両立できる1台を見つけてください。

ウォーターサーバーは防災に役立つ?災害時に頼れる理由

結論から言うと、宅配型のウォーターサーバーは防災にとても役立ちます。毎月決まった量の水が自宅に届くため、意識しなくても一定量の水が家にある状態をつくれるからです。ここでは、ウォーターサーバーが災害時に頼れる3つの理由を見ていきましょう。

ローリングストックで賞味期限切れの心配が減る

防災用にペットボトルの水を箱買いしたものの、気づいたら賞味期限が切れていた……という経験はありませんか。備蓄品は「しまい込んで忘れる」のがいちばんの失敗パターンです。

ウォーターサーバーなら、届いたボトルを毎日飲みながら、次の配送で新しいボトルが補充されます。つまり、使った分だけ自動的に買い足される「ローリングストック」が勝手に回る仕組みになっているのです。農林水産省の家庭備蓄ポータルでも、普段使うものを少し多めに買い置きし、古いものから消費して買い足すローリングストックが家庭備蓄の基本として紹介されています。

ポイントは、常に未開封のボトルを1〜2本多めに置いておくこと。配送周期を少し早めにしたり、1回の注文本数を1本増やしたりするだけで、普段の暮らしを変えずに備蓄量を増やせます。

ペットボトルの買い置きより保管場所をとりにくい

2Lペットボトル6本入りの箱は、1箱でも意外とかさばります。家族分を数日ぶん備えようとすると、何箱も積み上げることになり、玄関や押し入れがいっぱいになりがちです。

ウォーターサーバーのボトルは1本で7〜12L程度入るものが多く、12Lボトルなら2Lペットボトル6本分を1本にまとめられます。四角い形状のボトルや、パック式で縦に積めるタイプもあり、同じ水量でも置き場所をすっきりまとめやすいのがメリットです。

さらに、使い捨てのワンウェイボトルなら飲み終わったあとはつぶして家庭ごみとして処分できるため、空き容器が部屋を占領することもありません。

断水しても手元のボトルが飲み水になる

宅配型ウォーターサーバーの水は、工場で充填されたボトルやパックで届きます。水道とつながっていないので、断水しても手元のボトルの水はそのまま使えます。

サーバー本体に入っている水(タンク内の数L)と、未開封のストックボトルを合わせれば、数日分の飲み水を確保できることも珍しくありません。停電時に電気なしで水を出せる機種なら、ボトルをサーバーにセットしたままコップに注げるので、重いボトルを持ち上げて注ぐ必要もありません。

一方で、水道水を使う浄水型(水道直結型・給水型)は断水すると水を作れなくなります。この違いは後の章でくわしく解説します。

防災におすすめのウォーターサーバーランキング10選

ここからは、防災の観点で選んだウォーターサーバー10機種をランキング形式で紹介します。停電時に水を出せるか、ボトルを備蓄しやすいか、月々のコストが続けやすいか、配送体制が安定しているかを総合的に見て順位をつけました。まずは一覧表で全体をつかんでから、気になる機種をチェックしてみてください。

機種名 水の種類 停電時の出水 防災面の特徴
コスモウォーター smartプラスNextコスモウォーター smartプラスNext 天然水 付属の非常用電源ユニットで常温水が出る 下置きでもボトル交換がラク
フレシャス dewoⅱフレシャス dewoⅱ 天然水 公式に記載なし 7.2Lの軽量パックで買い置きしやすい
クリクラFitクリクラFit RO水 電気なしで常温水が出る 12L・5.8Lの2サイズで備蓄量を調整
ワンウェイウォーター smartプラスワンウェイウォーター smartプラス RO水・天然水 公式に記載なし RO水は12L税込1,350円で多めに備蓄しやすい
プレミアムウォーター famfit2プレミアムウォーター famfit2 天然水 付属の非常用コックで出水 ボトルに差し込むだけで電気不要
アクアクララ アクアレグノアクアクララ アクアレグノ RO水 公式に記載なし 全国の販売店網で配送を相談しやすい
うるのん Formaうるのん Forma 天然水 常温で注水できる 上置きでレンタル料0円
アルピナウォーター スタンダードサーバーアルピナウォーター スタンダードサーバー RO水 停電時も使える 12L税込1,134円の安さ
まるっとウォーター スタンダードサーバーまるっとウォーター スタンダードサーバー 天然水 公式に記載なし 2本1セットの定期配送で在庫が途切れにくい
ジャパネットウォーター WFD4010S(卓上)ジャパネットウォーター WFD4010S(卓上) 天然水 停電時用キャップで常温水が出る 賞味期限は製造日から10ヶ月

1位 コスモウォーター smartプラスNext|非常用電源ユニットで停電中も常温水を取り出せる

コスモウォーター smartプラスNext

運営会社 株式会社コスモライフ
水の種類 天然水(12Lワンウェイボトル)
水代(税込) 12L×2本で4,320円(1本あたり2,160円)
サーバーレンタル料 無料
初期費用 出荷手数料2,200円(税込)
最低注文 1回2本から
契約期間 3年
ボトルの位置 下置き(足元でボトル交換)
停電時の出水 付属の非常用電源ユニットを接続すると常温水が使える
サイズ 幅30×奥行34×高さ110cm/約20kg
メリット
  • 付属の非常用電源ユニットで、停電中でも常温水を取り出せる
  • ボトルが足元にあるので、重い12Lボトルを持ち上げずに交換できる
  • 使い捨てボトルなので空き容器の保管・返却が不要
  • 自動クリーン機能で、日頃の衛生管理の手間が少ない
デメリット
  • 3年の契約期間があり、短期間でやめると解約金がかかる
  • 初回に出荷手数料2,200円がかかる
  • 停電中に使えるのは常温水のみで、お湯や冷水は出ない

コスモウォーターのsmartプラスNextは、下置きタイプでありながら停電対策ができるのが最大の強みです。一般的に下置きタイプはポンプで水をくみ上げるため停電すると水が出なくなりますが、smartプラスNextは本体背面に付属の非常用電源ユニットをつなぐことで、停電中でも常温水を出せるように設計されています。乾電池で動く仕組みなので、予備の乾電池も一緒に防災グッズに入れておくと安心です。

ボトル交換は足元で行えるため、高齢の家族がいる家庭や、女性ひとりでも無理なく続けられます。水はワンウェイボトルの天然水で、12L×2本(税込4,320円)から注文可能。普段から1〜2本多めにストックしておけば、それがそのまま備蓄水になります。USB充電ポートも2口あり、平常時はスマホの充電場所としても便利です。

2位 フレシャス dewoⅱ|軽量パック式の天然水で買い置きと交換がしやすい

フレシャス dewoⅱ

運営会社 株式会社FRECIOUS
水の種類 天然水(富士・朝霧高原・木曽から選べる)
水代(税込) 7.2Lパック1個1,231円〜1,264円
サーバーレンタル料 初月無料、前月2箱以上の利用で0円(0〜1箱の月は550円)
送料 無料
最低注文 1回の配送は4パック単位
ボトルの位置 上置き(7.2Lパックを上部にのせる)
停電時の出水 公式に記載なし
サイズ 幅29×奥行36.3×高さ112.5cm/18.2kg
メリット
  • 7.2Lの軽量パックなので、持ち運びや交換がラク
  • 使い終わったパックは小さくたためて、ごみが少ない
  • 常温水・再加熱モードがあり、平常時の使い勝手がよい
  • UV-LEDでタンク内を清潔に保てる
デメリット
  • 停電時に水を出せるかは公式に明記されていない
  • 1パックあたりの水量は7.2Lと少なめで、備蓄には個数が必要
  • 利用が月1箱以下だとサーバーレンタル料がかかる

フレシャスのdewoⅱは、2026年3月に登場したdewoシリーズの新モデルです。最大の特徴は7.2Lの軽量パック。12Lボトルに比べて軽いため、交換が苦にならず、災害時に持ち出したり別の部屋へ運んだりするときも扱いやすいのがメリットです。パックは使うほどしぼんでいくので空気に触れにくく、使い終わったら小さくたたんで捨てられます。

1回の配送は4パック(28.8L)単位なので、届いた時点で1人あたり約9日分(1日3L換算)の水が家にある計算になります。ただし、停電時に本体から水を出せるかは公式サイトで確認できなかったため、防災目的で使うなら未開封パックを備蓄水として数えておく考え方が現実的です。

3位 クリクラFit|停電時は電気なしで常温水が出るRO水の定番

クリクラFit

運営会社 株式会社ナック(クリクラ)
水の種類 RO水(12L・5.8Lのリターナブルボトル)
水代(税込) 12Lボトル1本1,620円〜(プランにより異なる)
あんしんサポートパック 月460円(税込)
サーバーレンタル料 0円(3ヶ月で6本未満の場合は月1,100円がかかる場合あり)
宅配料 0円
ボトルの位置 上置き(ボトルカバー付き)
停電時の出水 電気なしで常温水が出る
メンテナンス 年1回のサーバー交換(分解洗浄済みのものと交換)
サイズ 幅24.5×奥行38.3×高さ98.7cm(カバー装着時129.1cm)
メリット
  • 停電中も電気を使わずに常温水を出せる
  • 12Lと5.8Lの2サイズから選べて、備蓄量を調整しやすい
  • 年1回のサーバー交換で、衛生面を長く保ちやすい
  • 温水・冷水の両方にチャイルドロックが付けられる
デメリット
  • あんしんサポートパック月460円が必ずかかる
  • リターナブルボトルなので空ボトルを保管して返却する必要がある
  • 上置きなので12Lボトルの持ち上げが必要

クリクラFitは、全国に販売店を持つクリクラの標準機です。公式サイトでも停電時でも常温水を出すことができると明記されており、ボトルを上にのせる構造なので、電気がなくても重力で水が下りてきます。防災目的のウォーターサーバーとしては、もっとも分かりやすく安心できる仕組みです。

水は不純物を取り除いたRO水に、ミネラルを加えたもの。12Lボトルのほか5.8Lの小さいボトルも選べるので、力に自信がない人や、備蓄の本数を細かく調整したい人にも向いています。毎年サーバーごと交換してくれるため、内部の衛生状態を自分で気にしなくてよい点も、長く使い続けるうえで大きな安心材料です。

4位 ワンウェイウォーター smartプラス|使い捨てボトルで多めのストックも置きやすい

ワンウェイウォーター smartプラス

運営会社 ワンウェイウォーター株式会社
水の種類 RO水(プラスプレミアム)/天然水(彩・京の湧水・天寿の水)
水代(税込) RO水12L 1,350円(月3本以上)/天然水12L 2,052円(月2本から)
サーバーレンタル料 無料
初期費用 初回の出荷手数料1,100円(税込)
送料 無料
規定利用期間 2年
ボトルの位置 下置き(足元でボトル交換)
停電時の出水 公式に記載なし
サイズ 幅30×奥行34×高さ110cm/約20kg
メリット
  • RO水なら12L税込1,350円と安く、ストックを多めに持ちやすい
  • 使い捨てボトルなので空ボトルの返却が不要
  • 足元でボトル交換ができ、重いボトルを持ち上げなくてよい
  • グッドデザイン賞受賞のすっきりしたデザイン
デメリット
  • 停電時に本体から水を出せるかは公式に記載がない
  • RO水の最安値は月3本以上の契約が条件
  • 2年の規定利用期間がある

ワンウェイウォーターのsmartプラスは、水代の安さが防災面での強みです。RO水のプラスプレミアムなら12Lで税込1,350円と、天然水の宅配サービスと比べてかなり割安。予算を変えずにストックの本数を増やせるので、家族が多い家庭でも備蓄量を確保しやすくなります。

ボトルは飲むほどに縮むワンウェイボトルで、空になったら家庭ごみとして処分できます。一方、停電時の出水方法は公式に記載がないため、防災面では「サーバーから出す」よりも「未開封ボトルを備蓄水として持っておく」使い方を前提にするとよいでしょう。

5位 プレミアムウォーター famfit2|非常用コック付属で停電中も水を取り出せる

プレミアムウォーター famfit2

運営会社 プレミアムウォーター株式会社
水の種類 天然水(12.5Lボトル)
月額料金(税込) もっとPREMIUMプラン:12.5L×2本で4,190円〜/famfit購入プラン・MOM CLUB:3,866円〜
サーバー代 レンタルプランは無料(購入プランもあり)
契約期間 もっとPREMIUMプランは5年/購入プランは期間の縛りなし
ボトルの位置 下置き(キャップを上向きのままセット)
停電時の出水 付属の非常用コックをボトルに差し込んで出水
電気代目安 月約669円(エコモード時約583円)
サイズ 幅27.1×奥行37×高さ116.2cm
メリット
  • 非常用コックをボトルに差し込むだけで、電気なしでも水を取り出せる
  • 下置きでボトル交換がラク
  • 妊娠中・子育て中ならMOM CLUBで割安に使える
  • 1本12.5Lと容量が大きく、備蓄量を確保しやすい
デメリット
  • もっとPREMIUMプランは5年契約と長い
  • 常温水のモードはなく、平常時は温水・冷水のみ
  • 非常用コックで出す水は本体を通らないため温度調整はできない

プレミアムウォーターのfamfit2は、非常用コックが付属しているのが防災面での大きなポイントです。公式サイトでは、停電などでサーバーが使えないときもボトルに差し込むだけで出水できると説明されています。下置きタイプでありながら、停電中も未開封ボトルから直接水を取り出せるのは心強いですね。

ボトルはキャップを上に向けたままセットできる構造で、重いボトルを逆さにする必要がありません。1本12.5Lと容量が大きいので、2本あれば大人1人で約8日分(1日3L換算)の飲み水になります。小さな子どもがいる家庭なら、妊娠中から未就学児の家庭向けのMOM CLUBで月3,866円(税込)〜と割安に始められます。

6位 アクアクララ アクアレグノ|全国の販売店網で配送を相談しやすいRO水

アクアクララ アクアレグノ

運営会社 アクアクララ株式会社
水の種類 RO水(リターナブルボトル)
水代(税込) 12Lボトル:通常プラン1,728円/2年割プラン1,620円
あんしんサポート料(税込) 2年割プラン月1,650円/通常プラン月1,980円
ボトルの位置 上置き
停電時の出水 機種ページに記載なし
温度 冷水5〜12℃/温水80〜90℃(再加熱時94℃)
サイズ 幅27×奥行31×高さ99cm(ボトル装着時約125.5cm)
メリット
  • 全国の販売店(デリバリー網)から届くので、地域で配送の相談がしやすい
  • 冷水タンクのUVクリーンと抗菌コックで衛生面に配慮
  • 温水ロックと全操作ロックの2つのロックで子どもがいても安心
  • 木目調のデザインでリビングになじむ
デメリット
  • あんしんサポート料が月1,650円〜と高め
  • 停電時の出水方法は機種ページで確認できない
  • リターナブルボトルなので空ボトルの保管・返却が必要

アクアクララは、全国の販売店がそれぞれの地域で配送を担う仕組みをとっています。地元の販売店とやりとりできるので、災害後の配送状況や追加注文の相談がしやすいのが、ほかの宅配サービスとは違う強みです。アクアレグノは木目調のパネルがおしゃれな上置きタイプの新モデルです。

水はRO水で、12Lボトルは2年割プランで税込1,620円。ボトル代とは別に、サーバーのレンタルやメンテナンスを含むあんしんサポート料(月1,650円〜)がかかる点は事前に把握しておきましょう。停電時の出水については機種ページで確認できなかったため、気になる場合は申し込み前に販売店へ確認しておくと安心です。

7位 うるのん Forma|上置きサーバーで停電時も常温水を使える

うるのん Forma

運営会社 株式会社TOKAI
水の種類 天然水(12Lボトル)
水代(税込) 2年プラン:12L×2本4,340円/3年プラン:12L×2本4,140円
サーバーレンタル料 0円
配送料 地域により異なる(一部地域は無料)
解約金 2年プラン11,000円(2年未満)/3年プラン16,500円(3年未満)
ボトルの位置 上置き
停電時の出水 温水・冷水機能は止まるが注水は可能
サイズ 幅32.6×奥行35.3×高さ103.2cm(ボトル装着時133.3cm)
メリット
  • 停電中も常温で水を注げると公式に明記されている
  • サーバーレンタル料が0円
  • 3年ごとに無償でサーバー交換がある
  • 2か所を操作しないとお湯が出ないチャイルドロック
デメリット
  • 配送料が地域によってかかる
  • 上置きなので12Lボトルを持ち上げる必要がある
  • 契約期間内の解約は解約金がかかる

うるのんのFormaは、都市ガスやLPガスで知られるTOKAIグループが提供する天然水サーバーです。公式サイトで停電時は温水・冷水の機能は止まるものの、注水は可能と案内されており、上置きタイプらしく電気がなくても水を使えます。

水は2年プランで12L×2本税込4,340円、3年プランなら4,140円。配送料は地域によって異なるため、自分の住む地域の配送料を含めた月額で他社と比べるのがおすすめです。サーバーは3年ごとに無償交換されるので、長く使っても衛生面の不安が少ない点も魅力です。

8位 アルピナウォーター スタンダードサーバー|シンプル操作で停電時も使えるコスパのよいRO水

アルピナウォーター スタンダードサーバー

運営会社 株式会社トーエル
水の種類 RO水(北アルプスの天然水が原水のピュアウォーター)
水代(税込) 12L 1,134円/7.6L 842円/18.9L 1,771円
サーバーレンタル料 月770円(税込)
メンテナンス 2年〜2年半ごとに無料
ボトルの位置 上置き
停電時の出水 停電時も使える
配送エリア 全国(沖縄・離島を除く)
サイズ 幅31×奥行33×高さ99.5cm(12Lボトル装着時124cm)
メリット
  • 12L税込1,134円と水代が安く、ストックを増やしやすい
  • シンプルな構造で停電時も使える
  • 7.6L・12L・18.9Lとボトルサイズを選べる
  • 定期的な無料メンテナンスがある
デメリット
  • サーバーレンタル料が月770円かかる
  • 沖縄・離島は配送対象外
  • リターナブルボトルで空ボトルの返却が必要

アルピナウォーターのスタンダードサーバーは、水代の安さと停電への強さを両立した機種です。公式サイトでも「シンプル操作で停電時も使える」と案内されています。12Lボトルが税込1,134円と業界でもかなり安い水準なので、同じ予算でより多くの水を備蓄したい人に向いています。

サーバーレンタル料は月770円かかりますが、水代の安さを考えるとトータルでは割安になりやすいでしょう。7.6Lの小さなボトルも選べるので、持ち運びのしやすさを重視するならサイズを組み合わせて備蓄するのもひとつの方法です。

9位 まるっとウォーター スタンダードサーバー|サーバー代込みの定額でストックを切らしにくい

まるっとウォーター スタンダードサーバー

運営会社 株式会社ラストワンマイル
水の種類 天然水(富士吉田・岐阜北方・南阿蘇の3種)
水代(税込) 基本プラン:12L 1本2,084円(2本1セットで定期配送)
サーバーレンタル料 無料(一部サーバーを除く)
送料 無料(一部地域を除く)
契約期間 基本プラン3年(5年契約のお得プランもあり)
解約金 基本プラン15,000円
ボトルの位置 上置き(使い捨てペットボトル)
停電時の出水 公式に記載なし
メリット
  • サーバー代無料で、水代だけのシンプルな料金体系
  • 2本1セットの定期配送で、ストックが途切れにくい
  • 産地の違う3種類の天然水から選べる
  • 使い捨てボトルで返却の手間がない
デメリット
  • 3年未満の解約で15,000円の解約金がかかる
  • 停電時の出水方法は公式に記載がない
  • 上置きなので12Lボトルの持ち上げが必要

まるっとウォーターは、サーバーのレンタル料と送料を無料にし、水代だけで使える分かりやすさが魅力のサービスです。水は2本1セットで定期的に届くため、普段どおり使っていれば常に数本のストックがある状態を保ちやすくなります。

水は富士吉田(山梨県)、岐阜北方(岐阜県)、南阿蘇(熊本県)の3つの天然水から選べます。採水地が分散していることは、どこか1か所が被災しても別の産地の水を選べるという安心にもつながります。停電時の出水については公式に記載がないため、防災目的で使う場合はストックボトルの本数で備えると考えておきましょう。

10位 ジャパネットウォーター WFD4010S(卓上)|停電時も常温水が出る卓上タイプで置き場所を選ばない

ジャパネットウォーター WFD4010S(卓上)

運営会社 ジャパネットグループ
水の種類 天然水「富士山の天然水」(9.5Lボトル)
水代(税込) 9.5Lボトルを月2本から選べる月額制(料金は本数により異なる)
サーバーレンタル料 0円
送料 無料(沖縄・一部離島は1配送1,650円)
中途解約手数料 2年未満の解約で12,800円(不課税)
ボトルの位置 上置き(卓上タイプ)
停電時の出水 付属の停電時用キャップで、冷水タンクの水が常温で出る
賞味期限 未開封で製造日から10ヶ月(開封後は約2週間)
メリット
  • 停電時用キャップを差し込めば、電気なしで水を使える
  • 未開封なら製造日から10ヶ月と賞味期限が長い
  • 卓上タイプでキッチンカウンターなどにも置ける
  • 9.5Lボトルで12Lより軽く、交換しやすい
デメリット
  • 2年未満の解約は12,800円の手数料がかかる
  • 2か月続けて水を買わないと月1,100円の事務手数料がかかる
  • 卓上タイプは置く台の固定もあわせて考える必要がある

ジャパネットウォーターは、顧客満足度調査でも高い評価を受けている天然水サービスです。公式FAQでは、付属の停電時用キャップを差し込めば停電中も使用でき、冷水タンクの水が常温で出ると案内されています。

防災面で見逃せないのが賞味期限の長さ。未開封なら製造日から10ヶ月と長めに設定されているため、少し多めにストックしても期限切れになりにくいのが安心です。WFD4010Sは卓上タイプなので、床置きサーバーを置くスペースがないキッチンやワンルームでも導入しやすいでしょう。ただし、地震の揺れで台から落ちないよう、置く場所の安定性や固定方法には気を配ってください。

防災用ウォーターサーバーの比較表

ここでは、ランキングで紹介した10機種を、防災目線で特に大事な「停電時の出水方法と水の種類」と「月額料金とボトル1本あたりの容量」の2つの軸で比較します。

機種名 ボトルの位置 停電時の出水 ボトル容量
コスモウォーター smartプラスNextコスモウォーター smartプラスNext 下置き ○(非常用電源ユニット) 12L
フレシャス dewoⅱフレシャス dewoⅱ 上置き 記載なし 7.2L
クリクラFitクリクラFit 上置き ○(常温水) 12L/5.8L
ワンウェイウォーター smartプラスワンウェイウォーター smartプラス 下置き 記載なし 12L
プレミアムウォーター famfit2プレミアムウォーター famfit2 下置き ○(非常用コック) 12.5L
アクアクララ アクアレグノアクアクララ アクアレグノ 上置き 記載なし 12L
うるのん Formaうるのん Forma 上置き ○(常温で注水) 12L
アルピナウォーター スタンダードサーバーアルピナウォーター スタンダードサーバー 上置き ○ 7.6L/12L/18.9L
まるっとウォーター スタンダードサーバーまるっとウォーター スタンダードサーバー 上置き 記載なし 12L
ジャパネットウォーター WFD4010S(卓上)ジャパネットウォーター WFD4010S(卓上) 上置き(卓上) ○(停電時用キャップ) 9.5L

停電時の出水方法と水の種類で比較

停電時に水を出せるかどうかは、機種によって仕組みが大きく異なります。

機種名 水の種類 停電時の出水方法 停電時の温度
コスモウォーター smartプラスNext 天然水 付属の非常用電源ユニットを背面に接続 常温
フレシャス dewoⅱ 天然水 公式に記載なし(未開封パックを備蓄水として活用) -
クリクラFit RO水 そのままコックから出水 常温
ワンウェイウォーター smartプラス RO水・天然水 公式に記載なし(未開封ボトルを備蓄水として活用) -
プレミアムウォーター famfit2 天然水 付属の非常用コックをボトルに差し込む 常温
アクアクララ アクアレグノ RO水 機種ページに記載なし(販売店に確認) -
うるのん Forma 天然水 そのまま注水可能 常温
アルピナウォーター スタンダードサーバー RO水 そのまま使える 常温
まるっとウォーター スタンダードサーバー 天然水 公式に記載なし(未開封ボトルを備蓄水として活用) -
ジャパネットウォーター WFD4010S(卓上) 天然水 付属の停電時用キャップを差し込む 常温

停電時の出水が公式に明記されているのは6機種です。電源ユニットやコックなどの付属品が必要な機種は、いざというときに見つからないと使えません。付属品はサーバーの近くにまとめて保管しておくことを忘れないようにしましょう。

水の種類は、天然水とRO水に分かれます。どちらも飲み水としての安全性に差はありませんが、ミネラルが少ないRO水は赤ちゃんのミルクづくりに使いやすく、天然水は採水地ごとの味わいを楽しめます。

月額料金とボトル1本あたりの容量で比較

防災用に多めにストックするなら、月々のコストも大切です。

機種名 水代の目安(税込) サーバー代など(税込) ボトル容量
コスモウォーター smartプラスNext 12L×2本 4,320円 レンタル無料 12L
フレシャス dewoⅱ 7.2L 1個1,231円〜 月2箱以上で無料(それ以外550円) 7.2L
クリクラFit 12L 1本1,620円〜 あんしんサポートパック月460円 12L/5.8L
ワンウェイウォーター smartプラス RO水12L 1,350円/天然水12L 2,052円 レンタル無料 12L
プレミアムウォーター famfit2 12.5L×2本 4,190円〜 レンタル無料(料金に含む) 12.5L
アクアクララ アクアレグノ 12L 1本1,620円〜 あんしんサポート料月1,650円〜 12L
うるのん Forma 12L×2本 4,140円〜 レンタル0円(配送料は地域による) 12L
アルピナウォーター スタンダードサーバー 12L 1本1,134円 レンタル月770円 7.6L/12L/18.9L
まるっとウォーター スタンダードサーバー 12L 1本2,084円 レンタル無料 12L
ジャパネットウォーター WFD4010S(卓上) 月2本からの本数別の月額制 レンタル0円 9.5L

水代だけでなく、サーバー代やサポート料を足した月の総額で比べるのがポイントです。たとえば水代が安いアルピナウォーターでも、レンタル料770円を加えて計算する必要があります。反対に水代がやや高めでもレンタル料無料のサービスなら、トータルで差が小さくなることもあります。

備蓄量を増やしたい場合は、1Lあたりの単価が安いサービスほど、同じ予算で多くの水をストックできると考えましょう。

ウォーターサーバーは停電時に使える?電気なしで水を出す方法

「ウォーターサーバーは電気で動くから、停電したら使えないのでは?」と心配する人も多いでしょう。実は、機種の構造によって停電時に使えるかどうかがはっきり分かれます。

コック式・レバー式は電気なしでも常温水が出る

ボトルをサーバーの上にのせる「上置きタイプ」で、コックやレバーを押して水を出す機種は、重力でボトルの水がタンクに流れ落ちる仕組みになっています。そのため、電気が止まっても、コックを押せば水が出てきます。

クリクラFitやアルピナウォーターのスタンダードサーバー、うるのんのFormaは、公式に停電時も水を出せると案内されている代表的な機種です。構造がシンプルなほど、停電に強いと覚えておくとよいでしょう。

ボタン式・下置きタイプは停電で止まりやすい

一方、ボトルを足元にセットする「下置きタイプ」は、電動ポンプで水をくみ上げてタンクに送る仕組みです。ポンプが動かなければ水は上がってこないため、停電すると基本的には水を出せません。

また、電子式のボタンで出水を操作する機種も、電気がないとボタンが反応しないことがあります。ボトル交換がラクで人気の下置きタイプですが、防災目的で選ぶ場合は停電時の対策があるかどうかを必ず確認しましょう。

非常用電源ユニットや非常用コックがある機種もある

下置きタイプでも、停電対策の付属品を用意している機種があります。

非常用電源ユニット 本体に接続して電力を補い、停電中もポンプを動かして常温水を出す方式(例:コスモウォーター smartプラスNext)
非常用コック ボトルに直接差し込んで、サーバーを通さずに水を出す方式(例:プレミアムウォーター famfit2)
停電時用キャップ 付属のキャップを差し込み、冷水タンクの水を常温で出す方式(例:ジャパネットウォーター)

いずれも付属品が手元にないと使えないのが共通の注意点です。届いたらすぐに保管場所を決め、家族全員が分かるようにしておきましょう。電池式のものは予備の電池も忘れずに用意してください。

停電中はお湯と冷水が使えなくなる

停電時に水を出せる機種でも、使えるのは常温水だけです。ヒーターや冷却機能が止まるため、お湯も冷たい水も出なくなります。

ただし、停電直後は温水タンクにしばらくお湯が残っていることがあります。やけどに注意しながら、カップ麺やレトルト食品の温めに活用するのもひとつの方法です。温水タンクのお湯は時間とともに冷めていくので、早めに使い切るのがおすすめです。

浄水型ウォーターサーバーが防災に向かない理由

最近は、水道水を使う浄水型ウォーターサーバーも人気です。ボトルの受け取りや保管がいらず便利ですが、防災の観点では弱点があることを知っておきましょう。

断水すると水道直結型・給水型は水を作れない

浄水型ウォーターサーバーには、水道管とつなぐ「水道直結型」と、水道水を自分でタンクに入れる「給水型」があります。どちらも水道水を原料にしているため、断水すると新しい水を作れません。

さらに浄水型は、ろ過や加熱に電気を使うため、停電にも弱いのが一般的です。給水型ならタンクに残っている水は使える場合がありますが、その量は数L程度にとどまります。災害時の水源としてはあてにしにくいのが正直なところです。

普段使いは浄水型、備えは宅配型と使い分ける考え方

とはいえ、浄水型には「水代を気にせずたっぷり使える」「ボトルの保管や交換がいらない」という大きなメリットがあります。そこでおすすめなのが、普段使いは浄水型、備えは宅配型やペットボトルの備蓄と役割を分ける考え方です。

すでに浄水型を使っている人は、ペットボトルの水を別途ローリングストックしておけば十分備えられます。これからウォーターサーバーを選ぶ人で、防災も重視したい場合は宅配型を選ぶのが確実です。浄水型と宅配型の違いや人気機種をもっと詳しく比べたい人は、ウォーターサーバーおすすめランキングもあわせてチェックしてみてください。

防災用ウォーターサーバーの選び方

防災目的でウォーターサーバーを選ぶときは、普段使いの便利さに加えて、いざというときに本当に役立つかを見極めることが大切です。ここでは6つのチェックポイントを紹介します。

電気を使わずに水を取り出せるか

防災用として最優先で確認したいのが、停電時に水を出せるかどうかです。公式サイトの機種ページやFAQに「停電時も使える」「非常用コック付属」などの記載があるかを確認しましょう。

記載がない機種でも、未開封ボトルは備蓄水として使えます。ただし、重い12Lボトルから直接コップに注ぐのは大変なので、停電時の出水方法が用意されている機種のほうが災害時の使い勝手は格段によいと言えます。

賞味期限が長く備蓄しやすい水か

ウォーターサーバーの水の賞味期限は、サービスによって異なります。たとえばジャパネットウォーターは未開封で製造日から10ヶ月と長めです。賞味期限が長いほど、多めにストックしても期限切れになりにくいので、防災向きと言えます。

注意したいのは、開封後の期限は短いということ。サーバーにセットしたボトルは、一般的に2週間〜1ヶ月程度で飲み切るよう案内されていることが多いです。申し込み前に、未開封時と開封後の両方の期限を確認しておきましょう。

ボトルを上に置くか足元に置くか

ボトルを上にのせる上置きタイプは、重力で水が出るため停電に強いのがメリット。一方で、12Lのボトルを肩の高さまで持ち上げる必要があり、力に自信がない人には負担になります。

足元にボトルを置く下置きタイプは、交換はラクですが停電に弱いのが弱点です。下置きを選ぶなら、非常用電源ユニットや非常用コックなど停電対策がある機種を選ぶと、使いやすさと防災力を両立できます。

使い捨てボトルかリターナブルボトルか

ボトルには、使い終わったらごみとして捨てる「ワンウェイボトル(使い捨て)」と、回収して再利用する「リターナブルボトル」があります。

ワンウェイボトル 飲むほどに縮み、空気が入りにくい。空ボトルはつぶして家庭ごみに出せるので保管場所をとらない。
リターナブルボトル 硬くて丈夫なので積み重ねやすい。空ボトルを次回配送まで保管して返却する必要がある。

災害時は配送が止まり、空ボトルの回収もしばらく来なくなる可能性があります。空ボトルの置き場所に困らないワンウェイボトルのほうが、災害時の扱いはラクです。リターナブルボトルを選ぶ場合は、空ボトルを置くスペースもあらかじめ考えておきましょう。

地震で倒れにくい形と固定方法があるか

ウォーターサーバーは水が入ると20kg以上になることもあり、地震で倒れると大きなけがにつながります。東京消防庁の家具類の転倒・落下・移動防止対策でも、背の高い家具類の転倒防止の大切さが呼びかけられています。

重心が低い下置きタイプや、背の低い卓上タイプは倒れにくい傾向にあります。上置きタイプを選ぶ場合は、転倒防止ベルトや耐震ジェルマットなどで固定できるかを確認しておきましょう。メーカーによっては転倒防止用品を用意しているところもあります。

月々のコストが無理なく続けられるか

防災の備えは、続けてこそ意味があります。月々の負担が大きすぎると、途中でやめてしまい、結局備蓄がゼロに戻ってしまうかもしれません。

水代、サーバー代、サポート料、配送料を合計した月額で比べ、無理なく続けられるサービスを選びましょう。また、契約期間と解約金も必ず確認してください。国民生活センターには、解約時に説明のなかった違約金を請求されたといったウォーターサーバーの契約トラブルが寄せられています。申し込み前に契約条件をしっかり読んでおくことが大切です。

災害時に必要な水の量はどれくらい?家族の人数別の目安

ウォーターサーバーで備えるなら、どれくらいの量をストックしておけばよいのでしょうか。ここでは、公的機関が示す目安をもとに、家族の人数別の備蓄量を計算してみます。

飲み水は1人1日3リットルが目安

首相官邸の「災害が起きる前にできること」では、飲料水の備蓄は3日分、1人1日3リットルが目安とされています。これは飲み水と、簡単な調理に使う水を合わせた量です。

さらに、大規模な災害では物流の回復に時間がかかることもあるため、できれば1週間分の備蓄が推奨されています。なお、トイレを流したり体をふいたりする生活用水は飲み水とは別に必要です。お風呂の水を張っておく、ポリタンクに水道水をためておくなどの備えもあわせて行いましょう。

1人暮らし・2人暮らしの備蓄本数

1人1日3Lを基準に、必要な量と12Lボトルの本数を計算すると次のとおりです。

世帯 3日分 1週間分 12Lボトルの目安
1人暮らし 9L 21L 3日分で1本/1週間分で2本
2人暮らし 18L 42L 3日分で2本/1週間分で4本

1人暮らしなら、サーバーにセットしているボトルに加えて、未開封のストックを1〜2本持っておけば、1週間分に近い量を確保できます。2人暮らしなら、常に3〜4本のストックがあると安心です。

4人家族で1週間分を備えるには

4人家族の場合、1日に必要な水は12L、1週間分では84Lになります。12Lボトルに換算すると7本分です。

すべてをウォーターサーバーのボトルでまかなうのが難しい場合は、ウォーターサーバーのストック4〜5本+2Lペットボトルの箱買いのように組み合わせるのが現実的です。ウォーターサーバーの注文周期を少し早め、常に未開封ボトルが一定数ある状態をつくっておきましょう。

発災から復旧まで時系列で見るウォーターサーバーの使い方

災害が起きたとき、ウォーターサーバーをどう使えばよいのかを時系列で整理しました。事前にイメージしておくだけで、いざというときに落ち着いて行動できます。

発災直後はサーバー内の水とストックボトルを確保する

まずは身の安全を確保したうえで、サーバーが倒れていないか、水漏れがないかを確認します。倒れていた場合は、電源プラグを抜いてから起こしましょう。

次に、家にある水の量を把握します。サーバー内のタンクの水、セット中のボトル、未開封のストックボトルの本数を確認し、何日分あるかを家族で共有しておくと、無駄づかいを防げます。停電している場合は、非常用電源ユニットや非常用コックを取り出しておきましょう。

停電が続く数日間は常温水を飲み水と調理に回す

停電中は常温水しか使えないため、飲み水と調理を優先して使います。手洗いや食器洗いなどは、ウェットティッシュや紙皿・ラップを活用して、飲み水を節約しましょう。

開封済みのボトルは衛生面から早めに使い切り、未開封のボトルは開けずに保管しておくのが基本です。温水タンクに残ったお湯は時間とともに冷めるので、停電直後のうちにレトルト食品の温めなどに使うと無駄になりません。

配送が止まったときに備えて追加注文と在庫を見直す

大きな災害のあとは、道路の寸断や物流の混乱で、ウォーターサーバーの配送が一時的に止まることがあります。公式サイトやアプリのお知らせで配送状況を確認し、再開したらすぐに追加注文できるようにしておきましょう。

配送が再開するまでの間は、残りの水を計画的に使います。近くのお店が営業を再開していればペットボトルの水を補充したり、ネットスーパーの配送状況をチェックしたりと、複数の入手ルートを確保しておくと安心です。

電気が戻ったらすぐに飲まず衛生チェックをする

停電から復旧したら、すぐにサーバーの水を飲むのは避けましょう。停電中はタンク内の温度管理や自動クリーン機能が止まっていたため、雑菌が増えている可能性があります。

電源を入れたら、温水・冷水が適温に戻るまでしばらく待ち、最初に出てくる水は捨ててから使うと安心です。長時間の停電だった場合や、水の味やにおいに違和感がある場合は、メーカーのサポートに相談しましょう。

災害時にウォーターサーバーを使うときの注意点

ウォーターサーバーは心強い備えになりますが、使い方を間違えるとけがや体調不良につながることもあります。日頃から気をつけたいポイントを確認しておきましょう。

水の賞味期限と開封後の期限を確認する

ストックボトルは、賞味期限の古いものから使うのが鉄則です。ボトルを置くときは、期限の近いものを手前に置くなど、自然に古いものから使える並べ方を工夫しましょう。

また、ボトルは直射日光の当たる場所や高温になる場所に置くと品質が落ちやすくなります。涼しく暗い場所で保管することも大切です。

衛生管理を怠るとカビや雑菌が増える

ウォーターサーバーは毎日水が通る機械なので、お手入れを怠ると注ぎ口や受け皿にカビや雑菌が発生することがあります。普段から注ぎ口や受け皿をこまめに拭く習慣をつけておきましょう。

自動クリーン機能のある機種や、定期的にサーバーを交換してくれるサービスなら、内部の衛生管理の負担を減らせます。災害時は水が貴重で十分に掃除できないこともあるため、普段から清潔に保っておくことが備えにつながります。

地震でサーバーが倒れないように固定しておく

水が入ったウォーターサーバーは重く、地震で倒れると下敷きになったり、ボトルが落ちてけがをしたりする危険があります。転倒防止ベルトで壁に固定する、耐震マットを敷くなどの対策をしておきましょう。

設置場所も大切です。寝室の枕元や、避難経路になる廊下・ドアの近くは避け、倒れても人に当たりにくい場所を選んでください。小さな子どもがいる家庭では、チャイルドロックもあわせて活用しましょう。

停電復旧後は電源を入れてすぐの水を使わない

停電から復旧してすぐは、タンク内の水が適温に戻っていません。とくに温水は、十分に加熱されるまで時間がかかるため、赤ちゃんのミルクづくりなどに使う場合は温度が戻ってから使いましょう。

機種によっては、電源を入れ直したあとに自動クリーンが動くものもあります。取扱説明書を確認し、メーカーが推奨する手順に沿って再開するのが安心です。

ウォーターサーバーと防災に関するよくある質問

最後に、ウォーターサーバーと防災についてよく寄せられる質問にお答えします。

断水したときもウォーターサーバーは使えますか?

宅配型のウォーターサーバーなら、断水しても使えます。水はボトルで届くため、水道が止まっても影響を受けません。ただし、水道水を使う浄水型(水道直結型・給水型)は、断水すると新しい水を作れないので注意しましょう。

停電時にお湯は出ますか?

停電中はヒーターが止まるため、新たにお湯を作ることはできません。停電直後は温水タンクにお湯が残っていることがありますが、時間とともに冷めていきます。停電時に使えるのは基本的に常温水だと考えておきましょう。お湯が必要な場合は、カセットコンロなどを別に用意しておくと安心です。

ペットボトルの備蓄とどちらがお得ですか?

水の単価だけを比べると、まとめ買いしたペットボトルのほうが安いことが多いです。一方でウォーターサーバーは、毎日飲みながら自然にローリングストックできる、冷水やお湯がすぐ使える、重い水を買いに行かなくてよいといった、日常の便利さがあります。

普段からウォーターサーバーを使う予定がある人なら、その水を備蓄にも回すことで、防災のための追加コストを抑えられるのがメリットです。食料の備蓄もあわせて考えたい人は、長期保存できる冷凍の宅食をストックしておくのもひとつの方法です。

災害時でも水の追加注文や配送はできますか?

被災地域では、道路状況や物流の影響で配送が遅れたり止まったりすることがあります。多くのサービスは公式サイトやアプリで配送状況を案内しているので、まずはそちらを確認しましょう。

配送が止まることを前提に、普段から1〜2本多めにストックしておくことが一番の備えです。地域の販売店が配送を担うアクアクララやクリクラは、販売店に直接相談できる場合もあります。

ウォーターサーバーの水は赤ちゃんのミルクにも使えますか?

多くのウォーターサーバーの水は、赤ちゃんのミルクづくりにも使えます。とくにミネラルが少ないRO水や軟水の天然水は、赤ちゃんの体に負担をかけにくいとされています。

ただし、厚生労働省が紹介しているWHO/FAOのガイドラインでは、粉ミルクを溶かすお湯は70℃以上を保つこととされています。停電中は温水が使えないので、カセットコンロでお湯を沸かすか、液体ミルクを備えておくと安心です。

ウォーターサーバーが地震で倒れることはありますか?

大きな地震では、ウォーターサーバーが倒れる可能性はあります。とくにボトルを上にのせる上置きタイプは重心が高く、揺れで倒れやすい傾向があります。

転倒防止ベルトで壁に固定したり、耐震マットを敷いたりするほか、倒れても人に当たりにくい場所に設置しましょう。下置きタイプや卓上タイプは重心が低く比較的倒れにくいですが、卓上タイプは置いている台ごと動かないように対策しておくことが大切です。

まとめ|ウォーターサーバーで普段の水と防災の備えを両立しよう

ウォーターサーバーは、毎日のおいしい水を楽しみながら、自然に水の備蓄ができる心強い防災アイテムです。宅配型なら断水しても手元のボトルが飲み水になり、停電時の出水方法がある機種なら電気が止まっても水を取り出せます。

防災目的で選ぶなら、停電時に水を出せるか、ボトルを備蓄しやすいか、月々のコストを無理なく続けられるかの3点を必ずチェックしましょう。下置きでボトル交換がラクなうえ、付属の非常用電源ユニットで停電中も常温水を出せるコスモウォーターのsmartプラスNextは、使いやすさと防災力のバランスがとれた1台です。電気なしで水を出せるシンプルな上置き機なら、クリクラFitやアルピナウォーターのスタンダードサーバーも候補になります。

1人1日3L、できれば1週間分を目安に、家族の人数に合わせてストックの本数を決めておくことも大切です。普段の暮らしを変えずに、いざというときの安心を手に入れてください。

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