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2026/10/11

【2026年最新】猫と暮らす家のウォーターサーバー人気ランキング13選|いたずら対策と安全な水の選び方

猫と暮らしていると、水まわりのことで悩む場面が意外と多いものです。水をあまり飲んでくれない、夏場はすぐに器の水がぬるくなる、重いペットボトルの買い出しが大変……。そんな悩みを解決する方法として、ウォーターサーバーを検討する飼い主さんが増えています。

一方で、ウォーターサーバーの水を猫にあげても大丈夫なのか、猫がレバーを押したり本体を倒したりしないかといった不安もありますよね。そこでこの記事では、猫と暮らす家にぴったりのウォーターサーバーを浄水型6機種・宅配型7機種の計13機種に分けてランキング形式でご紹介します。あわせて、猫にあげてよい水の選び方、いたずらから守る設置のコツ、飲水量を増やす工夫まで、2026年最新の情報をもとにやさしく解説します。

この記事を読めば、猫の健康と飼い主さんの暮らしやすさの両方を叶える1台がきっと見つかります。

猫にウォーターサーバーの水をあげても大丈夫?

結論からいうと、いくつかの注意点を守れば、ウォーターサーバーの水は猫にあげても問題ありません。ただし、どんな水でもよいわけではなく、水の種類や温度、与え方によっては猫の体に負担をかけてしまうこともあります。まずは猫の飲み水の基本を押さえておきましょう。

注意点を守ればウォーターサーバーの水は猫も飲める

ウォーターサーバーの水は、大きく分けると水道水をろ過する浄水型、RO膜でろ過した水が届くRO水の宅配型、天然水が届く天然水の宅配型の3種類です。日本の水道水や国内の天然水は、多くがミネラルの少ない軟水なので、猫の飲み水としても使いやすい水といえます。

注意したいのは次の3点です。

猫にあげるときの3つのポイント
  • 冷水はそのままあげず、常温に近づけてからあげる
  • 硬度の高い水や、pHがアルカリ性に寄った水は避ける
  • 器に注いだ水は放置せず、1日に数回取り替える

ウォーターサーバーの冷水は5〜10℃前後と冷たく、そのままでは猫が飲みたがらなかったり、お腹がゆるくなったりすることがあります。常温水が出せる機種を選ぶか、冷水を少し置いてから器に入れるのがおすすめです。特に常温水が出る浄水型は、猫の飲み水に使いやすいのが大きな利点です。

猫の飲み水は水道水と浄水どちらがいい?

日本の水道水は水道法にもとづく厳しい水質基準をクリアしているので、基本的には猫がそのまま飲んでも大丈夫です。ただし、消毒のための残留塩素のにおいを嫌がって、水道水を飲みたがらない猫もいます。

浄水型ウォーターサーバーは、水道水から塩素や濁り、カビ臭などを取り除くので、水道水の安全性はそのままに、においの少ない飲みやすい水にできるのが魅力です。なお、有機フッ素化合物のPFOS・PFOAについては、環境省が2026年4月1日から水道の水質基準(合算0.00005mg/L=50ng/L以下)に位置づけ、定期的な検査を義務化しました。気になる人は、PFAS除去に対応したフィルターを選ぶとより安心です。

水道水 水質基準をクリアしていて安全。ただし塩素のにおいを嫌う猫もいる
浄水(浄水型サーバー) 塩素やにおいを除去。ミネラルは水道水とほぼ同じ軟水で猫にも与えやすい
RO水(宅配型) 不純物をほぼ除去した水に少量のミネラルを加えた軟水。猫にも与えやすい
天然水(宅配型) 国内の天然水は多くが軟水。硬度とpHを確認してから選ぶ

猫に飲ませてはいけない水

猫に与えるのを避けたいのは、次のような水です。

猫にあげるのを避けたい水
  • 硬度の高いミネラルウォーター(海外産の硬水など)
  • アルカリイオン水など、pHがアルカリ性に寄った水
  • 熱湯や冷たすぎる水
  • 長時間放置して、ホコリや毛が入った水
  • 味や香りを付けたフレーバーウォーター、炭酸水

猫は尿路結石(尿石症)になりやすい動物で、なかでもマグネシウムなどが関係するストルバイト結石は、尿がアルカリ性に傾くとできやすいとされています。ミネラルの多い硬水やアルカリ性の水を毎日の飲み水にするのは避けましょう。ウォーターサーバーの温水も、猫用にはしっかり冷ましてから使ってください。

猫と暮らす家にぴったりの浄水型ウォーターサーバー人気ランキング6選

まずは、水道水を注ぐだけ(または水道直結)で使える浄水型ウォーターサーバーのランキングです。浄水型は月額定額で水を使い放題にできる機種が多く、猫の飲み水を毎日惜しみなく取り替えたい家庭にぴったり。重いボトルの受け取りや交換もありません。ここでは、常温水の出しやすさ、ロック機能、倒れにくさ、浄水性能を中心に順位を付けました。

機種名 月額(税込) 常温水 ロック機能 設置タイプ 最低利用期間
エブリィフレシャス tall
エブリィフレシャス tall
3,300円 〇 チャイルドロック 床置き・給水タンク式 3年
ウォータースタンド ピュアライフ L
ウォータースタンド ピュアライフ L
2,860円〜3,300円 〇 全操作ロック・温水自動ロック 床置き・給水タンク式 縛りなし/3年/5年
feel free putio
feel free putio
3,140円(サポートパック込み) 〇 温水ロック・全操作ロック 卓上・給水タンク式 公式で要確認
ハミングウォーター flows
ハミングウォーター flows
3,410円 〇 温水ロック・完全ロック 床置き・給水タンク式 2年
Locca Smart
Locca Smart
3,300円 〇 温水ロック・ALL LOCK 床置き・給水タンク式 5年
ウォータースタンド ガーディアン
ウォータースタンド ガーディアン
4,400円 〇 公式で要確認 卓上・水道直結 公式で要確認

※料金は2026年10月時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

1位:エブリィフレシャス tall|PFASも除去する高性能フィルターと常温水で猫の飲み水に使いやすい

エブリィフレシャス tall

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き
月額料金(税込) 3,300円(定額・水使い放題)
初期費用 無料
温度設定 冷水5〜10℃/ECO冷水約10〜15℃/常温/温水80〜85℃/ECO温水約70〜75℃/高温水約90℃
浄水性能 50種類の物質を除去(PFASは500ng/Lの濃度で99.9%以上除去)
タンク容量 上部タンク5.7L(冷水1.5L・温水1.5L、合計8.7L)
サイズ・重さ 幅29×奥行36.3×高さ112.5cm・19.7kg
ロック機能 チャイルドロック(子どもの目線から見えにくい高さにボタンを配置)
フィルター交換 1年に1回(月約100L使用時)・自動でお届け
最低利用期間 3年(3年未満の解約は解約金40,000円・不課税)
メリット
  • 常温水が出せるので、冷ます手間なく猫の器に注げる
  • PFASを含む50種類の物質を除去する高性能フィルター
  • 月額3,300円の定額制で、器の水をこまめに替えても料金が変わらない
  • 6つの温度設定で、人の飲み水やお湯にも幅広く使える
  • 操作ボタンが高い位置にあり、猫が乗っても誤作動しにくい
デメリット
  • 3年未満で解約すると40,000円の解約金がかかる
  • 上部タンクに水道水を注ぐ手間がある
  • 床置きなので、設置スペースは幅30cmほど必要

浄水型の1位は、フレシャスの浄水型ブランド「エブリィフレシャス」のエブリィフレシャス tallです。猫と暮らす家庭で特に便利なのが常温水が出せること。冷水を冷ます手間がなく、そのまま猫の器に注げるので、1日に何度も水を取り替える習慣が自然と続きます。

浄水性能も浄水型の中でトップクラスで、家庭用品品質表示法の対象12物質を含む50種類の物質を除去します。PFAS(有機フッ素化合物)についても500ng/Lの濃度で99.9%以上を除去するとされているので、水道水の水質が気になる人にも安心です。月額は3,300円の定額制で、水道代以外の追加料金はかかりません。フィルターは年1回、自動で届きます。

チャイルドロックの操作ボタンは、小さな子どもの目線から見えにくい高い位置に配置されており、猫が前足でボタンに触れて温水が出てしまうリスクも抑えやすい設計です。一方で、3年未満の解約には40,000円の解約金がかかるので、長く使う前提で選びましょう。時期によっては、レンタル料の割引や他社からの乗り換えで解約金を最大16,500円までキャッシュバックするキャンペーンも実施されています。

2位:ウォータースタンド ピュアライフ L|水道水を注ぐだけで猫の飲み水をたっぷり用意できる

ウォータースタンド ピュアライフ L

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き
月額料金(税込) 縛りなしプラン3,300円/3年プラン3,080円/5年プラン2,860円
温度設定 冷水4〜8℃/常温(室温による)/温水約92℃
タンク容量 給水タンク4.5L(冷水2.0L・常温水1.0L・温水1.5L)
浄水フィルター ナノトラップフィルター2本搭載(総ろ過水量2,520L)
衛生機能 UV-LEDクリーン機能・コック除菌
ロック機能 すべての操作をロック可能・温水は自動ロック
電気代目安 約462円/月(節電モード使用時)
サイズ 幅26×奥行37(受け皿装着時42.2)×高さ120.4cm
カラー ホワイト・ミスティグレー・ブラック
メリット
  • 常温水専用のタンクがあり、猫の飲み水をすぐに用意できる
  • 縛りなしプランなら契約期間・解約金なしで始められる
  • すべての操作をロックでき、温水は自動でロックがかかる
  • UV-LEDで内部を自動除菌するので衛生的
デメリット
  • 縛りなしプランは長期プランより月額が高い
  • 3年・5年プランは期間内の解約で解約金がかかる
  • 温水の温度は約92℃の1段階のみ

ウォータースタンド ピュアライフ Lは、4.5Lの給水タンクに水道水を注ぐだけで使える床置きの浄水型サーバーです。冷水・温水に加えて常温水専用のタンク(1.0L)を備えているので、猫の器に入れる水を冷ます必要がありません。多頭飼いで水の消費が多い家庭でも、給水の回数を抑えやすい容量です。

ロック機能は、すべての操作をまとめてロックできるタイプで、温水は使用後に自動でロックがかかります。猫がカウンターから飛び乗ったり、前足でボタンに触れたりしても水が出にくいのは安心材料です。UV-LEDクリーン機能で内部を自動除菌してくれるので、毛やホコリが気になる家庭でも清潔を保ちやすいでしょう。

料金は契約年数で選べ、縛りなしプランなら月額3,300円で解約金がかかりません。長く使うと決めているなら3年プラン3,080円、5年プラン2,860円と安くなります。まずは猫が水を飲んでくれるか試してみたい人は、縛りなしプランから始めると安心です。

3位:feel free putio|卓上サイズで全操作ロック付き、猫が届きにくい場所にも置ける

feel free putio

タイプ 浄水型(給水タンク式)・卓上
月額料金(税込) 3,140円(サーバーレンタル料2,680円+あんしんサポートパック460円)
初期費用 無料(グレージュ・ペールブルーは初回のみカラーオプション料2,200円)
温度設定 冷水約5〜10℃/常温/温水約80〜85℃/再加熱約85〜87℃
タンク容量 給水タンク3L(冷水1L・温水1L)
フィルター 活性炭・UF膜・不織布(半年に1度交換)
ロック機能 温水は常時ロック+全操作ロックボタン
サイズ 幅24×奥行36.2×高さ41.5cm
運営 株式会社ナック(クリクラと同じ会社)
メリット
  • 高さ41.5cmの卓上サイズで、キッチンカウンターなどに置ける
  • 温水は常時ロック、全操作ロックボタンもあり猫のいたずらに強い
  • 常温水が出せるので猫の器にすぐ注げる
  • 初期費用・配送料が無料
デメリット
  • 給水タンクが3Lと小さめで、多頭飼いだと給水の回数が増える
  • 卓上型なので、猫が乗れる高さの台に置くと倒れるおそれがある
  • あんしんサポートパック料が毎月かかる

feel free putio(プティオ)は、クリクラを運営する株式会社ナックの浄水型ブランド「feel free」の卓上モデルです。幅24cm・高さ41.5cmとコンパクトなので、猫が上がれない棚や、扉付きのキッチン収納の上などにも置きやすいのが特徴です。

温水は常にロックがかかる仕様で、さらに全操作ロックボタンも備えています。猫が肉球で触れても水やお湯が出にくいので、日中に留守番をさせる家庭でも安心感があります。常温水が出せるうえ、取水口の直前でLED(UV)による殺菌をしてくれるのも衛生面でうれしいポイントです。

月額はサーバーレンタル料2,680円とあんしんサポートパック460円の合計3,140円。時期によっては最初の3か月を半額で使えるキャンペーンもあります。ただし卓上型は本体が軽いぶん、猫が飛び乗る台に置くと落下の心配があります。置き場所は猫の動線から外し、壁ぎわの安定した台を選ぶのがコツです。契約期間や解約時の条件は、申し込み前に公式サイトで確認しておきましょう。

4位:ハミングウォーター flows|常温水が出せて完全ロックでいたずらにも強い

ハミングウォーター flows

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き
月額料金(税込) 3,410円(北海道3,630円・沖縄3,740円)
初期費用 初回出荷手数料2,200円(北海道・沖縄は3,300円)
温度設定 冷水6〜10℃/常温/温水80〜90℃+再加熱機能
浄水フィルター 2段階式(JIS・浄水器協会の除去対象22物質中21項目を除去・PFAS対応)
ロック機能 温水ロック・完全ロック・ロックフリーの3モード
フィルター交換 8か月ごと(自動でお届け)
サイズ 幅26×奥行37×高さ120cm
最低利用期間 2年(期間内の解約はサーバー引取手数料33,000円)
メリット
  • 完全ロックモードで冷水も含めたすべての出水を止められる
  • 常温水が出せて、猫の飲み水づくりがラク
  • 給水口の下が広く、大きめの器や鍋を直接置ける
  • PFASにも対応した2段階式フィルター
デメリット
  • 2年以内の解約はサーバー引取手数料33,000円がかかる
  • 初回出荷手数料2,200円が必要
  • 温水の温度設定は変えられない

ハミングウォーター flowsは、ウォーターサーバー大手のコスモライフが手がける浄水型サーバーです。猫と暮らす家庭にうれしいのが、温水ロック・完全ロック・ロックフリーの3つのモードを切り替えられること。完全ロックにすれば冷水も含めて水が出なくなるので、レバーを押して遊ぶのが好きな猫や、留守番時間が長い家庭でも安心です。

給水口の下が曲線状に広く取られていて、猫用の大きめの器や鍋をそのまま置いて水を注げるのも便利なポイント。常温水も出せるので、器を取り替えるたびに水を冷ます必要はありません。フィルターはJIS・浄水器協会が定める除去対象22物質のうち21項目を除去し、PFAS(PFOS・PFOA・PFHxS)にも対応しています。

月額は3,410円で、北海道は3,630円、沖縄は3,740円です。2年の規定利用期間内に解約するとサーバー引取手数料33,000円がかかる点には注意しましょう。

5位:Locca Smart|常温水とALL LOCKで多頭飼いの家でも気兼ねなく使える

Locca Smart

タイプ 浄水型(給水タンク式)・床置き
月額料金(税込) 3,300円(レンタル代・配送料・カートリッジ代込み)
初期費用 初期登録手数料3,300円
温度設定 冷水約6℃/常温約25〜30℃/白湯約55℃/温水約80℃/再加熱約90℃の5温度帯
タンク容量 給水タンク4.0L(サブタンク1.0L・温水1.8L・冷水2.0L)
浄水フィルター PFOS・PFOAを含む29物質を除去(12か月ごとに交換)
ロック機能 温水チャイルドロック・ALL LOCKスイッチ(冷水はロックフリー)
衛生機能 サブタンク・出水口のUV殺菌
電気代目安 約744円/月(エコモード時約609円)
サイズ・重さ 幅26×奥行38.2×高さ120cm・21.0kg
最低利用期間 60か月(期間内の解約は利用期間に応じた解約金)
メリット
  • 常温水と白湯を含む5つの温度帯から選べる
  • ALL LOCKスイッチで操作パネル全体をロックできる
  • サブタンクと出水口をUVで殺菌し、衛生的に使える
  • レンタル代・配送料・カートリッジ代が月額にすべて込み
デメリット
  • 最低利用期間が60か月と長い
  • 初期登録手数料3,300円がかかる
  • 電気代は他の浄水型よりやや高め

Locca Smartは、プレミアムウォーターが展開する浄水型ブランド「Locca」の床置きモデルです。常温水(約25〜30℃)に加えて、約55℃の白湯も出せる5温度帯が特徴。猫の飲み水には常温水、ドライフードをふやかすときは白湯を少し冷まして使う、といった使い分けができます。

操作パネル全体をロックできるALL LOCKスイッチを備えているので、猫が飛び乗ってボタンに触れても誤って水が出る心配を減らせます。給水タンク4.0Lに加えてサブタンク1.0Lがあり、多頭飼いで水の減りが早い家庭でも給水の手間を抑えやすいのもポイントです。

月額3,300円にレンタル代・配送料・カートリッジ代がすべて含まれていますが、最低利用期間は60か月と長めなので、引っ越しの予定がある人は契約条件を確認してから申し込みましょう。

6位:ウォータースタンド ガーディアン|水道直結で水の補充もボトル交換もいらない

ウォータースタンド ガーディアン

タイプ 浄水型(水道直結)・卓上
月額料金(税込) 4,400円
温度設定 冷水5〜8℃/常温(室温による)/温水93℃・85℃・75℃の3段階(瞬間温水)
浄水フィルター ナノトラップフィルター(JIS17項目+JWPAS3項目を除去)
フィルター交換 6か月に1度、無料でお届け
電気代目安 約150円/月(冷水18L・温水18L使用時)
サイズ 幅23×奥行23(受け皿装着時30.2)×高さ47.1cm
カラー ホワイト・ブラック
メリット
  • 水道直結なので、給水もボトル交換も一切いらない
  • 水切れの心配がなく、猫の器にいつでも新しい水を注げる
  • 瞬間冷温水システムで電気代が月約150円と安い
  • 温水を3段階から選べ、人の飲み物にも使いやすい
デメリット
  • 月額4,400円で、ランキングの中では高め
  • 水道直結のための設置工事が必要
  • ロック機能や契約期間は公式ページで確認が必要

ウォータースタンド ガーディアンは、水道管に直接つなぐ水道直結型の浄水サーバーです。タンクに水を注ぐ必要もボトル交換もないので、猫の器の水を替えたいときに、いつでも新しい水をすぐ注げるのが最大の魅力。給水を忘れて水が切れることもありません。

瞬間冷温水システムを採用していて、電気代は月約150円とかなり安く抑えられます。温水は93℃・85℃・75℃の3段階から選べ、フィルターは6か月に1度無料で届きます。幅23cm×奥行23cmと設置面積が小さいので、キッチンのシンク横にも置きやすいサイズです。

一方で月額4,400円とランキングの中では高めで、水道直結のための設置工事も必要です。チャイルドロックの仕様や契約期間は公式の製品ページに明記されていないため、猫のいたずらが心配な人は申し込み前に問い合わせて確認しておきましょう。

猫と暮らす家にぴったりの宅配型ウォーターサーバー人気ランキング7選

次は、天然水やRO水のボトルが届く宅配型ウォーターサーバーのランキングです。宅配型はボトルの水をそのまま備蓄できるので、停電・断水時の猫の飲み水の備えにもなるのが強み。猫のいる家庭では、ボトルを足元に置く下置きタイプや低重心のモデルが倒れにくく安心です。

機種名 水の種類 水代の目安(税込) レンタル料 ボトル位置 常温水
コスモウォーター smartプラスNext にゃんモデル
コスモウォーター smartプラスNext にゃんモデル
天然水 12L 2,160円 無料 下置き 冷水を最大20℃まで設定可
フレシャス Slat
フレシャス Slat
天然水 9.3L 1,627円 990円(条件付きで無料) 下置き 〇
クリクラFit
クリクラFit
RO水 12L 1,620円〜 無料(条件あり) 上置き 停電時のみ
ワンウェイウォーター smartプラス
ワンウェイウォーター smartプラス
天然水ほか 12L 1,350円〜 無料 下置き ×
プレミアムウォーター famfit2
プレミアムウォーター famfit2
天然水 月2本 3,866円〜 無料(プランによる) 下置き ×
アクアクララ アクアスリム
アクアクララ アクアスリム
RO水 12L 1,620円〜1,728円 あんしんサポート料1,100円 上置き ×
コスモウォーター smartプラス にゃんモデル
コスモウォーター smartプラス にゃんモデル
天然水 月額4,320円〜(24L) 無料 下置き ×

※料金は2026年10月時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

1位:コスモウォーター smartプラスNext にゃんモデル|猫好きのためのデザインでボトル下置き&チャイルドロック

コスモウォーター smartプラスNext にゃんモデル

水の種類 天然水(静岡・京都・大分の3つの採水地から選べる)
水代(税込) 12Lボトル1本2,160円(月額4,320円〜・24L/月)
サーバーレンタル料 無料
初期費用 出荷手数料4,400円(初回のみ)
温度設定 冷水5〜20℃/温水60〜90℃(ボタンひとつで強・中・弱を選択)
猫モチーフのデザイン 猫型チャイルドロックキー・猫シルエットの目皿・肉球の出水レバー・猫デザインパネル
カラー ホワイト・ブラック・サックスブルー・アンティークグリーン
電気代目安 約384円/月(エコモード使用時)
サイズ 幅30×奥行34×高さ110cm
最低契約期間 3年
メリット
  • 猫型ロックキーや肉球レバーなど、猫好きにうれしいデザイン
  • 12Lボトルを足元にセットするので、重心が低く倒れにくい
  • 冷水を最大20℃まで上げられ、猫が飲みやすいぬるめの水を用意できる
  • 停電時も使え、USB充電ポートを備えて防災面でも頼れる
デメリット
  • 初回に出荷手数料4,400円がかかる
  • 最低契約期間が3年と長め
  • 常温水専用のボタンはない

宅配型の1位は、コスモウォーターのsmartプラスNext にゃんモデルです。猫型のチャイルドロックキー、猫のシルエットをかたどった目皿、肉球モチーフの出水レバーなど、猫好きのために作られたデザインモデルで、リビングに置くだけで気分が上がります。カラーはホワイト・ブラック・サックスブルー・アンティークグリーンの4色です。

機能面でも猫のいる家庭に向いています。12Lボトルを足元にセットする下置き式なので本体の重心が低く、猫がぶつかっても倒れにくい構造。冷水の温度はボタンひとつで切り替えられ、最大20℃まで上げられるので、冷たすぎない水を猫の器に注ぎやすいのもうれしいポイントです。非常用電源ユニットにつなげば停電時にも水が出せ、USB充電ポートも2口備えています。

料金はサーバーレンタル料無料で、12Lボトル1本2,160円の水代だけ。ただし初回の出荷手数料4,400円と、3年の最低契約期間がある点は押さえておきましょう。

2位:フレシャス Slat|足元でボトル交換できる低重心設計で倒れにくい

フレシャス Slat

水の種類 天然水(FRECIOUS富士など・軟水)
水代(税込) 9.3Lボトル1本1,627円(2本1箱で3,254円)
サーバーレンタル料 初月無料・2か月目以降990円(前月に3箱以上で無料)
温度設定 冷水5〜10℃/常温/温水80〜85℃(エコ70〜75℃)/リヒート約90℃
ボトル 9.3Lボトル(足元に収納)
電気代目安 約390円/月〜(全節電機能使用時)
サイズ 幅29×奥行35×高さ111cm
休止手数料 2か月連続で休止すると翌月から月1,100円
注文ノルマ なし
メリット
  • 9.3Lの軽めのボトルを足元に収納でき、低重心で倒れにくい
  • 宅配型では珍しく常温水が出せる
  • FRECIOUS富士は硬度24mg/Lの軟水で、猫にも与えやすい
  • 3つの節電機能で電気代を抑えやすい
デメリット
  • 水を月3箱未満しか使わないとレンタル料990円がかかる
  • 9.3Lボトルは1本あたりの単価がやや高め
  • 2か月連続の休止で休止手数料がかかる

フレシャス Slatは、9.3Lのボトルを本体の足元に収納する下置き型の天然水サーバーです。ボトルが足元にあるぶん重心が低く、猫が体当たりしたり飛び乗ったりしても倒れにくいのが、猫と暮らす家庭にうれしいポイント。ボトルが本体に隠れるので、猫がボトルをかじったり引っかいたりする心配も減らせます。

宅配型には珍しく常温水が出せるので、猫の飲み水づくりにも手間がかかりません。主力の天然水「FRECIOUS富士」は硬度24mg/Lの軟水で、猫に与える水としても選びやすい水質です。チャイルドロックも搭載しています。

料金は9.3Lボトル1本1,627円(2本1箱3,254円)。サーバーレンタル料は前月に3箱以上注文すれば無料、それ以外は月990円です。水をあまり使わない家庭だとレンタル料がかかりやすいので、人と猫でしっかり使う家庭向けのモデルといえます。

3位:クリクラFit|RO水ベースの軟水で猫にも与えやすい

クリクラFit

水の種類 RO水(RO膜でろ過した水にミネラルを配合した軟水)
水代(税込) 12Lボトル1本1,620円〜
あんしんサポートパック 月460円
サーバーレンタル料 無料(3か月の利用が6本未満の場合は月1,100円)
初回金 通常タイプ無料/再加熱機能付き4,400円
温度設定 冷水約4〜10℃/温水約80〜90℃(再加熱で最大93℃)
ロック機能 温水チャイルドロック(冷水コックにも取り付け可)
メンテナンス 毎年サーバー本体をまるごと交換
サイズ 幅24.5×奥行38.3×高さ98.7cm(カバー付きは高さ129.1cm)
停電時 常温水が出せる
メリット
  • RO膜でろ過したクセのない軟水で、猫にも与えやすい
  • 年1回サーバー本体を交換するので、内部まで清潔
  • 冷水コックにもロックを付けられ、猫のいたずら対策になる
  • 停電時でも常温水が出せる
デメリット
  • ボトルが上置きで、交換時に12Lを持ち上げる必要がある
  • あんしんサポートパック月460円がかかる
  • 利用本数が少ないとレンタル料がかかる

クリクラFitは、RO膜(逆浸透膜)で不純物をろ過した水にミネラルを加えた、クセの少ない軟水が届く宅配型サーバーです。ミネラル分が控えめなので、猫の飲み水としても与えやすい水質といえます。

猫のいる家庭で心強いのが、毎年サーバー本体をまるごと交換してくれるメンテナンス体制です。猫の毛やホコリが入り込みやすい家庭でも、内部の汚れを気にせず使い続けられます。チャイルドロックは温水に標準装備で、冷水コックにも取り付けられるので、レバーを押して遊ぶ猫がいる家庭は冷水側もロックしておくと安心です。

ボトルは上置きなので交換時には12Lボトルを持ち上げる必要がありますが、幅24.5cmのスリム設計で置き場所を選びません。ボトルを隠せるカバー付きタイプなら、猫がボトルにじゃれつくのも防げます。料金は12Lボトル1本1,620円〜とあんしんサポートパック月460円です。

4位:ワンウェイウォーター smartプラス|下置きボトルで重い交換がなく転倒リスクも低い

ワンウェイウォーター smartプラス

水の種類 プラスプレミアム/天然水(富士の銘水「彩」・京の湧水・天寿の水)
水代(税込) プラスプレミアム12L 1,350円/天然水12L 2,052円
注文の条件 プラスプレミアムは月3本以上・2本単位/天然水は月2本から
サーバーレンタル料 無料
初期費用 初回出荷手数料1,100円
温度設定 冷水6〜10℃/温水80〜90℃
ロック機能 温水・冷水のチャイルドロック
衛生機能 Wクリーン機能(クリーンエア・クリーンサイクル)
電気代目安 約474円/月(エコモード使用時)
サイズ・重さ 幅30×奥行34×高さ110cm・約20kg
規定利用期間 2年
メリット
  • 足元ボタンで出せるボトル下置き式で、低重心で倒れにくい
  • 温水・冷水どちらにもチャイルドロックがある
  • 12L 1,350円〜と水代を抑えやすい
  • 初回出荷手数料が1,100円と安め
デメリット
  • 常温水は出せない
  • プラスプレミアムは月3本以上の注文が必要
  • 規定利用期間が2年ある

ワンウェイウォーター smartプラスは、足元にボトルをセットする下置き式のサーバーです。重い12Lボトルを持ち上げずに交換でき、本体の重心が低いので猫がぶつかっても倒れにくいのが魅力。温水だけでなく冷水にもチャイルドロックがあるので、レバーで遊んで水浸しにされる心配も抑えられます。

内部の空気や水をきれいに保つWクリーン機能を搭載しているため、定期メンテナンスは不要です。水はコスパ重視の「プラスプレミアム」なら12L 1,350円、天然水なら12L 2,052円から選べます。常温水は出せないので、猫の器に入れるときは冷水を少し置いてからにしましょう。

5位:プレミアムウォーター famfit2|キャップ上向きのまま足元にセットできる下置きモデル

プレミアムウォーター famfit2

水の種類 天然水
月額料金(税込・ボトル2本/月) もっとPREMIUMプラン4,190円〜/famfit購入プラン3,866円〜/PREMIUM WATER MOM CLUB 3,866円〜
サーバー代 もっとPREMIUM・MOM CLUBはレンタル料0円/購入プランは特別割で実質0円
温度設定 冷水約6℃/温水約80℃/再加熱約90℃
ロック機能 温水チャイルドロック(3秒長押しで解除)・ALLロックスイッチ
電気代目安 約669円/月(エコモード時約583円)
サイズ 幅27.1×奥行37×高さ116.2cm(出水口までの高さ90.4cm)
最低利用期間 もっとPREMIUM・MOM CLUBは5年/購入プランはなし
停電時 非常用コック付属
メリット
  • キャップを上向きのまま足元にセットでき、交換がラク
  • ALLロックスイッチで猫のいたずらを防げる
  • 出水口が高い位置にあり、猫が舐めにくい
  • 非常用コック付きで停電時も水を出せる
デメリット
  • 常温水は出せない
  • レンタル系のプランは最低利用期間が5年と長い
  • 電気代は宅配型の中ではやや高め

プレミアムウォーター famfit2は、ボトルのキャップを上向きのまま足元にセットできる下置きモデルです。ボトルの重さが本体の下部にかかるので安定感があり、猫が飛びついても倒れにくい設計。出水口までの高さが90.4cmと高めなので、猫が出水口を舐めにくいのも衛生面のメリットです。

温水はチャイルドロック(3秒長押しで解除)が標準で、さらにALLロックスイッチで操作全体をロックできます。冷水はロックフリーの設定なので、猫が届く場所に置くならALLロックを活用しましょう。非常用コックが付属しているので、停電時にもボトルの水を出せます。

料金はプランで変わり、サーバーを購入する「famfit購入プラン」なら最低利用期間なしで月3,866円〜。レンタルの「もっとPREMIUMプラン」は月4,190円〜で最低利用期間は5年です。常温水は出せないので、猫用には冷水を少し置いてから与えてください。

6位:アクアクララ アクアスリム|長く続くブランドでサポートが手厚く初めてでも安心

アクアクララ アクアスリム

水の種類 RO水(ミネラルを加えた軟水)
水代(税込) 12Lボトル1本1,728円(2年割プランは1,620円)
あんしんサポート料 月1,100円
温度設定 冷水5〜12℃/温水80〜90℃
ロック機能 温水チャイルドロック標準装備
メンテナンス 2年ごとに専門スタッフがメンテナンス
サイズ・重さ 幅27.5×奥行31.3×高さ96.6cm・16kg
注文ノルマ なし
設置費用 無料
メリット
  • 注文ノルマがなく、自分のペースで注文できる
  • 2年ごとに専門スタッフがメンテナンスしてくれる
  • RO水ベースの軟水で、猫にも与えやすい
  • 高さ96.6cmと低めで圧迫感が少ない
デメリット
  • ボトルが上置きで、交換時に持ち上げる必要がある
  • あんしんサポート料が月1,100円かかる
  • 常温水は出せない

アクアクララ アクアスリムは、宅配水の老舗ブランド・アクアクララのスタンダードモデルです。2年ごとに専門スタッフがメンテナンスに来てくれるので、猫の毛やホコリで内部の汚れが気になる家庭でも安心して使えます。注文ノルマがないため、水の消費量が月によってばらつく家庭にも向いています。

水はRO膜でろ過した水にミネラルを加えた軟水で、猫の飲み水にも使いやすい水質です。温水にはチャイルドロックが標準装備されています。ボトルは上置きなので、設置するなら猫が飛び乗りにくい壁ぎわを選び、転倒防止の対策もあわせて行いましょう。

料金は12Lボトル1本1,728円(2年割プランなら1,620円)と、あんしんサポート料の月1,100円です。

7位:コスモウォーター smartプラス にゃんモデル|定番のsmartプラスでもにゃんモデルが選べる

コスモウォーター smartプラス にゃんモデル

水の種類 天然水(静岡・京都・大分の3つの採水地から選べる)
水代(税込) 月額4,320円〜(12Lボトル2本・24L/月)
サーバーレンタル料 無料
初期費用 出荷手数料3,300円(初回のみ)
温度設定 冷水6〜10℃/温水80〜90℃
ロック機能 3段階のチャイルドロック(猫モチーフのロックキー)
カラー ホワイト・ブラック
電気代目安 約709円/月(エコモード1日2回使用時)
サイズ・重さ 幅30×奥行34×高さ110cm・20kg
契約期間 2年
メリット
  • 猫モチーフのデザインを、Nextより安い出荷手数料で選べる
  • 足元ボトル交換で低重心、倒れにくい
  • 3段階のチャイルドロックでいたずら対策ができる
  • 契約期間が2年とNextより短い
デメリット
  • 冷水の温度調整機能はなく、常温水も出せない
  • 電気代はNextより高め
  • カラーはホワイトとブラックの2色のみ

コスモウォーター smartプラス にゃんモデルは、定番のsmartプラスに猫モチーフのデザインを取り入れたモデルです。幅30cmのコンパクトな本体に足元ボトル交換の仕組みを備え、3段階のチャイルドロックで猫のいたずらにも対応できます。

1位のNext版と比べると、冷水の温度を切り替える機能やUSB充電ポートはありませんが、そのぶん出荷手数料が3,300円、契約期間が2年と始めやすい条件です。猫モチーフのデザインは欲しいけれど、機能はシンプルでいいという人に向いています。駆動音を従来製品より約30%抑えた静音設計なので、音に敏感な猫がいる家庭にも置きやすいでしょう。

猫にあげてよい水の選び方|軟水がおすすめな理由

ウォーターサーバーを選ぶ前に知っておきたいのが、猫に合う水の条件です。人にとっておいしい水でも、猫にとっては負担になる場合があります。ここでは硬度・pH・水の種類の3つの観点から、猫にあげてよい水の選び方を解説します。

軟水と硬水の違いと猫への影響

水の硬度は、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で決まります。WHOの基準では、硬度60mg/L未満が軟水、120mg/L以上が硬水とされ、日本の水道水や国内の天然水の多くは軟水です。

猫の飲み水に軟水がすすめられるのは、マグネシウムやカルシウムを多く含む硬水を毎日飲むと、尿路結石のリスクにつながるおそれがあるとされているからです。猫はもともと水をあまり飲まない動物で、尿が濃くなりやすい体質。そこにミネラルの多い水が加わると、尿の中で結晶ができやすくなると考えられています。

ウォーターサーバーの水を選ぶときは、公式サイトで硬度を確認し、硬度60mg/L未満の軟水を目安にしましょう。浄水型は元の水道水とほぼ同じ硬度になり、RO水はミネラルが控えめな軟水なので、どちらも選びやすい水です。

pHは中性を選ぶ(アルカリイオン水は避ける)

pHは水の酸性・アルカリ性を表す値で、7が中性です。猫に多いストルバイト結石は、尿がアルカリ性に傾くとできやすいとされているため、アルカリイオン水のようにpHが高い水を毎日の飲み水にするのは避けたほうが無難です。

天然水の中には、pH7.5〜8前後の弱アルカリ性のものもあります。弱アルカリ性の天然水がすぐに問題になるわけではありませんが、結石の治療中や療法食を食べている猫は、獣医師に相談してから使うと安心です。

天然水・RO水・浄水の違い

ウォーターサーバーの水は、大きく3種類に分けられます。それぞれの特徴と、猫との相性を整理しておきましょう。

水の種類 特徴 猫との相性
天然水 特定の水源の地下水を、ミネラルを残したままボトル詰め 軟水なら与えやすい。硬度・pHは要確認
RO水 RO膜で不純物をほぼ取り除き、少量のミネラルを加えた水 ミネラルが控えめで与えやすい
浄水 水道水から塩素やにおい、有害物質をフィルターで除去 水道水と同等の軟水で、においが少なく飲みやすい

どの水も猫に与えられますが、水の量を気にせず頻繁に取り替えたいなら浄水型、災害時の備蓄も兼ねたいなら宅配型という選び方がわかりやすいでしょう。

水素水やバナジウム天然水は猫にあげてもいい?

水素水やバナジウムを含む天然水を、猫の健康のためにわざわざ選ぶ必要はありません。猫に対する健康効果が確かめられているわけではないので、特別な水を選ぶより、新鮮な軟水をいつでも飲める状態にしておくことのほうが大切です。

バナジウムを含む天然水は、硬度の低い軟水であれば猫に与えても大きな問題はないと考えられます。気になる場合は、かかりつけの獣医師に相談してから与えましょう。

猫がいる家庭のウォーターサーバーの選び方

猫がいる家庭では、人だけの家庭とは違う視点でウォーターサーバーを選ぶ必要があります。いたずらや転倒への備え、猫が飲みやすい水温、お手入れのしやすさなど、5つのポイントを押さえておきましょう。

チャイルドロックで出水・お湯のいたずらを防ぐ

猫は好奇心が強く、レバーやボタンを前足で押して遊ぶことがあります。温水が出てしまうとやけどの危険があるので、温水のチャイルドロックは必須です。さらに、冷水も含めたすべての操作をロックできる機種なら、留守中に床が水浸しになるトラブルも防げます。

東京都のウォーターサーバーの危害・危険情報では、子どもがチャイルドロックを解除してやけどをした事例が紹介されています。人の子どもでさえ解除できることがあるので、猫の場合もロックだけに頼らず、置き場所の工夫と組み合わせることが大切です。

温水ロックのみ やけどは防げるが、冷水のいたずらは防げない
全操作ロック(完全ロック・ALL LOCK) 冷水も含めて出水を止められ、猫のいる家庭に最適
冷水ロックを後付けできる機種 必要に応じて冷水側もロックできる

ボトル下置きや低重心で倒れにくい機種を選ぶ

宅配型ウォーターサーバーは、12Lボトルを本体の上に載せる上置き型だと重心が高くなり、猫が飛び乗ったときに倒れるおそれがあります。ボトルを足元にセットする下置き型は重心が低く、倒れにくいのが利点です。ボトルが本体に隠れるタイプなら、猫がボトルにじゃれついたり爪を立てたりする心配もありません。

浄水型は給水タンクが本体の上部にありますが、水量は4〜6L前後とボトルより軽いので、宅配型の上置き型より重心は低めです。

常温水・弱冷水が出せるか確認する

猫は冷たすぎる水を好まないことが多く、冷水をそのまま与えると飲む量が減ってしまうこともあります。常温水が出せる機種や、冷水の温度を上げられる機種なら、すぐに飲みやすい温度の水を用意できます。

浄水型はエブリィフレシャス tall、ピュアライフ L、putio、flows、Locca Smart、ガーディアンのすべてが常温水に対応。宅配型ではフレシャス Slatが常温水を出せ、smartプラスNextは冷水を最大20℃まで上げられます。

浄水型か宅配型かを水の量と手間で選ぶ

浄水型と宅配型のどちらを選ぶかは、水を使う量と、手間をかけられるかで決めるのがおすすめです。

項目 浄水型 宅配型
料金 月3,000〜4,000円台の定額で使い放題 使った本数に応じて水代がかかる
手間 タンクに水道水を注ぐ(直結型は不要) ボトルの受け取り・交換・保管が必要
災害への備え 断水すると使えない 未開封ボトルを備蓄できる
向いている家庭 多頭飼い・水をたくさん使う家庭 天然水を飲みたい・防災を重視する家庭

猫の器の水を1日に何度も替えたい家庭は、使い放題の浄水型が気兼ねなく使えます。人気の機種を幅広く比べたい人は、ウォーターサーバーおすすめランキングもあわせてチェックしてみてください。

毛やホコリの入りにくさとお手入れのしやすさ

猫のいる家庭では、抜け毛やホコリが給水タンクや出水口に入り込みやすくなります。UV殺菌や自動クリーン機能がある機種、定期的にサーバーごと交換してくれるサービスを選ぶと、内部を清潔に保ちやすくなります。

給水タンク式の浄水型は、タンクを取り外して洗えるかどうかもチェックポイント。タンクのふたがしっかり閉まる構造なら、毛が入りにくく安心です。出水口や受け皿は、猫の毛が付きやすいので週に1回程度は拭き掃除をしましょう。

猫にウォーターサーバーの水をあげるときの注意点

ウォーターサーバーの水は猫にも安心して使えますが、与え方を間違えると猫が水を飲まなくなったり、体調の変化に気づけなかったりすることもあります。毎日の習慣として、次の4つを意識しておきましょう。

冷水ではなく常温にしてからあげる

ウォーターサーバーの冷水は5〜10℃前後で、猫にとっては冷たすぎることがあります。冷たい水を一度にたくさん飲むと、お腹をこわすこともあるので注意しましょう。常温水を使うか、冷水を器に入れて少し置いてから与えるのが基本です。

冬場は、常温水に温水を少し足してぬるま湯(人肌程度)にすると、飲む量が増える猫もいます。温水を混ぜるときは、必ず指で温度を確かめてから器を置いてください。

容器の水はこまめに取り替える

ウォーターサーバーの水がきれいでも、器に注いだあとは時間とともにホコリや毛、唾液が混ざって汚れていきます。器の水は1日に2〜3回取り替え、器も毎日洗う習慣をつけましょう。

浄水型の定額制なら水をいくら使っても料金が変わらないので、気兼ねなく水を替えられます。新鮮な水は猫の飲む量を増やすことにもつながります。

飲む量や排尿の回数の変化に気をつける

猫が急に水をたくさん飲むようになった、トイレの回数が増えた、あるいは逆に減ったといった変化は、腎臓病や糖尿病、尿路の病気などのサインであることがあります。ウォーターサーバーで給水量を把握しやすくなるので、毎日の飲水量と排尿の様子をチェックする習慣をつけると、体調の変化に早く気づけます。

器に入れる量を決めておき、残った量から1日に飲んだ量をざっくり記録しておくと便利です。気になる変化があれば、早めに動物病院を受診しましょう。

持病がある猫は獣医師に相談する

尿路結石や腎臓病などの持病がある猫、療法食を食べている猫は、水の種類によって影響が出る場合もあります。ウォーターサーバーの水に切り替える前に、かかりつけの獣医師に相談しておくと安心です。

相談するときは、使う予定の水の種類(天然水・RO水・浄水)と、硬度・pHを伝えるとスムーズです。各社の公式サイトで水質の情報を確認しておきましょう。

猫のいたずらからウォーターサーバーを守る設置のコツ

猫のいる家庭では、ウォーターサーバーの機能だけでなく、置き方の工夫も欠かせません。ちょっとした対策で、いたずらや転倒、感電などのトラブルを大きく減らせます。

電源コードをカバーで保護して噛まれないようにする

猫が電源コードを噛むと、感電やショートの危険があります。市販のコードカバーやケーブルモールでコードを覆い、壁ぎわに沿わせて固定しておきましょう。コンセント部分にはホコリがたまりやすく、トラッキング火災の原因になることもあるので、定期的に掃除するのも大切です。

サーバーの背面には放熱用の金網などがあることも多いので、猫が背面に入り込めないよう、壁との隙間は狭めにしておくと安心です。

出水口やレバーを舐められないようにする

猫が出水口を直接舐めると、雑菌が付着して内部の衛生状態が悪くなる原因になります。出水口の高さが高い機種を選ぶ、使わないときは出水口カバーを付ける、といった対策が有効です。

レバー式の機種は猫が前足で押しやすいので、ボタン式で全操作ロックができる機種のほうがいたずらには強いといえます。

転倒防止ワイヤーや壁ぎわ設置で倒れないようにする

ウォーターサーバーが倒れると、猫がけがをしたり、温水がこぼれてやけどをしたりするおそれがあります。壁ぎわに設置し、転倒防止ワイヤーやベルトで壁と固定しておきましょう。転倒防止グッズを用意しているメーカーもあります。

卓上型の場合は、猫が飛び乗れない高さの棚や、滑り止めマットを敷いた安定した台に置くのがポイントです。

猫の通り道や窓ぎわを避けて置き場所を決める

猫がよく走り回る通路や、キャットタワーのすぐ横は、ぶつかったり飛び乗ったりしやすい場所です。また、窓ぎわは直射日光で本体内部の水温が上がり、雑菌が繁殖しやすくなります。直射日光が当たらず、猫の動線から外れた壁ぎわが理想的な置き場所です。

猫が水を飲まないときに試したい飲水量アップの工夫

猫はもともと砂漠で暮らしていた動物の子孫で、あまり水を飲まない傾向があります。飲水量が少ない状態が続くと尿が濃くなり、尿路の病気のリスクが高まるともいわれます。猫が水を飲まないときに試したい工夫を紹介します。

猫に必要な1日の飲水量の目安

健康な猫に必要な水分量は、1日に体重1kgあたり約50mlが目安とされています。体重4kgの猫なら約200mlです。ただし、この量にはフードに含まれる水分も含まれるので、ウェットフード中心の猫は器から飲む量が少なくても問題ないことがあります。

体重3kg 約150ml/日
体重4kg 約200ml/日
体重5kg 約250ml/日
体重6kg 約300ml/日

※フードに含まれる水分も含めた目安です。年齢・体調・季節によって変わります。

器の素材・大きさ・置き場所を変えてみる

猫はひげが器のふちに当たるのを嫌うことがあるので、口が広く浅めの器を試してみましょう。プラスチックのにおいを嫌う猫もいるため、陶器やステンレス、ガラスの器に変えると飲むようになることもあります。

また、器を家の中の数か所に分けて置くと、通りがかりに飲む回数が増えます。トイレやフードの器のすぐ近くは避け、静かで落ち着ける場所に置くのがコツです。

流れる水を好む猫には給水器と組み合わせる

蛇口から出る水を飲みたがる猫は、流れる水を好むタイプです。そんな猫には、循環式の自動給水器を使うのもひとつの方法。ウォーターサーバーの常温水を給水器に入れて使えば、においの少ない新鮮な水を流れる状態で用意できます。

給水器はフィルターやポンプにぬめりがたまりやすいので、取扱説明書に沿ってこまめに洗いましょう。

ウェットフードやぬるま湯で水分を補う

器から水を飲む量を増やすのが難しい場合は、食事から水分をとる方法もあります。ドライフードの一部をウェットフードに置き換えたり、ドライフードをぬるま湯でふやかしたりすると、自然に水分摂取量を増やせます。

ウォーターサーバーの温水を使えば、ぬるま湯もすぐに用意できます。温水は必ず冷まして、人肌程度の温度にしてからフードにかけてください。フードの切り替えは、猫の体調を見ながら少しずつ進めましょう。

ペットと暮らす家ならではのウォーターサーバーの便利な使い方

ウォーターサーバーは、猫の飲み水を用意するだけでなく、ペットと暮らす毎日のさまざまな場面で役立ちます。ここでは、飼い主さんの暮らしがラクになる便利な使い方を紹介します。

停電・断水時の猫の飲み水を備蓄できる

災害時には、人だけでなくペットの飲み水も必要になります。環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」では、飼い主自身がペットのための備えをしておくことの大切さが示されており、ペット用の水やフードは少なくとも5日分、できれば7日分以上の備蓄がすすめられています。

宅配型ウォーターサーバーなら、未開封のボトルをそのまま備蓄水として使えるので、日常的に使いながら自然に備えられます。停電時でも水が出せる機種(クリクラFitの常温水、famfit2の非常用コック、smartプラスNextの非常用電源ユニット接続など)を選んでおくと、いざというときも安心です。浄水型の場合は断水すると使えないので、別途ペットボトルの水を備えておきましょう。

お湯でフードをふやかす・食器を洗うのにも使える

子猫やシニア猫のドライフードをふやかすときにも、ウォーターサーバーのお湯が役立ちます。やかんでお湯を沸かす手間がなく、必要な量だけすぐに使えるので便利です。白湯(約55℃)が出せるLocca Smartなど、温度を選べる機種なら、冷ます時間も短くて済みます。

また、猫の器を洗った後のすすぎに使ったり、ペット用の哺乳瓶を洗ったりと、ちょっとした場面でも活躍します。

重い水の買い出しがなくなり飼い主もラクになる

猫用にペットボトルの水を買っている家庭では、毎回の買い出しがかなりの負担になります。ウォーターサーバーなら、浄水型は水道水を注ぐだけ、宅配型は自宅まで届けてもらえるので、重い水を運ぶ手間がなくなります。

猫砂やキャットフードなどのかさばる日用品も、まとめて届けてもらえると飼い主さんの負担はさらに軽くなります。普段の買い物を見直したい人は、ネットスーパーおすすめ12選もあわせて参考にしてみてください。

ウォーターサーバーと猫に関するよくある質問

最後に、猫と暮らす家庭でウォーターサーバーを検討している人からよく寄せられる質問にお答えします。

猫にウォーターサーバーのお湯を冷ましてあげてもいい?

はい、問題ありません。ウォーターサーバーのお湯は、もとは同じ水を加熱しただけなので、しっかり冷ませば猫に与えても大丈夫です。冬場に常温水へ少し足してぬるま湯にすると、飲む量が増える猫もいます。与える前には、必ず指で温度を確かめてください。

子猫やシニア猫にもウォーターサーバーの水をあげていい?

軟水であれば、子猫やシニア猫にも与えられます。ただし、子猫や高齢の猫は体温調節や消化の機能が弱いため、冷たすぎる水は避け、常温かぬるま湯で与えるのがおすすめです。腎臓病など持病のあるシニア猫は、かかりつけの獣医師に相談してから切り替えましょう。

猫用の給水器(自動給水器)とウォーターサーバーはどう違う?

猫用の給水器は、器の水を循環させて猫が飲みやすい状態にする道具で、水そのものをきれいにしたり冷やしたりする機能はありません。一方、ウォーターサーバーは水道水をろ過したり、天然水を届けたりして、飲み水そのものを用意する機器です。

両者は役割が違うので、ウォーターサーバーの常温水を給水器に入れて使うのがおすすめの組み合わせです。

犬と猫を一緒に飼っていても同じ水をあげていい?

はい、軟水であれば犬と猫で同じ水を与えて問題ありません。ただし、器は共有せずに分けたほうが衛生的です。犬は猫よりも水をたくさん飲む傾向があるので、水の消費量が多い多頭飼いの家庭では、定額で使い放題の浄水型が向いています。

浄水型と宅配型、猫のいる家庭ではどちらが安い?

月に24L以上の水を使う家庭なら、多くの場合は浄水型のほうが安くなります。浄水型は月3,000〜4,000円台の定額(水道代は別)で使い放題なのに対し、宅配型は12Lボトル1本あたり1,300〜2,200円ほどかかり、使った分だけ水代が増えるからです。

ただし宅配型には、未開封ボトルを災害時の備蓄に回せるというメリットがあります。コスト重視なら浄水型、防災も重視するなら宅配型と考えるとよいでしょう。

ウォーターサーバーをやめた方がいいのはどんな家庭?

水をほとんど使わない家庭や、引っ越しの予定が近い家庭は、契約期間内の解約で解約金がかかる場合があるので慎重に検討しましょう。国民生活センターも、レンタル無料をうたうウォーターサーバーでも実際は水の定期購入契約で、期間内の解約で高額な解約料がかかるケースがあるとして、契約内容や解約条件をよく確認するよう呼びかけています。

また、猫がどうしてもサーバーで遊んでしまい、ロックや設置の工夫でも防げない場合は、水道直結の卓上型を猫が入れない場所に置くなどの方法を検討しましょう。

まとめ|猫にも飼い主にもやさしいウォーターサーバーを選ぼう

ウォーターサーバーの水は、軟水を選び、常温にしてから与え、器の水をこまめに取り替えるという基本を守れば、猫にも安心して使えます。猫のいる家庭では、全操作ロックや下置きボトルなど、いたずらと転倒に強い機種を選ぶのがポイントです。

猫と暮らす家のウォーターサーバー選びのポイント
  • 飲み水を気兼ねなく替えたいなら、常温水が出る浄水型のエブリィフレシャス tall
  • まずは縛りなしで試したいなら、ウォータースタンド ピュアライフ L
  • 猫好きのデザインと防災の備えを両立したいなら、コスモウォーター smartプラスNext にゃんモデル
  • 倒れにくさと常温水を重視するなら、フレシャス Slat

猫は言葉で不調を伝えられないからこそ、毎日の飲み水を整えてあげることが健康を守る第一歩になります。猫の性格や暮らし方に合った1台を選んで、猫にも飼い主さんにもやさしい毎日を始めてみてください。

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