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2026/10/11

常温水が出るウォーターサーバーおすすめランキングTOP10|常温機能と料金を比較【2026年最新】

冷たい水はお腹が冷えて苦手、でも水道水をそのまま飲むのは抵抗がある。朝いちばんに飲む水や薬を飲むときの水は、冷たすぎず熱すぎない「常温」がちょうどいい。そんな方にとって気になるのが常温水が出るウォーターサーバーです。

ただ、ウォーターサーバーは冷水と温水の2温度が基本で、常温水ボタンが付いた機種はまだ多くありません。冷水の温度を弱めて常温に近づける機種、常温専用のタンクを持つ機種など、同じ「常温水対応」でも仕組みはさまざまです。そこでこの記事では、2026年10月時点の各社公式情報をもとに、常温水が使えるウォーターサーバー10機種をランキング形式で比較しました。

常温水の出し方や月額料金、電気代、置き場所の違いはもちろん、常温水のメリット・デメリット、季節ごとの温度の目安、電源を切って常温にするのがNGな理由まで、選ぶ前に知っておきたいことをまとめています。読み終えるころには、あなたの暮らしにぴったりの1台が見つかるはずです。

常温水が出るウォーターサーバーとは?冷水との違いと3つのタイプ

常温水が出るウォーターサーバーとは、冷水・温水に加えて冷やしも温めもしない水をそのまま注げる機種のことです。一般的なウォーターサーバーは冷水タンクと温水タンクの2つだけを持ち、常温の水が欲しいときは冷水とお湯を混ぜるしかありませんでした。常温水対応の機種なら、ボタンひとつで冷たすぎない水がすぐに手に入ります。

ひとくちに常温水対応といっても、その仕組みは大きく3つのタイプに分かれます。タイプによって水の温度や使い勝手、置き場所が変わるので、まずは違いを押さえておきましょう。

常温水ボタンが付いたタイプ

もっとも分かりやすいのが、冷水・温水ボタンとは別に常温水ボタン(または常温モード)を持つタイプです。タンクから冷却・加熱を通さずに水を出すため、出てくる水の温度は部屋の温度とほぼ同じになります。

このタイプは浄水型に多く、エブリィフレシャス tall、ウォータースタンド ピュアライフ L、feel free putio、ハミングウォーター flows、Locca Smart、しずくりあ Pitto miniなどが該当します。宅配型(天然水)ではフレシャス Slatやプレミアムウォーター AURA Water Serverのように、常温水を出せる機種は限られています。ウォータースタンド ピュアライフ Lやしずくりあ Pitto miniのように常温水専用のタンク(1.0L)を持つ機種もあり、冷水タンクの水を減らさずに常温水だけを使えるのが利点です。

注意したいのは、常温水の温度は「室温しだい」だということです。プレミアムウォーター AURA Water Serverの約25℃、Locca Smartの約25〜30℃のように目安を示している機種もありますが、夏の暑い部屋ではそれより高くなり、冬は低くなります。

冷水の温度を弱めて常温に近づけるタイプ

2つめは、常温水ボタンはないものの、冷水の温度設定を弱めて「冷たすぎない水」を出すタイプです。たとえばコスモウォーター smartプラスNextは冷水を強(5〜10℃)・中(6〜15℃)・弱(10〜20℃)の3段階で切り替えられ、弱モードにすると常温に近いやわらかな温度の天然水が飲めます。

厳密な意味での常温水ではありませんが、夏場でも温度が安定しているのがこのタイプのよいところです。常温水は室温によっては25℃を超えてぬるく感じることがありますが、弱冷水なら10〜20℃程度に保たれます。エブリィフレシャス tallのECO冷水(約10〜15℃)や、feel free putioのECO冷水(約14〜20℃)のように、常温水ボタンと弱冷水モードの両方を持つ機種もあります。

電源不要・卓上で使える常温専用タイプ

3つめは、冷却・加熱機能を持たない常温専用の卓上浄水器・給水器タイプです。電源が不要なものもあり、電気代がかからない、置き場所を選ばないといった気軽さがあります。

一方で、冷水や温水が出ないため、夏の冷たい飲み物や冬のお茶には別の家電が必要になります。また冷却・加熱による衛生機能がないぶん、タンクの水は早めに使い切ってこまめに洗うことが大切です。常温水だけで十分という一人暮らしの方には選択肢になりますが、1台で冷水・温水・常温水をまかないたいなら、この記事で紹介する冷温水サーバーのほうが使い勝手は上です。卓上で冷温水も使いたい方は、ランキングで紹介するfeel free putioやしずくりあ Pitto mini、ウォータースタンド ガーディアンが候補になります。

常温水が出るウォーターサーバーおすすめランキングTOP10|浄水型・宅配型をまとめて比較

ここからは、常温水が使えるウォーターサーバー10機種をランキング形式で紹介します。常温水の出し方・温度の選択肢・月額料金・設置のしやすさ・衛生機能を総合的に比べて順位を決めました。料金はすべて税込で、2026年10月時点の公式サイトの情報をもとにしています。まずは比較表で全体をつかんでから、気になる機種を詳しくチェックしてみてください。

機種名 タイプ 月額の目安(税込) 常温水の出し方 設置
エブリィフレシャス tall
エブリィフレシャス tall
浄水型 3,300円(定額) 常温水ボタン+ECO冷水約10〜15℃ 床置き
ウォータースタンド ピュアライフ L
ウォータースタンド ピュアライフ L
浄水型 2,860円〜3,300円 常温水専用タンク1.0L 床置き
feel free putio
feel free putio
浄水型 3,140円〜3,760円 常温水+ECO冷水約14〜20℃ 卓上
ハミングウォーター flows
ハミングウォーター flows
浄水型 3,410円 独立した常温水ボタン 床置き
Locca Smart
Locca Smart
浄水型 3,300円(定額) 常温水約25〜30℃ 床置き
コスモウォーター smartプラスNext
コスモウォーター smartプラスNext
宅配型 4,320円〜(12L×2本) 冷水の弱モード10〜20℃ 床置き(ボトル下置き)
フレシャス Slat
フレシャス Slat
宅配型 4,244円〜(9.3L×2本+レンタル料) 常温水(室温による) 床置き(ボトル下置き)
プレミアムウォーター AURA Water Server
プレミアムウォーター AURA Water Server
宅配型 4,410円〜(12.5L×2本) 常温水約25℃ 床置き(ボトル下置き)
ウォータースタンド ガーディアン
ウォータースタンド ガーディアン
浄水型(水道直結) 4,400円 常温水(補充不要) 卓上
しずくりあ Pitto mini
しずくりあ Pitto mini
浄水型 2,970円 常温水専用タンク1.0L 卓上

1位 エブリィフレシャス tall(浄水型)|常温専用ボタン付きで水道水を入れるだけ

エブリィフレシャス tall

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き
月額料金(税込) 3,300円(定額・サーバーレンタル料・カートリッジ代・配送料込み)
温度設定 冷水5〜10℃/ECO冷水約10〜15℃/常温水(室温による)/ECO温水約70〜75℃/温水80〜85℃/高温水約90℃
サイズ 幅290×奥行363×高さ1,125mm
タンク容量 合計8.7L(上部タンク5.7L・冷水1.5L・温水1.5L)
浄水性能 50種類の物質の除去に対応
支払い方法 クレジットカードのみ
キャンペーン 2026年10月時点で実質4か月半額キャンペーンを実施中
最低利用期間 3年(3年未満の解約は解約金40,000円)
メリット
  • 常温水ボタンに加え、約10〜15℃のECO冷水も選べて季節に合わせやすい
  • 月3,300円の定額で、常温水をどれだけ使っても料金が変わらない
  • 上部タンク5.7Lと大容量で、家族で使っても補充回数が少なくて済む
  • 約90℃の高温水まで出せるので、お茶やカップ麺にも1台で対応できる
  • ボトルの注文・受け取り・保管が不要
デメリット
  • 最低利用期間が3年で、期間内の解約は40,000円の解約金がかかる
  • 支払いはクレジットカードのみで、口座振替などは選べない
  • 上部タンクへの給水は手作業になる

エブリィフレシャス tallを1位に選んだのは、常温水を含めて6つの温度を使い分けられるからです。冷水・ECO冷水・常温水・ECO温水・温水・高温水をボタンで切り替えられ、春や秋は常温水、夏はECO冷水の10〜15℃、冬の白湯づくりはECO温水と、1年を通して今ちょうどいい温度を選べます。常温水は夏場にぬるく感じやすいという弱点がありますが、ECO冷水があることで自然に補えるのがこの機種の強みです。

料金は月3,300円の定額で、水道水を注いで使う浄水型なので家族で常温水をたっぷり使っても月額は変わりません。料理の下ごしらえや赤ちゃんのミルク用の湯冷ましなど、常温水をよく使うご家庭ほどお得感が増します。2026年10月時点では実質4か月半額のキャンペーンも行われています。一方で最低利用期間は3年と長めなので、引っ越しの予定がある方は時期を確認してから申し込むと安心です。

2位 ウォータースタンド ピュアライフ L(浄水型)|床置きの給水タンク式で常温水も冷水もたっぷり使える

ウォータースタンド ピュアライフ L

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き/工事不要
月額料金(税込) 5年プラン2,860円/3年プラン3,080円/縛りなしプラン3,300円
温度設定 冷水4〜8℃/常温水(室温による)/温水約92℃
タンク容量 給水タンク4.5L/冷水2.0L・常温水1.0L・温水1.5L
サイズ・重量 幅260×奥行370×高さ1,204mm/22.7kg
電気代の目安 約462円/月(節電モード使用時)
衛生機能 UV-LEDクリーン機能・コック除菌・取り外して洗える給水タンク
チャイルドロック あり(温水は自動ロック・全操作ロック可)
解約金 縛りなしプランは0円(3年・5年プランは期間内の解約で解約金あり)
メリット
  • 常温水専用の1.0Lタンクがあり、ボタンを押すだけで冷やしていない水が出る
  • 5年プランなら月2,860円と、床置きの常温水対応機種の中では月額を抑えやすい
  • 解約金0円の縛りなしプランがあり、長期契約に不安がある人でも始めやすい
  • 給水タンクが4.5Lと大きく、冷水も2.0Lたっぷり使える
  • コック除菌とUV-LEDで、常温の水でも衛生面に配慮されている
デメリット
  • 温水は約92℃の1段階で、白湯向けの低めの温度には切り替えられない
  • 冷水を弱めるモードがなく、夏場の常温水は室温の影響を受けやすい
  • 縛りなしプランは5年プランより月440円高くなる

ピュアライフ Lの強みは、冷水・常温水・温水がそれぞれ独立したタンクとボタンで用意されているわかりやすさです。常温水タンクは1.0Lあり、薬を飲むときや料理で冷たくない水がコップ1杯ほしいときに、迷わずワンタッチで注げます。冷水タンクも2.0Lと大きめなので、夏は冷水、それ以外の季節は常温水と、家族それぞれの好みに合わせてたっぷり使えます。

月額は契約期間で選べ、5年プランなら2,860円と常温水対応の床置き機種の中では手頃です。3年プランは3,080円、縛りなしプランは3,300円で、縛りなしなら解約金がかからないため、転勤や引っ越しの可能性がある方でも試しやすいでしょう。水道工事は不要で、コンセントがあればすぐ使い始められます。温度はシンプルな3つで十分、月額を抑えて常温水も冷水もたっぷり使いたいという方にぴったりです。

3位 feel free putio(浄水型)|卓上に置けるコンパクトさで常温水も出せる

feel free putio

タイプ 浄水型(給水タンク式)・卓上
月額料金(税込) サーバーレンタル料 お得プラン2,680円/スタンダードプラン・のりかえプラン2,980円/ライトプラン3,300円+あんしんサポートパック460円
温度設定 冷水約5〜10℃/ECO冷水約14〜20℃/常温水/温水約80〜85℃/ECO温水約58〜63℃/再加熱約85〜87℃
サイズ 幅240×奥行362×高さ415mm(床面は幅240×奥行280mm)
メンテナンス 半年に1度のフィルター交換+1年に1度サーバー本体をまるごと交換
チャイルドロック 温水は常時ロック+全操作ロックボタン
契約 ライトプランは1年お試し向け。契約期間中の解約は解約違約金あり
メリット
  • 床面がA4サイズほどの卓上タイプで、キッチンカウンターにも置きやすい
  • 常温水に加えECO冷水(約14〜20℃)もあり、夏でも冷たすぎない水を選べる
  • ECO温水(約58〜63℃)と再加熱もあり、白湯からお茶まで温度の幅が広い
  • 1年に1度サーバー本体がまるごと交換され、内部の衛生面が安心
  • 1年お試しのライトプランなど、契約期間を選べる
デメリット
  • 卓上タイプのためタンクが小さく、家族で大量に使うと給水回数が増える
  • レンタル料とは別にあんしんサポートパック460円が毎月かかる
  • 契約期間中に解約すると解約違約金がかかる

feel free putio(プティオ)は、卓上サイズでありながら温度の選択肢が床置き機種並みに多いのが特徴です。冷水・常温水・温水の基本3温度に加えて、ECO冷水の約14〜20℃、ECO温水の約58〜63℃、再加熱の約85〜87℃まで使えます。とくにECO冷水は常温に近い温度帯なので、夏場に常温水がぬるく感じるときでも冷たすぎない水を安定して出せます。

本体は幅240mm・高さ415mmで、床面の奥行は280mmとA4用紙ほどのスペースに収まります。月額はレンタル料2,680〜3,300円にあんしんサポートパック460円を加えた3,140〜3,760円です。半年ごとのフィルター交換に加え、1年に1度サーバー本体をまるごと交換してくれるので、常温の水を長く使い続けても内部の汚れを心配しにくいのも安心材料。キッチンに置ける常温水対応機種で、機能の多さを重視する方におすすめです。

4位 ハミングウォーター flows(浄水型)|定額で常温水を料理にも気兼ねなく使える

ハミングウォーター flows

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き
月額料金(税込) 3,410円(北海道3,630円・沖縄3,740円)
初期費用 出荷手数料2,200円(北海道・沖縄は3,300円。限定カラーは別途2,200円)
温度設定 冷水6〜10℃/常温水/温水80〜90℃(再加熱機能あり)
フィルター 8か月ごとに無料交換(1日約10L使用が目安)
チャイルドロック 温水ロック・完全ロック・ロックフリーの3モード
デザイン 幅26cmのスリム設計/通常モデルのほかflows BRUNO監修モデルあり
契約期間 規定利用期間2年(2年以内の解約はサーバー引取手数料33,000円)
メリット
  • 冷水・常温水・温水のボタンが独立していて、家族の誰でも迷わず使える
  • 月額定額なので、料理やお米とぎに常温水を多めに使っても料金が変わらない
  • 幅26cmのスリム設計で、キッチンの隙間にも置きやすい
  • フィルターは8か月ごとに無料で届き、交換も簡単
デメリット
  • 温水の温度設定はできず、白湯向けの低温モードはない
  • 冷水を弱めるモードがなく、夏の常温水は室温に左右される
  • 初回に出荷手数料2,200円がかかる

ハミングウォーター flowsは、操作のわかりやすさと定額の気軽さで選びたい機種です。冷水・常温水・温水がそれぞれ別のボタンになっているので、モード切り替えや長押しが要りません。子どもや高齢の家族が常温水をくむときも迷いにくく、温水には初期設定でロックがかかるので安全面でも安心です。

月額は3,410円(北海道3,630円・沖縄3,740円)の定額で、水道水を入れて使うため料理に常温水をたっぷり使っても追加料金はかかりません。冷水だと材料が冷えすぎるだしや炊飯、パスタをゆでる水なども、常温水なら温まるのが早く時短につながります。一方で温水の温度設定や弱冷水モードはないので、温度を細かく調整したい方は1位のエブリィフレシャス tallや3位のfeel free putioのほうが向いています。

5位 Locca Smart(浄水型)|白湯や常温水をボタンひとつで切り替えられる

Locca Smart

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き
月額料金(税込) 3,300円(サーバーレンタル料・配送料・カートリッジ代込み)
温度設定 冷水約6℃/常温水約25〜30℃/白湯約55℃/温水約80℃/再加熱約90℃
浄水性能 29種類の不純物の除去に対応(JIS規格17物質・PFOS/PFOA対応)
サイズ・重量 幅260×奥行382×高さ1,200mm/21.0kg
衛生機能 サブタンク・出水口のUV殺菌
便利機能 連続出水1L・定量出水など3種類の出水量
初期費用 登録事務手数料3,300円(2026年10月時点で初月0円キャンペーンあり)
最低利用期間 5年(期間内の解約は利用期間に応じた契約解除料)
メリット
  • 常温水・白湯を含む5つの温度帯をボタンひとつで切り替えられる
  • 常温水の目安が約25〜30℃と示されていて、温度のイメージがつかみやすい
  • 約55℃の白湯がそのまま出せ、温め直す手間がない
  • PFOS・PFOAにも対応したカートリッジを搭載
  • 出水量を選べ、料理や水筒への注ぎ分けが楽
デメリット
  • 最低利用期間が5年と長い
  • 登録事務手数料3,300円がかかる(キャンペーン時期を除く)
  • 冷水を弱めるモードはなく、夏の常温水は室温に左右される

Locca Smartは、プレミアムウォーターグループが手がける浄水型ブランドLoccaの多機能モデルです。冷水・常温水・白湯・温水・再加熱の5つの温度帯をボタンで切り替えられ、起きてすぐは白湯、日中は常温水、夜はノンカフェインのお茶用に温水と、1日の中で飲みたい温度をそのまま選べます。出水量も連続出水1Lや定量出水から選べるので、料理で水を量る手間も省けます。

カートリッジは29種類の不純物に対応し、PFOS・PFOAの除去にも対応しています。サブタンクと出水口にはUV殺菌機能があり、常温の水を扱う機種で気になる衛生面にも配慮されています。月額は3,300円の定額ですが、最低利用期間が5年と長いのが注意点です。同じ住まいで長く使う予定があり、白湯と常温水の両方を手軽に飲みたい方に向いています。

6位 コスモウォーター smartプラスNext(宅配型)|冷水を弱設定にして常温に近い天然水が飲める

コスモウォーター smartプラスNext

タイプ 宅配型(天然水)・床置き/足元ボトル交換
月額料金(税込) 4,320円〜(12Lボトル2,160円×2本/サーバーレンタル料無料)
温度設定 冷水 強5〜10℃・中6〜15℃・弱10〜20℃/温水 強80〜90℃・中70〜80℃・弱60〜70℃
常温水 常温水ボタンはなし(冷水の弱モードで常温に近い温度に)
サイズ・重量 幅300×奥行340×高さ1,100mm/20kg
電気代の目安 約384円/月(エコモード+冷温水とも弱モード使用時)
初期費用 出荷手数料2,200円
便利機能 Wクリーン機能・チャイルドロック3モード・USB充電ポート・非常用電源ユニット対応
最低利用期間 3年(期間内の解約は解約手数料あり)
メリット
  • 冷水を3段階で調整でき、弱モード(10〜20℃)なら常温に近いやさしい温度で天然水が飲める
  • 夏でも温度が安定し、室温でぬるくなりにくい
  • ボトルを足元にセットする方式で、重いボトルを持ち上げなくてよい
  • 冷温水とも弱モードとエコモードで電気代は月約384円
  • 温水も3段階で、粉ミルクに使いやすい中モード(70〜80℃)がある
デメリット
  • 常温水ボタンはなく、室温そのままの水は出せない
  • 水代がかかるぶん、浄水型より月額が高くなりやすい
  • 初回に出荷手数料2,200円がかかり、最低利用期間は3年

コスモウォーター smartプラスNextは、常温水ボタンこそないものの、冷水を強・中・弱の3段階で調整できる天然水サーバーです。弱モードにすると10〜20℃の冷たすぎない水になり、冷たい水が苦手な方や胃腸をいたわりたい方でも飲みやすくなります。室温に左右される常温水と違って、夏でも温度がぶれにくいのはむしろこの方式のよいところです。

温水も60〜70℃・70〜80℃・80〜90℃の3段階で、公式でも粉ミルクを溶かすときは中モードがすすめられています。料金は12Lボトル1本2,160円で、月2本なら4,320円が目安。サーバーレンタル料は無料で、ボトルは足元からスライドして入れられます。天然水をほどよい冷たさで飲みたい、重いボトル交換は避けたいという方に向く1台です。

7位 フレシャス Slat(宅配型)|常温水モードと天然水の組み合わせが選べる

フレシャス Slat

タイプ 宅配型(天然水)・床置き/足元ボトル収納
サーバーレンタル料(税込) 990円/月(初月無料・前月に3箱以上お届けで無料)
水の価格(税込) FRECIOUS富士 9.3Lボトル1本1,627円(1箱2本単位)
月額の目安(税込) 4,244円(9.3L×2本+レンタル料990円)
温度設定 冷水5〜10℃/常温水(室温による)/温水80〜85℃/エコ温水70〜75℃/リヒート約90℃
サイズ・重量 幅290×奥行350×高さ1,110mm/24kg
電気代の目安 約390円/月〜(全ての省エネ機能使用時)
配送料 全国一律無料(注文ノルマなし・1〜4週間ごとに調整可)
メリット
  • 天然水サーバーでは数少ない常温水対応機種で、富士山の天然水を常温のまま飲める
  • ボトルを足元に入れる下置きタイプで、交換がラク
  • 9.3Lボトルは一般的な12Lボトルより軽い
  • エコ温水とリヒートもあり、温度の幅が広い
  • 配送料は全国一律無料で、注文ノルマもない
デメリット
  • 注文が月2箱以下だとレンタル料990円がかかる
  • 水代がかかるぶん、浄水型より月額が高くなりやすい
  • 注文を2か月連続で休止すると、その後は休止手数料がかかる

水道水ではなく天然水を常温で飲みたい方の有力候補が、フレシャス Slatです。宅配型の天然水サーバーは冷水と温水の2温度が主流で、常温水を出せる機種はわずか。そのなかでSlatは常温水に加えてエコ温水70〜75℃、リヒート約90℃まで備え、天然水サーバーとしては温度の選択肢が広い機種です。富士山の天然水FRECIOUS富士を冷やさずに飲めるので、水そのものの味を楽しみたい方に向いています。

ボトルは足元に収納する下置き式で、1本9.3Lと12Lボトルより軽く作られています。料金はボトル1本1,627円で、2本1箱の注文にレンタル料990円を足すと月4,244円が目安。前月に3箱(6本)以上注文すればレンタル料は無料になるため、家族で天然水をたっぷり飲むご家庭ほど割安です。電気代も全ての省エネ機能を使えば月約390円からと抑えめです。

8位 プレミアムウォーター AURA Water Server(宅配型)|約25℃の常温水と白湯まで選べる多温度モデル

プレミアムウォーター AURA Water Server

タイプ 宅配型(天然水)・床置き/足元ボトル
月額料金(税込) もっとPREMIUMプラン4,410円〜/PREMIUM WATER MOM CLUB 4,086円〜(いずれも12.5L×2本)
温度設定 冷水約6℃/常温水約25℃/白湯約60℃/温水約85℃/再加熱約90℃
サイズ 幅300×奥行334×高さ1,105mm(出水口の高さ約87cm)
電気代の目安 約1,011円/月(エコモード時約798円)
衛生機能 冷水タンクのUV LED
停電時 非常用コック付属
最低利用期間 5年
メリット
  • 常温水の目安を約25℃と公表しており、温度のイメージがつかみやすい
  • 約60℃の白湯モードがあり、体にやさしい温度帯を選べる
  • ボトルを足元にセットする方式で、交換の負担が小さい
  • 出水口が約87cmの高さにあり、かがまずに注げる
  • 非常用コックが付属し、停電時にも水を取り出せる
デメリット
  • 最低利用期間が5年と長い
  • 電気代の目安が月約1,011円と、浄水型の多くより高め
  • 水の注文量で月額が変わり、少量しか飲まない人には割高になりやすい

AURA Water Serverは、常温水を約25℃と温度の目安まで明示している天然水サーバーです。冷水約6℃・常温水約25℃・白湯約60℃・温水約85℃・再加熱約90℃の5つの温度を使い分けられ、朝の白湯、日中の常温水、夏の冷水と、飲みたい温度をそのまま選べます。天然水の宅配サーバーでここまで温度を細かく選べる機種はめずらしく、温度へのこだわりが強い方に向いています。

料金は12.5Lボトル2本で月4,410円からで、サーバーレンタル料も含まれます。妊娠中や小さな子どもがいるご家庭向けのPREMIUM WATER MOM CLUBなら月4,086円からと割安です。ただし最低利用期間は5年、電気代の目安も月約1,011円(エコモード時約798円)と、ランニングコストはやや高め。天然水の味と細かい温度設定の両方にこだわりたいなら有力候補ですが、コストを優先するなら浄水型と比べてから決めるとよいでしょう。

9位 ウォータースタンド ガーディアン(浄水型)|水道直結で常温水を手軽に使える

ウォータースタンド ガーディアン

タイプ 浄水型(水道直結)・卓上
月額料金(税込) 4,400円
温度設定 冷水5〜8℃/常温水(室温による)/温水93℃・85℃・75℃の3段階(瞬間温水)
サイズ・重量 幅230×奥行230×高さ471mm/10.6kg
電気代の目安 約150円/月(冷水18L・温水18L使用時)
フィルター 6か月ごとに無料でお届け
給水 水道から自動給水(設置工事あり)
サポート 修理無料・電話サポート
メリット
  • 水道直結で給水の手間がなく、常温水を続けてたっぷり使える
  • 瞬間冷温水システムで、電気代の目安が月約150円と低い
  • 温水を93℃・85℃・75℃の3段階で選べる
  • 幅23cmのスリムな卓上サイズで、シンク横にも置きやすい
デメリット
  • 月額4,400円と、浄水型の中では高め
  • 設置工事が必要で、蛇口の形状や賃貸の条件によっては設置できない
  • 水道の近くにしか置けない

ガーディアンは、水道から直接水を引き込む水道直結型です。給水タンクに水を注ぐ必要がなく、常温水を何杯続けて注いでもタンク切れの心配がないのが最大の利点です。鍋いっぱいの水を使う料理や、家族全員の水筒に常温水を詰めるといった大量使いでも、手を止めずに使い続けられます。

冷水・温水は使うときに必要な分だけ冷やしたり温めたりする瞬間冷温水システムで、電気代の目安は月約150円と抑えめです。一方で月額は4,400円と浄水型の中では高く、設置工事も必要です。賃貸の場合は管理会社への確認が欠かせないので、申し込み前にチェックしておきましょう。給水の手間をなくして常温水をたっぷり使いたい方に向いています。

10位 しずくりあ Pitto mini(浄水型)|PFAS除去にも対応した卓上の常温水サーバー

しずくりあ Pitto mini

タイプ 浄水型(給水タンク式)・卓上
月額料金(税込) 2,970円
温度設定 冷水5〜8℃/常温水(室温による)/温水85〜93℃
タンク容量 給水タンク3.0L/冷水・常温水・温水 各1.0L
サイズ・重量 幅260×奥行444×高さ470mm/16.1kg
浄水性能 2段階フィルターで21項目に対応(PFOS・PFOAを含む)/1年に1度交換
便利機能 定量注水・UV除菌・2段階エコモード・水補充ランプ・チャイルドロック
初期費用 無料(送料も無料)
解約金(税込) 1年未満55,000円〜4年以上5年未満11,000円(1年ごとに11,000円ずつ減額)
メリット
  • 月2,970円と、今回の10機種の中で月額が手頃な部類
  • 常温水専用の1.0Lタンクがあり、卓上でも常温水をすぐ注げる
  • PFOS・PFOAを含む21項目に対応したフィルターを搭載
  • 定量注水で、薬を飲むときのコップ1杯も量りやすい
  • 初期費用・送料が無料
デメリット
  • 5年未満の解約は解約金がかかり、1年未満は55,000円と高い
  • 弱冷水モードや温水の温度切り替えはない
  • 卓上としては奥行444mmあり、置き場所の奥行を事前に測っておきたい

しずくりあ Pitto miniは、TOKAIグループが展開する浄水型ブランドしずくりあの卓上モデルです。月2,970円で冷水・常温水・温水の3温度を使える手頃さが魅力で、冷水・常温水・温水それぞれに1.0Lのタンクを持っています。2段階フィルターはPFOS・PFOAを含む21項目に対応しており、水道水の質が気になる方にも選ばれています。

定量注水機能を使えば決まった量の常温水をボタンひとつで注げるので、薬を飲むときやコーヒー1杯分の水をさっと用意できるのも便利です。UV除菌や2段階のエコモード、水が少なくなると知らせる補充ランプも備えています。注意したいのは解約金で、1年未満は55,000円、その後1年ごとに11,000円ずつ下がり、5年以上で0円になる仕組みです。2026年10月時点ではPitto miniを対象に最大10か月67%オフのキャンペーンも実施されているので、長く使う予定の方は公式で条件を確認してみてください。

常温水が出るウォーターサーバー10機種の比較一覧

ランキングで紹介した10機種を、月額料金と電気代、常温水の出し方と温度設定、サイズと設置タイプの3つの切り口で比べてみましょう。気になる機種名をタップすると、詳しい紹介に移動できます。

月額料金と電気代の比較

浄水型は月額が定額、宅配型は水の注文量で月額が変わります。下の表の宅配型は、ボトル2本を注文した場合の目安です。

機種名 月額の目安(税込) 電気代の目安 初期費用
エブリィフレシャス tall 3,300円 SLEEP・ECO機能で節電可 なし
ウォータースタンド ピュアライフ L 2,860円〜3,300円 約462円/月 なし(工事不要)
feel free putio 3,140円〜3,760円 ECOモードで節電可 なし
ハミングウォーター flows 3,410円 公式に記載なし 出荷手数料2,200円
Locca Smart 3,300円 公式に記載なし 登録事務手数料3,300円
コスモウォーター smartプラスNext 4,320円〜 約384円/月 出荷手数料2,200円
フレシャス Slat 4,244円〜 約390円/月〜 なし
プレミアムウォーター AURA Water Server 4,410円〜 約1,011円/月(エコ時約798円) 公式で要確認
ウォータースタンド ガーディアン 4,400円 約150円/月 設置工事あり
しずくりあ Pitto mini 2,970円 2段階エコモードで節電可 無料

コストだけで比べると、浄水型の定額サーバーが有利です。月3,000円前後で常温水を使い放題にでき、使う量が多い家庭ほどお得になります。宅配型は月4,000円台からで、注文本数が増えるほど月額も上がりますが、そのぶん天然水の味を楽しめます。

常温水の出し方と温度設定の比較

常温水ボタンの有無に加え、弱冷水や白湯モードがあるかどうかも見ておくと、季節を問わず飲みやすい温度を選べます。

機種名 常温水 弱冷水(常温に近い冷水) 白湯・低温の温水
エブリィフレシャス tall あり ECO冷水約10〜15℃ ECO温水約70〜75℃
ウォータースタンド ピュアライフ L あり(専用タンク1.0L) なし なし(約92℃のみ)
feel free putio あり ECO冷水約14〜20℃ ECO温水約58〜63℃
ハミングウォーター flows あり(独立ボタン) なし なし
Locca Smart あり(約25〜30℃) なし 白湯約55℃
コスモウォーター smartプラスNext なし 弱モード10〜20℃ 弱60〜70℃・中70〜80℃
フレシャス Slat あり なし エコ温水70〜75℃
プレミアムウォーター AURA Water Server あり(約25℃) なし 白湯約60℃
ウォータースタンド ガーディアン あり なし 75℃・85℃・93℃の3段階
しずくりあ Pitto mini あり(専用タンク1.0L) なし なし(85〜93℃)

常温水と弱冷水の両方を持つのは、エブリィフレシャス tallとfeel free putioの2機種です。夏に常温水がぬるく感じても弱冷水に切り替えられるため、1年中ちょうどいい温度で飲みたい方はこの2機種から選ぶと失敗しにくいでしょう。白湯も楽しみたいなら、Locca SmartやAURA Water Serverも候補になります。

サイズと設置タイプの比較

置き場所が限られている場合は、設置タイプと床面のサイズを必ず確認しましょう。

機種名 設置タイプ サイズ(幅×奥行×高さ) 給水・ボトル交換
エブリィフレシャス tall 床置き 290×363×1,125mm 上部タンクに水道水を注ぐ
ウォータースタンド ピュアライフ L 床置き 260×370×1,204mm 上部タンクに水道水を注ぐ
feel free putio 卓上 240×362×415mm タンクに水道水を注ぐ
ハミングウォーター flows 床置き 幅260mmのスリム設計 上部タンクに水道水を注ぐ
Locca Smart 床置き 260×382×1,200mm タンクに水道水を注ぐ
コスモウォーター smartプラスNext 床置き 300×340×1,100mm 12Lボトルを足元にセット
フレシャス Slat 床置き 290×350×1,110mm 9.3Lボトルを足元にセット
プレミアムウォーター AURA Water Server 床置き 300×334×1,105mm 12.5Lボトルを足元にセット
ウォータースタンド ガーディアン 卓上 230×230×471mm 水道直結で自動給水
しずくりあ Pitto mini 卓上 260×444×470mm タンクに水道水を注ぐ

床置き型は幅26〜30cm前後のものが多く、冷蔵庫の横や部屋の角に置けます。キッチンカウンターに置きたいなら卓上型を選びましょう。卓上型は高さ40〜50cm前後なので、上に吊り戸棚がある場合はタンクのふたを開けるスペースも含めて測っておくと安心です。

常温水が出るウォーターサーバーのメリット

常温水が出るウォーターサーバーには、冷水・温水だけのサーバーにはない使い勝手のよさがあります。どんな場面で役立つのか、具体的に見ていきましょう。

胃腸にやさしく冷えが気になる人も飲みやすい

冷たい水を一気に飲むと、お腹がゴロゴロしたり体が冷えたりすると感じる方は少なくありません。常温水なら体温との差が小さく、胃腸に負担をかけにくい温度でゴクゴク飲めるのがうれしいところです。

とくに朝起きてすぐの1杯や、冷房の効いた部屋で過ごす夏場、冷えが気になる冬場は、常温水のほうが飲みやすいと感じる方が多いでしょう。こまめな水分補給は体調管理の基本で、厚生労働省の熱中症関連情報でも、のどが渇く前の水分補給がすすめられています。冷たい水が苦手で水分をとる量が減りがちな方こそ、常温水がすぐ出るサーバーが役立ちます。

薬やサプリメントを飲むときにちょうどいい

薬は水かぬるま湯で飲むのが基本とされています。冷たすぎる水は飲みにくく、熱いお湯では薬によっては成分に影響することもあるため、常温水はちょうどいい温度です。

ウォーターサーバーに常温水ボタンがあれば、冷水と温水を混ぜて温度を調整する手間がありません。毎日決まった時間に薬やサプリメントを飲む方、家族の分の薬を用意する方にとっては、ボタンひとつでコップ1杯の常温水が出るだけで小さなストレスが減ります。しずくりあ Pitto miniのように定量注水ができる機種なら、量もそろえやすくなります。なお、薬の飲み方で気になることがあれば医師や薬剤師に相談してください。

料理や赤ちゃんのミルク作りにそのまま使える

常温水は料理にも使いやすい温度です。だしを取る、ご飯を炊く、スープを作るといった場面では、冷水よりも常温水のほうが温まるまでの時間が短く、調理の時短につながります。浄水型なら定額で使い放題なので、料理に多めに使っても月額は変わりません。

赤ちゃんのミルク作りでも、常温水は湯冷ましの代わりとして役立ちます。厚生労働省が紹介しているWHO/FAOの「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」では、粉ミルクは70℃以上のお湯で溶かすことが示されています。70℃以上のお湯で溶かしたあと、常温水を足したり容器ごと流水で冷ましたりして人肌まで下げる、という使い方なら手早く準備できます。離乳食が始まったら、離乳食の宅配サービスを組み合わせて、ミルクも離乳食も手間を減らすのもひとつの方法です。

冷やす量が減るぶん電気代を抑えやすい

常温水は冷却も加熱もしない水なので、常温水を使うぶん冷水タンクの水が減りにくく、冷却にかかる電気を節約しやすくなります。冷水を弱モードにする機種でも、冷却の温度が高いぶん消費電力は下がります。コスモウォーター smartプラスNextは、エコモードと冷温水の弱モードを使った場合の電気代を月約384円としています。

ただし、電気代はサーバー全体の設計や使い方で大きく変わります。冷水も温水もよく使う家庭では、常温水の有無よりもエコモードやスリープ機能の有無のほうが影響しやすいので、比較表の電気代とあわせて確認しましょう。

常温水が出るウォーターサーバーのデメリット

便利な常温水ですが、知っておきたい弱点もあります。デメリットと対処法をあわせて押さえておけば、契約後に後悔しにくくなります。

常温水に対応している機種がまだ少ない

ウォーターサーバーの主流は冷水・温水の2温度で、常温水ボタンを持つ機種はまだ一部です。とくに宅配型(天然水)は選択肢が少なく、好きな天然水ブランドの機種に常温水機能がないということもよくあります。

常温水を重視するなら、まずは浄水型から探すと選択肢が広がります。宅配型で天然水を飲みたい場合は、常温水ボタンのあるフレシャス SlatやAURA Water Serverを選ぶか、コスモウォーター smartプラスNextのように冷水の温度を弱められる機種で代用する方法があります。

夏場は室温しだいでぬるく感じることがある

常温水の温度は室温とほぼ同じです。真夏で室温が30℃近くになると、常温水も30℃前後になり、ぬるくておいしくないと感じることがあります。

対策としては、エブリィフレシャス tallやfeel free putioのように弱冷水モードを持つ機種を選ぶ、夏場だけ冷水を少し混ぜる、サーバーを直射日光の当たらない涼しい場所に置く、といった方法があります。1年を通して同じくらいの温度で飲みたい方は、常温水ボタンよりも弱冷水を重視して選ぶのもひとつの考え方です。

常温水は雑菌が増えやすく早めに飲み切る必要がある

冷やしても温めてもいない水は、冷水や温水に比べて雑菌が増えやすい温度帯にあります。サーバーから注いだ常温水をコップに入れたまま長時間置いておくのは避け、できるだけその場で飲み切りましょう。

サーバー側の衛生対策も大切です。ウォータースタンド ピュアライフ Lのコック除菌とUV-LED、Locca Smartのサブタンク・出水口のUV殺菌、feel free putioの1年ごとの本体交換など、常温水を扱う機種はそれぞれ衛生面の工夫をしています。給水タンク式の場合は、タンクを定期的に取り外して洗う、水を継ぎ足し続けずにときどき入れ替える、といった日々のお手入れも心がけましょう。

常温水が出るウォーターサーバーの選び方

常温水が出るウォーターサーバーを選ぶときは、次の4つのポイントを順番にチェックすると迷いにくくなります。

常温水モードがあるか弱冷水で代用するかを決める

まず決めたいのが、室温そのままの常温水が欲しいのか、冷たすぎない水が欲しいのかです。薬を飲む、料理に使う、ミルク作りに使うなど、冷やしていない水そのものが欲しいなら常温水ボタンのある機種が向いています。

一方、冷たい水が苦手で飲みやすい温度の水を飲みたいだけなら、弱冷水モードでも十分です。弱冷水は夏でも温度が安定するので、季節を問わず同じ感覚で飲めます。迷ったら、常温水と弱冷水の両方を持つ機種を選ぶと、どちらのニーズにも対応できます。

浄水型か宅配型かをコストと手間で選ぶ

浄水型は水道水を入れて使うタイプで、月3,000円前後の定額で使い放題なのが魅力です。ボトルの注文・受け取り・保管もいらず、常温水を料理にたっぷり使いたい家庭に向いています。宅配型は天然水が届くタイプで、水の味にこだわれる反面、水代がかかるぶん月4,000円台からと高めです。

どちらを選ぶ場合も、最低利用期間と解約金は必ず確認しましょう。国民生活センターには、ウォーターサーバーの解約時に説明のなかった違約金を請求されたといった相談が寄せられています。この記事で紹介した機種も最低利用期間が1〜5年とさまざまなので、引っ越しの予定なども考えて選ぶと安心です。浄水型・宅配型の人気機種をもっと幅広く比べたい方は、ウォーターサーバーおすすめランキングもあわせてチェックしてみてください。

卓上か床置きかを置き場所に合わせて選ぶ

床置き型はタンクが大きく、家族で常温水や冷水をたっぷり使っても補充の回数が少なく済みます。4人以上の家族や料理に水をよく使う家庭なら床置き型が便利です。

卓上型は省スペースで、一人暮らしや二人暮らしのキッチンにも置きやすいのが魅力です。feel free putioのように床面がA4サイズほどの機種もあります。ただしタンクが小さいぶん給水の回数は増えるので、1日に使う水の量をイメージしてから選びましょう。水道の近くに置けるなら、給水の手間がない水道直結型のウォータースタンド ガーディアンも選択肢です。

セルフクリーン機能など衛生面をチェックする

常温水は雑菌が増えやすい温度帯の水なので、サーバーの衛生機能は必ずチェックしたいポイントです。UV(紫外線)によるタンクや出水口の除菌、温水を循環させる自動クリーン機能、定期的な本体交換などがあるかを確認しましょう。

また、浄水型の場合はフィルターの性能も大切です。2026年4月からは水道水の水質基準にPFOS・PFOAが追加されており、環境省の有機フッ素化合物(PFAS)についてのページでも情報がまとめられています。水道水の質が気になる方は、Locca Smartやしずくりあ Pitto miniのようにPFOS・PFOAへの対応をうたうフィルターを選ぶと安心感が増します。

常温の水は何度?季節と置き場所で変わる温度の目安

常温水とひとくちにいっても、季節や置き場所によって実際の温度はかなり変わります。目安を知っておくと、機種選びや置き場所選びに役立ちます。

常温水は一般的に15〜25℃くらい

常温の明確な決まりは分野によって異なりますが、一般的には15〜25℃くらいを常温と呼ぶことが多いです。ウォーターサーバーの常温水も、この範囲に収まることを想定しているものが多く、プレミアムウォーター AURA Water Serverは約25℃、Locca Smartは約25〜30℃を目安としています。

ただし、多くの機種の常温水は「室温による」とされているとおり、実際の温度は部屋の温度とほぼ同じです。冷水(5〜10℃前後)よりはずっとやわらかく、体温よりは低い温度なので、多くの方にとって飲みやすい温度帯といえます。

夏の室内や窓際ではぬるくなりやすい理由

常温水はタンクの中で冷やされないため、周りの空気の温度にそのまま影響を受けます。夏場にエアコンを切った部屋や、西日の当たる窓際では室温が30℃を超えることもあり、常温水もそれに近い温度になってしまいます。

また、サーバー本体は冷却や加熱の際に背面から熱を出します。壁にぴったりつけて置いたり、周りに物を置いて風通しが悪くなったりすると、本体の周りに熱がこもって常温水がさらにぬるくなることも。夏にぬるさが気になる方は、置き場所を見直すか、弱冷水モードのある機種を選ぶと快適です。

冬の朝は弱冷水との差が小さくなる

冬の朝、暖房をつける前のキッチンは室温が10℃前後まで下がることもあります。このとき常温水も10℃前後になるため、弱冷水(10〜20℃)とほとんど変わらない温度になります。

冬場に常温水が冷たく感じる場合は、白湯モードや低めの温水と組み合わせて飲むのがおすすめです。Locca Smartの白湯約55℃、AURA Water Serverの白湯約60℃のように、すぐ飲める温度のお湯が出る機種なら、常温水と白湯を混ぜてぬるま湯にするのも簡単です。

年間を通して飲みやすい温度に保つ置き場所のコツ

常温水を1年中飲みやすい温度に保つには、直射日光の当たらない、温度変化の少ない場所に置くのが基本です。窓際やコンロの近く、冷蔵庫の排熱が当たる場所は避けましょう。

また、本体の背面や側面は壁から数cm〜10cmほど離し、熱がこもらないようにします。必要な距離は機種ごとに取扱説明書で示されているので、設置前に確認しておくと安心です。リビングやダイニングなど、人が過ごしてエアコンが効いている部屋に置くと、夏も冬も常温水の温度が安定しやすくなります。

ウォーターサーバーの電源を切って常温にするのはNG

常温水ボタンのないサーバーで、電源を切れば常温の水が飲めるのでは、と考える方もいるかもしれません。しかしこれはおすすめできない使い方です。理由を2つ紹介します。

電源オフで内部の衛生機能が止まってしまう

ウォーターサーバーは、冷水を低温に、温水を高温に保つことでタンク内で雑菌が増えにくい状態を維持しています。さらに多くの機種には、UV除菌や温水を循環させる自動クリーン機能が搭載されていますが、これらは電源が入っていないと働きません。

電源を切ってしまうと、タンクの水はすべて常温のまま放置され、衛生機能も止まります。その結果、内部で雑菌が増えやすくなり、水の味やにおいが変わる原因にもなります。常温の水が飲みたいなら、電源は入れたまま常温水ボタンや弱冷水モードを使うのが正しい方法です。

メーカー保証や契約の対象外になることがある

多くのメーカーは、取扱説明書や利用規約で電源を常に入れた状態で使うことを前提にしています。電源を抜いたまま使って内部が汚れたり故障したりした場合、メーカーの保証やメンテナンスの対象外として、修理費やクリーニング費用を求められることもあります。

長期の旅行などで使わない期間がある場合も、自己判断で電源を切らず、取扱説明書の手順に従うかメーカーに相談しましょう。機種によっては、長期不在時の水抜きや保管方法が案内されています。

ウォーターサーバーの常温水に関するよくある質問

最後に、常温水が出るウォーターサーバーについてよく寄せられる疑問にお答えします。

常温水が出ないウォーターサーバーで常温の水を飲む方法はある?

あります。もっとも手軽なのは、冷水と温水をコップの中で混ぜる方法です。冷水2に対して温水1くらいの割合を目安に、好みの温度に調整してみてください。冷水の温度設定を弱められる機種なら、弱モードにするだけで冷たすぎない水になります。

また、冷水をコップに注いで少し置いておく方法もありますが、長時間放置すると雑菌が増えやすくなるので、早めに飲み切るようにしましょう。前述のとおり、電源を切って常温にするのはNGです。

常温水は赤ちゃんのミルクにも使える?

粉ミルクを溶かすのは70℃以上のお湯が基本です。常温水だけで粉ミルクを溶かすのは避けましょう。そのうえで、70℃以上のお湯で溶かしたミルクを人肌まで冷ますときに、常温水を少量足して温度を下げる使い方は便利です。

ただし、粉ミルクのメーカーによって推奨する作り方が異なる場合があるため、必ず粉ミルクの缶に書かれた調乳方法を確認してください。浄水型サーバーの水を使う場合は、フィルターの交換時期を守ることも大切です。

常温水モードを使うと電気代は安くなる?

常温水そのものは冷却も加熱もしないので、常温水を使うぶん冷水や温水の消費が減り、電気代を抑えやすくなります。ただし、冷水タンクや温水タンクは常に設定温度に保たれているため、常温水を使ったからといって電気代が大きく下がるわけではありません。

電気代を抑えたいなら、エコモードやスリープ機能、温度を弱める機能があるかを重視しましょう。ウォータースタンド ガーディアンのように使う分だけ冷やす・温める瞬間冷温水システムの機種は、電気代の目安が月約150円と低めです。

卓上タイプでも常温水が出るウォーターサーバーはある?

あります。今回のランキングでは、feel free putio、ウォータースタンド ガーディアン、しずくりあ Pitto miniの3機種が卓上タイプで常温水に対応しています。

床面がA4サイズほどでコンパクトさ重視ならfeel free putio、給水の手間をなくしたいなら水道直結のガーディアン、月額を抑えたいならPitto miniがそれぞれ向いています。卓上型はタンクが小さめなので、家族で大量に使う場合は床置き型と比べて検討しましょう。

常温水は冷水より体にいいって本当?

常温水は体温との差が小さいため、冷たい水よりも胃腸に負担をかけにくく、飲みやすいと感じる方が多いのは確かです。冷たい水だとたくさん飲めない方も、常温水ならこまめに水分補給しやすくなります。

ただし、常温水だから健康によい、冷水だから体に悪いと一概にいえるわけではありません。運動のあとや暑い日には、冷たい水のほうが体を冷やすのに役立つこともあります。大切なのは、自分が飲みやすい温度でこまめに水分をとることです。体調に不安がある場合は医師に相談してください。

宅配型の天然水を常温で飲みたいときはどうすればいい?

宅配型で天然水を常温で飲みたいなら、常温水ボタンのある機種を選ぶのが確実です。今回紹介した中では、フレシャス Slatとプレミアムウォーター AURA Water Serverが常温水に対応しています。

常温水ボタンがなくてもよければ、コスモウォーター smartプラスNextのように冷水の温度を弱められる機種で、常温に近いやわらかな温度の天然水を飲む方法もあります。また、未開封の天然水ボトルは直射日光の当たらない涼しい場所で保管し、開封後はサーバーにセットして早めに飲み切るようにしましょう。

まとめ|常温水が出るウォーターサーバーで毎日の水分補給をもっと手軽に

常温水が出るウォーターサーバーは、冷たい水が苦手な方、薬やミルク作り、料理に冷たくない水をよく使う方にとって、毎日の小さな手間を減らしてくれる心強い存在です。

選ぶときは、まず常温水ボタンが欲しいのか、弱冷水で十分なのかを決めましょう。1年中ちょうどいい温度で飲みたいなら、常温水と弱冷水の両方を持つエブリィフレシャス tallやfeel free putioが候補です。月額を抑えて常温水も冷水もたっぷり使いたいならウォータースタンド ピュアライフ L、天然水を常温で楽しみたいならフレシャス SlatやAURA Water Serverが向いています。

あわせて、最低利用期間と解約金、置き場所のサイズ、衛生機能もチェックしておけば、契約後に後悔することはぐっと減ります。この記事の比較表を参考に、あなたの暮らしに合った1台を見つけて、毎日の水分補給をもっと手軽で快適なものにしてください。

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